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ビクトリアの人気『語学学校』ランキング【厳選7校を徹底比較】


ビクトリアはカナダ西部に位置するバンクーバー島にある街です。カナダの中でも1年を通してすごしやすい気候で、町並みはヨーロッパのような雰囲気でレンガつくりの素敵な建物が多くあります。

 

花の都とよばれるくらい花がいたるところ咲いている美しい街です。休みの日にビーチを散歩したり歴史ある教会などめぐってみるのもおすすめです。

 

飛行機で30分ほどで行けるバンクーバーよりも留学生が少ないので集中して勉強したい人におすすめの街です。今回はビクトリアの語学学校でも人気のある8校を比較、紹介していきたいと思います。

私立語学学校 人気ランキング ベスト3

1位 Sprott Shaw Language College


カナダでも100年以上の歴史がある私立専門学校のグループに属するSprott Shaw Language College では基礎英語学習から進学向けやビジネス向けのプログラムが揃っています。

 

校内は英語オンリーポリシーで遅刻や出席日数にも厳しいので真剣に学びたい人におすすめの学校です。また、系列の専門学校へ進学することもできるので語学学習だけでなく専門的な学習もしたい人にも人気の学校になっています。

特徴①海外で働きたい人に強いプログラムが充実している

Sprott Shaw Language CollegeではESLの授業だけでなく、日本人が苦手とするディスカッションやプレゼンテーション力などを向上させるプログラムや北米でのビジネスで使える交渉術などを学べるプログラムがあるので社会人になってスキルアップしたい人にも人気があります。

特徴②放課後に無料で受けられるクラスやアクティビティが充実している

私立専門学校グループの語学学校らしく放課後に受けられる無料クラスには履歴書の添削などの現地で仕事を見つけるためのワークショップや、サッカーをしたりスポーツ観戦に行くなど留学生活を充実させるアクティビティがほぼ毎日行われています。

特徴③ビクトリア大学との提携がある

カナダの名門大学ビクトリア大学と提携があるので、編入制度を利用して進学をすることができます。最短で12週間のSSLC受講でビクトリア大学へ入校することができ、学校スタッフも大学申請をサポートしてくれます。

SSLC ビクトリア校の授業料

一般英語 20時間/週
期間直接申し込みラララ割引
1~11週間$ 315/週$ 315/週
12~23週間$ 300/週$ 300/週
24週間~$ 290/週$ 290/週

SSLC ビクトリア校(スプロット・ショー・ランゲージ・カレッジ)

2位 Global Village


ビクトリアにある語学学校の中でも豊富なプログラムで多くの留学生が通う人気の学校です。カナダの4都市とハワイにキャンパスがあり学校間で転校が可能なため、複数の都市に行きたい人にもおすすめの学校です。

 

日本語を話せるカウンセラーも在籍していて学習面だけでなく生活面のサポートも丁寧に行っているため、海外に慣れていない人でも安心して通うことのできる環境が整っています。

特徴①楽しく英語を学ぶプログラムが揃っている

Global Villageでは英語とあわせてカナダの自然や野生動物の保護活動をする団体や現地のNPOでボランティアをすることができるプログラムや、ヨガやファームステイが経験できるプログラムがあります。

 

楽しく学ぶという校風にあった個性のあるプログラムに参加して他では体験できない留学ができるのも特徴です。

特徴②アットホームな雰囲気の中でバランスよく英語が学べる

校内は各国籍が35%以上にならないように国籍の制限があり多国籍なクラスで学ぶことができます。生徒同士も仲良くなりやすい環境が整っており、放課後にアクティビティに参加したりラウンジで生徒同士ゲームなどができるようになっています。

 

基本のコースも4つのスキルがバランスよく組み込まれ少人数で行われているので、オリジナルの教材を使って短期間でも効果のある授業を受けることができます。

特徴③ILETSの公式テストセンター

一般英語コースの他に、IELTSやケンブリッジ等のテスト対策コースにも定評があります。学校がILETS公式テストセンターにもなっているのでいつもの校舎で、緊張することなくテストに挑むことができます。

グローバルビレッジの授業料

一般英語 20レッスン
期間直接申し込みラララ割引
1~3週間$ 290/週$ 290/週
4~7週間$ 276/週$ 276/週
8~11週間$ 261/週$ 261/週
12~15週間$ 247/週$ 247/週
16~23週間$ 232/週$ 232/週
24~35週間$ 224/週$ 224/週
36~52週間$ 218/週$ 218/週

グローバルビレッジ イングリッシュ センター ビクトリア校

3位 inlingua Victoria


ビクトリアのメインのエリアにあるキャンパスは海からも近く、屋上からはビクトリアハーバーを見渡すことができます。

 

学習面のサポートだけでなく、ホームステイやシェアハウスのサポートもしているので留学初心者の人にもおすすめの学校です。学校はスイスで設立され世界中に学校があり大手の企業をクライアントにも持っているグローバル校でもあります。

特徴①スピーキング重視で授業がおこなわれる

授業はオリジナルの教材が使われ、カンバセーションやロープレなどコミュニケーションを取りながら体を使って覚える授業が行われます。

 

話すことによってリスニング力を高め、文法やスペルの間違いは丁寧にフィードバックされるのでスピーキングをベースに英語全体のスキルを伸ばすことができます。英語だけでなく日本人が苦手とする相手に気持ちを伝える能力を伸ばすことができるのも特徴です。

特徴②カレッジに編入できるコースがある

inlingua ではカレッジへの入学準備としてレポートの書き方やプレゼンテーションの仕方、ノートの取り方などを学べるコースがあります。コース終了後にはCamosun Collegeなどの独自に提携しているカレッジに編入できるので将来的にカナダの大学を卒業したい人や移民したい人におすすめの学校です。

特徴③工夫された時間割構成

時間割をGrammar・Reading + Writing ・ Speaking + Listeningと細かく分けており、生徒の苦手にしっかりアプローチをする構成となっています。それと同時に得意科目をしっかり伸ばすことにもフォーカスできるので、総合的に英語力を伸ばすことができます。

インリングアの授業料

一般英語 フルタイム 25時間/週
期間直接申し込みラララ割引
1~4週間$ 375/週$ 337.5/週
5~12週間$ 355/週$ 319.5/週
13~23週間$ 345/週$ 310.5/週
24~週間$ 325/週$ 292.5/週

インリングア(ビクトリア校)

カレッジ・大学付属語学学校 人気ランキング ベスト4

1位 University Of Victoria


ビクトリア郊外にある校舎は自然に囲まれているので集中して語学を学びたい人にぴったりの学校です。校内の設備も整っていて図書館やプール、ジムなど教育の環境が整っています。

 

学校全体の約1割は留学生なので現地の大学生活を歴史ある校舎で体験することができるのも魅力的です。

特徴①Co-opプログラムに力をいれている

Co-opとは一定の期間に教室での授業を受けた後に現地の会社で有給で働くことができるプログラムです。Co-opで得た経験を就職活動にいかせるので留学生にとても人気のあるプログラムでもあります。

 

信頼できる企業に生徒の斡旋を行っていて、Co-op後もやる気があれば企業からのオファーでそのまま就職することもできます。

特徴②現地の学生たちと同じ授業を受けることができるプログラムがある

大学が定めた英語レベルを超えたら現地の学生が学んでいるビジネスを学ぶクラスを12週間受講することできます。また、このコースの後に無給で現地の企業にインターンシップをすることができるので留学生からとても人気があります。

特徴③滞在先コーディネータが在中している

ホームステイがメインではありますが、希望があれば学生寮の手配も可能です。大学まで通学のしやすい家庭を手配、空港送迎も全てホストファミリーが行ってくれるので、生徒がファミリーに溶け込みやす環境を提供しくれます。

ビクトリア大学イングリッシュランゲージセンターの授業料

一般英語 インテンシブ
期間直接申し込みラララ割引
9週間$ 3,450$ 3,450
12週間$ 3,700$ 3,700

ビクトリア大学イングリッシュランゲージセンター

2位 Camosun College


ビクトリアのあるBC州で一番大きな公立カレッジであるCamosun Collegeでは、大学編入プログラムやCo-opプログラム、提携校とのエクスチェンジなど留学生向けのプログラムが充実しています。

 

短期でツアリズムやホスピタリティ、エンジニアリングなども学べ進学だけでなく就職にも強い学校です。

特徴①就職に有利なプログラムが豊富に揃っている

Camosun Collegeでは現地の企業で働けるCo-opプログラム専門知識を学ぶことのできるコースが揃っています。また、ワークショップやキャリアイベントなどが多くあり1対1で履歴書の書き方や面接のロールプレなどをしてくれるので現地で働きたい人にはおすすめの学校です。

特徴②カナダ、アメリカの大学に進学できるトランスファープログラムがある

Camosun Collegeで大学トランスファーに必要な単位を取ることでその後BC州でも人気の大学に編入し学位を取得することができ留学生にとても人気があります。

 

プログラムの豊富さや、環境が整っているので他のカレッジと比べても大学への編入率が高いのもおすすめのポイントです。

特徴③留学生用のオフィスがある

広大な敷地だからこそ設置できるサポートオフィスで、進学のアドバイスやハウジング(ホームステイや学生寮)、ビザや永住に関するイミグレーションの相談が可能です。またプライベートな相談から今後のキャリア、文化的なことまで様々な内容にスタッフが対応してくれます。

カモーソン・カレッジの授業料

一般英語
期間直接申し込みラララ割引
16週間$ 5,000$ 5,000

カモーソン・カレッジ

3位 Vancouver Island University


ビクトリアのあるバンクーバー島のナナイモという街にあるVancouver Island Universityは広大な敷地に生徒の学生生活を充実させる施設が揃っているので、留学中も集中して学業に励むことができます。

 

また同じ敷地内に付属の高校も併設しているので現地の高校卒業のディプロマを取得できるプログラムもあります。他のカレッジと比べて学費もリーズナブルなのでカナダで大学資格を取りたい方におすすめです。

特徴①大学で学んだあとにワークビザを申請できるプログラムがある

Vancouver Island Universityでは2年間英語とホスピタリティや航空業界などの専門的な授業を受けた後にカナダでフルタイムで働くことのできるワークビザを申請することができます。

 

また、この授業は少人数で実践的に学ぶことができので卒業後に就職しても即戦力として働くことができます。

特徴②留学生へのサポートがしっかりしている

世界各国からくる留学生向けにPeer Helperと呼ばれる先輩留学生から学期が始まる時からさまざまなオリエンテーションのサポートがあります。VIUでは、留学生のケアがとてもしっかりしているので初めての留学で不安な生徒でも通いやすい学校で人気があります。

特徴③充実した施設の提供

キャンパスの規模は約110acとなっており、留学生がより充実した学校生活が送れるような施設が立てられています。約300席ある劇場、図書館、本屋、フィットネス施設、アオートや音楽のスタジオ等授業の一環として使用できる部屋から、カフェテリアやキャリアセンター等もあります。

バンクーバーアイランド大学付属語学学校の授業料

Language Foundations
期間直接申し込みラララ割引
6週間$ 2,550$ 2,550
13週間$ 5,100$ 5,100

バンクーバーアイランド大学付属語学学校

4位 Royal Roads University


ビクトリア郊外にありビーチにも近いRoyal Roads Universityでは、映画の撮影にも使用されたことのある美しいキャンパスで学ぶことができます。

 

また敷地内には図書館、ジムや学生寮など学生生活に必要な設備が揃っています。プログラムの種類も多く、カナダの大学卒業のサティフィケートを取得できるものから就職に強いディプロマを取得できるものなどがあり、卒業後もカナダで働きたい人にはおすすめの学校です。

特徴①英語初級レベルからでも大学にトランスファーできるプログラムがある

Royal Roads Universityでは専門学校であるEaton Collegeで英語を学んでからのトランスファーができるようになっています。

 

初級レベルの英語でも専門学校で基礎を学んでから大学本科に編入できるため費用を抑えられ最短で3年ほどで大学卒業できるため、卒業後にカナダで就職したり移民申請をする人にはおすすめのプログラムになります。

特徴②希望にあわせたフレキシブルなプログラムが豊富

留学生向けのプログラムにはカナダの大学卒業や大学院卒業のサティフィケートを得るために最適なものや修了書がもらえるビジネスむけのプログラムが多いため、一度社会人を経験した人たちからも人気があります。

 

また、プログラムによっては他の大学よりも短期で卒業できるものが多いのも特徴です。

特徴③英語コースの生徒も質が非常に高い

カレッジや大学付属は初級レベルの英語であっても入校を受け入れてくれる学校が多いですが、Royal Roadsは英語コースでもIELTS4.5以上と定められています。英語コースあっても英語力の高い学生が集まっているので、刺激を受けながら受講することができます。

ロイヤルローズ大学付属語学学校の授業料

進学英語
期間直接申し込みラララ割引
10週間$ 7,170$ 7,170

ロイヤルローズ大学付属語学学校

まとめ

自然と町並みが美しく気候も住みやすいビクトリアで人気の語学学校を紹介しました。どの学校も留学生へのサポートとケアがしっかりしているので安心して楽しい留学生活が送れると思います。

 

カナダの中でもフレンドリーな人が多く、教育に整った学校が揃っているので初めての留学先にもおすすめの街です!

Yuri Kondo

幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

カウンセラーに質問

ビクトリア留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

ビクトリアはカナダ西海岸に位置する人口40万人程度の比較的小さな街ですが、そんなビクトリアはカナダの留学先として大変人気の都市です。

 

美しい街並みやイギリスの伝統的文化を感じられる点などが特徴的ですが、そんなビクトリア留学が人気の理由、そのメリット・デメリットなどをまとめましたのでビクトリア留学をご検討されている方はぜひご覧ください。

ビクトリアの基本情報

ビクトリアの面積と人口

カナダ西海岸に位置するビクトリアは、ブリティッシュコロンビア州の州都で、約40万人の人々が暮らす都市です。カナダを代表する大都市であるバンクーバーに比べると小規模な街であるものの、国内の主要な政治機能が集まる重要都市でもあります。

 

ビクトリアの面積は20平方キロメートルほどで、日本でいえば調布市よりやや小さい程度です。

ビクトリアの地区・エリア情報

ビクトリアの特徴は、なんといっても英国を思わせるブリティッシュ調の街並みです。この街はかつてイギリスの植民地であったため、現在も英国文化が色濃く残っているのです。

 

ビクトリアは温暖な気候で過ごしやすく、季節ごとに美しい花が咲き誇る自然に恵まれた街として、人気が高まっています。

ビクトリアの物価

まず前提として、カナダは日本に比べて物価が高い国です。とくにバンクーバーやトロントなどの大都市は、観光客だけでなく移民も増えており、物価が上昇傾向にあります。

 

ビクトリアについてもやはり物価は高めですが、これらの大都市よりは落ちついた物価相場といえるでしょう。

 

注意点としてはチップです。カナダではチップは「マナー」とされているため、「サービスが良かったから今回は払おう」といったものではなく、サービスのたびに渡すことが前提とされるものです。

 

レストランでは会計の15〜20%、ホテルでポーターに荷物を運んでもらう場合、荷物ひとつあたり1〜3ドル、タクシーでは料金の10〜15%のチップが相場といわれています。

 

また、家賃も比較的高い傾向にありますから、留学当初はホームステイの方も、英語での生活に慣れてきたらルームシェアを検討するといった工夫が必要かもしれません。

留学生が語る!カナダ留学の生活費と物価の実際と節約方法!

ビクトリアの時差

ビクトリアと日本の時差は16時間あります。カナダ渡航の際に気をつけたいのは「サマータイム」です。カナダはじめ北米では、日の出時間が早まる3〜11月に1時間ほど時計の針を時間を早めることになっています。

 

「時差16時間」というのはこのサマータイムの間のものですので、12〜2月の冬時間には時差が17時間に伸びることになります。

カナダには6つの時間帯がある!主要12都市の日本との時差一覧。

ビクトリアの気候

寒いイメージの強いカナダですが、その中でビクトリアは、年間を通して温暖な気候の街です。夏場でも最高で30度、真冬の季節も3度ほどで氷点下まで下がることはほぼありません。日本と同じ感覚で過ごせるので、留学生もストレスなく暮らすことができるのです。

カナダの気候を都市別に比較!カナダ留学に適した都市は?

ビクトリアの公用語

カナダでは、英語とフランス語の2つが公用語として使われています。これは、かつてこの国がイギリス・フランスそれぞれの植民地だったことに根ざしています。ビクトリアはイギリス領だったことから、現在でも英語が中心に話されている街です。

 

一方、ケベック州などはフランス領だったために今でも90%以上の家庭でフランス語が使われるなど、地域ごとに異なる特色を持っています。

日本からビクトリアへの移動

ビクトリアは、日本からのアクセスに難があります。ビクトリアへの直行便がないため、基本的にはバンクーバーを経由して向かうことになります。待ち時間を含めると、日本からビクトリアまで10時間以上は見ておきましょう。

 

片道10時間となると、なかなか一時帰国することも難しくなります。見方を変えると、距離的に日本から遠ざかることで、英語の勉強に集中しやすくなるともいえますね。

ビクトリア留学が人気の理由

人気の理由(1)小規模な街で暮らしやすい

小規模な都市ビクトリアは、市内にかぎれば人口7万人ほどと非常にコンパクトです。小さなエリアですので、移動範囲も広範にならず、バスを中心とした公共の移動手段だけで不便なく生活ができます。

 

生活に必要な医療機関、スーパー、銀行なども歩いていける距離にあり、何かと便利でしょう。

人気の理由(2)ガーデンシティと呼ばれる美しく住みやすい都市

ビクトリアを語る上で「花」は欠かせない要素です。街のいたるところに花が咲き誇り、品のよい庭園が点在するため、「ガーデンシティ」とも呼ばれています。

 

学校や自宅から徒歩で行ける範囲に、美しい公園や庭園があれば、日々の疲れやストレスも癒すことができるでしょう。そもそもストレス自体が少ない街かもしれません。

カナダ留学するなら外せない!おすすめ観光スポットを都市別に紹介!

人気の理由(3)イギリスの伝統的な文化を感じることができる

ガーデンシティと呼ばれるようになった庭園文化をはじめとして、ビクトリアにはイギリスの影響が強く残っています。

 

街を歩けば英国を思わせる家屋や店舗が立ちならび、二階建て式のバスが走り、アフタヌーンティーを楽しむ人々の姿を見ることができるでしょう。

 

ただ街を散策するだけでも楽しめますが、マーケットスクエアやロイヤルブリティッシュコロンビア博物館など、観光スポットも充実しています。

ビクトリア留学のメリット

メリット(1)1年を通して温暖な気候

過ごしやすい気候かどうかは、留学生にとって重要な要素です。日本と比べてあまりに暑い・寒いようでは留学生活に集中することができないかもしれません。

 

その点、ビクトリアは年間を通じて気候が穏やかです。雪国のイメージがあるカナダの中にあって、真冬でもほとんど雪が降らない街です。日本と同じような感覚と服装で過ごせるのは、留学生にとって嬉しいことでしょう。

メリット(2)ネイティブのカナダ人が多く英語がきれい

英語の語学留学先として人気のカナダですが、フランス語も公用語に定められていることや、中国を中心としたアジア系移民が増えており、英語以外の言語が多く使われる都市も少なくありません。

 

ビクトリアは、大都市のバンクーバーやトロントに比べて移民も少なく、ネイティブのカナダ人が大多数を占めています。そのため、ネイティブのきれいな英語により多く触れることができます。

メリット(3)マリンスポーツができる

アメリカとアラスカに挟まれたカナダは、どちらかといえば「寒い」「雪が多い」イメージがあります。そのため、レジャーというとスキーやスノーボードなどのウインタースポーツを想像する方が多いのではないでしょうか。

 

実際にカナダ全体で見ればスキーなどは盛んですが、温暖で海が近いビクトリアでは、マリンスポーツを楽しむことができます。

 

釣りやダイビングから、カヤック、セーリングといったレジャー、さらには悠々と海を泳ぐクジラを眺めるホエールウォッチングなども満喫することが可能です。

メリット(4)ビクトリア大学があるなど教育レベルが高い

ビクトリアには、世界的に高水準として評価されているビクトリア大学があります。そのため世界各国から優秀な学生が集まっています。また、ビクトリア大学への進学を目指して語学の勉強にはげむモチベーションの高い留学生も多く、結果として語学学校のクオリティも高くなっています。

 

しっかりとした教育レベルの街ですので、勉強に打ち込むにはもってこいの環境といえるでしょう。

カナダの大学制度と入学要件。ランキング上位10校もご紹介!

メリット(5)日本人が少ない

留学生の多くが気にすることとして「日本人がいるかどうか」という要素があります。渡航先で日本人に会えれば心強いものの、あまりに日本人ばかりだと英語を使うチャンスが減り、留学の充実度が下がってしまう可能性があるためでしょう。

 

留学先として人気を集めるカナダの中で、バンクーバーやトロントは、その知名度から日本人留学生が多数滞在しています。

 

一方のビクトリアは、街の規模が小さいこと・日本からのアクセスがそこまで良くないことなどから、日本人が比較的少ない都市です。したがって、より英語でのコミュニケーションに集中できることでしょう。

メリット(6)人々がフレンドリーで留学生も過ごしやすい

政府の方針で多くの移民を受け入れているカナダは、移民大国として世界的に知られています。現在では30万人もの人が毎年移住しているほどです。

 

文化背景の異なる人々が一緒に暮らしていることもあり、カナダでは人々がとてもフレンドリーです。隣国アメリカのような銃社会でなく、重犯罪が比較的少ないことも関係しているのかもしれません。

 

街を歩いていれば、見知らぬ人に笑顔であいさつされることもあるでしょう。フレンドリーな人々に囲まれて、楽しく充実した留学生活が送れるのではないでしょうか。

メリット(7)英語を使う仕事が見つけやすい

英国文化やマリンスポーツなど、カナダの中でもユニークな魅力を持つビクトリアは、人気の観光地でもあります。そのため、人口規模のわりに観光を中心とするサービス業が発展しており、求人も多数出ています。

 

英語での生活に支障がないレベルになれば、英語を使ったサービス業の仕事を見つけることは他の都市と比べると容易といえるかもしれません。

カナダのワーキングホリデー事情とメリット・デメリットを徹底解説!

メリット(8)カナダの中でも治安が良いエリア

治安については、カナダ全体が非常に良い国です。銃社会でなく、経済も比較的安定しているため、重大な犯罪が起きにくいのです。

 

中でもビクトリアは、もともと小規模な都市であることや、温暖でのんびりした気候であることなどから、とくに治安が良いエリアとして知られています。

 

もちろん夜間にひとりで外出したり、貴重品を不必要にたくさん身につけるといったことはおすすめできませんが、比較的日本に近い感覚で過ごせるのではないでしょうか。

カナダの治安はいいの?主要都市の危険エリア及びトラブル対処法

唯一、「パンドラ」の辺りは治安が悪いとされています。マクドナルドもありますので間違えて行かないように注意しましょう。

メリット(9)滞在先もバスで30分圏内

ビクトリアには電車がありませんが、小さな街ですので、バスだけでほぼ不便なく移動することができます。実際には、一定の範囲なら徒歩だけでも不自由なく移動できるでしょう。

 

バスを使う場合はBC Transitというバスが市内を網羅しているので、必要に応じて使いましょう。バスなら市内を30分程度で移動できますので、自宅が中心街から離れていても、通学やショッピングに困ることはないはずです。

ビクトリア留学のデメリット

デメリット(1)語学学校の数が多くはない

ビクトリア大学をはじめ街全体の教育水準が高いことで知られるビクトリアですが、小規模な都市であるため、語学学校の数は多くありません。バンクーバーなどの都市と比べると、どうしても数では見劣りしてしまうでしょう。

 

とはいえ、それなりの学校数はありますし、選択肢が多すぎると逆に決められないということもありますので、デメリットというほどではないかもしれません。

ビクトリアの人気語学学校ランキング【厳選8校を徹底比較】

デメリット(2)日本から直行便がない

ビクトリアは、日本から直行の飛行機がなく、バンクーバーを経由して渡航する必要があります。乗り換えや空港での待ち時間を入れると、片道最低10時間はかかるので、移動の負担が大きいことは間違いありません。

 

一方で、日本とビクトリアを何度も往復するというケースはほとんどないでしょうから、直行便がないからといって、そこまで大きなマイナス要素にはならないでしょう。

デメリット(3)語学学校には日本人が多い

先ほど「ビクトリアには日本人が少ない」ことに触れましたが、語学学校にはそれなりに日本人が多く集まっていることは理解しておく必要があります。

 

これは、街が小さく全体として日本人が少ないものの、比例して語学学校の数も少ないため、結果的に1校あたりに通う日本人は多くなってしまうというものです。

 

ただし、多いといっても「日本人ばかり」という環境はほとんどないでしょう。バンクーバーなどに比べて日本人留学生の間での知名度は高くありませんし、通常は同じ国籍の学生が集中しないよう学校側が配慮するものです。そこまでの心配は不要といえます。

デメリット(4)家賃が高い

観光地として人気の高いビクトリアは、国外からの観光客だけでなく、引退した国内の高齢者層が移住してくる街でもあります。こうしたリタイア層は基本的に裕福なこともあり、ビクトリアでは家賃相場が比較的高くなっています。

 

留学費用を抑えたいなら、中心地から離れた家を選んだり、ルームシェアにするなどの工夫が必要かもしれません。

カナダ留学費用を1ヶ月、半年間、1年間の期間ごとに徹底解説!

ビクトリア留学はこんな方におすすめ


今回は、ビクトリア留学について、街の特徴や渡航のメリット・デメリットを解説してきました。ビクトリアは日本と変わらない感覚で過ごせる気候や治安に加え、移動が便利なちょうどいい規模感、自然を満喫できるマリンスポーツ、カナダでは珍しいイギリス文化を残す街並みなど、魅力的な街です。

 

相対的な学校数の少なさや、物価の高さなどのデメリットもありますが、渡航先としてのビクトリアの魅力を損なうほどではないでしょう。

 

  • 温暖で安全な地域で過ごしたい
  • 自然のレジャーを満喫したい
  • 英語に集中できる環境で暮らしたい
  • カナダとイギリスの文化を両方学びたい

 

このような希望をお持ちの方にとって、ビクトリアは理想的な留学先のひとつといえるのではないでしょうか。

ビクトリアでの滞在方法


ビクトリアでの主な滞在方法についてもご紹介しておきましょう。滞在のパターンとしては「ホームステイ」「ルームシェア」「一人暮らし」「ホテル」があります。

ホームステイ

留学で最もメジャーな滞在方法がホームステイでしょう。ホストファミリーとともに生活をスタートできるので、外国や英語での暮らしに慣れていない初級者でも安心です。

 

ただ、家賃はやや高くなる傾向がありますので、とにかく家賃を抑えたいという方にはあまり向かないかもしれません。

カナダ留学にはホームステイがおすすめ?メリットやデメリットを解説!

ルームシェア

次にルームシェアですが、これはハウスメイトと1つの住居をシェアするというものです。家賃を人数で分担するので節約になります。注意点としては、他人と暮らすことになるので、文化の違いや家事分担のルールなど、一人暮らしに比べてストレスと感じる可能性があります。

カナダ留学にはシェアハウス?メリットやデメリットを解説!

一人暮らし

続いては一人暮らしです。一番自由度が高いのがこの方法です。掃除や洗濯などの家事、門限、パーティーなどを自分で決めることができます。家賃は一般的にホームステイと同じくらいか、やや高くなります。ただし、間取りや立地によっては安くすることもできますので、工夫次第ともいえます。

ホテル

ホテルに滞在する方法もあります。これは、どちらかというと1ヶ月未満の短期滞在の方向けといえます。長期の場合には、コストが高くついてしまうためです。

 

ホテルのメリットはなんといっても利便性です。掃除やリネンの洗濯などはホテルがやってくれますし、食事をつけてもらうこともできます。生活に必要な設備は揃っているので、不自由なく快適に過ごすことができるでしょう。

 

一方で、やはり費用は高くなってしまうので、短期の滞在者で「住居探しなど、面倒な作業をカットしたい」という方におすすめといえます。

 

今回は4つの滞在方法をご紹介しましたが、いずれもメリット・デメリットがあります。ご自身の留学目的や滞在期間、予算などの基準に合った方法を選ぶことが大切です。

Yuri Kondo

幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

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