世界的に教育水準が高いことで知られるカナダには人気のカレッジや名門大学があります。そんなカナダのカレッジや大学に興味はあるけれど、英語ができるかどうか不安。そんな人もこれを読んで付属語学学校の存在を知れば、カナダのカレッジや大学を目指すことができるようになります。私立語学学校・カレッジ付属語学学校・大学附属語学学校のそれぞれの違いやメリット・デメリットもご紹介いたします。
目次
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そもそもカレッジと大学(University)の違いとは?
カレッジもユニバーシティー(University)も日本語に訳すとどちらも「大学」。それではカナダのカレッジとユニバーシティー(University)の違いはなんなのでしょうか。簡単に紹介しながら違いを見ていきましょう。
カレッジ
カレッジは日本でいう「短期大学」のようなもので、ビジネスやITといった専門的なスキルを学びます。卒業後にカナダで働くことを目標に専門技術を習得し、インターンシップを行うなど経験を積めるのがカレッジの大きなポイントです。カレッジごとに独自のプログラムを行っており、ホスピタリティや幼児教育、マーケティングなど幅広いジャンルがあります。
大学
カナダの大学(University)はほぼ全て公立で、トロント大学やマギル大学などレベルの高い名門大学もあります。複数の学部や研究科で構成されており、アカデミックな内容を学べます。日本でいうところの四年制大学ですね。世界的に高い教育水準を誇るカナダの大学は世界各国から多くの優秀な学生が集まることで有名です。
まとめると、カレッジと大学の違いは、実践的な就職につながる学びをするかアカデミックな学びをするかという目的の違いといえます。それでは、それぞれの付属語学学校の特徴を紹介します。
カレッジ付属語学学校と大学付属語学学校の特徴
まず、語学学校にはカレッジ付属語学学校と大学付属語学学校の他に、私立語学学校があります。ちなみに、カナダにある語学学校の多くは私立語学学校です。
私立語学学校
私立語学学校は特別厳しい入学条件はなく、16歳、または18歳以上の英語を学びたい人であれば誰でも通うことができます。初級から上級までそれぞれの英語レベルに合わせてクラス分けがされます。学校によっては最短で1週間から通うことができ、費用も比較的安く抑えられることから学生から社会人の大人まで幅広い層に人気です。
カレッジ付属語学学校
カレッジ進学のひとつ前の段階、またはコースのひとつとして位置づけられているのが、カレッジ付属語学学校です。カレッジへ進学し専門知識やインターンシップなどを行う準備段階として、英語力を養い、カレッジで学ぶ時にしっかりと理解できるようにします。英語の実力が付き語学学校コースが終了したら、カレッジへの入学許可がもらえます。カレッジによっては「カレッジ付属語学学校」というではなく、プログラムの一環としてESL(English as a Second Language)プログラム/コースやEAP(English for Academic Purposes)プログラムという呼ぶところもあります。
大学付属語学学校
大学進学の際に必要な英語力が満たない場合、必要レベルまで英語力を高めるために通うのが大学付属語学学校です。大学で必要になる『読む・書く』に焦点をあて、プレゼンテーションやディベートのやり方を学びながら大学進学を目指します。大学によっては「条件付き入学」を認めているところがあります。大学入学を希望している留学生が語学力以外の部分で入学条件を満たしていれば、英語力を上げるという条件付きで大学入学許可をもらうことができるというものです。「大学付属語学学校」ではなく、ELI(English Language Institute)という呼ぶところもあります。
つまり、英語の基礎やカレッジや大学進学後に必要となるスキルを学び、付属のカレッジや大学に進学することを目的に通うのがカレッジ付属語学学校と大学付属語学学校です。
カレッジ付属語学学校と大学付属語学学校に通うメリットとデメリット
3つのメリット
①付属カレッジや付属大学への進学準備ができる
カレッジ付属語学学校と大学付属語学学校の最大のメリットはそれぞれの付属カレッジ・大学への進学準備ができることです。エッセイ(小論文)・リサーチ・プレゼンテーションといったカレッジや大学で必要になるスキルを学べます。留学生がカナダのカレッジや大学で学ぶ際に最も課題になるのが英語力です。カレッジや大学にいるほとんどがカナダ人、または英語が母国語の人たちになります。その環境にいきなり飛び込む前に付属語学学校に通い、英語力やコミュニケーションを養えるのはメリットですね。
②付属施設の利用やカレッジや大学に通う学生との交流
2つ目のメリットは、付属のカレッジや大学にある施設や寮などを利用できることです。また、学校によっては学内のサークルやアクティビティーなどに参加し、カレッジや大学の学生と交流できる機会もあります。こういった付属ならではの強みを生かした交流は、語学学校内の留学生同士のつながりだけではなく、カレッジや大学に通うカナダ人とのつながりを持てるきっかけになります。
③人前で自分の意見に自信を持って話せるようになる
海外のカレッジや大学ではプレゼンテーションやディベートが頻繁に行われ、できて当然という認識があります。そのため、付属語学学校では、英語でのプレゼンテーションやディベートのやり方を学び、実際に何度も行いながら、自分の意見に自信を持って話せるようにアプローチしていきます。日本人の多くはあまり人前で話すことが得意ではありませんし、しかもそれを英語でとなるとかなりハードルが上りますよね。そういった点から見ても授業内で手厚くサポートしてもらえるのは心強いです。
2つのデメリット
①私立語学学校にはない厳しさがある
私立語学学校は学生それぞれのモチベーションや英語レベルに合わせて様々なプログラムを行っており、楽しみながら英語を学べる雰囲気があります。一方で付属語学学校の場合、目標はあくまでカレッジや大学に進学することです。そのため、宿題やこなさなければならない課題も多いですし、授業もアカデミックな内容になります。やらなければ上のレベルに進級できず何度も同じコースを繰り返すことになります。これは私立語学学校にはない厳しさであると同時に、進学を目標にしているモチベーションの高い学生が集まるので、集中して勉強するのには最適な環境だともいえます。
②入学時期が制限されているので融通がきかない
多くのカレッジや大学付属語学学校でセメスター制(学期)がとられています。1セメスターが大体8~16週と言われており、入学できる月が決まっているところもあります。一定期間通わなければならないことや、入学時期の制限があるため、融通がきかないというデメリットがあります。学校の入学できる時と自分の都合を合わせなくてはならないので、早い段階から予定を立てる必要があります。
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おすすめのカレッジ付属語学学校
バンウェストカレッジ ESLプログラム
特徴
バンウェストカレッジはバンクーバーとケロウナの2つのロケーションに校舎を持つカレッジで、ESLプログラムとキャリアカレッジプログラムの両方の機能を持つ学校です。基礎英語からEAP(大学進学準備コース)まで幅広いレベルに対応でき、個々の希望やレベルに合わせた授業を受けられます。国籍制限が設けられており、各国35%以下という受け入れの制限があります。
ポイント
英語力上達後は併設するカレッジでカスタマーサービスやマーケティングなど専門的な知識を学ぶことができます。カレッジ進学だけではなく、EAPコースでは大学進学を目指す人のためにIELTSやTOEFLなどの試験対策を行っています。
ダグラスカレッジ ELLAプログラム
特徴
ダグラスカレッジはブリティッシュコロンビア州内で最大規模の公立カレッジ付属語学学校です。バンクーバー郊外に位置し、落ち着いた雰囲気で学べます。ダグラスカレッジELLAプログラムには入学基準があり、IELTS4.5以上またはTOEFL iBT45以上と定められています。ある程度英語力の高い学生が集まっているので、よりレベルの高い環境の中で学ぶことができます。
ポイント
細かなレベル分けが行われているので、個々のレベルに合わせた学びを進めることができます。また、英語力が入学条件に満たなかった人のフォローをするための準備クラスも用意されているので、英語力に不安がある人でも安心です。
ナイアガラカレッジインターナショナル ESLプログラム
特徴
ナイアガラカレッジはオンタリオ州のウェランドキャンパスとナイアガラオンザレイクキャンパスの2校を所持しており、その自然豊かな土地を活かして環境学やワイン醸造などユニークなジャンルを学べるカレッジです。付属のESLプログラムではカレッジや大学進学に向けたアカデミックな英語習得と合わせてカナダの文化への適応や異文化の理解も大切にしていることが特徴です。
ポイント
ESLプログラムが行われているのはウェランドキャンパスで、レストランやショップ・住宅街に囲まれた生活しやすい場所です。EAP(大学進学コース)では英語の基礎をバランスよく学ぶと共に、進学後に必要となるアカデミックなスキルも習得していきます。EAPのレベル5以上になるとカレッジに入学できます。
VCC付属語学学校
特徴
BC州最大の公立カレッジ付属の語学学校です。ダウンタウンに校舎があり、非常に利便性の高い位置にあります。付属のカレッジは職業訓練校としても高い評価を受けているので、進学後は実践的なプログラムを学ぶことができます。
ポイント
カレッジ本科への進学を目指す生徒を対象としたプログラムがあります。「ESL Pathwayコース」と呼ばれ、カレッジ進学準備としてグループワークやPCを用いた授業展開、コミュニケーション能力の強化等、学習サポートが手厚いです。
Seneca College付属語学学校
特徴
トロント及び周辺に10のキャンパスを持つ大規模のカレッジの付属語学学校です。世界120ヶ国から留学生が集まるので、非常に国際色豊かです。またカレッジのプログラムはフライトアテンダントやビジネス、ホスピタリティ等、180以上のプログラムが開講しています。
ポイント
一般英語コースのレベル分けは8レベルと細かく、初級クラスでは4技能をバランスよく学ぶ内容となっております。また講師陣全員が学位及びカナダの英語教員免許を保持ています。英語に自信はないけれど、セネカカレッジの進学を目指されている方でも安心して学ぶことができます。
今回紹介したカレッジ付属語学学校はほんのごく一部です。カナダには公立カレッジだけでも約120校あり、中には先ほど紹介したようにESLプログラムやEAPプログラムといった、呼び方はちがっても語学学校の機能を持ち合わせているところがあります。カレッジ進学を目指す人はぜひ、自分の気になるカレッジが語学学校を併設しているかどうかチェックしてみてください。
おすすめの大学付属語学学校
バンクーバーアイランド大学付属語学学校
特徴
バンクーバー島のナナイモにある大学付属の学校です。生活環境は島内ですが、フェリーで2時間もすればバンクーバー市へに行くことができます。
自然に囲まれた環境で治安も非常によく、初めての長期留学に最適です。また学費・生活費を抑えることも可能です。
ポイント
英語力が上がれば大学への進学が可能です。「University Preparation」にて6.5週~13週で、英会話や大学進学準備に必要な高度な英語を身に付けます。希望学部によって条件は異なりますが、効率よく進学をすることが実現できます。
レスブリッジ大学付属語学学校
特徴
アルバーター州のレスブリッジにある、大学付属の語学学校です。学生数は大学も含めて約8,000人程ですが、6つの学部と150以上のプログラムが開講しています。自然に囲まれた環境なので、英語の勉強に集中することが可能です。
ポイント
日本人比率が低く、インターナショナルな環境で勉強をしたいという人にお勧めです。アジア各国をはじめ、ヨーロッパや南米からも留学生が集まるので様々な国の留学生を出会うことができます。またキャンパスは大学構内にあるので、大学設備の利用も可能です。
ウィニペグ大学付属語学学校
特徴
マニトバ州に位置する、大学付属の語学学校です。マニトバ州もウィニペグもマイナーな都市とあって知名度は低いものの、日本人がほぼいないといった環境で勉強ができると密かに人気な都市でもあります。学費が安価ということもあり、国籍バランスや費用を抑えたいという希望を叶うことができます。
ポイント
一般英語コースでは各生徒の目的とレベルに合わせて、3種類から選択をします。「Foundations English Program」「General English Program」「Academic/Pathway English Program」から選ぶことができ、各コース細かいレベル分けがされています。基礎英語や大学準備内容をしっかり学ぶことができるので、大学進学を希望される方にもとても人気です。
サイモンフレーザー大学付属語学学校
特徴
バンクーバー市のダウンタウンにある、大学付属の語学学校です。
キャンパスは中心地に位置しており、アクセスは非常に良いです。放課後に図書館やカフェで勉強をしたり、日用品の買い出し等利便性は抜群です。大学はカナ国内のランキングで1位を受賞したことある、大学のカリキュラムや講師の質にも定評があります。
ポイント
通年を通して生徒数が少ないことも魅力です。約120名程の生徒が7つのレベルに分かれるので、バンクーバーの付属の語学学校の中でも格段に落ち着いた環境で勉強をすることができます。講師やクラスメイトとの距離感もほどよく持つことができるので、小規模の環境を求める方には最適です。
キャピラノ大学付属語学学校
特徴
ノースバンクーバーにある、大学付属の語学学校です。市街地から離れた場所にあり、自然豊かで落ち着いた環境で就学をすることができます。カレッジも併設されており、語学部門からの内部進学の選択肢があることも大変魅力です。
ポイント
アドバンスクラスから、大学の授業を受けることが可能です。付属大学のため、語学部門の際に取得した単位をそのまま大学受講時に移行することができるのもポイントです。
ヨーク大学付属語学学校
特徴
トロントにある、大学の付属の語学学校です。ダウンタウンからバスで約20分程の場所にあり、比較的治安の良い立地で学校生活を送ることができます。学生寮もあるので、私生活でも成語付けの環境に身を置くことができます。
ポイント
大学付属の学生を対象に「カンバセーションパートナー」という、制度を設けています。大学の学生が語学学校の生徒をサポートするシステムでスピーキングやライティング等を教わることができます。
ビクトリア大学付属語学学校
特徴
ビクトリア島の郊外にある、大学付属の語学学校です。カナダの中でも名門校としてあげらる大学なので、進学を希望している方に非常にお勧めです。学生寮も完備されているので、学校プログラムと一緒に滞在先の手配も心配がいらないのが安心です。
ポイント
一般英語コースに加え、大学進学コース、TOEF・TOEIC・IELTS対策コース、ボランティア、インターンシップ、ビジネス英語等多種多様なコースがあるのがポイントです。ビクトリア大学進学のみではなく、自分に適したプログラムを選択することが可能です。
ブリティッシュ・コロンビア大学付属語学学校
特徴
UBCはカナダでトップクラスの名門大学で、バンクーバー郊外に広大な敷地面積を誇るキャンパがあることで有名です。UBCの付属語学学校であるEnglish Language Institute(ELI)はブリティッシュ・コロンビア州で最も有名な大学付属語学学校で、教師陣の質の高さや大規模総合大学ならではの施設の充実などから人気があります。
ポイント
UBCの付属語学学校ELIのポイントは、名門大学であるUBCへの条件付き入学ができることです。これはUBCの入学条件(英語力以外)を満たしている学生が対象で、大学入学準備として指定されたプログラムを受講し、定められた英語力を身に付けることで入学が許可されます。
トロント大学大学付属語学学校
特徴
トロント大学もカナダの名門大学のひとつで、大都会と自然が融合した美しいトロントのダウンタウンに位置しています。University of Toronto付属語学学校は語学学校として半世紀以上の歴史があり、世界70か国以上からトロント大学進学を目指す多くの優秀な人材が集まってきます。
ポイント
University of Toronto付属語学学校の最大のポイントは教師陣の質の高さです。教師陣に求められる条件が15年以上の指導経験と社会人経験ということもあり、カナダ国内で選抜されたトップクラスの教師による授業を受けられます。
マギル大学付属語学学校
特徴
マギル大学はカナダ最古の大学であり、世界大学ランキングではトップ20に入るような世界的に権威のある大学のひとつです。McGill University付属語学学校はカナダでもトップレベルの英語とフランス語を学べる名門語学学校です。日本人率が10%未満という日本人の少なさと、世界各国から集まった様々な留学生という国際色豊かな環境で学べるのも特徴のひとつです。
ポイント
McGill University付属語学学校のポイントは英語だけではなく、カナダの公用語のひとつであるフランス語を学べることです。また、大学との交流も頻繁に行われ、授業以外のアクティビティーやイベントなどを通して日常的にコミュニケーションが取れる雰囲気があることも魅力的です。
いくつか学校を紹介しましたが、大学付属語学学校を決める前に、まずカナダのどの大学に進学したいのを考えてみましょう。大学によっては付属語学学校がないところもあります。そういった場合は、大学入学に必要な英語力を私立語学学校に通いながら習得するという方法もあります。まず行きたい大学を決めてから、具体的にどの方法で入学条件に必要な英語力を高めるか考えることが大切です。
入学条件やかかる費用
カレッジ付属語学学校と大学付属語学学校の入学に必要な英語力や条件、進学にかかる費用はどのぐらいなのでしょうか?今回紹介するのはあくまで一部の例で、学校や渡航時期によって変わります。参考程度にご覧ください。
入学条件
①英語力
付属語学学校入学時にIELTSやTOEFLのスコアが必要な場合があります。英語力の判断は基本的にIELTSかTOEFLが主流ですが、学校によってはTOEICが認められているところや独自テストを用意しているところもあります。
カレッジ付属語学学校、大学付属語学学校の入学時に必要な英語力の目安としてIELTS 4.5以上、TOEFL IBT 56以上というところが多いです。あくまでこのスコアは目安で、多くの学校では個々の英語レベルに合わせて初心者から上級者までクラス分けがされています。高い英語力がないと語学学校に入学できないということはないので安心してください。
ただし、カレッジや大学進学を目的とし「条件付き入学」をする予定の人の場合、求められる英語力は高くなります。進学準備コースに入学するための英語力の目安はIELTS6.0以上、TOEFL IBT82以上といわれています。自分が入る学校やコースによって英語力が必要な場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
②学歴
高校を卒業していれば問題ありません。英文の卒業証明書が必要です。
③年齢
多くのところで18歳以上です。学校によっては17歳や19歳以上というところもあります。
費用
それぞれの学校や参加するコースによって授業料には差があります。一般的に大学付属語学学校の方がカレッジ付属語学学校よりも高い傾向にあります。
1セメスター(16週) 基礎英語コースを受講した場合の授業料比較
カナダドル | 日本円 | |
---|---|---|
カレッジ付属語学学校 | 5,000~6,000 | 41~49万円 |
大学付属語学学校 | 6,000~9,300 | 49~75万円 |
授業料の他に入学金やテキスト代などがかかります。さらに月々の生活費や交通費、交際費などが加わってくるので、約4か月(16週)でかかる費用の合計は約80~120万円程度になるでしょう。
まとめ
カレッジ付属語学学校と大学付属語学学校の違いとそれぞれの特徴などが見えてきたのではないでしょうか。カナダには多くの語学学校があり、学校ごとで行っているプログラムや力を入れている分野は異なります。特にカレッジや大学進学を目指す人にとって、進学準備に力を入れている付属語学学校に通うことは大きなメリットです。まずは自分が行きたいカレッジや大学を見つけてからその目標に辿り着くための方法を探すようにしましょう。
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【全38校】カナダのカレッジ・大学付属語学学校一覧
オタワ大学付属語学学校(University of Ottawa, English Intensive Program)
カナダ第3位を誇る大きなキャンパスの中で英語を勉強することができます。大学進学を目標にした授業なので、難易度の高い文章や要約方法、論文の書き方など語学学校よりもアカデミックな内容が学べます。
【閉校】サイモンフレーザー大学付属語学学校
1965年設立のSimon Fraser Universityの付属語学学校です。付属語学学校はバンクーバーキャンパスに位置しています。付属語学学校の学生は大学施設を使用できるので、図書館やPCルームなども自由に活用して英語力を高められます。
ロイヤルローズ大学付属語学学校
ブリティッシュコロンビア州ビクトリアに位置する語学学校です。軍事カレッジとしての前身を持つロイアルローズ大学の付属学校で、大学進学希望者などを対象に様々なプログラムを提供しています。
CICCC(コーナーストーンカレッジ)
バンクーバーの終点駅から徒歩1分のキャンパス。40年の経営実績のある、老舗の学校です。coopプログラムの種類を多く設けられており、期間やプログラム内容も多様です。
レスブリッジカレッジ付属語学学校
公立Lethbridge Collegeの付属学校で、コミュニケーション能力の向上に焦点をあてた授業を展開しています。また、生徒の国籍も様々で日本人は平均5~10%程とカナダの他の都市に比べて少なめです。
トレント大学付属語学学校
自然豊かな地域にあるピーターバラ大学では生物学・環境学・動物行動学・環境学・地理学・気候学等の自然分野コースを多く提供しています。生徒数は約6000人の中規模学校ではありますが、教育の質に定評があります。
ダグラスカレッジ付属語学学校
ブリティッシュコロンビア州内では最大規模のカレッジである、Douglas Collageの付属語学学校です。経営学や商学といった定評ある分野を中心に、多彩なコースを提供している教育機関です。
Niagara College Canada(ナイアガラ・カレッジ)
州催行の満足度調査で堂々の第一位を5年連続で獲得した語学学校です。また日本国籍率は通年低く5%程です。高い学習意識を持つ生徒が多く集まるので、互いに刺激し合いより良い環境を築きあげられるでしょう。
VCC(バンクーバー・コミュニティー・カレッジ)付属語学学校
ブリティッシュコロンビア州にある公立カレッジの付属学校です。卒業後に就労ビザ(PGWP)の獲得が可能なのでカナダでの長期滞在や就業を見据えた留学を考えている人に最適な学校です。
アルゴンキンカレッジ付属語学学校
Algonquin College付属語学学校は、カナダの首都オタワにあるカレッジの付属学校です。語学学校としての規模は大きいですが、日本人は少なくインターナショナルな環境です。
LCI Language Schoolバンクーバー(LaSalleカレッジ付属語学学校)
アクティビティが豊富な学校としても有名で、異文化交流をテーマに毎週様々なイベントが行われています。アクティビティを通して他クラスの生徒や教師陣との交流の場となるでしょう。
LCI Language Schoolモントリオール(LaSalleカレッジ付属語学学校)
専門学校であるLaSalle Collegeの付属語学学校です。モントリオールらしく英語とフランス語の授業が開講されています。日本人学生の割合が低く、また専門学校に通うカナダ人とも近い距離感で留学生活を送ることが出来ます。
Vanier College付属語学学校
コンパクトながらも新しい校舎には、綺麗なキッチンや教室を完備。また、コースは英語とフランス語が提供されているので、自分の興味に合わせて選択が可能です。地元カナダ人との交流も出来ます。
ウィニペグ大学付属語学学校
コース選択やレベル設定の多さが魅力的で、英語力に自信のない人でも自分にあったレベルの授業から始めることが出来ます。また、比較的日本人が少ないので、英語漬けの留学生活が送れます。
ウィルフリッド・ローリエ大学ウォータールーキャンパス
ウィルフリッド・ローリエ大学では、大学進学へむけた進学英語コースを提供しています(LEAF Program)。コースを受講する為の英語力は不要で、どのレベルの学生でも授業に参加をする事が可能です。
ウェスタン大学付属語学学校(イングリッシュ・ランゲージ・センター)
Western University付属語学学校(通称WELC)は、カナダ東部のオンタリオ州にあるウェスタン大学が運営する語学学校です。生徒の国籍バランスもよく、日本人学生も少ないので英語漬けの日々が送れます。
オカナガンカレッジ付属語学学校
オカナガンカレッジはケロウナ市にメインキャンパスがあり、合計で4つのキャンパスを持ちます。留学生向け進学英語コース(EAP)もケロウナキャンパスで開講されています。国籍率も豊かで30カ国を超える国から生徒が集まります。
カルガリー大学付属語学学校
カルガリー大学付属の語学学校です。生徒の多数は大学進学を目標に就学をしています。大学授業に対応する為、グラマーと読解力に重心を置いたプログラムになっています。上級になると学術英語訓練クラスにて進学準備に入ります。
カールトン大学付属語学学校
カールトン付属語学学校は、オンタリオ州オタワにある語学学校です。学校の設備も非常に充実しており総合大学ならではの利点を活かした留学が可能です大学進学を目指し、各国の留学生が勉学に打ち込んでいます。
キャピラノ大学付属語学学校
キャピラノ大学への正規進学を目指す学生にはとても人気がある学校で、英語を学びながら、ビジネスや保育士プログラム、CGまでの興味のある分野を同時に学ぶことが出来ます。入学の英語力の条件も比較的低めなのも嬉しいポイント。
クイーンズ大学付属語学学校
国籍豊かな生徒が大学進学を目指し就学をしています。校内では母国語禁止です。進学を目指すモチベーションの高い生徒が多いので、真剣に英語学習をしたい方、大学進学を目指す方にお勧めです。
ゲルフ大学付属語学学校
カナダ全国紙であるThe Globe and Mail紙の調査ランキングでは、ゲルフ大学は高い順位を取得しています。ゲルフは学生の街として有名で、治安の良さや美しい街並みが多くの学生を呼んでいます。
コロンビアカレッジ付属語学学校
元々は大学編入プログラムのみ提供していましたが、留学生の入学希望者が増加した為に一般英語コースも開設されました。大学の授業に対応出来るようにプログラムは構成されています。
コンコルディア大学付属語学学校
世界中から様々な国籍の学生と迎え入れており、日本人比率の低い環境で英語を学ぶことができます。また、クラスのレベル分けも細かく自分の英語力や目標に合わせて無理なく勉強をすすめることが出来ます。
サスカチュワン大学付属語学学校
サスカチュワン大学付属専門学校の教師は大学卒、英語を教えるスペシャリストです。クラスの平均人数は15名以下と少人数制なので、生徒一人一人が授業に参加しやすい環境を作りだしています。
セントメリー大学付属語学学校
セントメリー大学はカナダ大学ランキング上位の人気校です。アート、法学、建築、ビジネスコースに定評があります。多くの生徒がセントメリー大学に進学をする為に付属語学学校で就学をしています。
ドーセット カレッジ付属語学学校(バンクーバー)
バンクーバーで最も歴史のある大規模私立カレッジです。多数の有名大学と提携している語学学校で、カナダの有名大学に進学したい方に人気があります。大学編入プログラムで得た単位は提携大学へ移行出来るのも人気なポイントです。
ハンバーカレッジ・イングリッシュ・ランゲージ・センター
Humber College付属の語学学校です。カレッジへの進学や大学進学を目標とする生徒が多く集まります。付属学校では珍しくクラスは少人数制で、教師と生徒の距離は近く、一人一人に目が届きやすいです。
バンクーバーアイランド大学付属語学学校
バンクーバーアイランド付属学校は大学本科への進学を目指す生徒も多いですが、一般的英語力を養ったり短期プログラムへ参加したりするなど、多彩なコース提供で人気です。
ビクトリア大学イングリッシュランゲージセンター
ビクトリア大学は法学、地球海洋科学等のコースに定評がある人気大学です。大学進学を目指す多くの生徒がUniversity of Victoria English Language Centre校で学んでいます。
アルバータ大学付属語学学校
国内の大学ランキングで5本の指に入るアルバータ大学の付属校で、質の高い教育を提供し続けていることに定評があります。コースも大学の本科を目指す学生向けのものと、一般向けの2種類が用意されています。
Fanshawe College付属語学学校(ファンショーカレッジ)
Fanshawe College付属語学学校は、カナダ東部オンタリオ州のロンドンに位置する公立カレッジ付属の語学学校です。付属語学学校の修了者にはロンドン市内の他の大学やカレッジへも進学することが可能です。
ブリティッシュ・コロンビア大学付属語学学校
バンクーバーに位置するカナダ西部最大の総合大学の付属語学学校。大学進学への出発点として人気があります。地元カナダ人大学生との交流の機会を積極的に作り、友人作りの場や会話力をつける場を提供します。
マウントロイヤル大学付属語学学校
Mount Royal University付属の語学学校、Mount Royal University Languages Institute。大学進学を目指す生徒は多く通っています。高い目的を持つ生徒が集まる授業は勉強意欲をさらに成長させてくれるでしょう!
マギル大学付属語学学校
カナダ国内でも最高学府と名高い大学で、付属学校では英語とフランス語のコースを提供しています。留学生の中には大学の本科への進学を目指す生徒も多いので、真面目な雰囲気の中で高度な英語力を獲得したい人にはおすすめです。
マニトバ大学付属語学学校
マニトバ大学付属語学学校(ESL)は、カナダ中央部に位置するマニトバ州のマニトバ大学付属学校です。カナダ西部では最も古い大学で、3万人の学生が学んでいます。特に医学や建築学の分野では国内トップクラスの評判を誇ります。
ヨーク大学付属語学学校(YUELI)
York Universityはカナダで3番目に大きな大学です。York University English Language Institute(YUELI)はYork University付属の語学学校でもあり、大学進学を目指す生徒があつまります。
ランガラカレッジ付属語学学校
大学編入を目指す方へ!Langara College付属の語学学校です。大学編入コースで1・2回生の単位を取得すると、4年制の大学に3回生から編入が可能です。プログラムの1タームは7週間なので短期集中で学びたい方にお勧めです。
レスブリッジ大学付属語学学校
アルバータ州レスブリッジにある語学学校です。温暖な気候と豊かな大自然に囲まれた環境で、日本人の少ない留学生活を送ることが出来ます。大学に通う現地の学生と交流する機会もあるので、本格的な英語力を身につけたい人におすすめです。
レッドリバー・カレッジ付属語学学校
レッドリバー・カレッジ付属語学学校は、カナダ中央部マニトバ州にある語学学校です。主にレッドリバー・カレッジへの進学を目指している人を対象とし、高度かつアカデミックな英語力を養うためのコースを提供しています。