Co-op留学で人気『ホスピタリティコース』学校ランキング


カナダのCo-op留学で人気の『ホスピタリティコース』。ホスピタリティコースといっても、大きく分けてカスタマーサービスとホスピタリティの2種類があります。
今回はCo-op留学におすすめの学校をそれぞれカスタマーサービスとホスピタリティの分野と、私立と公立の違いもふまえてご紹介していきます!

Co-op留学でカスタマーサービスを学ぼう

はじめに、カスタマーサービスを学びたい方のために、「そもそもカスタマーサービスとはどういう学科なのか」と、「カスタマーサービスでおすすめの学校3校」を3つの特徴と一緒にご紹介します。

カスタマーサービスとは

カスタマーサービスプログラムでは、世界で通用するために必要な接客業の基礎から実践を学びながら、最前線に立ってお客様対応をする「接客のスペシャリスト」を目指します。さまざまな職場環境で効果的なコミュニケーションの取り方や、顧客との関係の築き方なども学べます。Co-opでの就業先は主に飲食店、小売店、ホテル、旅行会社、営業などです。卒業後の進路はホテルやレストラン、カフェ、旅行代理店などがあります。

おすすめ学校3選

Vanwest College


Vanwest Collegeは、バンクーバーとケロウナにキャンパスを持つカレッジで、自分の希望する環境の中で学べます。バンクーバー校はダウンタウンに位置し、どこへ行くにもアクセス抜群の立地で、ケロウナ校は自然に囲まれたキャンパスで学べます。また、アットホームでフレンドリーな校風が人気の一つです。

特徴①徹底的な就職サポート

Vanwest Collegeでは、校内にキャリアセンターのようなCo-op専用の部署が設置されています。そこでは2週間に1回カナダの企業とのマッチングイベントを開催したり、業界ごとにゲストを呼んでイベントを行ったりしています。提携企業も200社以上と多いので、自分の興味・関心のある企業へ応募できる確率が高くなります。

特徴②カスタマーサービスに特化したプログラム

バンクーバー校では、グローバルカスタマーサービスという将来グローバルな環境で就職する際に必要なカスタマーサービススキルが学べるプログラムを開講しています。卒業後に接客のプロとして働きたい人におすすめのプログラムです。

特徴③アクティビティが充実している

Vanwest Collegeでは、放課後毎日アクティビティが行われています。文化体験、学習、アウトドアの3種類に分かれており、生徒は自由に参加ができます。その他にも学校主催のBBQや異文化体験イベント、修学旅行など年間行事が多いため、在学中にたくさん思い出を残すことができます。

Vanwest College Vancouver(バンウェストカレッジ・バンクーバー)

ILAC IC

ILAC International College(ILAC IC)は、バンクーバーとトロントの中心地にキャンパスを持つ学校です。どちらのキャンパスもパソコンルームや生徒用のラウンジなど生徒が快適に学習できる環境が整っています。優良ESL学校として知られるILACを母体としており、質の高いカリキュラムが人気の学校です。

特徴①Co-opサービスが充実している

ILAC ICでは、Co-opプログラムのサービスが充実しています。たとえば、カナダの就職活動では欠かせないLinkedInや面接のサポートがあったり、レジュメやカバーレターの書き方ワークショップが開催されていたりと就職で不安な面をサポートしてくれます。

特徴②学校独自のカスタマーサービスプログラム

カスタマーサービス学科では、ILAC ICが独自に開発したプログラムを受けられます。「顧客の立場に立ったカスタマーサービススキルは、どのビジネス分野でも必要である」という考えのもと、コミュニケーションだけではなくサービスの理念やカナダのビジネス文化についてを学ぶことができます。

特徴③Co-opの就職手配100%保証

ILAC ICでは、Co-opの就職手配を100%保証しており、サポートも充実しています。就職活動の際にはCo-opチームのスタッフが個別相談や面談練習を行ってくれたり、LinkedInに必要な写真を撮影してくれるサービスがあったりと手厚いサポートがあります。Co-opを利用する方は無事に就職できるか不安があるかと思いますが、ILACでは安心して就職活動ができます。

ILACインターナショナル・カレッジ(トロント)

CICCC

Cornerstone International Community College of Canada(CICCC)はバンクーバーの中心部に2つのキャンパスを持つ歴史のある学校です。校内には、自習室やパソコンルーム、学生ラウンジが設置されており、生徒が自由に勉強できる環境が整っています。また各国のカウンセラーが常駐しているので、何か困ったときは母国語で相談ができます。

特徴①充実したCo-opプログラム

CICCCでは、各分野ごとに専門的なプログラムが用意されており、実際にカナダで就職する際に必要な知識が学べます。なかでもカスタマーサービスの学科では、コミュニケーションスキルの向上を重視したプログラムになっており、顧客との良好な関係を構築する方法を学びつつ、セールスやマーケティングについての知識も学ぶことができます。

特徴②スケジュールが組みやすい

CICCCのカスタマーサービスプログラムは、ほぼ毎月入学日が設定されているため、1年を通して自分の予定に合わせて計画が立てやすく便利です。また、授業は午後のコースと夜間のコースがあるので、自分のライフスタイルに合わせたり、アルバイトをしながら通うことも可能です。

特徴③就職サポートが手厚い

CICCCはCo-opプログラムに力を入れており、学生一人ひとりをサポートしています。たとえば、校内には複数コーディネーターが常駐しており、3社まで面接のアレンジをサポートしてくれます。また、面接のトレーニングやレジュメ作成の支援のほかにも定期的に就職活動セミナーを開催するなど在学中にしっかりと就職活動の対策ができます。

CICCC(コーナーストーンカレッジ)

Co-op留学でホスピタリティを学ぼう

つづいてホスピタリティについてご紹介します。以下では、ホスピタリティ学科の基本知識と合わせて、ホスピタリティを学ぶ上でおすすめの私立・公立カレッジを3校ずつご紹介していきます。

ホスピタリティとは

ホスピタリティプログラムでは、接客知識やスキルを身につけながら、マネジメントスキルを学んできます。ホテル業界や空港業界で活躍できるような人材育成に力を入れたプログラムが多く、接客以外にもセールス、マーケティング、人事、マネジメントなどといった管理職部門の業務知識も学べます。就業先はホテルなどの宿泊施設が多く、ほかにもレストラン、旅行関連会社などがあります。卒業後の進路はホテルや飲食店、アパレル、企業の受付などがあります。

ホスピタリティを学ぶ上での、私立カレッジと公立カレッジの違い

カナダには私立カレッジと公立カレッジがありますが、その違いをご存じでしょうか。一般的に私立カレッジでは、公立よりも学費がリーズナブルで入学できる日程が多いため、短期間で集中して効率よく勉強したい方に向いています。一方公立カレッジでは、卒業後にポストグラデュエーションビザが取れたり大学へ編入がしやすいため、長期間でしっかり勉強したい方や卒業後もカナダに居続けたい方に向いています。カナダは観光やホスピタリティ業界が盛んな国なので、カレッジで学んだあとに実際に現地の企業やホテルに就職するチャンスにも恵まれているので、それぞれの特徴を生かした学校選びをしましょう。

おすすめの私立カレッジ3選

Canadian Tourism College

Canadian Tourism College(CTC)は、バンクーバーとサレーの2カ所にキャンパスを持つ、ブリティッシュコロンビア州でトップの教育を誇る観光や旅行、ホスピタリティに特化した専門学校です。プログラムは主にトラベル&ツーリズム、ホスピタリティ&リゾートに分かれており、将来ホスピタリティ業界に従事したい方にはおすすめの学校です。

特徴①長い歴史で培った業界とのコネクション

CTCは1980年に創立された歴史と実績のある専門学校です。そのため、ツーリズム、ホスピタリティ業界との結びつきも非常に強く、企業からの信頼も厚いです。また、授業内でレジュメやカバーレターの作成、面接の練習などを行うので、就職活動の際にも役立ちます。

特徴②選べるホスピタリティプログラム

CTCでは、フロントやレストランの業務から人事、セキュリティ、法律までを学べるホスピタリティ&リゾートと、観光と飲食、ホスピタリティについて実践的な知識が学べるホスピタリティ・サーティフィケートの2種類のプログラムを提供しており、どちらも実際の就労に必要なスキルを学べます。ホスピタリティ&リゾートでは、ホテル業界への就職に強いと言われているAH&LAの資格も取得できます。

特徴③座学だけでなく実践で学べる

学校の授業では座学で先生の話を聞いて勉強することが多いかと思いますが、CTCではベッドやサービスに使う教室が設置されており、ベッドを使用してベッドメイキングの実務練習を行ったりロールプレイングをしたりと、学んだことが実際に実践できる環境が整っています。

カナディアン ツーリズム カレッジ バンクーバー校(CTC)

Canadian College

Canadian Collegeは、バンクーバーの中心地に位置するキャリア系の専門学校です。姉妹校である老舗の語学学校Canadian College of English Language(CCEL)と共有で専用ビルを持っています。パソコンルームや屋上のパティオとガーデン、本格的なカフェレストランがあるなど、学校内の施設も充実しています。

特徴①校内の施設を生かした実践的なプログラム

Canadian Collegeのホスピタリティプログラムでは、AH&LA認定のプログラムが学べるほかに、校内のカフェ&レストランを実際に使用しながらサービスについてを実践的に学べます。また、選択クラスの接客英語のコースでは、バリスタやバーサービスの授業があり、コースにはServing it Right(SIR)の資格も含まれています。

特徴②調整しやすい授業スケジュール

Canadian Collegeの授業は、毎日同じ時間に始まって同じ時間に修了するのではなく、各時間帯の中で開講される科目を選択してスケジュールを作成します。そのため、スケジュールが自分の予定で調整しやすく、アルバイトなどの予定も組みやすくなります。

特徴③語学学校と合わせたプランも

Canadian Collegeは同じ校舎内に語学学校であるCCELが併設されています。このCCELと提携して提供している語学学校がセットになったプランで、英語と専門知識の両方を効率よく学べます。このプランを受講することで、英語力がカレッジ入学の条件レベルに達した時点で、専門プログラムへ移行でき、語学習得から就労まで一貫して最短期間で学べます。

カナディアン・カレッジ(バンクーバー)

SELC

SELC Career Collegeは、オーストラリアのシドニーで創立された最も歴史のある語学学校SELCを母体とするキャリアカレッジです。バンクーバーのガスタウンに位置しており、「世界に羽ばたく人材育成」を目指した質の高いカリキュラムが評判の学校です。また、Eテキストブックでの授業を行っているため、重い教科書を毎日持ち歩かなくても良いのはとても便利です。

特徴①勉強した成果を形に残せる

SELCカレッジでは、ホスピタリティマネジメントのプログラムが開講されており、AH&LA認定のコースが含まれています。ほかにもServing it Right(SIR)やFood Safe、WHMISの証明書も取得ができるので、卒業後にカナダのホスピタリティ業界で働きたい人や、勉強した成果を何か形に残したいという人におすすめです。

特徴②JOB PREP TRAININGで本格的な就職準備

SELCカレッジでは、JOB PREP TRAININGという就職準備トレーニングがあります。カナダ現地の人材派遣の専門家によるレジュメ作成指導や、カナダでの仕事の探し方徹底した面接のロールプレイングなどを行い、学生が今後自分自身で就職先を見つけられるように指導します。

特徴③生涯サポートがある

SELCカレッジでは、在学中だけでなく卒業したあとにも、相談することがあればカウンセリングをしてくれるLife Long Supportを提供しています。卒業後も相談できる学校は珍しく、カナダで就職活動をする方や、カナダで永住権取得を目指している方などはとっても安心なサービスです。

SELC Career College(SELC キャリア・カレッジ)

おすすめの公立カレッジ3選

Niagara College


Niagara Collegeは、ナイアガラの滝近くに2つのキャンパスを持つ公立カレッジです。ナイアガラカレッジの環境だからこそ学べる学科がたくさんあり、なかでもワイン醸造学科や環境情報学科はとくに有名です。

特徴①ホスピタリティを学ぶ最適な環境

Niagara Collegeの周辺には、ナイアガラの滝、北米五大湖、ワイナリーなど世界中から観光客が集まる観光スポットがたくさんあります。そのため、実際の観光産業に触れながら知識を身に着けられ、実践的に就労経験を積める環境に恵まれています。

特徴②ホスピタリティ業界への就職率が高い

Niagara Collegeにはさまざまなコースがあり、卒業生の就職率は約89%にもなります。とくに観光業への就職率は一番高く、いかにホスピタリティ業界に強い学校かが分かります。学校ではレストランやガーデン、ワイナリー、醸造所なども運営しており、実際に体験をしながら学べるところも特徴です。

特徴③留学生サポートが手厚い

Niagara Collegeでは留学生のためのオフィスが設置されており、学生ビザやアルバイトに関するアドバイザー、住居コーディネーター、大学編入に関するアドバイザーなど専任のアドバイザーが常駐しています。自分の悩みに応じて担当のカウンセラーさんに相談できるので、海外生活も安心です。

Niagara College Canada(ナイアガラ・カレッジ)

George Brown College

George Brown Collegeは全部で5つのキャンパスがあるオンタリオで有名なカレッジです。主要キャンパスは全てトロントのダウンタウンの周辺にあるため、車以外でも通学ができます。キャンパスにはスポーツジム、カフェ、本屋などが設備されており、各専門分野の一流施設もそろっています。

特徴①高い教育水準と就職率

George Brown Collegeは、創立以来カナダ政府より資金給付を受けられるほどの高い教育水準を維持しています。講師陣の質の高さにも定評があり、就職サポートにも力を入れているため、就職率もとても高く人気があります。

特徴②留学生向けのサポートあり

George Brown Collegeでは、留学生向けのサポートも充実しており、各セメスター前には必ずオリエンテーションが行われ、新しい生活や勉強に必要な情報などを伝えてもらえます。また、英語力に自身のない方のためのカウンセリングなども受けられるので、安心して学校に通えます。

特徴③学生同士のアクティビティがさかん

George Brown Collegeは学生数が多く、学生同士の交流も盛んに行われています。アクティビティが多く、バスケットボールやラグビーなどのスポーツをはじめ、ピラティスやヨガなどの女性に人気のサークルもあり、誰でも気軽に参加ができます。

George Brown College(ジョージブラウン・カレッジ)

Vancouver Community College

Vancouver Community Collegeは、1965年にブリティッシュコロンビア州で最初に公立カレッジとして創立された歴史のある大規模カレッジです。留学生は全校生徒の1割弱で、ほとんどは社会人を含めたカナダのローカルの学生が在学しています。

特徴①90%を超える就職率

Vancouver Community Collegeでは、卒業後の就職率がなんと90%を超え非常に高いです。実践的に学べる環境づくりに力を入れており、業界の即戦力となる人材の輩出を目指しているため就職サポートも手厚いです。ジョブフェアが開催されたり、企業のリクルーターが来訪するなど、仕事を得るチャンスが多くあります。

特徴②ダイバーシティに富んだ学生たち

12,000人以上の学生を抱えるVancouver Community Collegeでは、約150を超える国からの留学生が通っています。留学生の平均年齢が25歳で、国内の学生の平均年齢が34歳なのに加え、生徒の約6割が女性という非常にダイバーシティに富んだ学校です。

特徴③本気の留学におすすめ

Vancouver Community Collegeへの入学条件は、専攻やプログラムにもよりますが、平均してIELTS6.5程度の高度な英語力が求められます。そのため、ある程度英語力のある方や、本気で専門知識を身に着けたいという方におすすめです。

まとめ

ひと言でホスピタリティと言っても、カスタマーサービスとホスピタリティのどちらが中心のプログラムなのか、また、私立と公立どちらを選ぶのかによっても学べる内容や学校の特徴が異なります。
この記事をぜひ参考に、自分の希望と条件にあった学校を選んで、将来国際的に活躍するホスピタリティ業界のプロフェッショナルを目指してください!

Yuri Kondo

幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

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