【SGICワーホリ体験談】もう一度カナダで自分の可能性にチャレンジ!

 

Point

名前:牧原紀子 様
学校名:SGIC
受講コース:Intensive English
通学週数:10週間
ビザの種類:ワーキングホリデービザ

周囲の人に触発されて留学を決めました

大学時代にカルガリーへ留学した経験があり、もともと海外での生活には興味がありました。しかし、就職してからはしばらく日本で働いていて、また海外へ行くことは特に考えていませんでした。

 

そんな中、周りでワーキングホリデーに挑戦する人が増えてきて、特にコロナ後に海外へ飛び出す人たちの話を聞くうちに、「自分ももう一度チャレンジしてみたい」と思うようになりました。

 

周囲にはカナダのトロントに留学している人や、韓国でワーキングホリデーをしている人もいて、それぞれの経験談を聞くうちに、さらに海外での新しい挑戦をしたいという気持ちが強くなりました。

天候の良いトロントを選びました


学生時代のカルガリー留学は、両親の意見も取り入れて決めました。カナダは治安の面でアメリカよりも安心できる印象があり、留学生にも優しい国だと思っています。

 

今回は都市選びで迷いましたが、最終的にトロントを選びました。実はバンクーバーも候補にありましたが、雨が多いのがどうしても耐えられないと思い、候補から外しました。とにかく雨が苦手なので、できるだけ晴れの日が多い場所に住みたかったのです。結果的にトロントを選んで正解だったと感じています。

留学を通じて選択肢が広がりました

カナダに来て大きく変わったと思うことは、自分の将来についてしっかり考えるようになったことです。もともと日本では看護師をしていて、仕事自体は向いていると感じていました。しかし、カナダでの生活を経験してみて、意外にもホームシックにはほとんどならず、「この先、日本だけにとどまらず、他の国でも挑戦できるのではないか」と思うようになりました。

 

今はオーストラリアでのワーキングホリデーや、看護師として海外で働くための留学も視野に入れています。以前の自分なら、日本でのキャリアを続けることしか考えていませんでしたが、留学を通じて選択肢が広がったと実感しています。

日本の製品が恋しくなりました…


日本の製品、特に食べ物が恋しくなることが多く、その点は苦労しました。トロントには日本食レストランもありますし、日本の食品を扱うお店もありますが、ダウンタウンではなかなか揃わず、しっかりした日本の食材を手に入れるためにはNorthの方まで行かなければなりませんでした。

 

さらに、価格も高めで、ちょっとした調味料でも揃えるのが大変でした。それでも、工夫しながら自炊をしたり、たまに贅沢して日本食を楽しんだりしながら、何とか乗り切っています。

スピーキング力を強化することができました


学校にはとてもフレンドリーな人が多く、雰囲気はとても良かったです。特にスピーキングに特化した学校だったので、話す機会はたくさんありました。ただ、授業の質は先生による部分が大きいと感じました。

 

アクティビティを取り入れてくれる先生の授業は楽しく、リラックスしながら英語を学べました。ゲーム形式のディスカッションや、実際のシチュエーションを想定した会話練習など、ただ教科書を読むだけではない授業が印象に残っています。逆に、アクティビティが少ない授業では、やや単調に感じることもありました。

 

学校には日本人の生徒が少なく、私のクラスには2人だけでした。レベルが上がるにつれて、南米系の生徒が増えてきた印象があります。

英語で話すことに対する抵抗が減りました!

今回、カナダで語学学校に通ったことで確かに英語力が伸びているのを感じています。特にスピーキングに重点を置いた授業が多かったので、以前よりも英語で話すことに対する抵抗は減りました。

 

授業の中で意識的に話す機会を作っていたおかげで、簡単な会話ならスムーズにできるようになりました。ただ、ネイティブのようにペラペラ話せるようになるには、やはりもっと長い時間が必要だと実感しています。今後も継続して話すことが大事かなと思っています。

家族のように迎えてくれたホストファミリー


滞在先のホストファミリーはとても親切で、いろいろな場所に連れて行ってくれました。特に、別のエリアにも家を持っていて、そこに連れて行ってくれたのはいい思い出です。カナダの生活だけでなく、地元の人ならではの視点で街を案内してもらえたのが楽しかったです。

 

ホストファミリーのバックグラウンドはフィリピン系の家庭でした。とても温かい雰囲気で、文化的にも興味深い経験ができましたが、食事だけは正直、口に合わなかったです…。それでも工夫して生活することを心がけました。

 

年末にはクリスマスパーティーにも招待してもらい、家族のように迎えてくれました。今でも連絡を取り合っていて、カナダでの大切なつながりのひとつになっています。

3つの仕事を掛け持ちしています


トロントでは飲食店の仕事を3つ掛け持ちしています。今は閑散期ではありますが、それなりに充実した日々を送っています。仕事探しには「e-maple」を活用し、日本人向けの求人を探すのにとても役立ちました。

 

チップは特別多くもらえているわけではありませんでしたが、家賃の半分を賄えるくらいの収入は得られています。生活費の負担が少しでも減るのはありがたかったです。

 

仕事先の1つであるラーメン店は、働いている人のほとんどが日本人です。中にはWork Permitを取得して長く働いている人もいて、トロントでのキャリアの築き方について話を聞くことができたのも良い経験でした。

休職も休学もどちらも経験しましたが、やって損はないと思います!


私は休職も休学もどちらも経験しましたが、やって損はないと思います。実際に留学をしてみて、日本を離れることのメリットをたくさん感じましたし、視野が広がるきっかけにもなりました。

 

休学をする場合、周りと比べると就職が遅れることになるかもしれませんが、それで嫌な思いをしたことはありません。むしろ、留学で得た経験やスキルは、自分の強みとして活かせる場面がたくさんあります。

 

「日本でのキャリアを優先すべきか、海外に挑戦すべきか」と迷っている方もいるかもしれませんが、少しでも興味があるなら、思い切って挑戦してみるのもいいと思います。自分のペースで進めばいいので、焦らず、やりたいことに挑戦するのが一番です。