名前:高尾彩衣 様
学校名:CCEL
受講コース:Language Program
通学週数:8週間
ビザの種類:ワーキングホリデービザ
ずっと気になっていたワーキングホリデー
仕事が楽しくなくなり、「今のままではいけない」と強く思うようになったことがワーキングホリデーをするきっかけでした。会社での業務や環境が自分に合わなくなってきていると感じ、ずっと気になっていたワーキングホリデーを利用して海外に行くことを考えました。
ただ、すぐに動けたわけではなく、実際に会社を辞めるまでには1年ほどかかりました。しかし、部署移動をきっかけに1年後に出発することを決意し、本格的に準備を始めました。
ワーキングホリデーを終えた後も見据えて
ワーキングホリデー先を考えたとき、自然が豊かな環境に行きたいという思いが強くありました。東京に住んでいると自然に触れる機会が少ないため、その対極にあるような場所に惹かれました。
ニュージーランドとも迷いましたが、カナダならワーキングホリデー終了後に他の国への移動がしやすいという点が決め手になりました。特にドイツやスペインなどヨーロッパにも興味があり、カナダを選ぶことでその後の可能性も広がると感じました。
英語での会話に自信がつきました!
カナダに来て一番の変化は、「話すことへの自信」がついたことです。学校の授業は会話中心のスタイルで、クラスメートと話す機会が多くありました。
特に、ワーキングホリデー向けの特別講座では、英語力が自分よりも高い友達と仲良くなり、彼らの姿勢に良い刺激を受けました。自然と自分も積極的に話すようになり、以前よりもスムーズに会話ができるようになったと実感しています。
職探しには苦労しました…
一方で、海外生活は楽しいことばかりではありませんでした。特に苦労したのは仕事探しです。学校を卒業したタイミングで本格的に職探しを始め、レジュメを配ったり、求人サイトをチェックしたり、できることは全て試しました。
しかし、思うようには進まず、キッチンやバリスタのポジションを中心に26店舗ほど応募しましたが、簡単には決まりませんでした。また、ネイティブの早口英語に慣れるのにも苦労し、コミュニケーションに四苦八苦する日々が続きました。
語学学校の先生はとても熱心でした
語学学校では、中級クラスからスタートしました。授業はどの先生も熱心で、特に2カ月目に担当してくれた先生がとても印象に残っています。この先生はスピーキングをメインにした授業を展開し、間違いに対しても細かく丁寧に指摘してくれたので、スピーキング力を磨く大きな助けになりました。
1か月目で抵抗なく話せるようになり、2か月目で細かい時制や三人称単数に気をつけられるようになりました。クラスは空きがあれば1週間ごとに変更が自由で、自分に合った授業スタイルを選ぶことができたのも良かった点です。
一方、私の友人は、私が受けた2カ月目の先生のクラスを希望して移動したのですが、その子にはあまり合わなかった様子でした。同じ授業でも人によって合う・合わないがあることを実感しました。
ワーキングホリデー向けのワークショップがおすすめです
学校のアクティビティでは、特にワーキングホリデー向けのワークショップがとても役立ちました。参加者は25~30人程度で、全4回の講義でした。
具体的な仕事探しのアドバイスやレジュメの書き方、カナダでの生活情報を得ることができました。このワークショップのおかげで、ワーホリ生活をよりスムーズにスタートできたと感じています。
英語に対する自信がつきました
語学学校在籍中に特にスピーキング力が伸びたと実感しました。授業やアクティビティを通じて英語を話す機会が多く、自然と話すことに慣れていきました。
また、現地でできた友人の英語のレベルが高く、一緒にカフェでおしゃべりをするうちに私も話せるようになりました。環境に恵まれていたおかげで、英語に対する自信がついたのが大きな成果です。
学校スタッフのおかげで不安なく学校生活をスタートできました
学校のスタッフもとても親切でした。語学学校入学初日に日本人向けのオリエンテーションを開催してくれたので、不安を感じることなくスタートを切ることができました。困ったときに頼れる存在がいるというのは、心の支えになります。些細なことでも気軽に相談できる雰囲気があり、とても助かりました。
一緒に学ぶ仲間に出会えました
クラスメイトは、日本人や韓国人が比較的多かったです。最初は少し戸惑いましたが、同じように海外での生活を頑張っている仲間がいることは心強かったです。困ったときには情報交換ができるので、何かと助けられる場面が多くありました。一緒に学ぶ仲間がいることで、モチベーションも保てたと思います。
訪れた都市の印象
私が滞在している都市は、アジア人が多いのが特徴的でした。街を歩いていると日本語を耳にすることもよくあり、異国の地でも少し親近感を覚えました。寒さについては比較的穏やかで、トロントほど厳しい寒さにならないところが良かったです。自然も身近に感じられ、暮らしやすい環境でした。
どんな環境でもプラスを見つけられました
滞在先については、全体的に満足できたとは言い難いです。立地はとても便利な場所にありましたが、建物が少し古く、問題もいくつかありました。特にバスルームの床が腐っていたのか、水漏れが気になることがありました。5段階評価をつけるとしたら、正直なところ1くらいの評価になります。
それでも良い点もありました。相部屋の友達が韓国人だったため、日常的に英語を使ってコミュニケーションを取る環境が整っていました。英語学習の面では良い影響を受けられたと思います。英語を話す機会が増えたことで、滞在先での生活も少しずつ楽しめるようになりました。
カナダでの生活を楽しみたい!
今後は、まずカナダでの生活をもう少し楽しみたいと思っています。温かくなったらバンフにも住んでみたいという夢があり、美しい自然の中で新たな経験を積むのを楽しみにしています。バンクーバーとの違いも体感したいと思っています。
帰国後の具体的なプランはまだありませんが、就職活動をするかな、という気持ちでいます。これまでの経験を活かしながら、次のステップを考えたいと思っています。
「やりたいことをやって後悔した方がいい」
もし留学やワーキングホリデーへの挑戦を悩んでいるのであれば、「やりたいことをやって後悔した方がいい」と思います。特に、ワーキングホリデーには年齢制限もあるので、迷っている間にチャンスを逃してしまうこともあります。
実際、私も大変なことがたくさんありましたが、それでも「やって良かったな」と心から思えています。仮にうまくいかなくても、日本に帰ればまたリセットできる、と思えば気持ちが楽になるはずです。
ラララ・カナダの良かった点
渡航準備やカナダに来てからも、生活の中で特に助かったツールの一つが「Notion」です。このアプリのおかげで、次にやるべきことが一目で分かり、効率よくタスクを管理することができました。プライベートでも活用するほど便利で、手放せない存在になっています。
また、ラララが紹介してくれる語学学校は選択肢がたくさんあったので、それぞれ比較して自分に合ったところを選べたのも良かったです。