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カナダのボーディングスクールに留学するための準備とかかる費用


大自然に囲まれており、ゆったりとした環境で学べるカナダのボーディングスクールに留学したい方は大勢います。公用語が英語とフランス語の2つであるため、アメリカとは異なる勉強が可能なボーディングスクールへの入学の準備方法や持ち物、入学に至るまでを解説します。

カナダでボーディングスクール留学するメリット

①カナダの各州政府のサポート体制が充実

カナダで高校留学をすることは、日本からの留学生にとって数多くのメリットがあります。カナダは世界にある国の中でも、留学をするに最も適した国の一つです。カナダでの高校留学がおすすめできる理由の一つが、留学生が現地で勉強しやすい環境が整えられていることです。カナダでは各州の政府が留学生をサポートする体制を整えています。そのために、日本から留学する高校生も、こうした州レベルのバックアップを利用して、カナダで学生生活を送ることができます。

②英語力が低くても入学可能

カナダへの高校留学がおすすめできる2番目の理由としてあげられるのは、入学する時に学生の語学力が必要ではないことです。コミュニティカレッジ大学に留学する場合には、授業を理解できる程度の一定の英語力が必要になりますが、高校の留学では英語力が問われないため、英語の能力に自信がない学生でもカナダの高校へ留学することが可能です。

 

英語力のない人が大学生になってから留学をしようとした場合には、留学先で求められている英語力を身につけるために、日本の語学学校などで勉強しなければいけないことも多いので、高校生のうちに留学をしておいた方がおすすめです。

③きれいな英語が学べる

カナダのボーディングスクールの特徴として挙げられるのが、英語の聞き取りやすさです。アメリカ英語に近いのがカナダの英語であり、日本人には特にリスニングが容易とされています。その理由は日本国内で耳にする英語のほとんどが、アメリカ英語であることから耳馴染みが良いという訳です。

 

加えて、カナダでは英語の発音をはっきりと行う特徴があります。アメリカ英語よりもさらに明瞭である理由に、英文を省略しない点が挙げられます。英文や連続した単語を発音をした際に、アメリカ人であれば省略してしまうのが通常です。極端に言えばカタカナ英語とも言えるぐらいに、ひとつずつの単語を分けて発音するため把握しやすいとされています。

 

ちなみに他にリスニングが比較的容易であるものとして、イギリス英語もその1つに挙げられます。ただしアメリカとイギリスの英語では、フレーズや単語が異なる場合もあり耳馴染みのない単語に固まってしまうケースも少なくありません。はっきりとした発音である上に、単語も発音も耳馴染みのあるカナダの英語は、日本人にとって世界で最も英語を学びやすい国といっても過言ではないでしょう。

④大自然に囲まれた落ち着いた環境

耳馴染みがあり英語の発音が聞き取りやすいだけでなく、カナダには学習に適した理由がたくさんあります。大自然に囲まれた、落ち着いた環境で学習できる点が挙げられます。英語を学ぶのはもちろん、世界の大きさや自然の雄大さを感じる絶好のチャンスです。日本とは違うスケール感に驚き、学習意欲が高まったり異文化の理解が深まったという意見も少なくありません。オーロラをはじめとする自然現象、珍しい観光地も非常に多いです。学校によってはスキーなどの冬期スポーツ、カヤック・釣りなどのアクティビティが楽しめます。学習や文化、自然などさまざまな点において豊富なエッセンスを備えたカナダに訪れるなら、目一杯楽しんで堪能しましょう。

カナダのおすすめ『観光スポット』を都市別に紹介!

またアメリカ合衆国に近いことも、カナダ留学の有意義な点でもあります。さほど距離も離れていないため、連休中に遊びにいくことも可能です。バンクーバーからシアトルに行くのであれば、列車で4時間ほどで到着します。
英語だけでなく、フランス語が学べるのもカナダ留学の良い点です。公用語が2つある国であり、フランス語をボーディングスクールで専攻することもできます。英語とフランス語の両方を学んで、進路の選択肢を広げるのも良いことです。

カナダで高校留学をしよう!おすすめの理由や手続き・費用を解説

ボーディングスクール留学に必要な学費・生活費

カナダのボーディングスクールへと留学するにあたって、先立つ費用を見ていきます。多くの方が気になるのが、必要となる学費でしょう。入学願書を提出するにあたって、口座の残高証明書も同時に提示する必要がある場合も考えられます。用意しておくべき予算を、あらかじめ準備しておくことが大切です。

年間学費は180~250万円

学校ごとに異なるとは言えカナダのボーディングスクールは、お隣の国であるアメリカと比較して費用は抑えめです。ただし大都市およびその近郊は、文化や経済・商業が集中している上に優秀な学校も多いため学費は高めとなる傾向にあります。特にトロントやオタワなど名門大学があるオンタリオ州、バンクーバーを含む西側エリであるブリティッシュコロンビア州、カルガリーをはじめとするアルバータ州に所属する学校の学費は高額です。

 

有名な都市部は高いものの、同じオンタリオ州であっても都市部を外せば金額が下がることもあるためしっかりとリサーチをすることも大切になります。なおオンタリオ州では平均額が250万円ほどですが、大西洋側のノバスコシア州であれば180万円といった具合に、エリアで異なるため学校選びの参考にしてみてください。

航空券は往復7~20万円

学費以外にも、留学にかかる費用について見ていきます。往復の渡航費は外せない費用であり、時期にもよりますがカナダへの往復で10〜15万円が平均です。航空チケットの価格はシーズンによって大きく異なり、7万円前後のタイミングもあれば20万円ほどかかる場合もあります。

 

アウトドアや観光に最適な夏休み、ウィンタースポーツが楽しめる冬場はチケットの価格が値上がりしやすいため、時期の設定には十分注意しましょう。航空会社が開催するキャンペーンや、乗り継ぎ便をうまく利用して費用を抑えると良いです。広大な面積を誇るカナダにおいて、向かう都市によっても渡航費が増減するため留学先の情報と一緒に費用も調べておきましょう。

生活費は5~7万円/月、寮費は5~10万円/月

入学した後に学生生活を送るには、当然ながら毎日の生活費も必要となってきます。カナダの良いところは、アメリカと比較して物価が安いことです。もちろん都心部と郊外によって、物価や家賃は異なります。しかしトロント・バンクーバーなどの大都市であっても、他の国の主要都市と比べれば安価です。

 

学生寮で食事をとるようにすれば、課外活動を含めても月5〜7万円ほどあれば事足ります。住居の費用、すなわち寮費に関しては1ヶ月あたり5〜10万円が目安です。

カナダ留学の生活費と物価の実際と節約方法【留学生が語ります】

留学に必要な入学願書について

ボーディングスクールへと留学するには、入学願書の提出が必要です。入学願書を入手するには、取り寄せを行う必要があります。近年ではホームページにて問い合わせを行ったり、直接入学願書をダウンロードするといった形式を採用している学校も増えています。学校から直接郵送されてくる場合は、カナダからの送付となるためかなり時間がかかるため注意が必要です。早くても一週間、長ければ10日もしくは二週間以上かかる場合も少なくないため、早めの申し込みが肝心です。

 

提出期限に関しては、学校ごとに異なりますので学校に問い合わせるのが一番確実となります。オンタリオ州のように提出期限が2月と決まっている場所もありますが、多くは州や学校によって期限が異なります。直接質問をして、確認を取っておきましょう。

 

入学願書を提出したら終わりという訳ではなく、学校によっては面接が設定されることもあります。カナダのボーディングスクールへと、直接訪れて面接を受けるというパターンが多いです。ただ現在では多様化が進んでおり、日本にいながらにして面接を受けられるケースもあります。こちらも学校の資料を取り寄せたり、問い合わせを行って確認しておくことが大切です。

現地に到着してから行うべき4つのこと

現地へと到着して入学までの期間に、いくつかの手続きや作業を行っておくべきです。

①在留届の提出

特に必ずするべき手続きとして挙げられるのが、在留届の提出です。カナダに滞在する期間が3ヶ月以上であれば、必ず在留届を提出しなければなりません。1ヶ月程度の短期留学の場合を除いて、ほとんどの留学生が提出する必要があるため忘れないようにしましょう。学生寮の住所を管轄する日本の大使館および総領事館に提出するのは義務です。ホームページから、電子在留届を提出することもできます。カナダに滞在している間に、自然災害や事故など緊急事態に遭遇した際に留学生を捜索します。その際に在留届の情報を基に探す上に、日本の家族へと連絡する足がかりにもなるため重要です。

②居住エリアの散策

居住するエリアに到着したら、周辺を散策しておくこともおすすめします。キャンパス内に色んな施設が充実していることが通常ですが、近隣に使える施設があることを調べておくのは良いことです。ただ短期間で探す必要はなく、学校に通い始めて友達や先輩・先生に聞いて少しずつ調べていきましょう。学校生活だけでなく、週末の自由時間の過ごし方も有意義になります。

③オリエンテーションへ参加

カナダの学校に着いたら、オリエンテーションに参加しましょう。大抵の学校では、オリエンテーションと題して校内のツアーを行ってくれます。学生寮の中や頻繁に訪れるクラスルーム、スタッフルームなどを早めに把握しておくことが大事です。見知らぬ環境である上に、言語も異なるため迷いやすいです。彷徨っていると、授業や勉強どころではなくなってしまうため地理の理解につとめてください。トラブル・困った時に相談するための、先生やスタッフが出入りする場所を覚えるのも必須です。

④銀行口座の開設

銀行の個人口座の開設も、出来るだけ早く行っておくことをおすすめします。学生寮では一人の部屋であることが少ないため、お金の管理には十分に注意を払う必要があるからです。おすすめの金融機関は、モントリオールとトロントに本社を構えるカナダ銀行です。支店およびATM機はカナダ全土にあり、店舗によっては日本語で対応できるスタッフもいるため安心して利用できます。加えて、日本支店があるため日本で開設できる点もカナダ銀行がおすすめな理由です。在学中に、日本から仕送りを受け取る場合でも手数料が不要である点もメリットです。

準備・持って行くべきものリスト

①医薬品

留学する際に必ず持って行くべきなのは、日頃服用している医薬品です。普段から服用している薬はもちろん、疾患時に飲む風邪薬や痛み止めも日本から持参します。現地でも調達はできますが、自身の身体に合うかどうかは分からないからです。特に渡航した直後や、入学してしばらくは緊張状態や気候・環境の変化により体調を崩しやすいです。薬だけに頼らず、体調管理を徹底しながら過ごすことを心がけながら準備しましょう。

②辞書

英語の辞書と、フランス語の辞書も必ず持って行きましょう。カナダの公用語は、英語とフランス語の2つであるため両方あると何かと便利です。文法の解説書、参考書なども持って行くと役に立ちます。

③海外保険証

海外保険に加入して、その契約書も持って行くことは重要です。渡航前にあらかじめ海外旅行保険に入っておけば、万が一の際に日本人のオペレーターを介して病院を探してくれるため安心です。入院や通院の際の手続きも任せられるため、入っておくことをおすすめします。現地で学生保険に入るとしても、海外保険に入っておいた方が良いです。現地での保険は、対象となる保障が限定されます。

④入学許可証、パスポート

入学許可用およびパスポートも、必須の持ち物です。

カナダ留学に必要な持ち物40選と荷物を少なくする方法

PC以外の電化製品は現地調達がおすすめ

必須と思いきや、特に持って行かなくても現地で調達できるものも存在します。荷物を大きくしたり、税金を取られてまで持ち込む必要がないもののリストです。

 

代表的なものとして、パソコン以外の電化製品が挙げられます。学校で取り扱う上に、使い慣れたソフトやハードウェアがあった方が作業効率が良いのでパソコンは持参した方が良いですが、他の電化製品はほとんど必要ありません。現地で安価で購入できる上に、日本との電圧の違いで使用できない機器もあるからです。

 

日本の電圧は100Vで、カナダは110〜120Vと仕様が少し異なります。パソコンやスマートフォンなどの充電器・電源は、ほとんどの機種がグローバル対応となっているため問題なく使えます。念のためインプット・100〜240Vと書いているかどうか、確認すると良いです。この表記があれば、変圧器を使うことなくそのままコンセントをさして使うことができます。

 

しかしドライヤーなど消費電力が高い機器に関しては、グローバル対応ではないケースがあります。この場合は、消費電力容量の高い変圧器が必要です。対応機種かどうか調べるよりも、現地で安い家電製品を調達すれば事足りるため、そちらをおすすめします。

Bodwell High Schoolは政府の認可があり安心

カナダ西部にある大都市・バンクーバーに位置するBodwell High School North Vancouverは政府認可の私立高校なため、学校や授業のクオリティーが保証されています。課外活動や大学進学サポートも充実しているため、授業だけではなく幅広く様々なことを学び、将来に生かすことができるでしょう。 留学生向けの語学コースがあったり、日本人カウンセラーが在籍していたり、と日本人留学生にとって安心できる環境が整っています。

Bodwell High School North Vancouver(ボドウェル・ハイスクール・ノース・バンクーバー)

まとめ

留学を進める上で必要な書類の準備と提出、費用の用意は早めに行っておくことが大切です。特に願書の取り寄せや英語で記述された卒業証明書は、依頼してから入手できるまで時間がかかるため注意しましょう。学校があるエリアによって学費や滞在費、渡航費が変わる点にも気をつけつつ準備を進めることが大事です。

Yuri Kondo

幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

カウンセラーに質問

カナダの看護師制度は?学校選びから資格取得まで徹底解説!

Canada_nurse

カナダでの看護師を目指し、永住を検討している人も多いのではないでしょうか?決して簡単な道のりではございませんが、永住権の取得や海外の医療現場働くという大きな挑戦ができます。

 

今回はカナダの看護師制度からや資格の取得手順まで詳しく解説させて頂きます。

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カナダの看護師について

カナダでは看護師の登録を州毎に行っている為、登録基準や実際に看護師として行える内容についても違いがでてきます。日本の資格の場合は全国共通で業務内容については国が定めている為大きな違いはありません。

 

カナダで看護師を目指す際は各州の看護協会のHPをしっかり確認しておきましょう。

 

カナダでは職業不足リストに看護師も記載されており、とても需要があります。看護師を目指す事は容易ではありませんが就労ビザの取得、永住権を視野に入れている方は挑戦してみるのも良いでしょう。

給与について

カナダの看護師の平均給与は約650万~750万円($65,000~$75,000)/年となっています。

 

州により違いはありますが、カナダの平均給与である約600万円($55.800)/年に比べると平均よりも高い水準となっております。

 

日本の看護師は平均約480万円となっておりますのでかなり差があります。

看護師はカナダで人気職業

カナダで看護師は人気職業の一つですが、看護師の上位資格であるナースプラクティショナーはカナダ国内で人気ランキングTOPになっています。平均給与が約1100万円ととても高額になります。

ナースプラクティショナーとは

1965年にアメリカで始まった制度になります。基本的に看護師は医師の指示に従い医療行為を行いますが、ナースプラクティショナーの方は特定分野の医療行為を医師から独立して行うことができ、診察や薬の処方ができる看護師として医療業界を支えています。

日本の高齢化社会はかなり深刻な問題ですが、カナダでは2050年頃までに人口の3分の1が60歳を超えるという予測があります。
将来予測から考えても、医療従事者や看護師の需要は高くなると言えるでしょう。

看護学のプログラムについて

カナダのCollege、大学では看護師(RN Registered Nurse)准看護師(RPN Registered Practical Nurse)のコースが提供されています。

 

基本的に看護の知識に変わりはありませんが4年生大学卒業の学位もしくは短期大学で得ることのできる学位となります。各州の看護協会によって看護師になる為の申請条件が異なる為、進学前にしっかり確認をしておきましょう。

 

カナダで看護師を目指す場合はCollegeのPractical Nurseのコースを修了し大学Registration Nurseのコースに編入するのが一般的な流れとなります。

 

しかし、英語力やコースの入学条件によっては直接入学ができない為、語学学校やオンラインのコースにて必要な単位を取得する必要もあり、日本の看護コースに入学するよりもかなりレベルが高くなります。

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日本で看護師経験のある方におすすめのカレッジ


オンタリオ州にある公立カレッジであるConestoga Collegeが提供している「Enhanced Practice for Internationally Educated Nurses」は2年間通うことでカナダの看護師になれるプログラムです。

 

日本で4年制大学を卒業し、看護師経験のある方限定のプログラムです。

 

カナダのヘルスケアの仕組み、特にシニアの方へのケアを重点的に学びます。最先端の施設やシミュレーション機器を用いながら実務に即したプログラムです。

 

the College of Nurses of Ontario professional standardsに即したプログラムのため、Registered Nurseになるのに最適です。

Conestoga College(コネストーガ・カレッジ)

Practical Nurseコースでおすすめのカレッジ3選

Seneca College

カナダで知名度も非常に高い大規模なCollegeになります。留学生の受け入れも非常に多く、就学中から卒業後の進路についても丁寧にサポートしてくれます。

 

難しい看護のコースであるからこそ充実したサポート体制の学校であれば安心して就学ができるでしょう。

Seneca College(セネカカレッジ)

Camosun College

ブリティッシュコロンビア州ビクトリアに2校のキャンパスを持ち、全校生徒は約2万人、留学生は10%程在籍しています。大学編入プログラムも充実しており有名大学への編入実績もある人気校になります。

カモーソン・カレッジ

George Brown College

政府からも教育の質が認められており、講師やカリキュラム全てにおいて学ぶ為に最適な環境が整えられている学校になります。卒業生は有名大学への編入だけでなく、即戦力としてキャリアを積む学生も数多く輩出しています。

George Brown College(ジョージブラウン・カレッジ)

Registration Nurseコースでおすすめの大学3選

Toronto University

カナダでトップクラスの大学でもあり、看護学については世界でもトップクラスに位置する名門大学になります。進学は非常に難しくなりますが高い教育レベルを求めるのであれば挑戦してみるのも良いでしょう。

Toronto University

The University of British Columbia

ブリティッシュコロンビア大学の看護学は100年の歴史があります。カナダ国内だけでなく世界中から入学希望する生徒も多く、看護学についても数多くのプログラムを提供しています。

The University of British Columbia

University of Calgary

バンクーバーやトロントから離れた環境で就学ができます。看護学の提供されている大学の中でも注目されており、認定プログラムの制度も充実しています。大学院への進学を検討されている方にもおすすめです。

University of Calgary

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カナダの看護師資格取得について

カナダでの看護師資格は日本で看護資格を保持している場合と保持していない場合、また州によっても資格取得の条件、登録手続きが異なります。

 

英語力は必須となりますが、カナダの場合、州によっては英語ではなくフランス語の申請で資格取得が可能となっています。

 

大学で看護学を学ぶ必要もありますが日本での看護師資格を保持している場合はカナダでの就学が必要ない場合もございます。

 

最終的には国家試験のNCLEX-RNを受験し看護師登録へと進み、無事登録が完了されれば晴れて看護師として働く事ができます。

NCLEX-RNとは

看護師資格取得の為に受験が必要な国家試験になります。300問もの試験問題の中から75問を解いた時点で合格ラインに達しているかの判定が行われますが、判定ができない場合は最大で265問まで追加で試験が行われます。

 

試験はコンピューターのテストになり正答率が上がるにつれて難しい問題が出題されます。最大6時間まで試験時間がある為、集中力も必要になりますのでしっかり準備して試験に挑む様にしましょう。

カナダで看護学を学んだ学生の約8割は1回目の試験で合格しておりますが、カナダ国外での就学後の学生の合格率は約6割となっている試験になります。

 

大きな問題としはやはり英語力になりますので語学学校や留学前から英語の勉強もしておく事をおすすめ致します。

 

また、カナダの文化や歴史も知っておく必要がありますので簡単に合格できる試験ではない事を理解しておきましょう。

 

日本で正看護師資格をお持ちかどうかで取得プロセスが異なりますので、2つのパターンをご紹介します。

日本で正看護師資格をお持ちの場合

※実際の申請条件は各州により異なりますますのでご注意ください

①申請条件に必要な英語力を身に付ける

既に日本で看護師資格を保持している場合、カナダの大学に1から通いなおす必要がない場合もございます。NNAS、各州の看護協会の要件次第で看護師になる為に何が必要か確認しておきましょう。

 

カナダの看護師は基本的に4年生大学の看護学部を卒業している必要がございます。

 

申請前に留学生が一番苦労する看護師になる為の条件として英語力があげられます。州によってはフランス語でも申請が可能ですが、語学力の証明が必須となります。

 

英語力に関してはかなり高いスコアが求めら、IELTSスコアの場合は7.0が必要となります。

看護師資格時に必要な英語力

IELTS:リスニング7.5 スピーキング7.0 ライティング7.0 リーディング6.5

CELBAN:リスニング10 スピーキング8 リーディング8 ライティング7

看護師資格時に必要なフランス語力

TEF:スピーキング5 リスニング5 ライティング5 リーディング4 ボキャブラリー&グラマー4

カナダで看護師を目指すにはかなり高い英語力が必要になりIELTSスコアの取得が必要となります。一般英語コースや発音矯正のコースではなく、試験対策や医療英語コース、進学準備コースの評価が高い学校を候補として検討していくと良いでしょう。

 

英語力が既に高い方であれば直接専門的な英語を学ぶ事ができる医療英語コースがおすすめです。

②NNASもしくは各州の看護協会による審査

申請には必要書類と資格証明書の提出が必要になり、語学力の証明、卒業証明書、成績証明書を送付し審査を行ってもらいます。

 

ビクトリア州ではCBA(Computer-Based Assessment),SLA(Stimulation-Lab Assessment)といった試験(コンピューター試験と実技試験)が行われます。

 

カナダの正看護師は看護学部の4年制大学卒業をしている事が一般的です。また医学、外科看護における理論、臨床指導等が含まれている必要がある為、3年生以上の看護学を修了している場合でもNNASの審査の結果次第では大学への進学や編入を求められる可能性もありますのでご注意ください。

NNASとは

カナダ国外での看護師資格を保持している方がカナダで看護師になる為に審査が必要になります。その審査や評価、また必要なものが他にないか各州の看護協会へ評価を届ける機関になります。いままでは各州への申請でしたが2014年8月よりNNASに申請が可能になり手続きがかなりスムーズになっています。

NNASの登録手続きについて以下でご説明いたします。

アカウントの作成

申請の前にまずアカウントの作成が必要になります。E-mailアドレスやクレジットカードなどの個人情報が必要になります。登録完了後にNNAS IDナンバーが発行されます。IDナンバーに関しては申請の際に必ず必要になりますので忘れない様に注意しましょう。

身分証明書の提出

NNASに身分証明書の提出が必要になります。証明書に関しては2種類提出が必要になり顔写真入りで有効期限内の証明書(パスポートや運転免許証)、もう1点は政府発行の物が必要になります。

 

証明書類に関しては行政書士や弁護士等の公認が必要になりますので時間に余裕をもって準備を進めていきましょう。

看護教育の証明を提出

看護学の修了した証明を個人ではなく学校からNNSAに直接送付してもらう必要がございます。個人での手配だと受け取ってもらえないので注意してください。

看護師資格証明書の提出

日本で取得されている場合は厚生労働省から発行になります。こちらの書類については厚生労働省からの送付が必要になりますので手配の際には余裕をもって進める必要がございます。

看護師経験を証明できる書類の提出

NNASが用意したフォームを印刷して、過去5年間に働いた雇用先に記入を依頼します。雇用主にフォームを記入してもらったら直接NNASに送付してもらいます。

英語力を証明できる書類を提出

英語かフランス語が第一言語ではない人に関しては英語力の証明が必要となります。証明書がない場合はテストを受講して6か月以内のスコアを証明できる書類をNNASに送付します。

③国家試験(NCLEX-RN)に合格

NNAS、各州の看護協会の審査を受け、国家試験NCLEX-RNの受験資格があると認められたら受験資格(Authorization te Test)を取得し、NCLEX-RNを受験しましょう。

 

国家試験に合格したら無看護協会への登録に進むことができます。

④申請をした州で看護協会への登録

看護協会への登録は試験の合格だけでなく健康状態や過去の犯罪歴、業務の適応性等も審査の対象になります。州によっても基準は変わりますので看護師を目指す州の看護協会の事は事前に調べておくと良いでしょう。無事登録が完了されたら登録された州で看護師として働く事ができる様になります。

日本で正看護師資格をお持ちでない場合

日本で看護師以外のキャリアを歩んでいる人や、高校卒業後の留学を検討している人についてはカナダの4年制大学の看護学部の進学を目指しましょう。

 

大学に関してはカレッジからの編入可能となっております。入学条件もあり簡単には入学ができない為、高校の成績もしっっかり確認しておきましょう。

①進学ができる英語力を身に付ける

まずは看護学部での就学の為に英語力を付ける必要があります。入学に関しては高校の成績証明書が必要となります。英語力が足りない方は語学学校の英語コースから進学を目指していきましょう。

一般的に必要な英語力

ILETS:7.0~7.5

TOEFL iBT:平均100

TOEFL PBT:600

COPE:86

②カレッジ・大学進学をして看護学を学ぶ(看護協会認定の学校)

カナダで看護師を目指して進学をする場合は看護師になりたい州で進学をしましょう。また進学の際には各州の看護協会が認定している教育機関を選ぶことも重要です。

 

まずはPre-Healthプログラムを受講し、医療に関することを幅広く学びます。その後、Practical Nurseコースなどへの進学を目指しますが、Pre-Healthプログラムで上位修了者でないとなかなか合格となりません。

 

また、認定されている学校であっても留学生の受け入れがない学校もある為注意しましょう。看護プログラムの開講がされているかどうかは各州の公式サイトから確認ができますので確認しておきましょう。

 

語学学校から進学の場合は就学中にアカデミックカウンセラーがいる学校を選んでおけば安心して進学の準備も可能です。

 

看護学部への進学には数学の成績も必要になりますので現地高校からの進学がおすすめです。しかし、既に高校を卒業されている場合でも足りない単位のみオンライン等のコースで取得が可能(約3か月)となり進学条件を満たす事ができます。

 

こちらのプログラムについても英語で学ぶ必要がある為まずは高い英語力をしっかり身につけましょう。

CRNBC(ブリティッシュコロンビア州)

CNO(オンタリオ州)

③国家試験の合格(NCLEX-RN)

日本では看護師になる為に国家試験を受験し合格しなければなりませんが、カナダも同様に国家試験(NCLEX-RN)の受験が必要です。

 

また受験には英語力の証明を看護協会にする必要があり、IELTS総合平均7.0以上のスコア証明が必要となります。州によってはフランス語でも登録は可能になりますので受験される州の看護協会の情報を確認しましょう。

④州の看護協会への登録

大学卒業、国家試験合格と条件を満たす事ができたら、最終審査に進みます。健康状態や過去の犯罪歴、看護師としての業務に対する適応性等が審査対象になります。

 

こちらの審査が問題なく通過できれば看護協会へ看護師として登録されカナダで看護師として働く事ができる様になります。

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進学におすすめの語学学校3選

ILAC

試験対策や進学英語はもちろんですが、アカデミックカウンセラーが在籍しており進学先や編入についても非常に詳しく現地渡航後にもサポートが充実しています。進学先が決まってない生徒様でも現地で方向性を決めていけるので安心して留学をすることができます。

ILAC日本語ウェブサイト

ELS

カナダとアメリカに600校以上の提携校があり過去には4万人以上の学生がELSから進学をしていおり、実績ある語学学校になります。世界的に有名なナショナルジオラグラフィック社との共同開発の英語教材は非常に評価が高く楽しく英語を学べる環境が整えられています。

ELSランゲージセンターズ(トロント校)

Kaplan

世界的に有名な語学学校でもあるKaplanは進学先の提携校も豊富です。オンライン授業や自宅でも使えるオンライン教材が用意されている為、自分次第では数多くの時間を勉強に費やす事もできますので英語力の向上も早くなります。

Kaplan

医療英語でおすすめの語学学校3選

ILSC

すでに看護士や医療現場での業務経験がある人にとっても勉強になる医療英語を学ぶことができます。単語や会話だけでなく実際の現場を想定したプレゼンテーションやロールプレイングも行うことでより実践に近い感覚で学ぶ事ができます。

ILSC トロント校

SSLC

実践的な医療英語を学びながら、キャリアを築くのに必要な基礎的な部分も学習していきます。週1回は教師と1対1の時間も設けられており難しい勉強の中でも充実したサポートを受けながら就学が可能です。

SSLCバンクーバー校(スプロット・ショウ・ランゲージ・カレッジ)

ESC

トロントにある医療英語コースで人気の学校になります。医療英語コースに加えてビジネス英語コースも開講しており、進学の前にビジネス英語、医療英語と組み合わせる学生様も数多く在籍しています。

ESCトロント(イングリッシュスクール・オブ・カナダ)

医療英語については以下で詳しく説明しております。

カナダの医療英語・ヘルスケア留学で医療現場に必要な英語力を磨こう

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現地での就職について

カナダでの看護師資格が登録されただけでは外国の方がカナダで国内で働く事はできません。就労ビザ永住権といった現地で正式に働く事のできるビザの取得が必要となります。

 

カナダだけでなく海外での就職にはビザの問題もでてきますので簡単に就労ビザや永住権が取得できる訳ではありません。

 

おすすめとしてはカレッジや大学卒業時に申請が可能なPGWPワーキングホリデーを利用して合法的に仕事を初めていき、後に就労ビザや永住権といった難しいビザの申請をしていく事が良いでしょう。

 

カナダの看護師になるのは簡単ではありませんが、焦らず一つずつステップを踏んでいくことをおすすめいたします。

Yuri Kondo

幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

カウンセラーに質問

カナダの『学生ビザ』取得方法を申請画面の和訳付きで徹底解説!

カナダに留学するとなれば、ビザが必要となる人もいます。カナダに長期滞在する理由や期間によってもビザの種類は異なるため、ビザで問題が起こらないか不安だという人も多いでしょう。

 

特に日本人は海外旅行ではビザなしで行ける国がほとんどのため、カナダ留学で初めてビザを取得するという人も少なくありません。

 

今回はカナダの学生ビザの取得方法について徹底的に解説します。カナダ留学予定の人やこれからビザの手続きをする予定の人はぜひ参考にしてみてください。

カナダの学生ビザとは

カナダの学生ビザとは

学生ビザは通称であり、正式にはstudy permitを指します。つまり、カナダで学校に通って勉強することを政府から認められていることを示すビザです。

 

半年以上の長期滞在を予定しており、なおかつ1個の学校に通い続ける入学許可証をもらっているという場合には学生ビザで滞在するのが1番シンプルな方法です。

カナダの学生ビザが必要な人

カナダで学生ビザが必要な人は、6か月を超える長期滞在で学校に通う人です。語学学校に通う場合も半年未満の滞在であれば学生ビザは必要ありません。

 

日本人は6ヶ月までであれば観光ビザでカナダ国内に滞在することができ、カナダ国内で観光ビザを延長することもできます。しかし年々観光ビザの延長の審査は厳しくなっており、申請した期間よりも短く承認されたり、承認されずに帰国しないといけなくなったりします。

よく分かる!観光ビザでカナダ留学する方法とeTA申請マニュアル

カナダの学生ビザでできること

カナダの学生ビザを取得すると様々な恩恵が受けられます。半年以上の長期滞在ができるようになることに加え、カレッジや大学に通う場合にはアルバイトが許可されます。

働けて学べるカナダ留学!Co-opプログラムを徹底解剖

ただし、これは語学学校に通う人や大学・カレッジ付属の語学クラスに通う人には適用されません。カナダの学生ビザでできることについては、後ほど「カナダ学生ビザのメリット」で詳しく解説します。

カナダ学生ビザの取得方法

カナダ学生ビザの費用

カナダの学生ビザは申請料が150カナダドルかかります。これは日本円に換算すると、およそ12,500円です。さらに、2019年からはバイオメトリックスを登録することが義務付けられ、この登録費が85ドルとなっています。

 

バイオメトリックスについては、1度登録するとたとえパスポートを更新しても10年間は再登録の必要がありません。これは14歳以上80歳未満で、観光ビザ以外で入国するすべての外国人が必要となるため、日本で登録しておくとカナダでビザを更新するのも楽にできます。

カナダ学生ビザの必要書類

Point

パスポート

入学許可証

英文残高証明書

カナダの学生ビザ申請のために用意しなくてはならない書類は、パスポート・残高証明書(英文)・顔写真・カナダの学校の入学許可証です。その他に支払いのためのクレジットカードも必要となります。

 

残高証明書は留学生の不法就労を防ぐため、カナダ滞在中に働かなくても生活できるほどのお金があるかを見られます。学校の学費にプラスして1,000カナダドル×滞在月数があることが最低ラインとされています。

 

また、1年以上の滞在は一律10,000カナダドルあることが条件となります。しかし、これも入国管理局のさじ加減となる場合が多く、最低ラインを超えても滞在期間を短くされたり、少し足りなくてもきっちりビザがもらえたりします。

カナダ学生ビザの申請手順

まず、IRCCでアカウントを作成します。アカウント作成で取得したIDとパスワードを入力し、プロフィールを作成します。

 

全て英語での手続きになりますので、順を追って説明していきます。

申請手続き開始


まずは、「Apply to come to Canada」を選択。

次に、「Visitor visa, study and/or work permit」を選択。

ここからはビザの資格についての質問です

What would you like to do in Canada?

カナダに渡航する目的。「Study」を選びましょう。

How long are you planning to stay in Canada?

カナダに滞在する期間。「Temporarily – more than 6 months」を選びましょう。

Select the code that matches the one on your passport.

パスポートの発行国。

What is your current country/territory of residence? If you are presently in Canada, you should select Canada.

現在滞在している国。

Do you have a family member who is a Canadian citizen or permanent resident and is 18 years or older?

18歳以上のカナダ市民か永住権保持者が家族にいますか? 多くの人は「No」です。

What is your date of birth?

誕生日。

Are you a lawful permanent resident of the United States with a valid U.S. Citizenship and Immigration Services (USCIS) number?

アメリカの永住権保有者ですか? 多くの人は「No」です。

Have you been accepted to a designated learning institution?

認定教育機関から入学受理されていますか?

 

ここは「Yes」でないと学生ビザが取得できません。まだ入学受理証を持っていない方は先に学校手続きを完了しましょう。

What is your marital status?

婚姻状況は?

 

未婚の方は「Nevermarried/Single」を選択してください。

What is your province of destination? If visiting multiple provinces, select the one in which you will be spending most of your time.

目的地は?複数地域を訪問する場合は、最も長く滞在するエリアを選択してください。

学生ビザを取得可能な状態かどうかの結果

ここまでの回答内容に応じて、学生ビザの取得資格があるとみなされると上記のように「You may be eligible to come to Canada as a student.」と表示されます。

ここからは学生ビザの取得に必要な書類のチェックリストに必要な質問です

Are you an exchange student?

交換留学生ですか?

 

通常の語学留学の場合は「No」を選択。

Is work an essential component of your studies?

留学には就労が必要ですか?

 

通常の語学留学の場合は「No」を選択。Co-opプログラムやインターンシッププログラムに申し込む方は「Yes」を選択。

Are you a spouse, common-law partner or child of certain skilled worker or of certain full time international student that has or will have status in Canada?

カナダのフルタイム留学生か特定技術者の配偶者・内縁のパートナー・子供ですか?

 

多くの人は「No」を選択です。

Are you:
– A recipient of a Commonwealth scholarship; or
– A recipient of a full bursary (covering all expenses) from the Canadian International Development Agency (CIDA), including Francophonie scholarships; or
– A participant in a Canadian aid program for developing countries?

奨学金や援助プログラムの参加者ですか?

 

こちらも多くの人は「No」を選択。

カナダ滞在資格のある家族を連れていきますか?

多くの人は「No」を選択です。

世界のどこかで犯罪歴はありますか?

特に問題なければ「No」を選択です。

Have you had a medical exam performed by an IRCC authorized panel physician (doctor) within the last 12 months?

過去12か月間で移民局認定医師による診察を受けましたか?

Have you visited or lived in any one of the designated countries for 6 consecutive months in the last year?

昨年、6か月連続で指定国に滞在しましたか?

 

この質問が「Yes」だと健康診断が必要になります。指定国は以下のリンクよりご確認ください。

指定国一覧

Do you want to submit an application for a family member?

家族のアプリケーションも提出しますか?

Are you giving someone access to your application?

誰かにこのアプリケーションへのアクセス権限を与えますか?

 

ご自身で申請されている方は「No」を選択。

In the past 10 years, have you given your fingerprints and photo (biometrics) for an application to come to Canada?

過去10年間で、指紋と写真をカナダ移民局に提出しましたか?

There are fees associated with this application. Will you be paying your fees or are you fee exempt?

申請料金は自身で払いますますか?もしくは免除されていますか?

 

通常は、「Yes, I will be paying my application fees.」を選択。

Are you able to make a digital copy of your documents with a scanner or camera?

スキャナーやカメラで書類をデジタル化できますか?

 

「Yes」を選択しましょう。

Will you be paying your application fees online? To pay online, you can use a credit card (Visa, MasterCard, American Express, JCB, China Union Pay) or a debit card (Visa Debit, Debit MasterCard or Interac).

クレジットカードもしくはデビットカードにて申請費用をオンラインで支払いますか?

確認画面です

内容を確認し、一番下の「Continue」を押して進みましょう。

書類をアップロードしましょう

ここまでの回答内容に応じて必要な書類が出てきますので、アップロードしましょう。

いよいよ支払いです

支払い画面にて

 

クレジットカードで学生ビザの費用とバイオメトリックス申請費を払いましょう。

申請書の提出が完了すると、アカウントに移民局からメッセージが届きます。これを確認したら、東京のカナダビザ申請センターでバイオメトリックス登録の予約をしましょう。

 

そしてメッセージが届いた30日以内にバイオメトリックスを登録して、ビザの審査結果を待ちます。

指紋認証(バイオメトリックス)の申込手順

まずは下記より指紋認証の予約サイトにアクセスください。

指紋認証(バイオメトリックス)予約サイト

画面下部にて「オンライン予約」「電話予約」「メール予約」「チャット予約」「センターに来館して予約」の5つの予約方法をえらんでいただけます。

 

ビザ申請センターの営業時間は9-17時ですので、営業時間内にご予約ください。

電話予約

一番簡単な予約方法は「電話予約」です。0120-961-673にお電話いただくことで、コンタクトセンターが予約・変更・キャンセル手続きを行ってくれます。

チャット予約

お電話はちょっとという方には「チャット予約」がおすすめです。下記よりチャット予約にアクセスいただけます。

チャット予約

1.「日本語」を選択

2.下部にスクロールし、「同意します」を選択

3.氏名、メールアドレス、電話番号を入力

電話番号欄の国コードは、日本の場合「+81」です。

4.チャットが始まります

チャット欄に「バイオメトリクスの予約をお願いします。」と入力して送信しましょう。

 

その後はオペレーターから希望日時などを聞かれますのでご入力ください。

 

ご予約が完了するとメールアドレス宛に予約確認書が届きますので、印刷して当日持参ください。

指紋認証時の持ちもの

  • パスポート
  • 予約確認書
  • Biometric Collection Letter
  • 同意書

同意書は2枚目を2部印刷してご記入ください。また、3枚目は記入不要です。

カナダ学生ビザの却下理由とその対策

Point

資金不足→多くの資金提示すると通ることも多い

学ぶ気がないと判断→再申請しても通らないことが多い

カナダの学生ビザは申請した全員が必ず審査に通るわけではありません。中には学生ビザの発行を却下され、半年以内の留学に切り替えなければならなかった人もいます。

 

人によって却下理由は異なり、移民局から具体的な却下理由が明かされた人もいれば却下されたことしか記載がなかったという人もいます。却下理由を明かされた人は資金不足であることが多いです。

 

学費以外で1か月あたり1,000カナダドルがラインとなっていますが、これはあくまで最低基準であり、これを超える額を提示しても審査官が不十分だと判断した場合にはビザは発行されません。

 

ただしこの場合には再申請が可能で、最初よりも多くの額を資金提示するとビザが許可されることも多いです。

 

次に多いのが、学生ビザの条件と申請理由が合っていないことです。カナダで学ぶ気がない・働くために長期滞在を狙っていると判断されると却下され、再申請しても通らないケースが多いです。

 

エッセイでは具体的にどのようなことを学びたいのか、なぜカナダで勉強したいのかなどを明らかにしましょう。

カナダ学生ビザの延長と切り替え

カナダ学生ビザの延長方法

カナダの学生ビザの更新には4週間~8週間かかるとされています。しかし場合によってはそれ以上にかかるケースもあるため、余裕をもって4か月前から準備を進めておきましょう。

 

まずはGCKeyに学生ビザ申請時に用いたIDとパスワードを使ってログインします。

 

そしてビザ申請へと移ります。事前にビザ延長フォームをダウンロードして記入し、スキャンしておきましょう。そのビザ延長フォームと、パスポートをスキャンした画像、入学許可証、資金証明、顔写真をアップロードします。

 

そして延長費の150カナダドルを支払うと申請は完了です。審査でビザが認証されると、カナダ国内の住所に郵送でビザが送られてきます。

カナダで他のビザから学生ビザへの切り替え方法

ワーキングホリデービザからの切り替え

ワーキングホリデービザでカナダに入国し、次に学生ビザを取得したいという場合にはカナダ国内での申請が可能です。学生ビザの延長方法と手続きはほとんど同じです。

 

異なるのは申請料が125カナダドルであること、申請書1枚目のB「Application to Change Conditions or Extend Your Stay in Canada as a Student」と2枚目のDにあるMY REQUESTで「Change Conditions」にチェックを入れることです。

 

ここに記入漏れがあった場合には審査に通ることは無いので気を付けましょう。

ビジタービザからの切り替え

ワーホリビザからの学生ビザは比較的容易ですが、ビジタービザから学生ビザへの切り替え方法は少し複雑です。カナダ国内ではビジタービザから他のビザへの切り替えはできないため、一時帰国してオンライン申請してからビザ取得後にカナダに再入国するか、アメリカにあるカナダ領事館へ郵送申請するかしかありません。

 

しかしビザの切り替えについての審査は年々厳しくなっており、少しでも疑われたらビザは発行されないため、切り替えたい場合には留学エージェントやビザ専門のコンサルタントに相談することをおすすめします。

カナダで学生ビザから他のビザへの切り替え方法

学生ビザで通っていた学校を卒業し、より長い期間カナダに滞在したい場合には、ビジタービザやワーホリビザに切り替える必要があります。

ビジタービザへの切り替え

学生ビザからビジタービザへと切り替えるのはオンラインで申請できます。ただしビザを申請してから結果が出るまでは国内に滞在していなければならないので、その期間中に海外旅行などに行かないようにしましょう。

 

必要な書類はビザ申請書とパスポート、資金証明、顔写真、クレジットカードです。資金証明は最低1か月あたり1,000カナダドル×滞在月数が必要となります。全ての提出書類をスキャンしてデータ化しておきましょう。

 

申請料は100カナダドルです。審査結果はメールで送られてきますが、ビザは郵送のみなので途中で引っ越して届かないことがないようにしましょう。

ワーキングホリデービザへの切り替え

学生ビザからワーホリビザへ切り替えるには、カナダ国内でワーホリに申請しましょう。申請先は日本のカナダ大使館で、通常通りワーホリ申請を行います。

 

ワーホリ申請料は253カナダドルであり、資金証明には2,500カナダドルが必要とされています。

 

日本国内からの申請と異なる点は、バイオメトリックス登録費をワーホリのプログラム費と一緒に請求されない点です。後日バイオメトリックス登録をするようにメールが届くので、支払いを済ませ、レシートを提出します。

 

ワーホリの許可証が送られてきたら、それを持って一度カナダ国外に出て、再入国するとワーホリビザに切り替えられます。

カナダのワーキングホリデー事情とメリット・デメリットを徹底解説!

カナダ学生ビザ取得の3つのメリット

①6ヶ月以上の滞在が可能になる

カナダ学生ビザの最大のメリットは、6ヶ月以上の滞在が可能になることです。日本のパスポートを持っていれば6ヶ月までの観光ビザの発行が認められていますが、カナダに1度入国したら自動的に6ヶ月分の観光ビザがもらえるわけではありません。

 

全ては入国管理局のスタッフの判断によります。帰りの飛行機のチケットの提出を求められ、その日までの期間しか観光ビザを発行してくれないことも少なくありません。そのため、6ヶ月以上の滞在が可能で、更新する回数も少ない学生ビザは便利です。

②カナダで銀行を開設できる

学生ビザをはじめとする長期滞在用のビザを取得すると、外国人でもカナダで銀行を開設することができます

 

日本からカナダに送金してもらう場合は銀行口座で受け取ることができます。また、セキュリティの面からも家に大金を置く必要が無くなるので安心できるでしょう。

 

特にホームステイやシェアハウスで暮らしている場合は万全な対策が必要となるため、お金のトラブルを起こさないためにも銀行口座の開設はしておいた方がいいです。

 

自分で口座を開設したい銀行を決め、必要書類をそろえて店舗に行きます。カナダの口座開設では事前予約が必須となっているので、電話かオンラインで予約してから行きましょう。

 

銀行によっては日本人が担当し、日本語でやり取りできるところもあります。銀行が混んでいなければその場でデビット機能付きのキャッシュカードが受け取れます。

銀行の開設

③アメリカからも入国しやすくなる

アメリカを経由してカナダに行くという人もいるでしょう。特にカナダ留学前や留学中にアメリカに旅行に行く際、アメリカ入国は審査が厳しいことで知られています。

 

日本のパスポートを持っていればアメリカの観光ビザは必要ではなく、渡航の72時間前までにESTA渡航認証を取得しなければなりません。また、ビザなしでアメリカに入国した場合、90日以内にカナダややメキシコ、近隣諸島での滞在を含めて出国しなければならないとされています。

 

入学許可証があってもアメリカからカナダへの入国を拒否された例もあります。その点、カナダの学生ビザを持っていればカナダでの留学が目的であることが明らかなため入国審査もスムーズに行きやすいです。

カナダ学生ビザ取得の3つのデメリット

①必ず学校に通わなくてはいけない

学生ビザはカナダで長期間勉強するためのものです。6ヶ月以上滞在できるからといって、学校に通わずに暮らしていると、酷い場合は強制帰国となることもあります。

 

そのため、カナダにしっかり腰を据えて留学したいという人でなければ学生ビザは向いていないかもしれません。また、学生ビザを取得しても学校に通わない人が増えたため、審査が厳しくなり、学生ビザを発行する学校を制限していることもあります。

②取得に時間がかかる

観光ビザの場合は事前にeTAを取得することで入国できます。数日で取得できるため、2週間前などギリギリにカナダ留学を決めても問題ありません。それに比べて学生ビザの取得には2ヶ月以上かかることも少なくありません。

 

特に何か書類に不備があったり、バイオメトリックス登録が遅くなったりすることでビザの審査にも遅れが出てしまいます。学生ビザを取得できなければ、学生ビザの取得が求められている学校の場合、入学することができません。

 

前もって準備する必要があり、手続きも毎年のように変更点があったり複雑化したりしているため、ストレスに感じる人は少なくありません。

③お金がかかる

3つ目のメリットは、お金がかかることです。観光ビザの場合はeTA申請料の7カナダドルで済むのに対し、学生ビザは150カナダドルに加えてバイオメトリックス申請費の85カナダドルも必要となります。

 

留学前のお金を貯めたい時期にそれだけの出費がかかることは痛いですよね。しかし、6ヶ月以上留学するのであれば必要経費として考えましょう。ただ、学生ビザを取得することでカレッジや大学に就学している期間はアルバイトができる点を考えると、ビザ申請費の元は確実に取ることができます。

ケベック州での学生ビザ取得は事前にCAQを申請

ケベック州はフランス語が公用語であるなど、カナダの他の州とは異なる点が多いエリアです。

 

学生ビザの取得に関しても他の州とは手続きが異なっており、学生ビザの申請をする前にCAQ(Quebec Acceptance Certificate)の取得が必要です。

 

申請費用は$117で、こちらのリンクより申請手続きが行えます。

 

CAQの発行には1カ月程度かかる場合もございますので、時間に余裕を持って申請するようにしましょう。

まとめ

今回はカナダの学生ビザについて詳しく紹介しました。6ヶ月以上の長期留学の場合は必要となり、それだけ面倒な更新手続きも必要ありません。

 

観光ビザから学生ビザに切り替える手続きに比べると、はじめから学生ビザを取得して延長していく方法が確実で楽でもあります。ぜひ、ビザへの疑問点や不安を無くしてからカナダ留学に行きましょう。

須栗和花

「海外で生活してみたい」「旅行学を学んでみたい」と強く思い、高校卒業後から海外進学をしました。留学先では、10週間語学学校で英語を勉強し、その後カレッジでBachelor of Tourism and Hospitality Managementを取得しました。

カウンセラーに質問

カナダ留学の人気都市!バンクーバー、トロントを徹底比較!


カナダ留学と言えば、バンクーバー、トロントを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?実際にこの2大都市は数多くの留学生が、渡航先の都市として悩まれています。

 

今回は渡航先を決めるのにも役立つようにバンクーバーとトロントを徹底比較してご紹介させて頂きます。

 

まずは結論を表でまとめましたのでご覧ください。記事で詳細を解説していきます。

バンクーバートロント
気候1年を通して暖かい冬は寒く氷点下
生活費外食、生活必需品に税金がかからない税金が高い(15%)
周辺観光地ロッキー山脈、ビクトリア、ウィスラー、シアトルナイアガラの滝、ニューヨーク
人種アジア系の人種が多いヨーロッパやアフリカなど多国籍な環境
娯楽・食事アジア系のレストランが多いイベントが多い、色々な国の食事が楽しめる

①バンクーバーの3つの特徴


バンクーバーはカナダ屈指の観光都市であり、世界中から人が訪れるカナダの2大都市の一つです。年間を通して温暖な気候で過ごしやすいだけでなく、海や山など自然に囲まれており、留学都市としても非常に人気があります。

1. 利便性がいい

カナダの2大都市の一つとして知られているバンクーバーですが、街全体としては小規模に利便性の良い都市です。街の中心地は高層ビルやタワーマンション、数多くのお店が立ち並んでいます。生活環境が非常に良く住みやすい街ランキングでも上位に入っています。

2. アジア系の人種が多い

バンクーバーはトロントに比べてアジア系の人種が多い都市になります。街にはアジア系のレストランも多く、日本人の方でも生活しやすい環境が整っています。トロントやほかの都市に比べて日本人向けのサービスも多いこともあり、初めて留学される方からも人気を集めています。

3. 年間を通して過ごしやすい気候

カナダと聞くと寒いイメージがあるかと思いますが、バンクーバーはトロントに比べて冬は積雪はが少なく、夏は25°前後と過ごしやすい気候になっています。冬の寒さや夏の暑さが苦手な人には気候であまり左右されないバンクーバーがおすすめです。

バンクーバー留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

②トロントの3つの特徴


カナダの最大都市であるトロントは、日本と同様に四季があります。オンタリオ州の州都でもありカナダ経済の中心地、都会での留学生活を満喫したい方におすすめの都市になります。

1. 多国籍文化

バンクーバーに比べて日本人比率は低く、ヨーロッパやアフリカの国籍方も多い都市になります。食事に関しては色々な国のレストランがあり多国籍という環境は普段の生活からも感じる事ができます。

2. エンターテインメントが盛ん

MLBやNBAなどのプロスポーツチームが本拠地を構えています。またミュージカルなども有名で街全体としてエンターテインメントが盛んな都市です。学校でのアクティビティや現地でのエンターテインメントを楽しみたい方には非常におすすめです。

3. カナダ経済の中心地

トロントはカナダ経済の中心地でビジネスだけでなく、観光業なども盛んな都市になります。インターンシップや現地でのアルバイトなど、自分が学びたい分野で仕事ができる機会が多い都市です。特にIT企業はレベルが高いと言われておりますので興味がある方は是非挑戦してみてください。

トロント留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

③バンクーバー留学のメリット・デメリット


トロントに比べてアジア系の人種が多い事で有名なバンクーバーですが、実際には生活がしやすい環境が整っていたり留学するにはとても良い都市になります。しかし、学校によっては日本比率が高すぎたり、日系の企業で働き続けて英語力が伸びない事もありますので環境に甘えずに努力する事も必要になります。

バンクーバー留学の3つのメリット

1. 留学初心者の方でも安心

アジア系の人種が多いこともあり、語学学校やCollege等にも日本人の担当者が多く在籍しています。海外留学となると不安は大きくなると思いますが、バンクーバーであれば日本語で対応してもらえる環境も整っている為、安心して留学生活を送る事ができます。

2. 留学生の受け入れに積極的

現地にあるCollegeや大学も留学生の受け入れに積極的な都市と言われております。編入の制度も整っており、現地の4年生大学を目指して留学する学生が近年増えております。語学学校のサポートも手厚くなってきますので進学を検討している方には非常におすすめです。

3. 仕事が見つかりやすい

バンクーバーには日系の企業も多く、英語力が高くなくても仕事を見つける事ができます。もちろん英語力があれば現地の企業で働く事も可能です。様々な職場で留学生を見かける事もありますので、自分が経験したい職にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

バンクーバー留学の3つのデメリット

1. 学校によっては日本人が多い

トロントに比べてアジア系だけでなく、日本人比率も高くなるバンクーバーですが、学校や時期によっては学校全体の日本人比率が高くなってしまう場合もあります。常に変動がありますので気にされる方は留学エージェントに相談してみましょう。

2. 物価が高い

バンクーバーの移民にはアジア系の富裕層が多く、住宅価格が高騰しています。チップの制度もありすので、外食等は1回2000円を超える事がほとんどです。生活必需品は非課税ですので、外食の回数を減らすなどして生活費用を抑えていくと良いでしょう。

3. 冬は雨が多い

バンクーバーの冬じゃ雪は多くないですが、雨が多く降ります。11月~1月頃にかけては東京の梅雨の時期と同じくらい雨が降りますので、気分が落ちてしまう時もあるでしょう。学校だけでなく、色々な所人とコミュニケーションを取るなどして工夫してみましょう。

カナダの気候を都市別に比較!カナダ留学に適した都市は?

④トロント留学のメリット・デメリット


大都会のトロントはバンクーバーと比べて学校の数や挑戦できる仕事も多いと言われています。しかし、英語力が高くないと厳しい世界でもある為、現状と目標をしっかり確認して留学の準備を進めていきましょう。

トロント留学の2つのメリット

1. 質の高い学習環境

トロントには有名な大学やCollegeも多く、語学学校の学生にも進学を目的として就学している学生も多く在籍しています。真面目な学生も多く切磋琢磨できる環境が整っているトロントでは学校の環境を第一考えている人におすすめです。

2. 四季がある

冬は厳しい寒さで有名ですが、トロントには四季があり日本と同様に季節を楽し事ができます。好きなシーズンがある方はトロントへの渡航時期も検討してみると良いでしょう。

トロント留学の3つのデメリット

1. 冬はとにかく寒い

バンクーバーに比べてトロントの冬は厳しい寒さになります。氷点下になる事も多いので風を引かないように注意する必要があります。しかし、地下鉄の普及などもあり外にあまり出ずに生活も出来る為、そこまで寒さを感じる機会は多くないのも現状です。

2. 英語ができないと仕事は見つけずらい

トロントは大都市であり求人も多くありますが、英語力はしっかり求められます。英語力に自信がない場合は、日本食レストランなどで実践的な英語力を身に付けてから別の仕事にチャレンジしてみましょう。

3. 移民が多く英語に訛りがある

バンクーバーに比べて多国籍なトロントは様々な国の人がいる為、ネイティブスピーカーじゃない人も大くいます。語学学校などで綺麗な英語に聞き慣れていると外に出た時に聞き取れず苦労する可能性もあります。慣れてくるとしっかり聞き取れる様になりますので前向きに考えるようにすると良いでしょう。

⑤バンクーバー留学おすすめの語学学校3選


バンクーバー留学をご検討される方におすすめの学校をご紹介させて頂きます。中にはトロント校にもキャンパスを持っている学校もありますので、トロントと悩んで決めきれない方は渡航後に転校をする事もできますので長期での留学をご検討の方は2都市への留学プランを立ててみても良いでしょう。

1. ILAC

カナダ最大規模の語学学校です。英語コースや試験対策コースはもちろん、海外での進学にも力を入れています。オンラインプログラムあり渡航前等に就学を始める事可能です。

2. SSLC

一般英語だけでなく、ビジネス英語やグループ内の専門学校とのパッケージプログラムも用意しています。語学プログラムだけで終わりたくない学生にもおすすめです。

SSLCバンクーバー校(スプロット・ショウ・ランゲージ・カレッジ)

3. CCEL

授業では4つのスキルをバランス良く学ぶ事ができます。アクティビティが充実していることや、学校の近くに学生寮がある事もおすすめのポイントです。

CCEL(カナディアン・カレッジ・オブ・イングリッシュ・ランゲージ)

バンクーバーの語学学校については以下で詳しく解説しております。

バンクーバーのおすすめ『語学学校』ランキング【絶対迷わない厳選18校】

⑥トロント留学おすすめの語学学校3選


学校が多い事で有名なトロントですが、今回は3校に絞ってご紹介させて頂きます。トロントには質の高い学校が多くありますが、学校のよってカリキュラムは大きく異なります。ご自身の目的に応じて自分に何が必要なのかしっかり分析をしてから学校選びをすると良いでしょう。

1. ILSC

選択制のカリキュラムを提供しており、午前、午後と自分に合ったクラスを選ぶ事ができます。スピーキングなどに特化して勉強する事も可能です。

ILSC トロント校

2. ELS

進学に強い語学学校として有名です。アメリカにも語学学校を展開しており進学や試験対策などのコースをご希望の方におすすめの学校になります。

ELSランゲージセンターズ(トロント校)

3. Kaplan

世界規模で学校を展開している大手の語学学校になります。独自の教材や学校外でも利用できるオンライン教材を用意しており勉強する環境が整っています。

カプランインターナショナルカレッジ(トロント校)

トロントの語学学校については以下で詳しく解説しております。

トロント留学のおすすめ『語学学校』【人気の15校】

まとめ

バンクーバー、トロント皆さんはどちらに魅力を感じましたか?留学では自分に合った環境を見つけるのは簡単な事ではありません。しっかり情報収集をして後悔のない都市選び、学校選びをしていきましょう。

須栗和花

「海外で生活してみたい」「旅行学を学んでみたい」と強く思い、高校卒業後から海外進学をしました。留学先では、10週間語学学校で英語を勉強し、その後カレッジでBachelor of Tourism and Hospitality Managementを取得しました。

カウンセラーに質問

カナダで長期滞在ができる?費用を抑えてお得に専門留学!


カナダに少しでも長く滞在がしたい!そんな方も多いのではないでしょうか?将来移住を検討されている方もいれば、現地での就労経験を望む人もいます。

 

しかし、長期留学と聞くと費用の問題で諦めてしまう方も多くいらっしゃいます。こちらの記事ではカナダに費用を抑えて長期留学する方法をご紹介させて頂きます。

語学学校より専門学校が安い

カナダの専門学校は同じ期間語学学校に通うより費用が安くなる事が多いです。英語力の入学条件や入学日の指定はありますが、トータル的に費用を抑える事ができますので長期滞在を検討している人は専門留学も候補にいれてみると良いでしょう。

専門学校の就学期間

専門学校は主に3ヵ月の短いコースから2年間の長期のコースが用意されています。学校によってコースの期間は異なりますので自分の学びたい専攻と希望の就学期間をしっかり確認しましょう。

専門学校の費用

専攻や、コース期間により若干の異なりがありますが、1年間の学費は約$6,000~$10,000程になります。日本円で約55万円~100万円となっております。詳しい費用は学校により異なりますのでお問合せください。

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専門学校の入学条件

専門学校は語学学校と異なり英語で専門分野を学ぶため、各コースに英語力の条件が設けられています。英語力の証明にはIELTSスコアを利用する事が多く、最低でもIELTS4,5以上は求められます。

 

英語力が足りない場合は直接専門コースに入学ができない為、スコアの取得をするか、語学学校からの進学が必要となります。

【全139校】カナダの『語学学校』一覧。選び方の8つのポイントを解説!

費用を抑えて専門留学する3つの方法


カナダでの専門留学はコース選びだけでなく、Co-opプログラムというもの利用する事で学費を抑えるだけでなく、現地での就労により収入を得ながら現地での生活ができる様になる為、初期費用も大きく抑える事ができます。

 

最近はオンラインで語学力を上げる為のプログラムが用意されており、専門学校へ入学するまでに必要な語学留学の費用も抑える事が可能です。

①Co-opプログラムで仕事をしながら留学

専門学校やカレッジに用意されているCo-opプログラムは現地で有給インターンシップを行う事できるコースになります。Co-opではない通常のコースですとアルバイトもできない為、就学期間中の収入がなくなってしまいます。

 

しかし、Co-opプログラムに参加する事で収入を得ながら専門的な分野を学ぶ事ができます。

『Co-op』プログラムを徹底解剖!働けて学べるカナダ留学!

②生活費が安い田舎都市を選ぶ

バンクーバーやトロントの都会と言われている都市では、日本の東京駅と同じように物価が高くなります。カナダの有名都市であればモントリオールは費用が抑えられる都市でもあります。

 

現地での生活費用を抑えることによって学費に充てる事ができれば期間を長くする事ができる可能性がありますので、少しでも長く滞在したい人は検討してみるのもいいでしょう。

モントリオール留学が人気な理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

③英語力はオンライン留学で伸ばす

専門学校に入学する際に一番費用が掛かってしまうのが語学学校に通う期間です。直接専門学校に入学する事が難しい学生が多く、ほとんどの方が語学学校を経由して進学を目指します。

 

しかし、語学学校期間中はCo-opプログラムの様に働く事は出来ない為、長くなればなるほど費用が掛かってしまうのが現実です。

 

最近ではオンラインで就学できる語学プログラムがある為、日本で仕事をしながら費用を抑えて英語力を伸ばす事が可能となっています。学費も現地で通学する際の学費より半額以下になりますのでとてもおすすめです。

ILAC KISS(オンラインコース)

専門学校の卒業後もカナダに滞在する2つの方法

専門学校を卒業後も現地に滞在したい、就職したいという方は非常に多く、最終的には永住を目指している方もいらっしゃいます。

 

海外での滞在はビザの問題があり簡単に長期滞在ができません、就職ビザの取得や現地大学の編入などといった形で現地での滞在期間を伸ばす事や永住に繋げていく事ができます。

カナダ永住が叶う!カナダ永住権の取得方法とメリット・デメリット

①PGWPを取得して現地就労

専門学校卒業後、移住や現地での就職を目指したい方も多いのではないでしょうか?PGWPを利用する事により最大3年間、現地での就労が可能となります。

 

公立のカレッジであれば問題ございませんが、私立のカレッジの場合は国に認定されている必要があります。全ての学校で申請ができるわけではない為、PGWPの申請を検討している方は事前に確認をしておきましょう。

カナダのポスグラ(PGWP)の全貌を徹底解説!ビザ申請もこれで安心

②専門学校の単位を移行して4年生大学に編入

通常4年生大学への編入は現地のコミュニティカレッジからが一般的になりますが、私立の専門学校からも4年生大学へ編入できる場合がございます。専門学校によっては2年のCo-opプログラムの修了で4年生大学への編入ができます。

 

費用面でかなり節約する事ができますので学校を選ばずカナダで4年生大学を卒業したいという方には非常におすすめです。

 

しかし、編入できる大学や専攻はかなり絞られてしまいますのでご希望の大学、専攻がある場合は事前に確認をしておきましょう。

カナダのコミュニティカレッジ卒業後の進路は?就職はどうすればいい?

カナダ専門留学のメリット・デメリット

メリット①学位が取得でき就職に有利になる

専門学校を卒業するとCertificateやDiplomaといった学位の取得ができます。またCo-opプログラムを利用する事により現地での就労経験も履歴書に記載ができる様になり、日本だけでなく、海外での就職活動にも有利になります。

メリット②Co-opプログラムを利用して現地企業で働く事ができる

ワーキングホリデーになるとアルバイトになり、主に接客業等が多くなります。しかし、Co-opプログラムを利用する事で現地企業でオフィスワークをする事も十分可能になります。

 

ワーキングホリデーとは働く環境が異なる為、仕事でのキャリアを積みたい方にもおすすめです。

メリット③年齢制限がない

ワーキングホリデーでの留学は年齢制限がありますが、専門学校での就学やCo-opプログラムには年齢制限がありません

 

日本人で社会人経験をして第2の人生として海外留学をする事が可能になります。最近では30歳以上の方が留学する事も多い時代になっています。

 

年齢を気にしてて留学を諦めていた方はこの際に思い切って留学を決断してみるといいかもしれません。

【今人気】50代・60代から考えるカナダのシニア留学!

デメリット①英語力の条件がある

専門留学で一番難しい点としては、やはり英語力の条件がある事です。既に英語力がある方であれば問題ございませんが、語学学校からの進学となると時間、費用がかかってしまいます。

 

将来的に専門留学を検討している方は少しでも英語力をあげておく事をおすすめ致します。

デメリット②留学生が多い

公立のカレッジであれば現地の学生がほとんどですが、私立の専門学校になると基本的に留学生が就学しています。現地の学生との交流や学習環境を整えたい人は公立のカレッジがおすすめです。

デメリット③勉強が大変

専門学校になりますので、勉強は語学学校に比べてかなりレベルが上がります。専門分野の英語等も覚えていきながら就学する必要がありますので日々の努力はとても重要になります。

 

Co-opプログラムを利用する方は現地企業での仕事に影響してきますので予習、復習をしっかりしておきましょう。

専門留学で人気のコース3選

①ビジネス

マネジメントやマーケティング等、あらゆるビジネス分野で役に立つコースになります。将来の選択肢も広げることでがきますので、コース選びで悩んでる方にもおすすめです。

ビジネスを学べる専門学校一覧

②ITコース

最近はIT留学が非常に人気になっています。プログラミングやウェブデザインだけでなく、デジタルマーケティングやアプリ開発などのコースが提供されています。

カナダで『IT留学』する魅力とは?専門学校のカリキュラム・卒業後のキャリア。

③ホスピタリティ

カナダの観光業は非常にレベルが高く、昔から人気のコースの1つになります。ホテルや航空系のコースは日本人留学生からも高い人気を集めています。

カナダの専門学校でホスピタリティ留学!世界基準のおもてなしを学ぼう!

おすすめの専門学校3選

ILAC IC

ビジネスやホスピタリティ等幅広い分野を学べるだけでなく、オンラインの英語コースの開講や進学先の提携も多い学校です。

期間費用
半問~2年間約55万円~100万円

ILACインターナショナル・カレッジ(バンクーバー)

CICCC


ITやビジネス分野に強い専門学校になります。カナダ在住歴も長い日本人スタッフのサポートが充実しており、安心して学校に通う事ができます。

期間費用
8か月~2年間約60万円~150万円

CICCC(コーナーストーンカレッジ)

Vanwest college


ホスピタリティの分野で人気の高い学校です。学校卒業後の事をしっかり考えている事から真面目な学生が多く、勉強熱心の学校になります。

期間費用
2か月~32か月約25万円~160万円

Vanwest College ケロウナ

まとめ

専門留学では費用がかかると思われがちですが、コース、プログラム次第では費用を抑える事が可能です。語学留学だけでなくその先まで学ぶ事ができると将来的な視野も広がり人生を豊かにしてくれる事でしょう。

 

また、費用面で長期留学を諦めていた方も再度検討してみるのはいかがでしょうか?

Yuri Kondo

幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

カウンセラーに質問

カナダ留学で最近流行りのサマースクールを徹底解説!


サマースクールは最近人気ですが、渡航先としてカナダを選ばれる方が多くなっています。近年は日本でも英語を使う環境も増えており海外での進学や就職を目指すことも一般的になってきました。

 

サマースクールを通じて海外での生活や英語、海外の文化に触れることで様々な気づきをお子様に与えてくれることでしょう。

 

こちらの記事ではカナダでのサマースクールについて詳しく解説をさせて頂きます。

カナダのサマースクールとは?


小学生~高校生を対象にした短期留学プログラムになります。主に語学学校が開催をしておりますが、カナダの大学や教育委員会が開催を行うプログラムもございます。

 

英語を学ぶだけでなく、現地の文化やアクティビティを通じて異国の友人を作ったり生涯忘れることのない大きな経験をする事ができます。

 

カナダならではのアクティビティや文化に触れた経験から、将来的なカナダでの進学や移住に憧れる方も多くなってきています。

カナダでサマースクールが人気の5つの理由

①カナダで様々な経験ができる

カナダは自然と都会が融合した穏やかな国です。移民の国でもあるカナダは異文化の受け入れに積極的です。カナダの文化や歴史を学ぶだけでなく数多くの国の文化に触れる事ができますのでお子様に良い影響を与える事でしょう。

 

また、自然が豊かな国でもあり国立公園や湖などといった場所でできるアクティビティもたくさん用意されています。英語を学ぶだけでなく数多くの経験ができ感性を磨く事にも繋がります。

②英語力を若いうちから伸ばす事ができる

最近では日本でもグローバル化が進み英語を使う環境が非常に多くなってきています。カナダの英語はとても綺麗と言われています。

 

カナダのサマースクールでは異文化やアクティビティの体験だけでなく、学校での英語学習やホームステイを通じて英語力を伸ばします。

③カナダは治安が良い

治安に関してはお子様だけでなく、保護者様もかなり気にされる部分かと思います。。カナダの治安に関しては平和度指数ランキングでも上位に名前があり、ジュニア世代だけでなくシニア世代の方までもカナダを留学先として検討されます。

 

安心してお子様を留学に送り出す為に現地の治安は非常に大切です。

カナダの治安はいいの?主要都市の危険エリア及びトラブル対処法

④カナダ現地高校や大学進学の準備段階として海外生活を経験

最近ではカナダでの高校進学や大学進学を検討される方も増えてきております。しかし、いきなり進学をするとなると少しハードルが高くなります。

 

まずはサマースクールでカナダがどの様な感じなのか、海外での生活は問題がないのか、お試し留学という形でサマースクールを利用されるのも良いでしょう。

カナダの大学制度と入学要件。ランキング上位10校もご紹介!

⑤質の高い教育を費用を抑えて実現できる

カナダは英語圏の中で比較的物価が安く、学費や滞在費についても米国やイギリスに比べてリーズナブルです。教育水準も高いカナダのサマースクールは費用対効果も非常に高くなりますのでとてもおすすめです。

カナダのサマースクールのプログラムについて

プログラム内容

カナダのサマースクールでは基本的に午前中に英語学習、お昼を食べて午後は校外でのアクティビティとなっております。

 

開催される学校や都市によっても内容は異なりますが、勉強だけでなく校外での学習もありますのでお子様が飽きることなく就学できるカリキュラ構成となっております。プログラムの詳細については学校により異なりますのでお問合せください。

期間

サマースクールのカリキュラムは名前の通り夏休み期間に開催されます。6月~8月末までの期間が多く、受講期間は1週間から可能となっております。

 

語学学校によっては通年か開講している英語コースもありますので渡航時期によってはサマースクールでなく英語コースでの受講も可能となっております。

 

カナダのサマースクールは非常に人気を集めており、満員になってしまう可能性もあるためサマースクールをご検討の方はお早めにご相談頂く事をおすすめいたします。

受講年齢・国籍バランス

受講年齢は7歳~17歳が一般的ですが学校、プログラム内容によって異なり、小学生向けのプログラム、中高生向けのプログラムと別れている所もございます。

 

また国籍に関してはヨーロッパ、南米、日本・韓国・中国・台湾などの学生が集まります。時期によっても国籍のバランスは異なりますので気になる方は事前にお問合せ頂ければと思います。

カナダでのアクティビティについて

サマースクールでは午後の時間に様々なアクティビティを用意しています。都市によってもアクティビティは変わりますが観光名所を周ったりハイキングやカヤック等、カナダならではのアクティビティも数多く用意されています。

 

自然豊かな国でしかできない貴重な体験は子供達に非常に人気となっています。

アクティビティ一例

  • 観光系:市内観光、遊園地、科学館、週末の小旅行
  • スポーツ系:ハイキング、カヤック、ロッククライミング、サイクリング

滞在先について

サマースクールでの滞在先はホームステイと学生寮の2種類になります。

 

学生寮に関しては年齢の条件や空きの状況次第によっては手配ができなくなる為、ご希望の方はお早めにご相談ください。

 

ホームステイではカナダの文化を知ることもでき学生寮とはまた違う経験ができます。滞在先のプランについてはカナダで何をしたいのか、留学の目的をしっかり考え滞在先のプランを検討されると良いでしょう。

カナダ留学にはホームステイがおすすめ?メリットやデメリットを解説!

サポート体制

サマースクールでは現地でのサポート体制が徹底されており、お子様が安心して学習できる様な環境を提供しています。

 

学校によっては日本人スタッフが在籍しており万が一の事があっても日本語で対応ができる様になっています。

 

また学校からエージェントへの連絡もありますので保護者様に安心してお子様を送り出せる様サポートをさせて頂いております。

サマースクールのプログラム費用について

サマースクールの費用はパッケージになっている事が多く、実際には学校が提供しているプログラム内容や滞在先のプランにより大きく異なってしまいます。

 

こちらの記事では参考費用として平均的な費用(学費、滞在費、食費)の記載をさせて頂きます。

期間プログラム費用
1週間10万円~30万円
2週間15万円~50万円
3週間20万円~60万円
1か月30万円~80万円

※上記費用とは別に海外保険料や航空券代金、おこづかいがかかります。

 

カナダまでの航空券は往復10万円~15万円程になります。

 

航空券に関してはカナダのサマースクールが開催している時期は高騰する可能性もございますので留学をご検討されている場合はお早めに準備する事をおすすめします。

カナダ留学費用を1ヶ月、半年間、1年間の期間ごとに徹底解説!

カナダのサマースクールで注意すべき3つのこと

①渡航前の準備をしっかりしておく

カナダのサマースクールではプログラムが決まっており、勉強の時間や実際に行くところがわかる為、事前に調べてお子様とお話しておく事をおすすめ致します。

 

また緊急時の連絡方法やご家族への連絡についてもルールを決めておく事でお子様も安心して渡航ができることでしょう。

 

また弊社からは詳しくプログラムのご案内や渡航時、留学中の注意点についても事前にご案内させて頂きますので安心して留学準備が進めることが可能です。

②日本人比率が高い学校もある

近年ではカナダのサマースクールは非常に人気を集めており日本の学生も多く参加されています。

 

アジアやヨーロッパといった多国籍の学生も在籍しておりますが、時期やプログラムの内容によっては偏りがでてしまう可能性もございます。

 

国籍のバランスを気にされる方は学校の選定の際にしっかり確認が必要になりますのでご相談ください。

③お子様との間でしっかりルールを決めておく

カナダのサマースクールは楽しい事もたくさんありますが、一人での海外生活となると不安な事もたくさんでてきます。

 

何が良くて、何が悪いか、ご家族の中でもしっかり話し合いをしてルールを決めておく事で現地でのトラブルを避ける事ができます。

カナダのサマースクールでおすすめの都市3選

①バンクーバー

カナダの主要都市の一つであるバンクーバーは学校も多く日本人スタッフの在籍も多くなります。初めての留学の場合や現地でのサポートを重視される方におすすめの都市になります。

バンクーバー留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

②トロント

トロントは教育に力をいれている都市で、有名な大学や質の高い語学学校が揃っています。冬はとても寒い都市になりますが、夏休みの時期であれば快適に過ごすこともでき、サマースクールでは人気の高い都市になります。

トロント留学のおすすめ『語学学校』【人気の15校】

③ビクトリア

カナダの中でも治安の良い都市として知られています。小さな都市ではありますがアクティビティではマリンスポーツを楽しむ事ができサマースクールを行う環境としては絶好の都市と言えるでしょう。

ビクトリア留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

サマースクールでおすすめの学校3選

①Tamwood Vancouver


小学生から参加できるサマープログラムが用意されています。カナダのサマースクールの中でも人気のある学校になります。また日本人スタッフも在籍している為、安心して渡航もできる事も人気の理由としてあげられます。

タムウッド・ランゲージセンター バンクーバー校

②ILAC


カナダで最大規模の語学学校になります。実績も豊富で進学校としても有名な学校であることから将来進学検討している学生が多く集まります。規模も大きく学生数も増えるため友人も増えて楽しい留学生活を送ることができるでしょう。

ILAC日本語ホームページ

③SSLC


他国からの学生が多く国籍のバランスが良い学校です。UBCの学生寮に滞在するプログラムは非常に人気です。カリキュラム内容が充実しており幅広い対応ができるのも魅力的です。

SSLC ビクトリア校(スプロット・ショー・ランゲージ・カレッジ)

Yuri Kondo

幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

カウンセラーに質問

【今人気】50代・60代から考えるカナダのシニア留学!


最近では日本国内でも英語に触れる機会が多くなっています。語学留学は若い方だけでなく50代、60代、70代以上の方でも海外留学をされる方が増えています。

 

シニア留学では社会人や学生とは違い、時間にもゆとりがあるため観光や憧れの海外生活を満喫できる、という魅力があります。治安が良く自然豊かな国であるカナダはシニア留学でも人気の国です。

①シニア留学とは

シニア留学専用のプログラムがある訳ではなく、一般的に50代以上の方の留学をシニア留学と呼ばれています。語学留学だけではなく、異文化交流や観光地を訪れる事を目的として渡航される方もいらっしゃいます。

 

退職をして第二の人生を楽しむ最初の1歩として検討される方も増えています。仕事や子育てを気にする事なく自由にゆっくりと過ごすことができるのはシニア留学ならではの魅力といえるでしょう。

②カナダへのシニア留学が人気の理由

留学プランが豊富

留学先の中でも人気の国であるカナダは世界中から学生が集まります。学校数も多い事から開講されているプログラムも多くなります。

 

英語力に応じて選べる英語プログラムもあれば、アクティビティや異文化交流を多く取り入れている学校もあり、ご自身のスタイルや目的にあった留学プログラムを見つけやすいことから人気を集めています。

カナダは治安が良い

国や都市選びの際に気になるポイントとして治安の良さがあげられます。留学が初めての方はもちろん、シニア世代の方も安心して生活ができます。

 

カナダは平和度指数のランキングでも上位に位置しており、治安面だけでなく総合的に見ても留学都市として候補に上がります。

カナダの治安はいいの?主要都市の危険エリア及びトラブル対処法

都会から離れ自然に囲まれた地域で自由に生活することもできる

カナダ留学といえばバンクーバーやトロントをイメージする人も多いかと思います。しかし、カルガリーやオタワ、ハリファックスという地方都市では大自然に囲まれた環境でゆったりとした時間の流れで生活ができます。

 

バンクーバーやトロントでは都心から少し離れただけでも自然に囲まれた場所も数多くある為、ご自身の生活スタイルに合わせて都市選びが可能です。また世界最大の国立公園もありますので是非足を運んでみてください。

日本人コミュニティがあり万が一の時も安心

移民の受け入れも多いカナダでは学校や現地エージェントにも日本人カウンセラーの在籍が多く、日本人コミュニティや日系の企業、飲食店なども数多くあります。

 

万が一日本語での対応が必要になっても日本語での対応ができる人や場所が多いため安心して生活が出来る事も人気の理由としてあげられます。

優しい人が多い

多国籍文化の国であるカナダは移民の受け入れはもちろん、留学生の受け入れも非常に多く、海外から来てる人に対しての抵抗も少なく、とても親切な対応をしてくれます。

 

カナダ人はとてもフレンドリーで困っている時や普段の生活の中でも声をかけてくれる事がよくあります。英語がうまく伝わらなくても聞き取ろうとしてくれるので間違いを恐れずに話をしてみましょう。

異文化体験

海外だからできる経験を留学中にはたくさんする事ができます。海外旅行だと時間が足りない事も多いのではないでしょうか?

 

ホームステイや学校のアクティビティで開催される異文化交流会も海外留学ならではの体験と言えるでしょう。

サポート体制が充実

海外留学というと渡航前、留学中と不安に思うことは多いのではないでしょうか?渡航前や留学中に関してもしっかりとしたサポートを行っております。

 

現地学校担当者様ともうまく連携をして学校内でも充実した生活をおくれるよう対応しておりますので安心してお任せ頂けます。

カナダ留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

③シニア留学のプログラムについて

長期留学

語学留学

半年から1年程の長い期間をかけ英語を学びます。英語を学ぶだけでなく放課後や土日の時間をうまく利用して異文化体験やカナダ国内の旅行、アメリカまで小旅行に行く人もいます。

 

期間が長くなれば長くなるほど英語力も伸び、試験対策コースやビジネス英語コースといった難しいクラスで勉強も出来る様になります。

帰国時にはIELTSやケンブリッジ検定といった試験のスコアを取得して帰国もできますので充実した留学生活を実現させることができます。

専門・大学への進学留学

海外では50代以上の方であっても当たり前の様に学校に通い勉強をしています。日本の大学や専門学校は若い学生が多いイメージですが、海外では就職してから進学する方も多くご自身のタイミングで学びたい事を学んでいます。

 

新しい事に挑戦したいと思う方は現地での進学を検討してみるのも良いでしょう。

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短期留学

語学留学

1週間~3か月程の短期留学で英語を学びながら観光や異文化交流、海外での生活を体験したいという方におすすめです。英語に関しては高いレベルを求めるのは難しいですが、期間次第では生活で困らない程度まで英語力を伸ばす事は可能です。

 

フルタイム(午前・午後)やパートタイム(午前)のみというコースもありますので生活スタイルや留学の目的にあわせてプログラムを選ぶことができます。

お稽古留学・習い事

語学学校に通いながら午後や夕方の時間でご自身の学びたい事に時間を使います。学校のプログラムで用意されていない事もありご自身で探す必要も出てくる為、難易度は少し高くなりますがダンスや料理など現地の人と一緒に習い事に通われる人も増えてきています。

家族留学・親子留学

短期留学の場合はお子様やお孫様の夏休みや春休みを利用して一緒に留学をご希望される方も多くいらっしゃいます。

 

お子様やお孫様はジュニアプログラムのコース、大人の方は一般英語コースで受講が可能です。お子様向けのサマーキャンプのプログラムもありますが毎年プランが異なりますので詳細はお問い合わせ頂ければと思います。

カナダ短期留学におすすめの都市と学校3選。費用はどのくらいかかる?

豊富なアクティビティ

観光:ツアー、ハイキング、ショッピング

スポーツ:スポーツ観戦、サッカー

その他:ボランティア活動、異文化交流会

語学学校では放課後の時間を使って留学生の為に様々なプログラムを用意しています。季節によって変わるイベントもあれば定期的に開催される異文化交流やボランティア活動などもございます。

 

BBQや市内散策、土日を使っての小旅行やスキーやスノーボードといったカナダならではのアクティビティも豊富に取り揃えています。学校以外でも友人やホストファミリーとの外出もおすすめです。

ホームステイやホテルでの滞在先プランも豊富

滞在先のプランについてはホームステイや学生寮、ホテル滞在などご自身の生活スタイルによって選択ができます。シニア留学ではホームステイの手配が人気です。

 

50代以上のホストファミリーも多く同世代の方の家に滞在する事もできますが、空きの状況によりご案内できない場合もある為事前にご相談ください。

カナダ留学にはホームステイがおすすめ?メリットやデメリットを解説!

④おすすめの都市

バンクーバー・トロント・モントリオール

バンクーバートロントモントリオールはカナダの3大都市になります。

 

生活で困る事はない為、初めての留学の人にも非常におすすめです。都会と自然が共存する美しい都市でもあります。学校の数も多く留学プランも豊富な為、留学計画もたてやすい都市でもあります。

カルガリー・ウィスラー

どちらの都市も自然に囲まれている都市になります。ウィスラーは冬季オリンピックが開催された都市でもありスキー場は世界的に有名です。また夏はハイキングなどで訪れる人も多く大自然を満喫できます。

 

カルガリーリゾート地として非常に有名です。ネイティブのカナディアンが多く暮らしておりホームステイが非常に人気です。

ハリファックス・オタワ

ハリファックスは赤毛のアンの舞台ともなったプリンスエドワード島が有名です。カナダの中では雪も少なく過ごしやすい環境です。

 

オタワに関してはカナダの首都になります。博物館や美術館、国会議事堂などもあり芸術の街としても評価されています。

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⑤おすすめの渡航時期・季節

ご希望の都市によっても異なりますが、カナダの冬は寒く氷点下にもなります。雪も多く降る都市ではアクティビティや観光にも影響がでてきますので目的によって滞在する時期を検討しましょう。

 

観光やアクティビティをメインに考えている方は暖かい時期やバンクーバーの様な温暖の都市がおすすめです。ウィンタースポーツや冬景色を楽しみたい人は冬の時期をおすすめします。

カナダの気候を都市別に比較!カナダ留学に適した都市は?

⑥シニア留学の際の注意点

PC等のハイテク機器の対応が難しい

パソコンやタブレット等のハイテク機器に慣れていない方も多く学校での勉強に不安をかんじる方も多いことでしょう。

 

語学学校では最新の設備を導入している学校も多くございます。学校によっては紙の教科書や紙のテストの用意もありますので事前に相談頂くことも可能です。

シニア世代だけのクラスが少ない

30+や50+といった年齢層の高いクラスを開講している学校もあるのですが、クラスの数が非常に少ない事や時期によって人数が少ない場合は通常のクラスで対応になることもございます。

 

学校によって年齢層も変わってしまいますので周りの生徒様の年齢層も気にされる方は事前にご相談頂ければと思います。

現地到着後の情報収集が難しい

海外旅行の経験があっても現地での生活となると慣れてない事もたくさん出てきます。英語での情報収集も必要になる時もあり慣れるまで時間もかかってしまいます。

 

弊社ではそんな不安を取り除いて頂く為に渡航前には携帯電話やWi-Fi、公共の交通機関などの情報をしっかりお伝えさせて頂き安心して渡航ができる様にサポートを行っております。

⑦カナダでのシニア留学にかかる費用

概算費用

1か月:26万円~56万円

半年間:115万円~210万円

1年間:200万円~400万円

留学費用は期間や留学プランによる変動がありますが、長期になればなるほどお得に留学の手配ができる様になります。

 

滞在先の都市やプランによって費用を抑える事もできますのでご相談頂ければと思います。下記の記事に費用についてご説明をさせて頂いていますので詳しくはそちらをご覧ください。

カナダ留学費用を1ヶ月、半年間、1年間の期間ごとに徹底解説!

カナダ留学の生活費と物価の実際と節約方法【留学生が語ります】

⑧シニア留学におすすめの語学学校3選

Kaplan

30歳以上の向けのプログラムを開講している大手の語学学校です。教育の質は非常に高く設備や勉強する環境が整っています。毎日行われるアクティビティでは友人作りや異文化交流など生活面でも充実した時間を過ごす事ができます。

カプランインターナショナルカレッジ(バンクーバー校)

ILSC

選択制のプログラムを展開しており、モントリオールではフランス語を学ぶ事もできます。

 

自由度が高い学校でもありますので目的がはっきりしている方におすすめです。カナダでは3都市でキャンパスを開校しており長期留学の方は転校制度を利用する人も多くいらっしゃいます。

ILSC モントリオール校

SC GEOS

オタワやカルガリーといった郊外にも学校を開校しています。カナダで6都市にキャンパスを持っており、都会から離れた都市への留学を検討されている方に非常におすすめです。

エスシージオス・ランゲージプラス(オタワ校)

まとめ

留学経験者のみならず、初めて留学に行かれる方にもカナダは治安も良いためおすすめです。是非この機会に海外留学にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

永井将馬

ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

カウンセラーに質問

カナダでのインターンシップでより充実した留学を実現!

カナダでは留学だけではなく、学んだことを活かして職業体験(インターンシップ)を行うことができます。「カナダで、英語環境でインターンシップをするなんて難しい」と思う人も多いですよね。そこで、今回はカナダでインターンシップをする方法や、経験できる仕事などについて紹介します。これを読めば、カナダでインターンシップをする魅力や具体的な内容を知ることができます。

日本のインターンシップとカナダのインターンシップの違い


日本とカナダのインターンシップの最も異なる点は『インターンシップの目的』です。日本は優秀な学生を事前に囲い込むことが目的ですが、カナダの場合は学生が学んだことを実践し、企業の一戦力となることが目的です。では、その具体的な違いを見ていきましょう。

コンセプト

日本カナダ
主に会社説明やセミナーなどがメインで行われるいわば会社説明会 会社の戦力の一員として現場に出て一定期間働く
インターンシップ用の特別プログラムを主に人事課の元で行う 仕事内容は誰もができる雑用のこともあるが、アピール力次第では正社員と同じような仕事を任されることもある

インターンシップを行う時期や期間

日本カナダ
時期は大学3年生の夏~冬特に決まった時期はなく、大学卒業後や転職目的など年齢に関係なく行う
1日から1週間程度の短期間がほとんど1週間から6か月まで企業によって様々

探し方

日本カナダ
就活サイトや学内のインフォメーションなどを利用する家族・知人・学校などのコネクションを利用し、紹介してもらう

インターンシップをする理由

日本

  • 自分に向いている仕事や職種を見極める
  • 入社してからの仕事のイメージをつける
  • 志望動機をより具体的なものにする

カナダ

①自分に向いている仕事や職種を見極める

インターンシップの第一の目的は日本と同じで、職種や働きたい会社が本当に自分に合っているかどうかを見極めることです。異なる点はカナダには日本のような新卒一括採用のシステムがありません。そのため、新卒かどうかということよりもすぐに現場で働ける即戦力を求めています。そのため、学生は自分を企業にアピールするチャンスとしてインターンシップを活用します。

②職務経歴として履歴書に記載する

カナダには新卒一括採用がない分、職務経歴が採用時に注目されます。そのため、今まで職務経験がない新卒者の場合、インターンシップを職務経歴として履歴書に加えることができます。

③コネクションづくり

カナダは様々な場面で人とのコネクションが大きく影響します。特に仕事に関するコネクションは、その後の就職活動を左右するものになります。インターンシップで出会った人から仕事上のアドバイスをもらったり、そのまま正社員採用が決まったりとコネクションをつくることはインターンシップをする上でも、その後の人生にとっても大きな意味を持ちます。

カナダでインターンシップをする2つの方法


まず、カナダのインターンシップには2つの種類があります。

有給インターンシップ

有給インターンシップとは給料が発生するインターンシップです。有給インターンシップの多くがホテルやリゾート地などで、住み込みで働くスタイルであることが一般的です。ちなみに、バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州ではCo-opプログラム内で行うインターンシップは有給であることが定められています。

無給インターンシップ

無給インターンシップとは給料が出ないインターンシップです。給料は出ませんが、自分の興味のある職種で働ける可能性があります。日本での経験がある職種である場合やSEなどの技術職の場合はより実践的な仕事をすることも可能です。無給インターンシップで働きを認められてそのまま正社員になるパターンもあります。

 

では、具体的にどのようにインターンシップをするのでしょうか。実は、カナダのインターンシップは自分で自由に仕事を選んで申し込むことができません。多くの企業が決まった学校と提携しており、そこからインターンシップに来る学生を受け入れるというシステムになっています。

 

なので、インターンシップを行っているカレッジや専門学校などで該当するプログラム(Co-opプログラムなど)を受講するか、留学エージェントなどが提供している学校の授業とインターンシップがセットになったパッケージプランに申し込むなどする必要があります。

カナダのインターンシップが可能な3つのビザ


カナダでインターンシップをするためには給料の有無に関わらず、就労が認められているビザが必要になります。

①ワーキングホリデービザ

ワーキングホリデーは若者(18~30歳)がカナダでビザの期間である一年間、カナダでの生活を経験するために就労できるビザです。ワーキングホリデービザは6か月以内の就学が認められているので、英語を学びながら働くことができます。

カナダのワーキングホリデー事情とメリット・デメリットを徹底解説!

②Co-opプログラム

Co-opプログラムは就労ビザとは少し異なります。Co-opプログラムでは、在学期間中にインターンシップを行うことができます。Co-opプログラムを提供しているカレッジや大学で学ぶための学生ビザと、インターンシップを行うために必要な就労ビザを学生ビザに付属して取得する形になります。Co-opプログラムでは、インターンシップの割合が学習期間の50%を超えてはいけないとされています。

 

ワーキングホリデービザとインターンシップの違い

「ワーキングホリデービザ」と「インターンシップ」はどちらもカナダで働けるという点から同じに捉えられがちですが、実はそれぞれの目的を見てみると違いが分かります。

ワーキングホリデービザインターンシップ
カナダに滞在するために必要なビザビザで滞在中に参加できるプログラム

働けて学べるカナダ留学!Co-opプログラムを徹底解剖

③学生ビザ

学生ビザの場合、カレッジや大学がある期間は週20時間、学校がない夏休みなどの長期休みの期間はフルタイムで働くことができます。ただし、これは語学学校に通う学生の場合は当てはまらないので注意が必要です。UBCやSFUなどカナダの大学では在学中にフルタイムで行えるインターンシップもあります。

カナダの学生ビザの取得方法を申請画面の和訳付きで徹底解説!

カナダのインターンシップで経験できる仕事や求められる英語力

インターンシップで経験できる仕事

  • 接客業(カフェやレストランなど)
  • ホスピタリティー関連(ホテルやリゾート地など)
  • 一般企業(日系・カナダ系問わずオフィスワーク)
  • 教育現場(日本人学校や語学学校などのスタッフ)

求められる英語力

求められる英語力は職種によって差があります。ホテルスタッフや清掃員など英語に自信がない人でもできるものもあります。ただし、そういった仕事の場合イメージしているインターンシップというよりも単なるアルバイトという働き方になるでしょう。

 

中級以上の英語力があれば、オフィスワークなどのより幅広い選択肢の中から自分の力を発揮できる可能性を見つけることができます。たとえインターンシップであっても英語力とその企業に役立つポテンシャルがある人は正社員同等の働きを任されることもあるでしょう。

 

語学学校では、英語学習とインターンシップをパッケージ化したプランも用意されています。

カナダでインターンシップをする3つのメリット

①リアルなカナダの企業事情や働き方が知れる

カナダでインターンシップをするメリットの一つ目は、カナダの働き方や企業のリアルを知れることです。学校とインターンシップ提携をしている企業の中には、自分で仕事探しをしている中では見つけられないような魅力的な企業や面白いことを行っているインターンシップ先があります。インターンシップだからこそ見られる仕事内容や日本との違いを経験できるのもメリットです。

②カナダで就職するチャンスがある

無給・有給にかかわらず、インターンシップからそのまま正社員採用になれる可能性があります。インターンシップでは同僚や上司、お客さんなど様々な人とのつながりを持てます。そのつながりがきっかけとなり、インターンシップ先だけに限らず別の場所で正社員として働けるチャンスもあります。特にカナダの永住権や移住を目指している人にとって正社員として採用され就労ビザを取得できるのは大きなステップになります。

③自分で考え行動しアピールする力を身に付けられる

カナダのインターンシップでは即戦力を求めているので、仕事を一から丁寧に教えてもらえる機会はあまりありません。もちろん、質問をすれば答えてもらえますが、それぞれが自分で考え行動することが日本以上に強く求められます。場所によっては雑用ばかりやるインターンシップもありますが、自分の力を効果的にアピールできれば、インターンであっても活躍できます。そういったスキルを身に付けられるのもカナダのインターンシップの特徴です。

カナダでインターンシップをするのにおすすめの学校とプログラム

Gastown Business College(ガスタウンビジネスカレッジ)

ガスタウンビジネスカレッジはカナダでも珍しいインターンシップの専門学校です。インターンシップの前に英語研修を行い、ビジネスシーンで必要となる英語を経験豊富な講師陣から学びます。インターン先は主にホスピタリティー関連の職種が充実しているのもポイントです。

Insist(インシスト)コース:インターンシップ24週(実習5週間)

基礎トレーニング授業を受講し、ビジネス基礎知識やインターンシップで必要なスキルを学びます。その後5週間のインターンシップを行えるビジネスインターンシップの最短コースです。短期集中コースです。

IBM/iHMコース(ビジネス/ホスピタリティーマネジメントコース):インターンシップ36週間(実習8週間)

基礎トレーニング授業受講後、自分の好きなコースを選択し、よりステップアップした知識やスキルを学びます。その後関連する職業でインターンシップを行うことになります。iBM(ビジネスマネジメント)とiHM(国際ホスピタリティマネジメント)のコースがあり、修了後はサティフィケイトが取得できます。

ガスタウンビジネスカレッジ

George Brown College(ジョージブラウンカレッジ)

ジョージブラウンカレッジはトロントにキャンパスを構える公立カレッジです。この学校はCo-opプログラムに力を入れており、就職後に即戦力となる学生を育てることを重視しています。シェフコース(調理師)コースやECE(幼児教育コース)といったユニークなものからビジネスや金融系のコースまで幅広いプログラムを展開しています。

ビジネスプログラム

ジョージブラウンカレッジには、卒業後の市場で求められるスキルを学べる28のビジネスプログラムがあります。会計や経理のコースや国際貿易専門資格(FITT)が取得できるコースなど様々です。また、専攻するプログラムに関連した職場で4か月以上のフルタイムの就労体験が義務付けられています。

ESL for Businessプログラム

世界各国から留学生を受け入れていることから、本コースの入学条件の英語力に達していない学生に向けてESLコースを展開しています。カレッジと同じキャンパス内で英語を基礎から学べます。レベル6を修了して本科ビジネスコースの受講ができます。

ジョージブラウンカレッジ

UBC(ブリティッシュコロンビア大学)

UBCは約64,000人もの学生が在籍し、カナダ国内でトップ3にランクインする名門大学です。世界約160か国から約17,000人もの留学生がおり、北米で最も国際的な大学と言われています。卒業生にはノーベル賞受賞者や、現カナダの総理大臣のトルドー首相など著名人もいます。

Work experience

在学中にフルタイムの有給インターンシップを行うことができます。インターンシップ先にはアマゾンやグーグル、マイクロソフトといった一流企業もあります。

Co-opプログラム

専攻しているコースごとに様々なCo-opプログラムが提供されています。詳細は公式のホームページから確認できます。

ブリティッシュコロンビア大学

カナダインターンシップにかかる費用と稼げる金額の目安

カナダでインターンシップをするのにかかる費用

カナダでインターンシップをするためには、インターンシップを行っているカレッジや専門学校など教育機関に通うか、語学学校とインターンシップをセットで行う留学エージェントのパッケージプランなどに登録する必要があります。そのため、それにかかる手数料がかかり、学校に通う期間もある程度あるので、授業料も安くはありません。また、そのインターンシップが有給か無給かによってもかかる費用は異なります。今回紹介する費用はあくまで目安で、渡航期間や様々な要因で異なります。

Gastown Business College(ガスタウンビジネスカレッジ)の場合

Insist(インシスト)コースiBM/iHMコース
期間6か月9か月
授業料7,100カナダドル(約56万円)9,900カナダドル(約78万円)
入学金200カナダドル(約1.6万円)200カナダドル(約1.6万円)

一般的に一年間で約100~250万円程度かかると言われています。

カナダのインターンシップで稼げる金額

有給インターンシップで稼げる金額は職種や働く環境などによって差があります。最低賃金分は収入として得られるでしょう。カナダの最低賃金は州ごとに決められており、11~15カナダドル(約865~1,200円)となっています。

 

州ごとで最低賃金の引き上げがこまめに行われているので、最新の金額を確認してください。最低賃金以下で働かすことはインターンシップであろうと違法です。契約時に提示された金額が滞在している州の最低賃金より低い場合は契約には同意しないようにしましょう。

カナダの最低賃金

接客業でのインターンシップでサーバーとして働く場合、お客さんからのチップを得ることもできます。また、ホテルスタッフとして住み込みで働く場合は家賃や生活費などを節約することも可能です。サーバーやホテルスタッフといったチップをもらえる職種は稼ぎやすいといえます。

職種別収入例

全てフルタイムで働いた場合の目安です。

職種月給
飲食店サーバー約25~35万円
ホテルスタッフ約25~30万円
オフィスワーク約25万円
デイケア(保育士)約22万円

今回紹介した金額はあくまでも目安で、滞在する州の最低賃金や雇用状態、勤務日数などによって大きく異なります。

まとめ

カナダでインターンシップをすることは、多くの挑戦があり日本とやり方も違うので不安ですよね。しかし、日本とカナダの働き方の違いを知り、より世界を見据えて広い視野を持って働けるようになるのにカナダでのインターンシップは役立ちます。また、移民国家のカナダの学校ならではの留学生に対する丁寧なインターンシップのサポートもあります。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

永井将馬

ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

カウンセラーに質問

カナダ長期留学のメリット・デメリットと費用の抑え方!


カナダに長期留学をしたいと考えてはいても、具体的な方法やメリットやデメリットといった細かい部分は分からないという人は多いのではないでしょうか。カナダの大学やカレッジは高い教育水準を誇り、世界中から多くの留学生が集まっています。

 

今回はカナダに長期留学するための方法や費用を抑えるコツなどを紹介します。これを読めばよりはっきりとカナダに長期留学をするイメージが持てるようになります。

カナダに長期留学をするメリットとデメリット


カナダに世界中から多くの留学生が集まる理由は高い教育水準だけではなく、その他にも様々なメリットがあるからです。短期留学で味わえない長期留学のメリットと、長期留学ならではの気付くと陥りやすいデメリットについて話していきます。

3つのメリット

①リスニング力の伸びを実感できる

カナダに長期留学をする最大のメリットは、リスニング力の伸びを実感できることです。カナダには英語を母国語にするネイティブスピーカーも多くいますが、それと同じぐらい他の国からカナダへ移住してきた人もいます。つまり、英語を第二言語として習得した人が多いということです。

 

カナダに長期滞在することで、ネイティブスピーカーの英語だけではなく「なまりのある英語」を聞く機会も多くなります。様々な英語を耳にすることで、耳が慣れて聞き分けられる能力がつきます。

②世界のリアルを知り、グローバルな価値観を得られる

カナダは世界中から多くの移民が集まって共に社会をつくっています。カナダで生活し、いろいろな国の人に出会ってみると「世界にはいろいろな人がいる」ということを実体験することができます。人種差別の問題、宗教や政治の違いといった事がリアルに感じられます。

 

世界で起こっている様々な問題に対して、海外の若者が敏感に反応し、自分の意見をしっかりと持っていることにも驚かされます。こういった部分は長期で滞在するからこそ見えてくる部分であり、グローバルな価値観を築くきっかけになるでしょう。

③自分に自信を持てるようになる

カナダに長期留学をする3つ目のメリットは「自分に自信を持てるようになる」ことです。カナダで長い期間生活をしていると、様々な問題や壁にぶつかります。些細なことから大きなことまでいろいろな問題を自分の力で解決し乗り越えた経験は、大きな自信を与えてくれます。

 

英語に関しても、カナダに来たばかりの頃よりも自信を持って話せるようになります。成功体験を積み重ねていくことで、長期留学が終わることには一回りも二回りも大きく成長することができているはずです。

2つのデメリット

①しっかりとした目標がないと、なんとなく時が過ぎて終わってしまう

長期留学デメリットといえるのは、カナダに長くいることでいい意味でも悪い意味でも慣れが出てきてしまうということです。慣れてくると英語での生活にストレスを感じることが減るというメリットもあります。しかし、慣れてくることで、ただなんとなく日々をこなすだけになってしまい、その違いは日本にいるかカナダにいるかという場所の違いだけということになりかねません。明確な目標を立てていないと、気付いた時には何も得られないまま日本に帰国する日になってしまったという人も多くいます。

②滞在費がかかる

カナダに長期留学する時にデメリットに感じてしまうのが、滞在費がかかってしまうということです。日本と比べると物価の安いものもありますが、実際にバンクーバーで1年間生活した私にとっては、総合的に考えるとカナダの物価は決して安くありません。地域によって物価の上下はありますが、多くの留学生が滞在するバンクーバーやトロントなどの大都市部は住宅費や生活費などに費用がかかる傾向にあります。また、カナダはチップ文化がありレストランなどで食事をした際は、料金の10~20%をチップとして支払うことがマナーとされています。そのため外食をした時にはチップがプラスされて予想以上に高くついてしまうことが多いです。長く滞在するからこそのデメリットです。

カナダに長期留学をするのにおすすめの方法3選


カナダには様々な方法を利用して長期留学することが可能です。勉強だけではなく、カナダで働くことが可能な方法もあります。ビザによって就労が許可されているものと、禁止されているものがあるので、ビザに関する情報も見比べながら自分に合った滞在方法を見つけてみてください。

①語学学校で英語の基礎を固めてからカナダのカレッジや大学に進学する

長期留学を希望する人の中にはカナダのカレッジや大学への進学を目標にしている人も多いです。カナダにはトロント大学やマギル大学など、世界大学ランキングで上位にランクインするような名門大学もあります。カレッジではITやテクノロジーなど、将来のキャリアに役立つプログラムを学び、カナダの現地企業への就職も可能です。

カナダの大学制度と入学要件。ランキング上位10校もご紹介!

人生の大きなステップになる大学・カレッジ留学を目指している人は多いですが、課題になるのが英語力です。多くの大学・カレッジには日本のような入学試験はなく、定められた入学条件をクリアすれば入学が可能です。その入学条件に高い英語力が求められているのが英語を第二言語にしている日本人にとって大きな課題になります。カレッジ・大学問わず、一般的に入学条件として決められている英語力は IELTS6.0~6.5、TOEFL iBT80~90以上とかなり高いです。

 

そこで、まず私立の語学学校のカレッジ進学コースで学びながら、入学に必要な英語のスコアを取るという方法があります。カナダの大学やカレッジでは当たり前ですが全て「英語で」学ぶことになります。そうなった時に「英語が」分からず付いていけないということにならないために、まず語学学校で基礎を固めるという方法があります。

【全139校】カナダの語学学校一覧。選び方の8つのポイントを解説!

②ワーキングホリデービザを利用する

最近では若者を中心に「ワーキングホリデー」への関心も高まってきており、「ワーホリ」について耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。実はこの「ワーホリ」はビザの名前で、正式には「ワーキングホリデー就労許可証」(Working Holiday Work Permit)といいます。

 

ワーキングホリデーの協定を結んでいる両国間で若者(18~30歳)が海外の文化や生活を体験することを目的に渡航することができます。ちなみにカナダの隣、アメリカはワーキングホリデーを行っていないので、ワーキングホリデービザそのものがありません。日本は26の国と協定を結んでおり、カナダはその中でも人気の高い国のひとつです。

 

ワーキングホリデーでは一年間カナダで生活することが認められており、6か月以内の就学とビザの有効期間内の就労が認められています。つまり、英語を学びながら働いて収入を得ることができるのです。

 

仕事は飲食店のサーバーやカフェのバリスタといった接客業からカナダのリゾート地でホテルスタッフとして住み込みで働くものまで様々あり、英語力が高ければ高いほど仕事の選択肢は増えます。

カナダのワーキングホリデー事情とメリット・デメリットを徹底解説!

③Co-opプログラムや学生ビザを使って勉強しながら現地で働く

Co-opプログラム(Co-op work permit)はカレッジ在学期間中にインターンシップができるプログラムです。カレッジで学んだ専門スキルを活かして、カナダで働くことができます。また、6か月以上学校に通う場合、学生ビザを取得しなければならないのですが、この場合、週20時間という制限付きでパートタイムの仕事をすることができます。

 

学校がない夏休みなどの長期休みの期間はフルタイムで働くことも可能です。ただし、Co-opプログラムは認定専門学校にのみ適用されるもので、語学学校の場合は在学期間が6か月以上で学生ビザがあっても働くことはできないので注意が必要です。

働けて学べるカナダ留学!Co-opプログラムを徹底解剖

カナダの長期留学でおさえるべき3つのポイント


カナダでの長期留学を成功させるためにはいくつかおさえておきたいポイントがあります。カナダに長くいればいた分だけ英語も上達して、日本に帰る頃にはきっと劇的な変化を体験できる。といった理想を描いている人もいるかもしれません。しかし、そんな魔法みたいなことは起こらないのが現実です。

 

もちろん中には劇的なビフォーアフターを遂げて帰る人もいますが、そのためにはおさえるべきポイントがあるので、紹介していきます。

①留学する目的や目標を見つけよう

「目的」や「目標」があることは留学のモチベーションを格段に上げます。長期留学の課題でもある「慣れ」や「中だるみ」があったとしても、はっきりとした留学の目的があれば初心に立ち返ってエンジンをかけ直すことができるからです。

 

カレッジや大学には専攻があるので、比較的目標を持ちやすい環境ですが、ワーキングホリデーは特に目標がなくてもなんとなく時が過ぎてしまいがちです。目標はないよりはあった方がいいですよね。

カナダ留学の専門コース一覧

②失敗してこそ成功のカギ!やらない後悔よりやって後悔しよう

初めての留学生活では様々な失敗やたくさんの恥と思えるようなことも経験します。英語だって最初の頃は間違いだらけで、相手から聞き返されるようなこともあるでしょう。恥ずかしいですし、心が折れることもしょっちゅうです。

 

でも、それでいいんです!どんどん失敗しましょう。そうでないと、それが間違っていることにすら気付けないまま終わってしまいます。何度も失敗して後悔しながら時間をかけていろいろなことを学んでいきます。これができるのが長期留学の強みです。

③人脈を大切にしよう

長期留学の成功を大きく左右するのが、人とのつながりです。カナダは日本以上にコネや人脈の社会です。家や仕事探しではまず身近な知人で適当な人を探すのが一般的です。カナダではボランティア活動が盛んであったり、様々なミートアップ(サークルのようなもの)があったりと、いろいろな人に出会える機会があります。

 

そういった出会いはただ人脈を広げるだけではなく、新しい価値観持つきっかけや興味の幅を広げることにもつながります。ぜひ、カナダでしか出会えない人とのつながりを見つけてみてください。

カナダの長期留学にかかる費用


カナダの長期留学には正直お金がかかります。「長期」がどのぐらいの期間になるかにもよりますし、通うカレッジや大学によって大きく変わるのではっきりとした金額は出せませんが、大体の目安を紹介していきます。

渡航前にかかる費用

パスポート及びビザ

項目費用
パスポート申請5年 9,000円/10年 14,000円
学生ビザ150カナダドル
ワーキングホリデービザ153カナダドル
バイオメトリクス登録85カナダドル

6か月以上カナダに滞在する場合はビザが必要になります。自分の目的・用途に合わせたビザを渡航前に申請しましょう。

 

「バイオメトリクス」とは指紋認証のことです。6か月以上の学生ビザ、ワーキングホリデービザ問わずビザ申請を行う場合、バイオメトリクスの登録が義務付けられました。10年間有効です。日本からの申請は東京と大阪のみで行えます。

https://visa.vfsglobal.com/jpn/ja/can/

その他費用

海外旅行保険/留学保険料  約5~25万円

保険加入期間によって大きく変わります。長期留学の場合、カナダで起こりうる様々な事故、怪我のリスクは高まります。必ず滞在期間をカバーできる海外旅行保険/留学保険に加入しましょう。

航空券  往復8~20万円(直行便)

航空券は渡航時期や直行便か経由便かなどで価格が大きく変わります。

授業料など学校にかかる費用

語学学校
項目費用
入学金約10,000~20,000円
教材費無料~約10,000円
授業料約20,000~40,000円/週
カレッジ・大学

カナダのカレッジの95%は公立、大学に関しては全てが公立で、州ごとによって授業料は変わります。また、留学生とカナダ人(永住権、国籍を持っている人)で授業料は異なり、留学生の方がカナダ人よりも費用は高くなります。

 

授業料以外にも教材費や保険、学生サービス料といった費用もかかり、学校によって総額に差があります。今回は授業料のみで比較していきます。

項目費用
カレッジ授業料10,000~20,000カナダドル/年
大学授業料10,000~30,000カナダドル/年

渡航後にかかる費用

項目費用
ホームステイ(3食)約2~4万円/週
学生寮約3~5万円/週
シェアハウス約5~10万円/月
生活費5~10万円/月
交際費5万円/月

ワーキングホリデーや学生ビザで就労が許可されている場合は、カナダで働いて収入を得ることもできます。しかし、大学やカレッジの勉強や課題は日本以上に多く、決まった単位や課題をクリアできないと卒業できないリスクがあり、働きながら勉強するのが厳しいという場合もあります。

カナダでの長期留学を少しでも安く抑える3つのコツ


長期留学にかかる費用を見ても分かる通り、カナダである程度の期間生活しようとすると、どうしてもお金がかかります。そこで、長期留学にかかる費用を少しでも安く抑えるコツを紹介します。

①観光シーズンや学生の夏休みである7~8月の時期を避ける

最初のポイントは「夏の観光シーズンを避けて渡航する」ということです。カナダの夏はとても美しく、多くの観光客で賑わいます。そのため、観光シーズンの航空券は値段が普段の倍以上するのです。

 

例えば東京からバンクーバーまで、安い時期なら直行便で往復10万円以内で行けるところが、夏の観光シーズンになると、同じ条件の航空券が25万円以上することもあります。

 

また、学生が夏休みを利用して渡航してくることで、夏は語学学校に多くの学生が集まります。語学学校によっては夏の繁忙期に授業料を上げるところもあるので、渡航時期を選べるのであれば、観光シーズンを外した冬が費用的にはお勧めです。

 

ただし、トロントやモントリオールの冬はとても厳しいことで有名なので、寒さが苦手な人はそこまで冷え込まないバンクーバーが冬の渡航にはおすすめです。

②学校のシーズンで行っているキャンペーンを利用する

語学学校やカレッジによってはシーズンごとにキャンペーンを行っている場合があります。『入学金免除』や『長期割引』などのキャンペーンがあり、通常よりも安い金額で通うことが可能です。

 

大学に関しては全て公立なので、学校ごとのキャンペーンといったものはありませんが、私立の語学学校やカレッジでは、学生を呼び込むためのキャンペーンに力を入れていることがあります。

 

ぜひ、希望する学校が費用に関するキャンペーンや値下げを行っているかどうかチェックしてみてはいかがでしょうか。

③現地で働いて収入を得る

就労可能なビザを持っている人の場合は、現地で働きながら収入を得られるので、ある程度生活費の足しにすることができます。特にワーキングホリデービザの人の場合は働ける時間や場所に制限がないので、しっかりと生活費を稼ぐことも可能です。

 

現地で働く経験は収入を得られるだけではなく、より深くカナダの文化や社会を知ることにもつながるので一石二鳥です。

まとめ

カナダに長期留学をする経験は、時間や費用の面から難しいと考える人もいますが、ビザや留学の方法を選べば決して不可能ではありません。ぜひ、カナダでしかできない貴重な留学生活を体験し、人生の大きなステップにしてください。

Yuri Kondo

幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

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カナダ短期留学におすすめの都市と学校3選。費用はどのくらいかかる?


カナダに留学したいけれど、学校や仕事があって長い期間は行けないから短期留学をしたい。「でも、1週間や1ケ月でカナダに留学しても意味がないのでは?」と思う人は多いのではないでしょうか。しかし、「短期留学をする意味はあります!」。

 

そもそも、留学の価値を決めるのは滞在した期間の長さではなく、短期留学にもメリットがあるからです。これを読めばカナダに短期留学をするメリットや充実した短期留学をするコツが分かります。

カナダに短期留学をする意味はあるの?


「カナダに短期留学をする意味はあるの?」と疑問に感じる人は多いかもしれません。しかし、ポイントを押さえれば充実した意味ある留学にすることができます!

 

そもそも短期留学とは、一般的に最短で1週間から3ケ月以内の留学のことをいいます。留学の大きな目的として浮かぶのは「留学して英語を身に付ける」ことですよね。「短い期間の中で英語力を習得することはできるのか?」といった疑問もあるでしょう。そこで、カナダに短期留学をするメリットを紹介しながら、なぜ短期留学でも意味があるのかを見ていきましょう。

カナダに短期留学をする3つのメリット

①滞在費を抑えて留学できる

まず、カナダの短期留学の最大のメリットは留学にかかる費用を圧倒的に安く抑えられるということです。滞在期間が短いので、生活費や学校の授業料といった滞在にかかる費用を使わなくて済みます。正直、カナダの物価は高く、特に日用品や食料品などの生活費は日本より高いものが多いです。

 

長期滞在になるとどうしてもそういった生活費に費用をとられてしまいます。一方で短期留学の場合は生活費をかなり減らすことができます。また、学校にかかる授業料も総額的には長期留学よりも抑えることができます。

 

ただ、長期留学の場合、長期割引が使える場合があるので一週間あたりの費用が安くなる場合があります。そのため週の授業料で見ると短期留学の方が割高になってしまうこともあります。しかし、学校に通う期間が短いので全体の費用は長期留学よりも安くなります。

留学生が語る!カナダ留学の生活費と物価の実際と節約方法!

②短期間で集中して英語を学べる

短期留学の強みは、集中力をキープしたまま英語を学べることです。長期留学になるとどうしても期間が長いので途中で中だるみが生じてしまいます。良い意味でも悪い意味でもカナダの生活に慣れてきて、当初の緊張が薄れ徐々に手を抜き始めるという状況が起こります。

 

短期留学に来る人の多くが、短い期間で少しでも何かを得て帰りたいという思いが強いので、最初の緊張感や高いモチベーションを維持したまま英語を学べます。もちろん、これは本人の意思次第によるところが大きいですが、一般的に短期間でもモチベーションの高い人の方が長期留学でなんとなく通っている人よりも吸収力があります。

③効率的に行きたい場所に行ける

短期留学の3つ目のメリットは、効率的に行きたい場所に行けるということです。期間が短いので行ける場所は限られてしまいますが、その限られた中で可能な限り行こうとするバイタリティーを保ちやすいです。

 

特にバンクーバーやトロントからはバスや飛行機などを使って数時間で有名な観光スポットにも出かけられるのが大きなメリットです。そのため、プランや交通機関を選べば短期間でも効率的に行きたい場所に行くことができます。

カナダ留学するなら外せない!おすすめ観光スポットを都市別に紹介!

短期留学でおさえるべきポイントとは


短期留学のメリットが少し見えてきたのではないでしょうか。しかし、短期留学を充実したものにするためには十分にプランを練り、丁寧に準備をすることが必要です。ここでは、短期留学でおさえるべきポイントをいくつか紹介します。

①目標や目的を明確にする

まず、カナダの短期留学であなたが習得したいものや大切にしたいことをはっきりさせましょう。「目標や目的を明確にする」ことで、それに向かって全力で走ることができます。例えば「他の国の友達を作る」とか「ローカルカフェで好きなドリンクを注文する」とか些細に思えることでいいのです。

 

「TOEICのスコアを900点取れるようになる」や「文法や単語を覚える」といった目標は、正直日本でがんばって勉強すればできるかもしれませんよね。そして、そういった目標はせっかくの短いカナダでの生活を満喫できなくさせてしまいます。ぜひカナダでしかできないことを目標にしてみてください。きっと想像もしなかったような発見や出会いがあります。

②目的に合った学校を選ぶ

短期留学の成功を大きく左右するのが学校選びです。自分の目的に合った学校を選ぶことで、より充実した留学にすることができます。それぞれの語学学校が特に力を入れているプログラムやアピールしているポイントは異なります。

 

特にカナダには大小合わせて300校前後の語学学校があり、世界中から学びに来る学生の要望に応えられるように様々なプログラムを独自に展開しています。では具体的にそれぞれの目的ごとにどんな学校を選んでいくといいのか見ていきましょう。

【全139校】カナダの語学学校一覧。選び方の8つのポイントを解説!

きちんとした発音を身に付けたい

カナダはなまりのないきれいな発音であることで有名です。そのため、英語の基礎であるきちんとした発音を身に付けたい人は「発音矯正」のプログラムのある学校や、スピーキングに力を入れている学校がおすすめです。

英語の基礎をマスターしたい

基本的な文法をしっかりマスターしたい人は、放課後に個別指導をしてくれるプログラムがある学校がおすすめです。授業内で分からなかったことや他のクラスメイトは理解している雰囲気で質問できなかった時などに個別指導は心強いです。周りを気にせず先生に聞ける環境や時間が設定されている学校は英語の基礎をマスターしたい人にはおすすめです。

いろいろな国の友達をつくりたい

語学学校では、自分のクラス以外の人とコミュニケーションをとれる機会があまりありません。そこで学校が主催するアクティビティーに参加することで、英語レベルやクラス関係なくいろいろな国の人と友達をつくることができます。

 

アクティビティーとは、放課後や休日などの授業以外の時間に学校が主催するパーティーやイベント・旅行ツアーなどです。アクティビティーに参加するもうひとつのメリットが、学校主催なので学生割引が効き、通常よりも安くツアーやイベントに参加できることです。

③行きたい観光スポットや場所を先に調べておく

カナダにはぜひ訪れたい有名な観光スポットやガイドブックには載っていない見所がたくさんあります。短期留学の間に全てを見ることは難しいですが、行きたい場所を絞っておけばいくつかは必ず見ることができます。なので、カナダに来る前に「ここだけは行っておきたい」という場所の目星をつけて調べておきましょう。

 

例えばカナダにいる間にニューヨークやワシントンDCに行ってみたいという人は西海岸のバンクーバーよりもニューヨークに近いトロントに渡航するのがベターです。行きたい観光スポットに合わせて渡航先を決めるのもひとつの方法です。

カナダで短期留学をするのにおすすめの都市と語学学校

短期留学をするのにおすすめのカナダの都市は「バンクーバー」「トロント」です。どちらもカナダの大都市で、多くの語学学校が集まっています。さらに、交通の便もよく、日本からの直行便もあるので行きやすい都市でもあります。今回はバンクーバーとトロント、両方にキャンパスを構えるおすすめの語学学校を紹介します。

ILAC


ILACはトロントに6キャンパス、バンクーバーに4キャンパスを構えるカナダで最大規模の語学学校です。様々なランキングサイトで高評価を得ています。また、国籍あたり最大30%と決めているので、同じ国籍の人が集まり過ぎないような配慮がされています。特にトロントやバンクーバーは留学生からの人気が高いので多くの日本人が集まりやすく、こういった国籍制限があることは短期留学をする人にとっては大きなメリットであるといえます。

 

また、レベル分けが17段階に分かれていることも短期留学の人におすすめのポイントです。大体の学校が6~10段階でレベル分けを行っている中で、これだけ細かに分けられているということは、より自分に合ったレベルで学べる環境があるということです。英語初心者から上級者まで丁寧に対応できるクラス環境があることは短期間で英語力を伸ばしたいと思っている人には最適です。

ILACインターナショナル・カレッジ(バンクーバー)

ILSC


先ほど紹介したILACと名前が似ていますが、次に紹介するのはILSCです。この学校はトロントとバンクーバーの他にモントリオールにもキャンパスを構えています。フランス語に興味のある方は、モントリオールキャンパスがおすすめです。ILSCの特徴は10段階のクラス分けと130にも及ぶバラエティー豊かなプログラムです。環境問題への取り組み方について考えるコースや英語でのプレゼンテーションのやり方を学ぶコースなど様々あります。

 

ILSCではボランティア活動にも力を入れており、興味のある地元のコミュニティー参加しボランティアを行う機会をコースやアクティビティーの一環として設けています。ただ遊ぶだけではなく、地元の人たちと共にボランティア活動をすることを通して、カナダのリアルな現状を知り、現地の人とのつながりを持つ経験ができます。

ILSC トロント校

OHC(Oxford House)


OHCは小規模の語学学校で、クラスの平均人数は12人前後というとてもアットホームな雰囲気があります。この学校の特徴は特定のテキストを用いず、先生が個々の英語力に合わせて独自のカリキュラムで授業を進めるところです。授業内で学生同士がコミュニケーションを取れるような時間を多く設け、受け身の授業にならないように工夫がされています。

 

OHCは世界中から多くの生徒が集まり、多国籍な雰囲気があることも特徴のひとつです。また、語学学校の機能だけではなく、英語教師を目指す学生向けのプログラムがあるので、時期によってはカナダ人の生徒が通ってくることもあり、様々な人とかかわりを持つことができるのも魅力です。

オックスフォードハウスカレッジ カルガリー校(OHC)

短期留学の準備の流れ


短期留学は滞在できる期間が制限されているため、出発する前にきちんと準備をしておくことが留学を成功させるカギです。では、具体的な準備の流れを見ていきましょう。

①留学してやりたいことや目標を決める

まずは「カナダに短期留学してやりたいことや目標」を決めましょう。ここが決まらないとその先の具体的な準備に進んだ時に具体的なイメージが沸きません。カナダから帰ってきた後のことも視野に入れながら、どんなことをやりたいのかじっくり考えましょう。

②渡航都市を決める

目的が決まったらカナダのどの都市に渡航したいかを決めましょう。カナダに短期留学におすすめの都市は、語学学校がたくさん集まっているトロントやバンクーバーといった都市部ですが、自分の目的に合わせた都市を選ぶことをお勧めします。

 

カナダの自然を満喫したいという人にはカルガリーなどの都市部から外れたところがおすすめですし、歴史的な街並みに囲まれて生活したいという人はモントリオールやケベックなどフランス語圏の都市もおすすめです。カナダには地域ごとそれぞれ違った魅力溢れる街並みや文化があります。ぜひ、自分のお気に入りの街を見つけてみてください。

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③学校を決める

最初に決めた自分のやりたいことや目標に合わせて進学する語学学校を選びます。学校を選ぶ際に絶対にしてはいけないことが「授業料の安さで決めない」ということです。語学学校の1週間の授業料の相場は約300~400カナダドル(約24,000~31,000円)です。

 

この授業料は講師陣の質や学校の施設やカリキュラムの充実度などによって決まります。なので、あまりにも安い授業料は講師陣の質が悪かったりカリキュラムが劣っていたりする可能性が高いです。

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④申し込みをする

学校が決まれば、ここからは事務的な手続きに進んでいきます。学校の入学手続きや渡航後の滞在先(ホームステイ、学生寮など)の申請を行います。

⑤パスポート・eTAの申請をする

パスポートを持っていない人はまずパスポートの申請を行いましょう。すでにパスポートを持っている人もパスポートの有効期限を見て、渡航期間をしっかりカバーできているか確認しましょう。カナダは6か月以内の滞在の場合はビザを免除していますが、eTA(電子渡航認証システム)の取得が義務付けられています。オンラインから申請可能で、申請費は7.00カナダドル(約550円)です。

よく分かる!観光ビザでカナダ留学する方法とeTA申請マニュアル

⑥航空券を買う

短期留学の場合、最も費用がかかるのがこの航空券です。日本からカナダは、最も日本に近いバンクーバーでも片道約10時間(直行便)かかります。夏の観光シーズンの最も高い時期だと、直行便の往復で約20万円(東京⇔バンクーバー)になることもあります。

 

そこでおすすめなのが、できるだけ観光シーズンを避け、秋や冬などの航空券が安くなる時期に渡航することです。最近では格安航空券や経由便などを利用すればさらに費用を抑えることもできます。

⑦海外旅行保険に加入する・クレジットカードを作る

3ケ月以内の短期留学の場合、滞在中に起こる疾病や事故などのリスクは長期滞在に比べると低くなります。しかし、日本の保険が効かないカナダでの生活にはリスクがつきものです。そのため、渡航期間をカバーできる海外旅行保険に加入することをおすすめします。短期留学で期間が短くなれば、保険料も比較的安くお手頃な価格になります。

 

また、カナダはクレジットカード社会で、クレジットカードでのやり取りが日本以上に日常的に普及しています。なので、これを機にぜひクレジットカードを作りましょう。ちなみに、日本のクレジットカード会社大手のJCBはカナダでは使えないことが多いので、VISAやマスターカードなど世界共通で使えるクレジットカードがおすすめです。

⑧荷造りをする

いよいよ最後のステップ荷造りまできました。短期留学の場合はそこまで荷物が多くなることはないですが、航空会社によってスーツケースの大きさや重量に制限があるので注意が必要です。パスポートや貴重品・パソコンやタブレットといった壊れやすい物は機内持ち込み荷物にまとめるといった準備も大切です。

カナダ留学に必要な持ち物40選と荷物を少なくする方法

カナダ短期留学にかかる費用


カナダに短期留学する際にかかる費用はいくらぐらいなのでしょうか。今回紹介する金額はあくまでも目安で、滞在する期間や渡航する時期によって変わります。参考程度にご覧ください。

渡航前

項目費用
パスポート申請費(5年)9,000円
eTA(電子渡航認証システム)申請費約550円
海外旅行保険/留学保険約10,000~20,000円/月
航空券(直行便)往復約8~20万円

語学学校にかかる費用

語学学校にかかる費用は、基本的に渡航前に支払います。

項目費用
入学金約10,000~20,000円
教材費無料~10,000円
授業料約20,000~40,000円/週

※語学学校によってはテキストを購入する必要がなく、テキストのコピーを使う場合もあります。

渡航後

項目費用
ホームステイ(3食)約2~4万円/週
学生寮約3~5万円/週
シェアハウス約5~9万円/月
生活費5~10万円/月
交際費5万円/月

※カナダはチップ文化があるので、友達とレストランで食事をしたりバーで飲んだりすると、合計の料金に対して約10~20%のチップを支払わなければならないので、交際費は意外とかかります。

まとめ

カナダに短期留学をする意味が見えてきたのではないでしょうか。短期留学の大きなねらいには、英語力を身に付けるということもありますが、限られた時間の中で海外旅行では味わえない現地のリアルな生活や文化を体験することにあります。

 

カナダでの短期留学の経験が、カナダの魅力を知り、日本と海外の価値観や生活の違いに気付くきっかけになることを願っています。

須栗和花

「海外で生活してみたい」「旅行学を学んでみたい」と強く思い、高校卒業後から海外進学をしました。留学先では、10週間語学学校で英語を勉強し、その後カレッジでBachelor of Tourism and Hospitality Managementを取得しました。

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