都市 | カナダ無料留学エージェントならラララカナダ
カナダ留学の相談・ご質問は無料!(電話:平日11~18時)free0345908030
LINEで相談資料請求無料カウンセリング
LINEで相談資料請求無料カウンセリング

モントリオール留学が人気な理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド


英語学習を目的とした留学には滞在先選びが重要です。さまざまな留学先の中でも、カナダは英語の発音が美しく、さらに治安や環境の良さから安心して留学ができるため日本人に人気があります。

 

バンクーバーやトロントに続いて人気の都市といえば、「北米のパリ」とも言われるケベック州モントリオールです。

 

トロントに次いで第2位の経済規模を誇る大都市ですが、モントリオールを発見・開拓したのがフランス人であったという歴史的背景から、ヨーロッパ風情ただよう建造物が残る美しい街並みが特徴的です。

 

多様な文化に触れられるモントリオールには、世界各国から観光や留学で多くの人々が訪れます。

 

ケベック州の公用語はフランス語とされていますが、カナダの他州では公用語を英語とフランス語の2つと定められているため、モントリオールではほとんどの人が英語とフランス語両方を話せるバイリンガルです。

 

モントリオール留学では英語はもちろん、日常的にフランス語にも触れながらマルチな語学力を得られます。今回は美しい街と多様な文化に触れながら、充実した留学生活を送れるモントリオールにスポットを当ててご紹介します。

モントリオールの基本情報

モントリオールの面積と人口

ケベック州に属するモントリオールは、カナダの東海岸側を流れるセントローレンス川と オタワ川の合流点に位置する川中島で、人口や経済規模はカナダ最大であるトロントに次ぐ大都市です。面積は約400平方キロメートル、人口はケベック州で第1位の約380万人のスケールを誇ります。

モントリオールの地区・エリア情報

モントリオールは大都市として経済発展をとげながらも、旧植民地時代から続くヨーロッパ調のレトロな建造物が並ぶ美しい街です。郊外は山や川などの自然に溢れており、中心地では街の雰囲気を感じられ、少し足を延ばすとカナダらしい大自然にも触れられます。

モントリオールの物価

モントリオールはトロントに次ぐ2番目の大都市ですが、物価や交通費、家賃が安いため留学生にとって過ごしやすい街です。

 

カナダでは、州ごとに消費税を定めるため物価水準が異なります。モントリオールでは「国税」と「州税」の2つの消費税を払う必要があり、消費税率は合計14.975%です。

 

日本と比べると高く感じますが、食品や薬品、電気代などの生活必需品は非課税のため、これらにかかる費用を抑えられます。

 

交通費の安さもモントリオールの特徴です。バスと地下鉄の定期には割引があり、1週間で26.25ドル、1ヶ月で85ドル、4ヶ月で199ドル(1ヶ月あたり約50ドル)です。

 

トロントのバス・地下鉄の定期は1ヶ月146ドルかかるため、交通費をトロントと比べて3分の1程度に抑えられるでしょう。

 

また、家賃はルームシェアで月300ドルから見つかり、バンクーバーだと月700カナダドル以上かかる点と比べても生活コストを大幅に抑えて滞在できます。

 

以上の理由からモントリオールは物価が安いため、語学学校以外にかかる費用を大きく抑えて留学ができる都市だと言えるでしょう。

留学生が語る!カナダ留学の生活費と物価の実際と節約方法!

モントリオールの気候

モントリオールには日本と同じく四季があります。

 

5月から9月末までは暖かい気候が続き、さまざまなイベントが催されます。7月と8月は日本の夏のように蒸し暑く、30度を超える日もあります。10月末からは雪が降り、4月末までの厳しい冬が始まります。

 

マイナス20度を下回る日もあるためしっかりとした防寒対策が必要となります。

カナダの気候を都市別に比較!カナダ留学に適した都市は?

モントリオールの公用語

モントリオールはフランスの植民地であった歴史的背景から、フランス語が公用語です。街中の看板はフランス語表記が多く、英語圏のカナダにいながらもヨーロッパの雰囲気を感じられます。

 

カナダ全体では英語とフランス語を公用語とする州が多いため、モントリオール住民の90%は英語とフランス語を流暢に使いこなすバイリンガルです。街中やお店でフランス語で話しかけられても、英語で返事をすれば英語に切り替えてくれるので不便に感じることはありません。

日本からモントリオールへの移動

日本とモントリオール間の移動は直行便で約12時間ほどで到着します。

 

乗り継ぎ便の場合は、カナダかアメリカの都市を経由します。カナダ経由の場合はトロントかバンクーバー、アメリカ経由の場合はシカゴやダラスなどが乗り換え都市です。

 

カナダ経由は入国審査が一度で済むため楽で、アメリカ経由はカナダ経由よりも航空券が安いですが入国審査を2度行う手間がかかります。

モントリオール留学が人気の理由

人気の理由(1)英語とフランス語が同時に学べる

英語とフランス語のバイリンガル率が高いモントリオールでは、英語とフランス語を同時に学べます。街の看板や標識こそフランス語ですが、そこに住む人々は英語も話せるため、こちらが英語を使えば英語で返してくれます。

 

カナダが留学先として人気な理由のひとつが「英語のなまりが少なく、発音が美しい」という点ですが、モントリオールのカナディアンも例にもれません。英語だけでなくフランス語も身に付けたい、という留学生にはぴったりの環境であるといえます。

人気の理由(2)ヨーロッパ調の街並み

ダウンタウンの中心部は高層ビルが建ちならびますが、すこし外れるだけで石造りの建物や石畳が続く道などヨーロッパ調の街並みに出会えます。モントリオールは「北米のパリ」と言われ、世界各国から足を運ぶ人が後をたたない魅力にあふれる人気都市なのです。

人気の理由(3)日本人が少なく英語漬けになれる

カナダ留学ではバンクーバーとトロントに留学生の人気が集中しているため、語学学校の日本人も街中ですれ違う日本人いずれの比率もとても多いです。バンクーバーの語学学校では教室の半分以上が日本人、というケースも珍しくありあせん。

 

せっかく英語を学びにカナダに行くのですから、日本語漬けになるのだけは避けたいものです。

 

モントリオールは日本人が少ないため、語学学校内はもちろん、一歩街の外に出ても英語を使うため英語漬けの環境が整っています。他の都市と比べて英語の上達が早い点もモントリオール留学が人気である理由のひとつです。

モントリオール留学のメリット

メリット(1)英語とフランス語以外の言語も学べる

さまざまな国の人が訪れるモントリオールでは、英語とフランス語以外の言語を耳にする機会も多いです。語学学校にはアジアやヨーロッパ、中南米など世界各国から留学生が集まり、第一言語が中国語やスペイン語、イタリア語などの留学生と友達になれます。

 

また、移民が多い都市であることからイタリアやドイツ、スペインなどにルーツをもつカナディアンも多く、英仏のバイリンガルだけでなくトライリンガルも一般的です。

 

語学学校では英語をメインに学び、学校外では英語以外のコミュニケーション手段を伸ばせるチャンスを作れるのはモントリオール留学ならではの楽しみ方のひとつです。

メリット(2)現地のカナダ人も語学学校に通っている

モントリオールのなかでも郊外に近づくと、カナダ人でもフランス語を第一言語とする人が多くなります。カナダの他州で働くには英語が必要になるため、現地に住むカナディアンが語学学校へ英語を学びに行くことがよくあります。

 

バンクーバーやトロントの語学学校ではカナディアンが学びにくることは滅多にありません。しかしモントリオールならカナディアンと一緒に英語を学び、さらに友達になれるのです。

メリット(3)治安がいい

カナダは全体として治安がいい国ですが、モントリオールは特に治安がいい街として知られています。アメリカの国境近くに位置しながらも厳しい銃規制が定められており、発砲事件などもほとんど起こりません。

 

夜道や人ごみこそ注意する必要がありますが、基本的には日本と同じように安心して生活できます。日本とは法も文化も異なる街ですが、治安がよく安心して語学留学生活を送れます。

カナダの治安はいいの?主要都市の危険エリア及びトラブル対処法

メリット(4)物価が安い

モントリオールは他の大都市と比べて、物価が安く住みやすいと言われています。物価が安い要因は「消費税の非課税枠」「交通費と家賃の安さ」です。

 

消費税こそ14%を超えますが、食品や薬品などの生活必需品、光熱費は非課税です。

 

交通費は同じ大都市のトロントと比べて、バス・地下鉄の定期が1ヶ月あたり3分の1以下で購入できます。家賃も1ヶ月あたり300ドルから部屋が見つかり、バンクーバーやトロントの相場と比べて半分程度に抑えられます。

 

留学には莫大なお金がかかるため、それ以外の出費を抑えたい留学生にとって最適な都市だといえます。

カナダ留学費用を1ヶ月、半年間、1年間の期間ごとに徹底解説!

メリット(5)観光やアウドドアを楽しめるスポットが豊か

モントリオールは見どころが多く、世界中から観光客が訪れる街です。歴史的建造物が多くみられ、北米で最大のカトリック聖堂であるノートルダム大聖堂、ケベック州で最大のカトリック教会・サン・ジョセフ礼拝堂は毎日のように観光客が訪れる地としても有名です。

 

旧市街の街並みも夜には表情を変え、レトロな街灯が美しい街を幻想的に照らしだします。

 

街歩きだけではなく、郊外に足を伸ばせばカナダの醍醐味であるアウトドアも満喫できます。ローレンシャン山地では夏にキャンプ、冬はスキーが楽しめ、気軽に大自然と触れ合う機会を作れます。

 

英語の学習だけでなく観光やアウトドアも楽しみたい留学生にとって大きなメリットだと言えるでしょう。

カナダ留学するなら外せない!おすすめ観光スポットを都市別に紹介!

メリット(6)人々が暖かく、留学生の受け入れに慣れている

モントリオールはフランス語と英語の両方が話される都市ゆえ、カナダの中でも特に多民族が集まります。

 

ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジアなど世界中から留学生や移民が集まるため、モントリオールに住む人々は自国民以外の文化を理解して受け入れてくれます。

 

たとえこちらがつたない英語で話しても、語学を学ぶ留学生の姿勢を尊重して耳を傾け、コミュニケーションを取ってくれるでしょう。

メリット(7)芸術の街・モントリオールは語学以外の教養が身につく

シルク・ドゥ・ソレイユ発祥の地であるモントリオールは、芸術の街としても有名です。古くから芸術の分野に明るく、カナダ最古のモントリオール美術館には古代エジプトから中世ヨーロッパ美術、現代アートまで、のべ3万点以上ものコレクションが展示されています。

 

その他にも充実した施設が多いモントリオールでは語学以外の教養が身につき、さまざまな知識を蓄えられるでしょう。

メリット(8)教育の質が高く、学校の選択肢が豊富

モントリオールは北米有数の大学都市としても有名です。モントリオール大学、ケベック大学などの総合大学にはその教育の質の高さから世界各国の留学生が集まります。

 

AI研究が盛んな都市でもあり、モントリオールは「AI研究のハブ」とも言われています。

 

教育に熱を注ぐモントリオールは語学学校の講師やカリキュラムの質も高く、学校数も豊富です。選択肢が多いため、自分にぴったりな語学学校を選べるでしょう。 

モントリオールのおすすめ語学学校「16校」を6つの軸でランキング!

メリット(9)エンターテイメントが盛ん

モントリオールはエンターテイメントやスポーツも盛んな街です。F1グランプリやプロテニスのロジャーズカップ、モントリオール国際ジャズフェスティバル、モントリオール国際映画祭などの世界的にも有名なイベントが開催されます。

 

モントリオールは冬の寒さが厳しいため、夏の間には街のいたるところで開催されているイベントを目にできます。インターナショナルなイベントに参加できる点も、モントリオール留学ならではのメリットです。

メリット(10)アメリカ旅行やヨーロッパ旅行へ行きやすい(ニューヨークやボストン)

モントリオールはアメリカの国境に近く、アメリカ各都市へのアクセスがしやすいです。週末にニューヨークへ野球観戦に行ったり、ミュージカルを楽しみにいったりという過ごし方が叶えられます。

 

ヨーロッパへのフライトも多いため、交通の便のよさから旅行好きな方にもおすすめな都市です。

モントリオール留学のデメリット

デメリット(1)英語環境のみを求める人には不向き

公用語がフランス語のモントリオールでは、地下鉄のアナウンスや案内板がフランス語表記です。現地人のほとんどが英語とフランス語のバイリンガルで、英語のみでも十分生活できますが英語だけを集中して学びたい人にとっては過ごしづらさを感じるしょう。

デメリット(2)冬の寒さが厳しい

年間の寒暖差が激しく、冬場はマイナス20度を超える日があります。早ければ10月末から雪が降り始め、4月までは街中に銀世界が拡がります。防寒対策をしっかりとしなければ体調を崩してしまうため注意が必要です。

デメリット(3)仕事を見つけるにはフランス語の語学力も必要

就労ビザを所得して現地で働く体験ができますが、レストランのメニューがフランス語表記だったり、フランス語を第一言語とする人とも接したりするため、英語に加えて一定のフランス語の語学力も求められます

 

しかし、英語圏にいながらもフランス語を学びながら働く経験ができる点はモントリオールならではの魅力といえるでしょう。

カナダのワーキングホリデー事情とメリット・デメリットを徹底解説!

デメリット(4)旅行者立ち入り禁止エリアがある

モントリオールには軍事施設や行政管轄区域などの旅行者立ち入り禁止エリアが存在します。うっかり立ち入ってしまうと厳しく罰され、留学生活に影響を及ぼす可能性があります。事前に自分が行こうとしている先に立ち入り禁止エリアはないか調べ、十分に注意しましょう。

デメリット(5)アジア人が少ない

バンクーバーやトロントはアジアからの留学生や旅行客、移民が多く語学学校や街でも頻繁にすれ違います。しかしモントリオールはヨーロッパ圏からの流入が多いため、アジア人の比率が少ないです。

 

スーパーマーケットでアジア系の食材を入手するのに苦労するため、調味料や食材などは日本から持ち込むか、日本に住む家族に国際便で届けてもらう必要があります。

カナダ留学に必要な持ち物40選と荷物を少なくする方法

モントリオール留学はこんな方におすすめ

今回はモントリオール留学の特徴やメリット、デメリットについてご紹介しました。

 

  • 英語とフランス語の両方を学びたい
  • 日本人が少ない環境で集中して英語を学びたい
  • パリのような美しい街並みのなかで生活してみたい
  • 費用を抑えながら留学したい
  • 芸術やエンターテイメントも満喫したい

 

こうした考えをお持ちの方にとって、モントリオールはぴったりな留学先のひとつになるでしょう。

モントリオールでの滞在方法

他州と比べて家賃相場が安いモントリオール。最後に滞在方法についてご紹介します。 滞在方法としてよく選ばれるのは「ホームステイ」「ルームシェア」「一人暮らし」の3つです。

ホームステイ

「留学といえばホームステイ」というほど、ホームステイは代表的な滞在方法のひとつです。ホストファミリーと生活を共にするため、慣れない海外生活が不安な方でも安心です。

 

モントリオールでのホームステイの場合、フランス語のみを話す家庭に配属される場合があり、英語中心の学習をしたい場合は注意しましょう。

 

ホームステイはシェアハウスと比較して家賃が高い傾向にあります。費用を抑えて留学したい方にはベストな選択肢ではないかもしれません。

カナダ留学にはホームステイがおすすめ?メリットやデメリットを解説!

ルームシェア

ルームシェアは、ひとつの家をハウスメイトとシェアをする暮らしかたです。モントリオールでは家賃相場が安く、自分のことは自分で行う生活スタイルのためホームステイより費用を抑えられます

 

国籍が異なる他人と生活するため、文化の違いや家事分担のルールなどで自由度が低くなる点は注意したいところです。

カナダ留学にはシェアハウス?メリットやデメリットを解説!

一人暮らし

一人暮らしは家事分担や門限などのルールを決める必要がないため、自分のペースで自由な生活がしたい方には適しているといえるでしょう。しかし、家賃をすべて自分で負担するので費用はシェアハウスよりも高くなります。

 

一人暮らしの家賃相場もシェアハウス同様に安く、他州では高くて叶えられない一人暮らしもモントリオールなら叶えやすい点は魅力です。

 

このように滞在方法にも種類があり、それぞれメリットとデメリットを併せ持っています。家賃の安さから自分にあった方法を選びやすいため、立地や費用、自由度の高さなど、どこを重視したいのか基準を決めた上で検討するのをおすすめします。

永井将馬

ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

カウンセラーに質問

カルガリー留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド


英語の語学留学先として、カナダは人気の高い国です。広大な国土の中に、都会と自然が調和した魅力的な街がいくつも存在しています。

 

今回はそんなカナダの街のひとつ、カルガリーにスポットを当ててご紹介します。カルガリーは、トロントやバンクーバーのような世界的な大都市に比べれば、知っている人は多くないかもしれません。

 

でもカルガリーには、発展した大都市にはない魅力がたくさんあります。人とは違った留学生活を送りたいという方に、とてもおすすめの留学スポットといえるでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。

カルガリーの基本情報

カルガリーの面積と人口

カナダ中西部のアルバータ州に位置するカルガリーは、約800平方キロメートルの面積を持つ、国内で5番目に大きな都市です。125万の人々が暮らしています。平原に囲まれた自然豊かな地域で、雄大にそびえるカナディアンロッキーにも1時間ほどでアクセスが可能です。

カルガリーの地区・エリア情報

カルガリーは非常にバランスのとれた街です。都市として適度に発展しながら、周囲を恵まれた自然に囲まれ、文化と自然が融合しています。こうした背景から生活環境もよく、近年にわかに人気が高まっていることから、観光業が盛んになっています。また、農業や石油産業の歴史が古い地域でもあります。

カルガリーの物価

カナダは、他の英語圏に比べて物価水準が日本に近い国ですが、中でもカルガリーは物価が安いことで知られています。

 

その理由は「消費税」と「交通費」です。カナダでは基本的に州税と物品税という2つの消費税を払う必要があり、その合計は12%にもなります。しかしカルガリーを含むアルバータ州では、消費税は物品税の5%のみと定められており、他州に比べて税負担が軽くて済むのです。   交通費については、カルガリー中心を走るCトレインという路面電車が特定の駅で無料で利用でき、その他のエリアでも300円程度で90分乗り放題などユニークな仕組みを導入しています。

 

買い物と移動にお金があまりかからないので、費用を抑えて留学したい方にはとくにおすすめの地域といえます。

留学生が語る!カナダ留学の生活費と物価の実際と節約方法!

カルガリーの時差

カルガリーと日本の時差は15時間です。日本に比べて15時間遅いと考えてください。なお、これは3月〜11月のサマータイムの場合であり、それ以外の期間(冬時間)では時差は16時間になります。

カナダには6つの時間帯がある!主要12都市の日本との時差一覧。

カルガリーの気候

カルガリーは非常に寒さが厳しい街です。とくに冬は、最低気温がマイナス15〜20度になることも珍しくないので、防寒対策をしっかり行う必要があります。

 

ただし年間を通じて湿度が低くカラッとした気候のため、冷え込みの厳しい冬場以外は過ごしやすいでしょう。

カナダの気候を都市別に比較!カナダ留学に適した都市は?

カルガリーの公用語

カルガリーは英語を公用語としています。なお、カナダ自体はイギリスとフランスの両方に統治されていた歴史的背景から、英語とフランス語の2言語が公用語です。

 

ケベック州などではフランス語が多くの家庭で話されるなど、州や地域によって比重は異なります。「英語を重点的に学びたい」という方であれば、カルガリーは何ら心配はいらないでしょう。

日本からカルガリーへの移動

カナダの地域によっては、日本からの直行便がなくトロントなどを経由する必要があるケースも少なくありません。一方カルガリーは直行便が随時出ていますので、面倒な乗り継ぎなしに行き来できます。

 

フライト時間も9時間半ほどのため、13〜14時間かかる東海岸エリアと比べるとアクセスしやすいといえます。

カルガリー留学が人気の理由

人気の理由(1)カナダの大自然に触れられる

カルガリーは、自然あふれるカナダの中でもひときわ大自然に恵まれた地域です。カナディアンロッキーまで車で約1.5時間で行くことが可能ですし、ゲレンデや湖、森林などビッグスケールな自然にも触れることができます。

人気の理由(2)生活環境が良い

留学生にとって渡航先の治安やインフラ水準などは大事な要素です。せっかく念願の留学を果たしても、日々の不安や不便が多いと充実した生活を送るのは難しいからです。

 

その点、カルガリーは生活環境の良さが抜群といえるでしょう。というのもカルガリーは、イギリスの経済誌エコノミストが発表する「世界でもっとも住みやすい都市ランキング」でトップ10に常時ランクインする街なのです。   公共サービスや治安、衛生といった要素で選べるこのランキングで、2018年にカルガリーはウィーンやメルボルンに次いで4位にランクインしました。カルガリーの住みやすさは世界的にも認められたレベルということで、留学生にとっても安心でしょう。

人気の理由(3)学費を抑えながら質の高い教育が受けられる

カルガリーでは、歴史あるカルガリー大学をはじめ、質の高い教育機関が数多く集まっています。日本での認知度はそこまで高くないカルガリーには日本人は比較的少ないので、カナダ人や他国からの留学生とより多く接するチャンスがあり、英語の上達も期待できます。

 

さらに、先ほど触れたように税制度の点から物価が安いため、他州よりも学費を抑えられるでしょう。留学費用を節約しながらしっかり学びたい方にぴったりの環境といえるのです。

カナダ留学費用を1ヶ月、半年間、1年間の期間ごとに徹底解説!

カルガリー留学のメリット

メリット(1)日本人が少なく英語環境を作りやすい

カルガリーは、カナダの留学先としては知名度がそこまで高くないので、日本人が多くありません。そのため、英語でのコミュニケーションに集中しやすい環境といえます。

 

あくまで日本人が少ないというだけであって、全くいないわけではありませんから、日本人の友達もしっかり作りながら英語に注力できるのではないでしょうか。

メリット(2)物価及び税金が安い

留学には多大な費用がかかるため、金銭面からためらってしまう人もいるかもしれません。しかしカルガリーのあるアルバータ州は消費税の制度が他州と違うため、他州より7%も負担が低く済みます。

 

食料品や日用品、外食代なども大都市圏に比べれば安価で済む可能性が高いでしょう。費用を抑えて留学したい方には嬉しい点といえます。

メリット(3)のどかな街で人々が暖かい

近年発展を続けるカルガリーですが、他の都市に比べれば、自然が多く街の雰囲気ものんびりとしています。そこに暮らす人々もゆったりと穏やかな印象で、異国からやってきた留学生にもフレンドリーに接してくれるはずです。

メリット(4)車で1時間ほどでカナディアンロッキーに行ける

アルバータ州はアメリカのモンタナ州と国境を挟んで隣り合っており、2国の間にそびえるカナディアンロッキーにも車でアクセスできる好立地に位置しています。

 

世界的にも有名な観光スポットに日帰りで行ける点は、勉強だけでなく休日のレジャーも満喫したい方には魅力的なポイントでしょう。

カナダ留学するなら外せない!おすすめ観光スポットを都市別に紹介!

メリット(5)近年目覚ましい経済発展を遂げている

カナダの都市といえばまずバンクーバーやトロントの名前があがるものですが、第5の都市カルガリーも、好景気に支えられて急速に発展してきています。

 

カルガリーは自然が大きな魅力の街ですが、刻一刻と変貌を遂げる都市を目の当たりにするというのも、貴重な体験なのではないでしょうか。

メリット(6)治安は良好

カナダ全般が治安の良さで知られていますが、中でもカルガリーは安全性の高い地域です。先ほどもご紹介したように英・エコノミスト誌の「世界の住みやすい街ランキング」で常に上位にランクインするなど、世界的にも住みやすさが認められています。

 

もちろん夜に一人でダウンタウンを歩くといった行為はおすすめできないものの、海外の地域の中では、日本に近い感覚で暮らせる数少ないエリアのひとつといってよいでしょう。

カナダの治安はいいの?主要都市の危険エリア及びトラブル対処法

メリット(7)ウィンタースポーツが盛ん

冬場の気温がマイナス15度を下回るカルガリーですから、スキーやスノーボードをはじめ、ウィンタースポーツが非常に人気です。

 

カナディアンロッキーの入り口でもあるバンフ・ジャスパーといった国内屈指のスポットがあり、最寄りのスキー場まで1時間で行けるなどウィンタースポーツ好きにはたまらない環境といえます。

メリット(8)就労ビザを取得できるチャンスが豊富

海外で就労ビザを取るのは簡単でないケースが少なくありませんが、カルガリーは比較的チャンスが多いと考えてよいでしょう。カルガリーのあるアルバータ州では、ワークパーミット(就労ビザ)を取得しやすく、カナダで長期的に仕事がしたい方におすすめの地域です。

 

州経済の主軸である石油産業が盛んで発展が続いており、慢性的に人不足であるため、一定レベルの英語力があれば仕事も見つけやすいはずです。

カナダのワーキングホリデー事情とメリット・デメリットを徹底解説!

メリット(9)英語の訛りが少ない

カナダの地域によっては、アジア系移民の増加などからノンネイティブの英語話者が多く、また英語以外の言語が多く使われているケースも少なくありません。

 

しかしカルガリーは比較的移民が少なく、ネイティブのカナダ人が人口の多くを占めています。したがってネイティブのきれいな英語に接しやすいのです。きれいな発音の英語を学びたい方に向いている環境といえます。

メリット(10)中心部は電車があり便利

大自然のイメージが強いカルガリーですが、発展の続く都市部では交通網がよく整備されており、とくに電車・路面電車は充実しています。

 

そのため、大学や語学学校への移動に不便を感じることは少ないでしょう。一部の駅間は無料で乗れる電車もあるので、積極的に利用したいものですね。

カルガリー留学のデメリット

デメリット(1)冬は非常に寒い

最低気温がマイナス15度を下回るカルガリーの冬は、日本ではなかなか体験したことのない寒さです。「これぞ雪国カナダ!」とポジティブに考えることもできるかもしれませんが、しっかり防寒対策をしておかないと、体調を崩して勉強どころではなくなってしまうかもしれません。

 

地域によってはカナダでも年中温暖なエリアもあるものの、「カルガリーの冬は寒い」ことはよく理解しておく必要があります。

デメリット(2)語学学校の数が多くない

学校の多さは人口にある程度比例しますから、トロントなどの大都市と比べるとカルガリーは学校数が少なくなります。

 

とはいえ、学校のレベルが低いというわけではもちろんなく、選択肢が多すぎないため少数の学校をじっくり比較検討できる点でも、学校が少ないのはメリットとも考えることができます。

カルガリー留学におすすめの人気語学学校ランキング【7校徹底比較】

デメリット(3)日本のものは手に入りづらい

カルガリーには他の大都市よりも日本人やアジア系移民が少ないため、どうしても日本の食材や日用品などが手に入りづらいのが実情です。

 

日本の製品は現地で購入すると高くつくことがほとんどなので、軽量のものは渡航の際に日本から持参したり、後日国際便で郵送してもらうなどするのが良いでしょう。

カナダ留学に必要な持ち物40選と荷物を少なくする方法

デメリット(4)仕事を得るには一定の英語力が必要

経済発展により求人も増加しているカルガリーですが、どのような仕事であれ、職につくには相応の英語力が求められます。

 

英語でのコミュニケーションに不安のある人は、まずは勉強に集中し、英語力を高めたうえで仕事探しにチャレンジすることをおすすめします。

カルガリー留学はこんな方におすすめ

今回は、カルガリー留学について、特徴やメリットをお話ししてきました。カルガリーはまだまだ認知度が高くない街ながら、他の大都市よりも多くの自然が残り、リラックスしながら勉強に集中できる環境があります。

 

また、近年の急速な経済発展により都市部も刻一刻と変化しており、活力みなぎるダイナミックな街の様子にじかに触れることもできます。

  • 治安の良い場所で英語に集中したい
  • カナダらしい大自然を満喫したい
  • とくにウィンタースポーツを楽しみたい
  • 発展する都市を肌で感じたい

  こうした思いをお持ちの方には、カルガリーはぴったりな留学先のひとつといえるのではないでしょうか。

カルガリーでの滞在方法

最後に、カルガリーでの滞在方法に関しても、ご紹介しておきましょう。滞在のパターンとしては「ホームステイ」「ルームシェア」「一人暮らし」の3つが考えられます。

ホームステイ

「留学といえばホームステイ」というほど、ホームステイは代表的な滞在手段です。ホストファミリーと一緒の生活からスタートできるので、外国や英語での暮らしに不安のある初級者でも安心です。

 

反面、家賃は高くなる傾向があり、「とにかく家賃を抑えたい」という方にはベストな選択ではないかもしれません。

カナダ留学にはホームステイがおすすめ?メリットやデメリットを解説!

ルームシェア

ルームシェアは、ハウスメイトと1つの住居をシェアするという方法です。家賃を人数で分担するので、費用の節約になることが大きなメリットでしょう。

 

一方で注意したいのは、他人と暮らすことになるので、文化の違いや家事分担のルールなど、一人暮らしよりも自由度が低くなる点です。

カナダ留学にはシェアハウス?メリットやデメリットを解説!

一人暮らし

最後に一人暮らしですが、もっとも自由度が高い滞在手段といえます。掃除や洗濯などの家事、門限を自分のペースで決めることができます。

 

家賃をすべて自分で負担するため、シェアハウスよりも高くつくことにはなりますが、ストレスなく自分のペースで暮らしたい方にはもっとも適しているでしょう。   このように滞在方法にも種類があり、それぞれメリットとデメリットを合わせ持っています。ご自身に合った方法を選ぶのが良いですから、費用や立地、暮らしの自由度など、自分がどの要素にこだわりたいかを基準に検討することをおすすめします。

Yuri Kondo

幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

カウンセラーに質問

トロント留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド


トロントはカナダ最大の都市であり留学先として人気です。

 

東側の都市ですので日本人は比較的少なめ、かつ冬は非常に寒くなるなどチャレンジングな側面もありますが、海外留学で自分を磨きたいという思いがある方にはぜひ挑戦していただきたく思います。

 

日本から直行便がある点も留学先としてのトロントの魅力を高めています。

トロントの基本情報

トロントの面積と人口

カナダ最大の都市であるトロントは、東海岸のオンタリオ州に位置しています。300万人近い人々が暮らしており、アメリカを含む北米全体でもとくに人口が多い大都市として知られています。

 

世界各国から移民が集まるトロントは、世界でもっとも多様な文化の都市とも呼ばれ、文化背景の異なる住民同士が互いを受け入れて暮らしている街です。さまざまな文化を持つ人々と積極的に交流したい方にはぴったりの環境といえるでしょう。

トロントの地区・エリア情報

トロントはカナダ経済の中心地であり、日本でいえば東京に当たる地域といえるでしょう。カナダの主要な企業が本社を構え、日本企業の拠点も数多く存在します。

 

中心街にはオフィス街らしい高層ビルが林立していますが、一方で郊外には公園や自然も広がり、都市と大自然が調和している街でもあります。

トロントの物価

トロントは日本に比べるとやや物価が高い街です。例えば消費税は、トロントのあるオンタリオ州では13パーセントで、8パーセントの日本よりも重くなっています。

 

また、カナダはチップ文化の国ですので、ホテルやレストランでは代金の15〜20パーセントのチップを支払う必要があります。消費税とチップの負担を考えると、外食はできるだけ抑えて自炊をメインにするのが賢明でしょう。

留学生が語る!カナダ留学の生活費と物価の実際と節約方法!

トロントの時差

トロントは、日本との時差が14時間あります。なお、これは11月から3月までの「冬時間」での時差であり、それ以外の期間に適用される「夏時間(サマータイム)」では時差は13時間となります。

カナダには6つの時間帯がある!主要12都市の日本との時差一覧。

トロントの気候

カナダ東海岸のオンタリオ州は、非常に寒い地域です。北極から吹く冷たい風により、11月頃から氷点下になって雪が降り始めるようになります。日本で雪にあまり馴染みのない暮らしをしていた人は、十分に防寒対策をしておくことをおすすめします。

カナダの気候を都市別に比較!カナダ留学に適した都市は?

トロントの公用語

カナダは英語とフランス語の2言語が公用語とされている珍しい国です。これは、かつてこの国がイギリスとフランスそれぞれに統治されていた歴史から来る文化です。その中でトロントは、英語を公用語として定めていますから、英語の上達を目的とする留学生にはぴったりでしょう。   一方で、「英語とフランス語の両方を学びたい」という方であれば、隣のケベック州がおすすめです。ケベック州、とくに大都市モントリオールはフランス語話者も多いので、英語・フランス語をバランスよく習得することができるはずです。

日本からトロントへの移動

トロントは、日本から直行便の飛行機が出ており、13時間ほどで渡航できます。広大な国土のカナダの中には直行で行けない都市もあるため、トロントのアクセスの良さは留学生にとって嬉しい点でしょう。

トロント留学が人気の理由

人気の理由(1)カナダ経済の中心地

国内の大企業や多国籍企業が拠点を置くトロントは、カナダ経済の中心です。世界6位の規模であるトロント証券取引所を擁していて、金融都市としても存在感があります。 雄大な自然で知られるカナダの中でもっとも発展した都市であるトロントは、快適な暮らしがしたい留学生には特に向いているといえます。

人気の理由(2)世界で暮らしやすい街トップ10の常連都市

イギリスの経済誌エコノミストが発表する「世界でもっとも住みやすい都市ランキング」で、トロントは毎年トップ10前後にランクインしています。

 

2018年にはシドニーや東京に次いで8位となっており、治安や衛生、公共サービスなどいずれも高い水準の街であることがわかります。快適で安定した生活ができれば、勉強をはじめ留学生活に集中しやすいのではないでしょうか。

人気の理由(3)語学留学先として人気上昇中

安全で暮らしやすく、近郊には大自然も広がるトロントは、語学留学の渡航先として人気が高まっています。

 

教育にも力を入れている街のため、世界の大学ランキングで上位にランクインしているトロント大学をはじめ、大学や語学学校が豊富に揃っていることも人気の理由でしょう。

 

図書館や無料Wi-Fiなどの環境も整備されており、英語を学ぶには理想的な環境といえるかもしれません。

トロント留学のメリット

メリット(1)カナダ東部では学校が一番豊富

教育に力を入れている都市のため、トロントには語学学校が多数存在します。学校数が多いので学校間の競争が激しく、学生を獲得しようとそれぞれ特徴的で質の高いサービスを展開しています。

 

学習コースの豊富さやアクティビティ、進学・就職のサポートなど、学校ごとにさまざまなカリキュラムを用意していますから、目的に合った学校を見つけやすいでしょう。

トロント留学のおすすめ語学学校【ランキング ベスト15校】

メリット(2)都会にも関わらず物価は高くない

レストランでのチップや高めの消費税など、カナダは日本と比べてやや物価が高い国です。ただし、他の英語圏であるアメリカやイギリス、オーストラリアなどは、家賃や食材や日用品など、生活に関するほとんどのコストが日本よりも高くなっています。

 

その点カナダは日本と物価水準が近く、チップなどの特殊な要素はあるものの、語学留学先の中では安い費用で行ける国といえるでしょう。   とくにトロントは快適に暮らせる大都市でありながらさほど物価が高くない珍しい街です。「費用は抑えたいけど、不便で治安に不安がある街はイヤだ」と考える留学生にとっては理想的な場所かもしれません。

メリット(3)移民が多くつたない英語でも暮らしやすい

多民族都市であるトロントには、世界各国から多くの移民が集まっています。基本的なコミュニケーションは英語になりますが、ネイティブでない英語スピーカーが多く、訛りが多かったりボキャブラリーが少ないといった話者も大勢暮らしています。

 

そのため、人々は相手の英語力に対して寛容であり、英語初級者でも安心してコミュニケーションを取ることができます。

メリット(4)総じて治安は良い

「世界の住みやすい街ランキング」でトップ10の常連であるトロントは、数百万人が暮らす大都市でありながら治安が良いことで知られています。留学先を決める際、治安の良し悪しは重要な要素の1つでしょう。

 

せっかく留学しても安心して街を歩けないような環境では、充実した留学生活を送ることは難しくなります。トロントなら、日本とほとんど変わらない感覚で安心して過ごすことができるでしょう。

カナダの治安はいいの?主要都市の危険エリア及びトラブル対処法

メリット(5)四季があり、一年を通してカラッとして過ごしやすい

海外には四季のない地域も少なくありませんが、トロントには四季があり、春にはお花見、秋には紅葉も楽しむことができます。一年を通じてカラッとした気候で、気持ちよく、過ごしやすい街といえます。

メリット(6)公共交通機関が充実しており便利

大都市トロントでは交通機関が充実していて、地下鉄、バス、路面電車がそれぞれ街中を網羅しています。この3つの交通機関を合わせてTTC(Toronto Transit Commission)と呼び、共通のチケットと同一料金で利用することができ、とても便利です。

メリット(7)郊外にはナイアガラなど大自然が広がる

近郊に数多くの観光地があることもトロントの魅力です。世界三大瀑として有名な「ナイアガラの滝」はバスで2時間の距離にあり、気軽に訪れることができます。

 

平日は中心地で勉強に励み、週末に大自然でリラックスするといった過ごし方ができるのも、留学生に人気の理由なのでしょう。

カナダ留学するなら外せない!おすすめ観光スポットを都市別に紹介!

メリット(8)エンターテインメントが豊富

観光地として人気の高いトロントでは、大自然だけでなく、スポーツやミュージカルなどのエンターテインメントも充実しています。

 

スポーツなら野球やバスケットボール、アイスホッケーがとくに有名です。また、「エンターテインメントディストリクト」と呼ばれるエリアにはミュージカル劇場が密集し、1年中いつでも催しを楽しむことができます。

メリット(9)アメリカにも近い

トロントは、同じ北米のアメリカに近いため、アメリカ各地へのアクセスが容易です。

 

例えばニューヨークには飛行機で1時間ほどで行くことができますし、ワシントンやボストンなどにも数時間で移動できます。カナダだけでなくアメリカにも足を伸ばしてみたい方には嬉しい点といえます。

メリット(10)いざとなれば日本食も手に入る

留学先でふと恋しくなるのが日本料理です。長期留学の場合、数ヶ月も日本食を口にしていないと、どうしても食べたくなるときもあるでしょう。

 

多数の移民が暮らすトロントでは、とくに中国人をはじめとするアジア系移民の数が多くなっています。アジア料理のレストランやアジアの食材を扱うお店も多く、日本食も比較的容易に手に入ります。

トロント留学のデメリット

デメリット(1)移民が多く、英語に訛りがあることもある

移民が多いことで、英語初心者でも安心してコミュニケーションを取れる点はトロントの良いところです。一方で、ノンネイティブが多いということで、英語に独特の訛りがある話者も少なくありません。

 

日本でキレイな英語の教材などで学習してきた留学生は、はじめ聞き取りがうまくいかず手間取ってしまう可能性もあります。   とはいえ、慣れてくれば聞き取れるようになりますし、ノンネイティブの話者の「キレイな英語よりも伝わる英語であることが大切」というスタンスを学べることはとても貴重です。

 

訛りをあまり不安視せず、むしろグローバルに通用する英語が学べる環境と捉えるべきでしょう。

デメリット(2)アジア人は西側に比べると少なく疎外感を感じる可能性がある

アジア系移民が多い街といっても、地理的にアジアから近い西海岸のバンクーバーなどに比べると、どうしてもアジア人の数は少なくなります。そのため、環境によってはアジア人がほとんどいないというケースもあり、疎外感を覚えてしまうこともあるかもしれません。   しかし、もともと留学の目的は語学の上達や異文化との交流でしょうから、日本人をはじめアジア人が少ないのなら「チャンス!」と考えて前向きになるほうが、充実した留学生活を送れるはずです。

デメリット(3)英語ができないと仕事が見つけづらい

大都市であり、観光地としても発展が続くトロントは、多数の求人があります。カフェやレストランなどの外食サービスから、雑貨屋やホテル、観光ガイドなど、バリエーションが豊富です。

 

また、企業も多数存在しており、オフィスワークの求人も増えています。ただ、求人が多くても、英語力がなければなかなか仕事は見つけにくいでしょう。   英語力に自信がない場合は、日本食レストランなど、日本人である強みが活かせる仕事で実践的な英語を磨き、英語力を高めてから別の仕事にチャレンジするのが良いかもしれません。

デメリット(4)冬は極寒

四季があり、1年を通じて過ごしやすいとはいえ、トロントの冬は厳しいものです。氷点下を下回ることも珍しくなく、雪が降り積もる日もあります。そのため防寒対策は不可欠ですが、日本ではなかなか見られない雪国の景色も味わえるので、極寒であることはそこまでデメリットとはいえないでしょう。

トロント留学はこんな方におすすめ

今回はトロント留学について、街の特徴や留学のメリット・デメリットを解説してきました。トロントは世界でも有数の住みやすい街であり、治安や衛生、充実した都市機能、豊富な自然など、留学生にとって魅力的な場所です。

  • 快適で安心して暮らせる都市に留学したい
  • カナダらしい大自然も満喫したい
  • 多様な民族の文化に触れたい

このように考えている方にとって、トロントは理想的な留学先のひとつといえるのではないでしょうか。

トロントでの滞在方法

ここではトロントにおける、主な滞在方法についてもご紹介しておきます。トロント滞在のパターンとしては「ホームステイ」「ルームシェア」「一人暮らし」が考えられます。

ホームステイ

ホームステイは、現地のホストファミリーのお宅にお世話になる滞在方法です。現地人と一緒に暮らすので、海外生活に不慣れな人でも安心です。その反面、通常の家賃に加えてホストファミリーへの支払いも上乗せされるため、やや割高になりがちです。

カナダ留学にはホームステイがおすすめ?メリットやデメリットを解説!

ルームシェア

ルームシェアは、ハウスメイトと1つの住居をシェアするというものです。1人あたりの負担額を抑えたい方や、異文化交流をより深く経験したい方におすすめです。

 

ただ、いってみれば赤の他人と一緒に暮らすことになるため、文化の違いや家事のルールなど、一人暮らしに比べてストレスを感じる可能性もゼロではありません。

カナダ留学にはシェアハウス?メリットやデメリットを解説!

一人暮らし

一人暮らしですが、これはもっとも自由度が高い滞在方法といえます。掃除や洗濯などの家事も門限も自分で決めることができます。

 

家賃については立地や間取りなどの要素によって、ホームステイよりも安く抑えることができるでしょう。とはいえ、一般的にはホームステイ以上に高額になる可能性が高い点を理解しておきましょう。   滞在方法にはそれぞれメリット・デメリットがありますから、予算やイメージする暮らし方など、ご自身の目的に合った方法を選ぶことをおすすめします。

永井将馬

ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

カウンセラーに質問

バンクーバー留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド


バンクーバーはカナダ第三の都市ですあり、留学先としても人気です。カナダの中では比較的一年を通して温暖な地域であり、日本の気候に慣れ親しんでいる方でもなじみやすいでしょう。

 

カナダの中では日本人は少し多めの都市にはなりますが、その分留学初心者でも過ごしやすい都市でもあります。以下でバンクーバー留学が人気の理由をまとめてますのでぜひご覧ください。

バンクーバーの基本情報

バンクーバーの面積と人口

カナダ西海岸のブリティッシュコロンビア州にあるバンクーバーは、人口3,500万人のカナダの中で250万人が生活する、国内第3位の都市です。

 

人口規模としては、東海岸のトロント、モントリオールより小さいものの、人口密度はカナダで1番で、今後もさらに人口の増加が予想される地域でもあります。

 

面積は115平方キロメートルほどで、これは東京の大田区と世田谷区を合わせた広さとほぼ同じくらいです。日本の感覚からすれば、かなり大きな都市といえるでしょう。

バンクーバーの地区・エリア情報

バンクーバーは、発展した都市機能と、海・山をはじめとする自然が見事に調和した美しい街で、英エコノミスト誌が選ぶ「世界でもっとも住みやすい街」で常に上位ランクインしています。

 

年間を通して温暖な気候で、雪もほとんど降らないため、快適に過ごしながら留学生活を楽しむことができます。

 

また、近隣にはイギリス文化が味わえるビクトリアや、雄大なロッキー山脈に近く大自然を満喫できるカルガリーなど、個性豊かな都市が集まっており、休日の観光でそれらの街に足を伸ばしやすい点も特徴です。

バンクーバーの物価

カナダは全般的に、日本よりも物価が高いといえます。中でもバンクーバーは世界的に人気の都市であり、観光客はもちろん、留学生や移民など人口が増加傾向にあるため、カナダ国内でも物価が高水準です。

 

留学する際にとくに気をつけたいのは、家賃と食費でしょう。バンクーバーの平均家賃は月1800ドル(1ドル90円で約16万円)ともいわれており、日本と比べてその高さがわかります。   また、外食では食事代の10〜20%をチップとして支払う習慣があり、かつ1食あたり1500〜2500円程度かかるため、日本と同じ感覚で外食をするのは難しいかもしれません。

 

費用を抑えたい場合は、住宅をシェアハウスにしたり、外食を控えて自炊中心にするなどの工夫が必要になるでしょう。

留学生が語る!カナダ留学の生活費と物価の実際と節約方法!

バンクーバーの時差

バンクーバーは、日本との時差が16時間あります。日本のほうが早く、バンクーバーが16時間遅い、というわけです。

 

なお、カナダを含む北米では、日の出時間が早まる3〜11月に1時間だけ時間を早める「サマータイム」が導入されています。「時差16時間」はこのサマータイム期間のもので、12〜2月の冬時間には時差が17時間になりますのでご注意ください。

カナダには6つの時間帯がある!主要12都市の日本との時差一覧。

バンクーバーの気候

バンクーバーは、1年を通じて温暖で過ごしやすい気候の街です。夏場でも最高気温は30度ほどで、真冬も氷点下まで下がることはほぼありません。カナダというと雪が降るイメージがあるかもしれませんが、バンクーバーは雪がほとんど降りません。

 

一方で雨は多いので、からりと晴れた日が続くイメージで渡航するとがっかりするでしょう。もちろん晴れが続く日も多いですが、雨がよく降る点は理解しておくとよいでしょう。

カナダの気候を都市別に比較!カナダ留学に適した都市は?

バンクーバーの公用語

カナダは基本的に英語が公用語であり、バンクーバーでもやはり英語が中心に使われています。語学を学びたい留学生に人気の要素の1つでもあります。

 

一方で、バンクーバーにはアジア系の移民も多数暮らしており、中国語(北京語・広東語)も広く使われています。また、カナダは英語のほかに、フランス語も公用語として定められており、ケベック州などはフランス語が英語以上に話されている地域でもあります。

日本からバンクーバーへの移動

日本とカナダは8,000キロメートル以上離れており、移動は基本的に飛行機のみになります。バンクーバーは、日本とは太平洋を挟んだ西海岸側に位置するので比較的近く、東京(成田・羽田)から片道9時間ほどです。

 

なお、東海岸のトロントやモントリオールだと12時間以上かかるので、日本からの遠さがわかりますね。

バンクーバー留学が人気の理由

人気の理由(1)医療制度・環境・教育への評価が高く住みやすい都市

先ほども触れたように、バンクーバーはエコノミスト誌の「世界でもっとも住みやすい街ランキング」で毎年上位にランクインしています。

 

エコノミスト誌のランキングは、5つの指標(安全性・文化と環境・教育・医療制度・インフラ)をもとに選定され、バンクーバーはなんと医療制度・教育・文化と環境の3項目で堂々の満点を獲得しています。   生活の安定に欠かせない医療や教育などの基盤が高水準だからこそ、世界中から留学生が集まっているんですね。もちろん、安全性とインフラも高い評価を得ており、快適で安心の生活を送ることができる街といえます。

人気の理由(2)アジア方面からの移民や留学生が多く留学初心者でも安心

留学生に人気のバンクーバーには、とくにアジアからの学生が多く集まってきます。これは、住みやすい環境の都市であることはもちろんですが、アジアからアクセスしやすい西海岸にあるという地理的な特徴も作用しています。

 

中国をはじめ、日本や韓国などアジア系の学生が多いため、街を歩いていてもよくアジア人を見かけます。これは海外生活に不慣れな留学初心者にとっては、なんとなくホッとする要素ではないでしょうか。

バンクーバー留学のメリット

メリット(1)留学生が過ごしやすい都市

留学生にとって、勉強に集中できる環境かどうかは、留学の成果を左右する大きな要素です。その点でバンクーバーは、多くの人にとって理想的な環境といえるかもしれません。

 

よく整備された都市機能によって日本と変わらない水準で生活することができますし、一方で海や山といった大自然にも身近に接することができます。

 

快適で楽しい学校生活を送りながら、海沿いを散歩したり、山に出かけて森の風景を楽しんだりと、心身ともにリラックスした日々を送れることでしょう。

メリット(2)日本と同じく四季があり温暖な気候

雪国のイメージが強いカナダにあって、バンクーバーは雪とほぼ無縁の温暖な気候の街です。冬場の寒さ対策はもちろん必須であるものの、そこまで念の入った備えは必要なく、日本とそう変わらない感覚で過ごすことができます。

 

また、バンクーバーには四季があるため、日本人にはどことなく馴染みやすいといえるかもしれません。

メリット(3)語学学校の数が豊富

留学先として世界的に人気のバンクーバーですから、学生の受け皿としての語学学校が豊富に存在します。学校数が多いことから、各校が自分たちの強みを磨いて、それぞれ特徴的で質の高いスクールが多くなっています。

 

英語学習コースの多様さはもちろん、恵まれた自然を生かしたアクティビティや、将来の進学や就職を見据えた特殊カリキュラムなど、学校ごとに充実したサービスを展開しており、自分に合った学校を見つけやすいはずです。

バンクーバーのおすすめ語学学校ランキング【絶対迷わない厳選18校】

メリット(4)治安が良い

海外渡航の際に誰もが気にするのが「治安」です。日本より安全な国はない、とよくいわれるように、海外での生活においては安全性は重視すべき要素でしょう。

 

バンクーバーは、非常に治安が良いことで知られる街です。銃社会である隣国のアメリカと比べても、その犯罪発生率の低さは際立っています。留学生本人はもちろん、お子さんを送り出す親御さんとしても、安心できる街といえるのではないでしょうか。   ただし、いくら安全といっても海外には違いないので、スリや置き引きといった軽犯罪はそれなりに発生しています。外出の際は不必要に目立つ格好をしない、貴重品の携行は最小限にとどめるといった心構えは忘れないようにしましょう。

カナダの治安はいいの?主要都市の危険エリア及びトラブル対処法

メリット(5)カナダ第3の都市ながら自然も豊か

何度か触れているように、バンクーバーは大自然に恵まれた都市です。世界屈指の都市でありながら、周囲を美しい山と海に囲まれており、いつでもそれらの風景やレジャーを楽しむことができます。   留学生に人気の街は世界各国に存在しますが、人口密集が過密な大都市か、反対に自然は多いものの都市機能が十分でないなど、便利さと自然を両立した街はなかなかないものです。

 

その中でバンクーバーは、自然と都市が融合した稀有な街であり、多くの留学生を惹きつける魅力的な場所といえます。

カナダ留学するなら外せない!おすすめ観光スポットを都市別に紹介!

メリット(6)公共交通機関が発達しており交通の便が良い

留学先を検討する際に注意したいのは、その街の移動機関です。バスや路面電車、地下鉄などの公共交通網が整備されていないと、毎日の通学がストレスフルなものになってしまったり、極端に早い時間に帰宅しなければならないなど、デメリットが増えてしまいます。   その点バンクーバーは、市内を網羅するバス、3路線のスカイトレイン、シーバスと呼ばれるフェリーなど、公共の交通機関がよく発達しています。

 

しかも、それらはいずれも同じ会社が運営しているため、多少の条件はあれど同じ乗車券で乗ることができます。ストレスなく移動ができる街を選ぶことは、留学生活を充実したものにするためにぜひ大切にしたいポイントです。

メリット(7)エンターテインメントが盛んな街

一生の思い出に残る素晴らしい留学生活を送るには、勉強だけでなく、その国らしい文化や自然を味わい尽くすことも重要になってくるでしょう。スケールの大きな山や海に恵まれたバンクーバーでは、ハイキングやボートなど、年間を通じて多様なレジャーアクティビティを楽しむチャンスがあります。

 

さらに、カルガリーやウィスラーなど、ロッキー山脈に近い街にも2〜3時間で行けるため、雄大なロッキーで登山やスキーを楽しむこともできます。

カルガリー留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

メリット(8)条件の良い仕事が見つけやすい

ワーキングホリデーで渡航した方や、留学費用をまかないたい方の中には、現地で働こうと考えている方もいるでしょう。そうした方にとって、アジア人が多いバンクーバーは仕事が見つけやすい街です。

 

アジア系住民の中には日本人も多数いるので、お店のオーナーが日本人だったり、日本食をメインに扱っているレストランも少なくありません。渡航したばかりで英語が流暢に話せなくても、同じ日本人なら何かと相談がしやすいでしょう。   また、日本食や日本文化に関するお店なら、お客さんに対しても自信をもって接することができるはずです。しっかり仕事をして成果を出せば、時給や勤務時間など、待遇面でも良い条件を交渉することも可能でしょう。

カナダのワーキングホリデー事情とメリット・デメリットを徹底解説!

メリット(9)料理がおいしい

多民族国家カナダの中でも、アジア人をはじめ多様な人種が集まるバンクーバーは、世界各国の料理が楽しめるグルメの街でもあります。

 

また、観光都市としても世界的によく知られており、飲食店の数は豊富で、それぞれ腕によりをかけてお客さんをもてなそうと日々奮闘していますから、どのお店でも満足のいく料理が味わえるのではないでしょうか。

バンクーバー留学のデメリット

デメリット(1)日本人が多い

アジア人が多いことはメリットである一方、どうしても同じ日本人とばかり過ごしてしまうといったデメリットにもなり得ます。せっかく英語や外国文化を学ぼうとバンクーバーにやってきても、語学学校の日本人仲間とばかり時間を過ごしていては、新鮮で刺激と学びのある暮らしは送りずらいかもしれません。   といっても、この問題は個人の工夫しだいで解消できます。日本人の友達とは一定の距離を置いたり、日本人同士でも英語で会話するといったルールを作れば、とくに問題はないでしょう。

 

今やどこの国・地域にいっても日本人に会うものですから、大切なのはそうした環境でいかに工夫するかです。「留学の目的はなんだっけ?」と定期的に振り返りながら、悔いのない留学生活を送るようにしたいですね。

デメリット(2)冬場は雨の日が多い

バンクーバーでは雪はほとんど降らないものの、雨は頻繁に降ります。とくに冬場は雨季に入るため、雨が続くことが多くなります。

 

乾季にはからりと晴れた気持ちいい日が多いため、そのギャップからなんとなく沈鬱な感じがするかもしれませんが、雨の日でも屋内での生活を楽しんだり、中心街を散策したりと、できることはたくさんありますからとくに心配はいらないでしょう。

デメリット(3)物価が高い

日本と比べて物価が高い点は、留学費用を抑えたい方にはデメリットといえるかもしれません。とはいえ、工夫次第で費用を下げることは十分可能です。   住居はルームシェアにする、外食は少なくして自炊を中心にする、食材はスーパーの特売日にまとめ買いをする、日本食や使い慣れた日用品は渡航時に持参する、などいろいろな「節約術」があります。

 

ぜひ、ご自身に合った節約術を見つけて、楽しみながら費用を抑える工夫をしてみてはいかがでしょうか。

カナダ留学費用を1ヶ月、半年間、1年間の期間ごとに徹底解説!

デメリット(4)日本から遠い

太平洋を挟んで日本と向かい合うバンクーバーは、距離にして8,000キロメートルも離れた場所にあります。飛行機で9時間の距離ですので、そう簡単に一時帰国するといったことはできないかもしれません。

 

また、離れているぶん時差が16〜17時間ありますから、日本の家族や友人とリアルタイムで連絡を取り合うのにも初めは苦労する可能性があります。   ただ、時差などは慣れてくるものですし、現在はメールやチャットもあります。SkypeやZOOMなど、顔を見ながらインターネット上で会話する無料ツールも無数に存在します。

 

ですから日本との距離をまざまざと感じて寂しさや不便さを覚える、といったことは、そこまで心配する必要はないでしょう。

デメリット(5)ビザの取得が大変

バンクーバーに限らず、カナダへの渡航全般にいえることとして、ビザの取得が面倒である点が挙げられます。観光ビザは取得が不要ながら、学生ビザとワーキングホリデービザは、渡航前の申請が必要です。

カナダ留学にはどのビザが最適?ビザの違いと取得方法【比較表付】

半年以上の就学を予定している場合は学生ビザが必須となるため、申請忘れをしないよう注意しましょう。   学生ビザは、取得に費用と時間、そして手間がかかります。申請手数料は約15,000円ほどです。また、ビザ申請から発行までに2ヶ月ほどかかるケースもあるので、余裕をもって申請を行うようにしましょう。   申請の手続きには、入学を予定している現地の学校から入学許可証と領収証をもらい、生活費として10,000ドル以上の英文残高証明書を用意するなど、煩雑な準備も必要です。申請漏れや準備物の漏れがないよう、早い段階で準備を進めるようにしましょう。

カナダの学生ビザの取得方法を申請画面の和訳付きで徹底解説!

バンクーバー留学はこんな方におすすめ

バンクーバーへの留学に関して、気候や特徴、留学のメリット・デメリットをご紹介してきました。世界トップクラスに住みやすい街であり、治安や生活インフラはもちろん、豊富な自然、充実した語学学校、多様な文化など、バンクーバーは留学生にとって魅力溢れる街です。

 

もちろん、日本人が多い・物価が高い・日本から遠いといったマイナス要素もあるものの、いずれも工夫と心構え次第で対応できるものといえます。  

  • 充実した学習環境で学びたい
  • 便利さも大自然も追求したい
  • 多様な人種が集まる街で暮らしたい
  • 安全で安心の留学生活を送りたい

  このように考えている方には、最適な留学先のひとつといえるはずです。

バンクーバーでの滞在方法

最後に、バンクーバーでの主な滞在方法についても解説しておきましょう。滞在のパターンとしては「ホームステイ」「ルームシェア」「一人暮らし」の3つが主なものです。

ホームステイ

ホームステイは、現地のホストファミリーのお宅で一緒に生活をするというものです。バンクーバーでの生活に慣れた現地家族と暮らすので、カナダや海外生活そのものに不慣れであっても安心して生活をスタートできます。

 

一方で、ホストファミリーへの支払いが加算されるため、家賃という観点で考えると割高に見えるかもしれません。

カナダ留学にはホームステイがおすすめ?メリットやデメリットを解説!

ルームシェア

ルームシェアは、ハウスメイトと1つの住居をシェアする方法です。近年、日本でも普及しつつありますが、外国ではより古くから一般的な居住方法として広く親しまれています。

 

ルームシェアは家賃を人数で負担し合うので、1人あたりの負担額は少なくなり、家賃の節約になります。ただし、他人と一緒に暮らすことになるので、文化の違いや家事のルールなど、一人暮らしに比べて気にすべき要素が増えるといえます。

カナダ留学にはシェアハウス?メリットやデメリットを解説!

一人暮らし

一人暮らしは、もっとも自由度が高い滞在手段でしょう。掃除や洗濯などの家事も、門限も、自宅でのパーティーなども、すべて自分で決めることができます。家賃は、立地や間取りなどによってはホームステイよりも抑えることができますが、一般的にはホームステイ以上に高額になると考えるべきでしょう。   滞在方法はどれも一長一短があるので、ご自身が送りたい暮らしのイメージにもっとも合ったものをチョイスするのが良いでしょう。その上で、予算や英語力、学校や中心地へのアクセスなど、各要素を検討して決めていくことをおすすめします。

Yuri Kondo

幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

カウンセラーに質問