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カナダの専門学校でホスピタリティ留学!世界基準のおもてなしを学ぼう!

最近「ホスピタリティ」という言葉を耳にすることが増えましたが、どんな意味かわからないという人は多いのではないでしょうか。ホスピタリティとは簡単に言うと「おもてなしの心」「思いやり」といった意味で、主にサービスの現場で使われます。

 

世界で通用するおもてなし「ホスピタリティ」を実践するためには、様々な知識や経験が必要です。カナダには、まさに世界に通用するホスピタリティを学べる学校が多くあります。

 

今回はそんなカナダのホスピタリティ留学の魅力やメリットを紹介します。

ホスピタリティ留学とは?


最近耳にすることの多い「ホスピタリティ」。日本語では「おもてなしの精神」や「思いやり」を意味する言葉ですが、世界のホスピタリティとはどのようなものなのでしょうか。ホスピタリティ留学では、世界のホスピタリティの知識やスキルを学ぶことができます。

 

ホスピタリティといっても、ハウスキーパーやレストランのサーバーといったサービス業に限らず、タイムマネジメントや営業、イベント運営やレストラン経営など多岐に渡ります。世界に通用し、就職に役立つスキルを身に付けることで、帰国後はホテル業界や観光業界などさまざまなフィールドで活躍できる可能性があります。

ホスピタリティ系の仕事

  • ホテル業界…コンシェルジュ・ハウスキーパー・営業促進・ブライダル関係
  • 飲食業界…レストラン(シェフ・サーバーなど)・商品開発・販売促進・マネジメント
  • 観光業界…旅行代理店・エアライン関係・鉄道交通関係・ツアー会社など
  • 娯楽関係…アミューズメントパーク・美術館・映画館など

上に挙げたように、ホスピタリティ系の仕事は一般的に「カスタマーサービス」を提供する仕事全般をいいます。カスタマーサービスの現場で必要となる人事・会計・法律といったさまざまなスキルや専門知識を学ぶのがホスピタリティ留学です。

 

該当のコースがあるキャリアカレッジではCo-opプログラムやインターンシップなどを行っているところもあり、勉強したことを現場で活かせるプログラムが提供されています。

カナダでホスピタリティを学ぶ3つのメリット

①多民族文化でさまざまな人種や文化の人がいる

カナダは移民の受け入れに寛大なことで有名です。さまざまな民族や人種が共に社会をつくってきた歴史的背景があるので、日本では出会えない世界中の人に出会えるチャンスがあります。さまざまな学習や人との出会いを通して文化の違いや多様性への理解を深めることにつながります。

 

そういった多民族国家カナダでのホスピタリティ留学を通して、文化や宗教の違いといった多様性を理解するきっかけを掴むことができます。

②観光都市で、ホテルや観光スポットがたくさんある

カナダにはナイアガラの滝やバンクーバーオリンピックの舞台になったウィスラーなど数多くの観光スポットがあります。春夏秋冬問わず美しい自然が広がるカナダには世界中からたくさんの観光客が集まります。その時に欠かせないのが観光地やホテルで働くホスピタリティ業の人たちです。

 

カナダの最大産業は観光業で、バンクーバーやトロントといった大都市には日本でも有名なヒルトンホテルやシェラトンホテルといった名門ホテルがひしめき合っています。

 

ホテルのレセプションやハウスキーパー、観光地の案内に欠かせない旅行代理店のスタッフなどカナダにはホスピタリティを学べて、それを活かして働ける環境が充実しています。

カナダ留学するなら外せない!おすすめ観光スポットを都市別に紹介!

②カナダのホスピタリティ業界で働く方法がたくさんある

観光業が盛んなカナダのホスピタリティ業界では、常に働き手を募集しています。そのため、ワーキングホリデーで来た人の中には、観光地で住み込みのホテルスタッフや観光案内係などで働いている人もいます。世界中の人たちと共同生活をし、ホテルやレストランといったサービス業で一緒に働く経験はカナダのワーキングホリデーならではの魅力です。

カナダのワーキングホリデー事情とメリット・デメリットを徹底解説!

また、ホスピタリティを学び、その知識を現場で活かすためにCo-opプログラムを活用する人もいます。

 

また、カナダのホスピタリティコースのある学校には、国際的に認知度の高いAH&LA(American Hotel & Lodging Association)の資格が取得できるところもあります。この資格はカナダだけではなく、日本を含む世界で認められているので帰国後のキャリアアップにもつなげることが可能です。

ホスピタリティ留学のプログラム内容と費用

概要

まず「ホスピタリティとは何か」という基本的なところから、カナダをメインに世界的な視点でホスピタリティの根本を学びます。レストランやホテルサービス、観光業といったホスピタリティ業界に関する論理を学び、実際に現場での実習を行うことで知識を活用します。

 

「カスタマーサービスとは?」「おもてなしの心とは?」といったサービスに携わるプロフェッショナルとしての心構えを学びます。

授業内容

授業内容は学校や選択したコースによって異なりますが、多くの学校で「ホスピタリティ」とそれに付属する「ツーリズム」や「カスタマーサービス」がセットになっているコースを提供しており、よりフィールドを絞って学びを深めることができます。学ぶ内容としては以下のようなものが挙げられます。

  • ホテルや娯楽施設のフロントデスク業務で使われるシステムについて
  • ホスピタリティ業界でのマネジメント全般
  • カナダのホスピタリティのあり方
  • AH&LA(American Hotel & Lodging Association)資格取得コース
  • カスタマーサービスについて
  • 食の安全と衛生管理など
  • ホテルなどのハウスキーピングのやり方
  • ホテルや観光業におけるコミュニケーション
  • 観光業に必要な世界地理や各地域の文化などの理解
  • 就職活動サポート(英語での履歴書の書き方、面接対策)など

カスタマーサービスや観光業まで幅広いジャンルでホスピタリティについて学ぶことができます。学校によって独自のプログラムを行っていたり、特化している分野に差があったりするので、自分の目的に合わせた学校選びをしてください。

受講に必要な英語力

ホスピタリティ系のコースでは留学生向けのプログラムを多く取り扱っています。そのため、入学条件の英語力は他よりも少し低く設定されており、挑戦しやすいコースであるのが特徴です。

 

一般的にIELTS4.5~6.0、TOEFL IBT35~60程度のスコアがあれば、カナダのキャリアカレッジに入学できます。しかし、ホスピタリティを英語で学ぶことになるので、授業を理解できる英語力は必要です。

 

また、ホスピタリティ業の現場では英語での接客ができることが最低条件です。英語に不安のある人は、まず語学学校で基礎力を高めることもできます。

コース期間

選択するコースによって期間は異なります。Co-opプログラム付きのコースの場合は最低でも就学の期間が6か月からとなっています。Co-opプログラムとは、在学期間中にインターンシップ(就労体験)ができるプログラムです。公立の指定カレッジでCo-opプログラムを履修することを前提に学生ビザと就労ビザをセットで取得します。

 

Co-opプログラムを利用して実際にホスピタリティの現場で働きたいと考えている人は、就学期間と合わせると最低でも一年間のコースになるでしょう。

 

バンクーバーがあるBC州の場合、Co-opで就労する場合は有給でなければならないと法律で定められているため、しっかりと収入を得ることが可能です。学んだことを実践できて、しかもお金を稼げるのはまさに一石二鳥ですね。ちなみに、それぞれの州やインターン先によって有給・無給のものがあるので、詳細はお問い合わせください。

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費用

「ホスピタリティ・ツーリズム」「ホスピタリティ・マネジメント」といったように、学校ごとにホスピタリティ業界に通用するさまざまなコースを提供しています。コースの内容や期間によって費用は異なりますが、一般的に受講期間が長いものは費用も高くなります。

 

一年間のコースの場合、約15,000~25,000カナダドル(約120万~200万円)程度の授業料がかかります。しかし、公立カレッジの場合、学校のある期間は週20時間の就労が認められており、学校が長期休みの期間はフルタイムで働くことが可能です。

 

さらに、Co-opプログラムを履修している人の場合は有給インターンで収入を得ることもできます。確かに授業料は安くはありませんが、多少なりとも収入を補うことは可能です。

必要なビザ

カレッジや専門学校に通うためには就学が認められているビザを取得する必要があります。ホスピタリティコースの場合、3ケ月程度の短期間のものから二年間のディプロマコースのような長期間に及ぶものまでさまざまなスタイルがあります。それぞれの状況別で必要なビザを紹介します。

①6か月以内のコースの場合

カナダは6か月以内の渡航の場合ビザが免除されるため、学生ビザを取得せずに就学することが可能です。ただし、この場合オンラインでeTA(Electronic Travel Authorizations)という電子渡航認証を取得する必要があります。申請費は7カナダドル(約550円)です。

よく分かる!観光ビザでカナダ留学する方法とeTA申請マニュアル

②6か月以内のコースでワーキングホリデービザを利用する場合

6か月以内のコースであれば、ワーキングホリデービザでも就学が可能です。ワーキングホリデービザであればビザ期限までカナダでの就労も認められています。ホスピタリティコースを受講した後、学んだことを活かしてホテルや観光地など実際のホスピタリティの現場で働くこともできます。

③6か月以上のコースの場合

基本的に6か月以上のコースは、学生ビザの申請が必要です。また、政府認定のコミュニティカレッジで6か月を超えるコースでは、Co-opプログラムがある場合が多いです。その場合、まず学生ビザを取得し、Co-opプログラムを履修することを証明して就労ビザも取得することができます。

ホスピタリティを学ぶのにおすすめの学校10選

CICCC

CICCC(コーナーストーン)は、バンクーバーにある老舗の専門学校です。

 

12モジュールがあり、各項目でサービススキルやマネジメント、リーダーシップ等について学んでいきます。就学期間は、8ヶ月・12ヶ月・24ヶ月の中から選択でき、休学留学の大学生の方やキャリアアップ・現地就学を目指す社会人の方等、ニーズに合わせてプランを選べることも魅力です。

 

また他校に比べて申込時の英語力がそこまで高くなく、TOEIC査定も可能なことが特徴です。

CICCC(コーナーストーンカレッジ)

ILAC International College(ILACインターナショナルカレッジ)  バンクーバー/トロント

ILAC International College(ILACインターナショナルカレッジ)は、カナダで最大規模の人気語学学校ILACが設立したキャリアカレッジです。バンクーバーとトロントという留学生からの人気も高い都市にキャンパスを構えています。

 

カレッジへの入学条件の英語力に満たない場合は、ILACで英語力を身に付けてレベルが上がれば、無試験でカレッジに入学することができます。この学校では、カナダのホスピタリティ業界で即戦力として活躍するために、カスタマーサービスにフォーカスして実践的なスキルを学べます。

ILACインターナショナル・カレッジ(トロント)

VanWest

VanWestはバンクーバーとケロウナにキャンパスを持つ、中規模の学校です。専門ビジネスプログラムは、バンクーバーキャンパスで開講されていますが、インターンシップの際にケロウナの企業にて行うことも可能です。

 

申込時の英語条件も高めに設定をされているので、生徒の英語力はかなり高いです。ホテル・ツーリズム業界で活躍する人材育成を目指した、質の良いカリキュラムを提供しています。就職率は100%保証とされているのも特徴です。

Vanwest College Vancouver(バンウェストカレッジ・バンクーバー)

Tamwood

バンクーバー・トロント・ウィスラーにキャンパスを持つ、中・小希望の学校です。1年で完結するDiplomaのコースで、休学留学の大学生からの大変人気です。中でもウィスラーキャンパスはカナダ国内でも屈指のリゾート地にあるため、アウトドアを楽しみながら実習を行うこともできます。

 

また世界で有名な大手ホテルチェーンも立ち並ぶので、最高の環境で最高のサービススキルを習得することが可能です。

Tamwood Careers(タムウッド・キャリア)

inlingua Victoria

ビクトリアで唯一、専門プログラムのある学校です。
カリキュラムは26週ですが希望者はcoopをつけることができ、トータル52週の就学となります。ホスピタリティ全般について学びながら、ホテルのフロントデスクやレストランでも通用する接客マナーを習得します。またセールスやマネジメント、アカウンティング等管理職に必要なスキルについても学ぶことができます。

インリングア(ビクトリア校)

GreystoneCollege

バンクーバー・トロントにて開講があります。ILSCという語学学校の姉妹校で、専門プログラムを提供しています。コースは、「Certificate in Hospitality Skills(26週)」「Customer Service(26/48週)」「Hospitality Management(48/96週)」「Hospitality Operations(26/48週)」「Hospitality Sales & Marketing(26/48週)」からカリキュラム・就学期間を選択します。

 

他校と比較し、希望に合わせて選べることが特徴です。夜間の開講をしているコースもあるので、日中に勤務をしたい人にはお勧めです。

Greystone College(トロント)

TSoM

トロントにある私立の専門学校です。私立の専門学校にはめずらしく、AdvancedDiplomaの資格取得をするコースが開講されています。オフキャンパス期間も多く設けられているので、現地でしっかり稼ぎたい方にはお勧めです(オフキャンパス期間はフルタイムで就労可能)。また国籍や年齢層が幅広く、色んな留学生がいる環境で学ぶことができます。

TSoM(トロント・スクール・オブ・マネジメント)

Seneca College

トロントにある公立の専門学校です。ホスピタリティのコースは、「Foundations(certificate)」と「Hotel&Restaurant Services Management(Diploma)」の2つのコース開講があります。主にホテルフロント業務やフード&ビバレッジの提供に加え人事やマーケティング、ウェディングプラン等ホテルサービスに欠かせない知識やスキルを学びます。

 

公立校になりますので、卒業後PGWPの申請が可能です。

Seneca College(セネカカレッジ)

Canadian College(カナディアンカレッジ)  バンクーバー

Canadian College(カナディアンカレッジ)の特徴は姉妹校の語学学校CCEL(Canadian College of English Language)が同じビル内にあり、ホスピタリティに携わるのに必要不可欠な英語力の習得から行うことができます。

 

また、建物内にはカフェレストランも備わっており、ホスピタリティを学ぶ学生が実習を兼ねて働けるのもこの学校ならではの魅力です。ホスピタリティのコースが充実しており、最短で3ケ月のコースからCo-opプログラム付きの2年のコースまで提供されています。

 

また、就職に役立つAH&LA(American Hotel & Lodging Association)の資格を取得できるコースがあるのも特徴です。

カナディアン・カレッジ(バンクーバー)

Canadian Tourism College(CTC)  バンクーバー/サーレー

Canadian Tourism College(CTC)は、「トラベル&ツーリズム」と「ホスピタリティ&ツーリズム」とホスピタリティと観光業の両方を学べるプログラムが充実しています。まだ将来を明確に絞り込めてはいないけれど、ホスピタリティに関連する仕事をしたいと考えている場合におすすめです。

 

さまざまな業界にコネクションを持っており、就職サポートが整っていることも心強いです。Co-opプログラムもあり、学んだ知識を活かせる場所があることもポイントです。この学校でも、AH&LA(American Hotel & Lodging Association)の取得が可能です。

カナディアン・ツーリズム・カレッジ サレー校(CTC)

卒業後の進路


卒業後は主にサービス業やイベント業界といったホスピタリティ関連の仕事に就きます。Co-opプログラムを利用した場合、運が良ければそのまま現地企業に採用されるチャンスもあり、選択肢の幅は広がります。観光大国でもあるカナダでのホスピタリティ関連の求人は多く、学んだ知識を活かして現地採用を目指すのもひとつの方法です。

主な就職先

  • 観光ガイド
  • 飲食店のスーパーバイザー(時間帯責任者)
  • イベント運営会社でイベントの企画や運営
  • ホテルのフロントデスクやコンシェルジュなどサービス業務
  • マーケティングや営業など

カナダで学んだ世界レベルのホスピタリティを帰国後の日本で発揮して活躍するという方法もあります。特に、高い英語力とさまざまな国の人に対応できる柔軟さを兼ね備えた人材は希少価値が高いです。ぜひ、ホスピタリティ留学で得た力を日本の企業に堂々とアピールしてみてください。

こんな人におすすめ!

  • すでに日本でサービス業に携わっており、さらにキャリアアップして活躍したいと考えている人
  • 海外のホスピタリティに興味があり、現場で仕事を体験したい人
  • 観光で日本に来た海外のお客様をスムーズにもてなしたい人
  • カナダの観光地やホテルで英語を使ったサービスをスムーズにできるようになりたい人
  • 世界中のいろいろな人とコミュニケーションを楽しみたい人

まとめ

日本は「おもてなしの心」に関しては世界一のサービスとクオリティを持つ国です。その日本のホスピタリティとカナダで学ぶ世界レベルのホスピタリティを合わせれば、まさに最強のおもてなしができるのではないでしょうか。

 

これからの時代、様々な仕事がAIやロボットに取って変わられると言われていますが、やはり人間はロボットにはできない温かみのあるサービスやおもてなしを求めています。

 

そういった人のニーズに幅広く答えられるように、カナダでホスピタリティ留学に挑戦してみてはいかがでしょうか。

ホスピタリティが学べる専門学校一覧

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須栗和花

「海外で生活してみたい」「旅行学を学んでみたい」と強く思い、高校卒業後から海外進学をしました。留学先では、10週間語学学校で英語を勉強し、その後カレッジでBachelor of Tourism and Hospitality Managementを取得しました。

カウンセラーに質問

カナダ留学でカレッジ(専門学校)には通える?入学要件や費用など詳しく紹介!


最近では大学生や社会人を中心に、留学することが多くなってきました。その中でも日本人に人気の留学先としてカナダが挙げられます。

 

最もベーシックな留学といえば語学学校への留学ですが、ある程度英語力がある人は大学やカレッジで専門知識を学びながら英語力を伸ばす人もいます。

 

しかし留学を扱ったサイトは多くが語学学校に関するものであり、特にカレッジの情報はそれほど多くありません。そこで今回は、カナダ留学のカレッジに焦点を当て、徹底解説します。

カナダのカレッジとは?

カナダのカレッジ=日本の大学の1~2年間

Point

公立カレッジ:大学編入コース&職業訓練コース

私立カレッジ:小規模

「カレッジ」は直訳すると「専門学校」になりますが、日本のいわゆる専門学校とは随分異なります。大学編入へのステップになることも多く、実態としては日本の大学における1~2年生の教育内容が近いと考えております。

公立カレッジ

カレッジの中にも種類があり、カナダ政府や州政府が運営する公立カレッジは「コミュニティカレッジ」と呼ばれ、大学2年または3年次に編入することを目的に教養課程の単位を取得する「大学編入コース」と、カレッジ卒業後に就職を目指して実践的な専門知識を身につける「職業訓練コース」があります。

カナダでコミュニティカレッジ留学!費用や進学方法は?

私立カレッジ

公立カレッジよりも小規模で、学校法人などに運営されていないものは私立のカレッジに当たります。これはコースで分かれているのではなく、学校自体がビジネスカレッジやホテルカレッジなどと専門によって分かれていることが多いです。3ヶ月や半年でコースを修了できるものもあります。

カナダのカレッジでの専攻例

カナダのカレッジの特徴として、コースが多種多様であるということが挙げられます。コミュニティカレッジでは60以上のコースが開講されており、私立のカレッジはバンクーバーで60校以上、トロントには120校以上あります。

 

専攻の例としては、ビジネス、映画製作、ホスピタリティツーリズムウェブ系、国際貿易、料理、デザイン、ファッション、美容師養成学校など将来なりたい職業や興味に合わせて学校・コースを選択することができます。

 

中には日本人スタッフが常駐しており、安心してカナダ留学ができるよう配慮されている学校や、ほとんどの学生が留学生で占められており、国際色豊かなクラスメイトと共に学べる学校もあります。

カナダのカレッジの学費

Point

付属英語コース:260万円/年

カレッジ:200万円/年

大学:300万円/年

カナダでは通う学校や種類によって学費が大きく異なります。カレッジや大学の附属英語コースに1年通う場合は、1週間約20時間の授業でおよそ260万円です。

 

カレッジとなると、2学期間でおよそ200万円〜250万円程度です。大学が2学期間でおよそ300万円かかることを考えれば、カレッジは安く通うことができます。

 

カナダで大学卒業の学位(ディグリー)を取得したいけれど学費を抑えたい人は、カレッジの大学編入コースに入学し、卒業後の1年〜2年間を大学に通うというパターンが多いです。自身が選ぶプログラムや学校によって大きく学費を節約することは可能です。

カナダでカレッジに入学する4つの方法

方法1:カレッジへ直接入学する

日本でカレッジ進学に十分な英語力がついている場合には、直接入学を利用することができます。カレッジへの進学方法の中では最も安く抑えられ、渡航後すぐにカレッジの授業を受けることができます。

 

日本で英語力を示すIELTSやTOEFLのスコアを取得し、希望のカレッジに高校の成績証明書と共に提出します。通常は入学試験などはなく、英語力と高校の成績で入学の合否が決まります。学校によっては入学の際にエッセイや簡単な試験を実施しているところもあります。

 

必要な英語力は学校や専攻によって異なりますが、IELTS6.0、TOEFL80程度が目安です。

方法2:語学学校のカレッジトランスファーコース

語学学校は毎週入学を受け入れているところや、月に2回入学日を設けているところもあり、入学時の英語力は問われません

 

カレッジ進学のレベルになるまでじっくりと英語を学べ、カレッジや大学の附属ESLコースと比べると学費も安いです。周りは留学生ばかりで英語力も同程度なので、カナダでの生活に慣れやすいでしょう。

 

語学学校の授業の中で会話だけでなく、ディベートやプレゼンの練習も行うため、カレッジ進学への準備が整えやすいです。

 

質の高いとされる語学学校はカレッジや大学と提携しており、進学プログラム修了証があればTOEFLなどがなくても英語力の規定をクリアしていると見なされます

方法3:カレッジのESLコースから入学する

カレッジによっては附属の英語コースが設けられている場合があります。自身が希望しているキャンパス内で授業を受けられるのでモチベーションを保て、カレッジに進学後も環境の変化が少ないのですぐに授業に慣れることができます。

 

デメリットとしては、語学学校が比較的いつでも入学を受け入れているのに対し、カレッジのESLコースでは2ヶ月〜4ヶ月に1回しか入学時期がない点です。

 

また、留学前に進学する学校を決める必要があり、コストも語学学校より高い場合が多いです。しかしよりカレッジでの授業を意識した授業が行われるため、英語力向上にはぴったりです。

【全38校】カナダのカレッジ・大学『付属語学学校』一覧

方法4:条件付き入学許可を得た上で、カレッジのESLコースから入学

高校の成績は十分規定を満たしており、英語力以外は問題ない場合、条件付きの入学が認められることがあります。

 

これは日本で取得したTOEFLやIELTSのスコアが規定を満たしていない場合、カレッジ附属の英語コースにまずは入学します。そして必要なレベルに達すると、自身が希望しているカレッジの専攻へ入学が認められるというシステムです。

 

もう少しでカレッジ進学レベルだという人は、スコアが足りていないからと諦めずに願書を提出してみましょう。

カレッジの入学時期

カレッジへの入学はいつでもできるわけではありません。プログラムや学校によっても異なりますが、カレッジの場合は9月・2月の入学が一般的で、3学期制の場合は9月・1月・5月に入学できるとしているところもあります。好きな時期に入学できないため、高校卒業後すぐに渡航しても9月まで就学できない場合や、大学を休学する期間とカナダのカレッジのプログラムの期間が合わずに終了できない場合もあります。しかし人気のところは入学の半年前に規定人数に達してしまうこともあるため、早くから行動する必要があります。

カナダのカレッジの入学要件

カナダでは選抜試験が学校ごとに行われることは少なく、英語力と学力の条件を満たすことができれば入学できます。学力に関しては高校を卒業していれば問題ありません。

 

ただしカレッジで希望する専攻によっては高校で受講した科目や成績が規定に満たしていないと入学できない場合もあります。特に理系の専攻の場合、生物や数学などの成績が良くなければ入学できないとしている学校もあります。

 

一般的にカレッジ進学に必要な英語力はIELTS6.0、TOEFL80位と言われています。これらの英語のスコアがない場合には、カレッジの英語力テストを受けられるところもあります。

カナダのカレッジの選び方

①希望の都市をあげる

カナダでは都市によってプログラムに強い・弱いがあります。例えば気候が穏やかで国内外から観光地として人気なバンクーバーはホスピタリティや観光系、ニューヨークが近くにあるトロントではビジネスやIT系が強い等特徴が異なります。

 

また州によっては私立のカレッジでPGWPの申請ができるなど、自分のライフプランを見据えて都市を決めるとよいでしょう。

カナダ留学の都市選びはこれで解決!おすすめ12都市を徹底解説!

②公立・私立を選択する

カナダのカレッジでも、公立・私立と種類があります。公立の方が安価と思われるかとも多くいらっしゃいますが、留学生の場合学校費用は決して安くはありません。カナダでは日本と違って学歴社会ではなく、職歴や社会貢献を重点的にみられるます。自分の希望するカレッジのカリキュラムを比較し、公立・私立の概念を取り除いて選ぶことをお勧めします。

③専攻学科を絞る

「自分がどんな職種に就きたいのか」「どのような分野に興味があるのか」等、専攻学科を決める基準は人それぞれでもあります。学校・学科により入学条件や英語レベルが異なるので、しっかりと下調べをすることが重要です。

 

ですがカレッジの専攻学科は多様にあり、その中から自分に合ったコースを選ぶことはとても大変です。まずは留学カウンセラーに相談をしてある程度絞ることも、効率よく学科を決めていく手段の一つです。

④インターンシップの希望種類を決める

カナダのインターンシッププログラムには、有給と無給があります。州によって異なるので、希望があれば明確にしておくとよいでしょう。

 

「無給=給料が発生しないからダメ」という考えをなくしましょう。無給インターンシップだからこそ新規プロジェクトへ参加をさせてもらえたり、インターンシップ生ではつけないポジションを任せてもえたりと、メリットもたくさんあります。

⑤卒業後の進路

学校卒業の進路は各々希望があります。その学校で果たして希望の進路へスムーズに進むことができるのか、できるだけ明確にライフプランやキャリアプランを練ることも大切です。

 

永住や現地就労であればPGWPが取得できる学校、帰国予定のキャリアアップ留学や就職活動に活かす留学であれば、短期間でインターンシップや資格取得のできる学校等、ご希望によって学校ももちろん異なります。

 

現地で決めていきたい方は語学学校が併設されている学校へ入校し、カナダで何を学ぶか考えるということも可能です。

カレッジ入学までの準備手順

①学校・学科の選定

まずはカウンセラーと一緒に希望や条件を絞り、学校や学科のご提案をします。カリキュラムの比較や学校担当スタッフと面談をしたりして、自分に合う学校か判断をしていきます。

②英語力の確認

次に希望する学校・学科の英語レベルの条件を満たしているか、確認が必要となります。ILETS・TOEFL・TOEIC等有効期限内のスコアでの英語力証明もしくは、学校の無料英語テストを受講して頂き、現状の英語力を確認します。

③申込をする

利用するエージェントを決めたら、いよいよお手続きの開始です。学校・留学申込に必要なフォームや書類を提出して頂き、手続開始の準備をしていきます。

④費用の支払い

学校から申込を受理されたら、学校費用の支払いです。学校によって一括払いのみや分割払い対応可等、それぞれにありますので注意が必要です。費用のお支払いは弊社申込担当より、しっかりとご案内をさせて頂きますのでご安心ください。

⑤ビザの申請

学校から費用着金の確認がきたら、ビザ申請をしていきます。弊社では熟練スタッフが申請をしますので、必要書類や情報をご提出いただき申請を全て一任させて頂けます。申請完了となれば、あとは移民局からの発給許可書を待つだけです。

⑥渡航・入校準備

ビザの申請がおりたら、渡航・入校の準備です。英語力が足りない方はオンラインで一般英語コースの受講や自社の英語コーチングサービスの利用が可能なので、渡航前に英語力の伸ばしていくことをお勧めします。その他渡航に関するご案内やご相談も承っておりますので、ご不明な点があればカウンセラーまでご連絡頂けます。

カナダのカレッジに通う4つのメリット

①専門知識を学べる

カレッジでは、一般教養を学ぶことはもちろん、専門知識を学ぶことにフォーカスをあてています。

 

大学では専攻別に授業が分かれていても、研究の方法や抽象的な概念を学ぶことが多いのに比べ、カレッジではより具合的で実践的な知識を学ぶことができるため、卒業した後のキャリアも築きやすい傾向にあります。

 

また、1年コースでは「サーティフィケイト」(特定のコース修了証明書)、2年コースでは「ディプロマ」(学校の卒業証明書)、3年コースでは「アドバンスド ディプロマ」が取得でき、自身の目的に合わせたコースを選択することができます。

②大学よりも入学しやすい

日本とカナダの高等教育機関への進学で最も大きく異なる点は、入学試験です。カナダではほとんどの学校が高校での成績や英語力を元に合否を決定し、別で入学試験をするということがありません。

 

しかし日本と同様、カレッジの方が大学よりも入学基準が易しいというメリットがあります。カナダに留学する時点で大学に入学できる英語力の高さを持っている人は少ないため、カレッジを選択する人は多いです。

 

英語力でいえば、大学入学レベルではTOEFL iBT88〜100が必要とされるのに対し、コミュニティカレッジでは71〜80が求められます。

③就職活動でアピールポイントになる

カナダのカレッジのプログラムを修了したということは、十分な英語力と専門知識があることを証明できます。留学が珍しくなくなってきて英語を話せる日本人も増えてきました。だからこそ英語ができるかというよりも、英語を使って何ができるか、どのレベルまでできるかが鍵となってきています。

 

ただ外国に一定期間住んでいたのではなく、カレッジで学んでいたという経験は就職活動でプラスに働いてくれるでしょう。留学したという事実よりもそこで何を学んだのかという質を見られるため、カレッジでの経験は強みになる傾向にあります。

④学校に通いながらアルバイトができる

カナダでフルタイムで大学やカレッジに通っている場合、週20時間以下のアルバイトが認められています。また、長期の休みになればフルタイムで働けるため、金銭的にも楽になるでしょう。

 

留学生向けのアルバイトの求人が貼り出されている学校もあります。語学留学と言われる語学学校やカレッジ・大学の附属の英語コースに通っている場合はアルバイトは認められていません

 

生活費分をアルバイトで賄えるだけでも大きく負担は減るため、カレッジに通うメリットと言えます。

カナダでカレッジに通う2つのデメリット

①学費が高い

アメリカよりもカナダに留学する人が多い理由の1つとして、カナダの方が学費が安いことがあります。

 

しかしカナダでは、現地の学生に比べて留学生の学費は2〜3倍と高く設定されている学校が多く、カナダの公立カレッジで1年間学ぶのと、日本の私立大学で1年間学ぶのがほとんど同じ学費であると言われています。

 

日本で国公立の大学に通っている人にとっては、学費が高くて留学が難しいという人もいるでしょう。しかし、留学する人に向けての奨学金もあるため、それらを利用して留学し、専門知識と高い英語力を身につける人も多くいます。

②予め専攻を決める必要がある

特にカレッジ附属のESLコースから入学する場合、予め専攻を決めておく必要があります。カレッジで学びたいことが決まっていない、今度学びたいことが変わってくるかもしれないという人には、途中で希望のコースを変えることが難しいです。

 

その点、大学は同じ州内では単位互換の制度が整っており、気軽に学部や学校を変更することができます。カレッジでは単位を互換できないことや学校自体を変更しないといけないことも多いため、手続きが面倒になったり1年次から全て授業を取る必要が出てきたりします。

 

興味が様々あり、1つに絞れなという人は大学進学を視野に入れた方がいいかもしれません。

カナダのカレッジ卒業後の4つのキャリア

①現地就職

カナダでカレッジを卒業した後、そのままカナダで現地就職をする人は少なくありませんカナダは学歴社会であるため、ディプロマ以上を持っている人は就職しやすい傾向にあります。

 

カレッジに通っている間にアルバイトをし、そのアルバイト先で正社員として採用されたり、コーププログラムでの実習先が就労ビザの手続きをしてくれたりするなど、現地就職のパターンは人によって異なります。

 

いずれにしても英語力の高さはもちろん、専門知識が身についているかやチームワークができるかなど細かい点まで見られるので簡単ではありません。

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②就労ビザの取得ができる

カナダでは一定のコースやプログラムを修了した外国人は、「Post Graduate Work Permit」という就労ビザを取得することができます。

 

10ヶ月以上のコースを修了した外国人は最大で1年間、2年以上のコースを修了した外国人は最大3年間の就労ビザを申請できます

 

ただしこのビザは公立カレッジ卒業者向けであり、公立カレッジの中でもプログラムによってはビザの要件を満たさないものもあります。

 

現地で働くことを視野に入れている場合、カレッジに進学する前にこのビザを取得できるのか確認しておきましょう。就労ビザを持っていれば企業に採用れやすくなり、現地採用される可能性が高まります。

カナダのポスグラ(PGWP)の全貌を徹底解説!ビザ申請もこれで安心

③日本で職を見つける

カナダのカレッジを卒業後、日本に帰国して就職活動をする人もいます。同じカレッジ卒業という学位でも、カナダの学校を卒業したというのと日本の学校を卒業したというのは評価が異なります。

 

特に海外の人を相手にすることが多い仕事の場合は、海外の学校のプログラムを修了したというのは重要なアピールポイントとなります。

 

ただし学位よりも学校で何を学んだか、どのような努力をしたかを見られることが多いため、入学できたからといって気を抜かず、学業に力を入れましょう。

④大学に進学する

カレッジを卒業してから日本に帰国したり現地就職をしたりする人がいる一方で、大学でさらに学び、ディグリーを取得する人も少なくありません。

 

カナダでは大学卒業を就職の条件としている企業も多いため、ディグリーがないからという理由で応募すらできないことも少なくありません。

 

特にコミュニティカレッジの大学編入コースを修了した人は大学に編入することがほとんどです。コミュニティカレッジ入学時には十分な英語力がなかったとしても、カレッジ卒業時には授業についていけるレベルに達している人も多いです。

カナダの大学制度と入学要件。ランキング上位10校もご紹介!

カレッジから大学への進学の流れ

①英語力の確認

カレッジに直接出願の方は英語力の証明書の提出、証明書がない方は提携語学学校の英語レベルチェックテストを受講して頂きます。

②-1:語学学校やカレッジ出願時に一緒に出願をする

大学の直接入校はかなり厳しいとされており、多くの留学生は提携語学学校やカレッジを経由して出願をします。英語力によって語学学校からなのかカレッジからなのか、希望によって異なります。

 

また日本とカナダでは学校のシステムが大きく違いますので、カレッジの専科にいきなり通って挫折をするよりも、語学学校で英語のブラシュアップとカレッジ準備カリキュラムを受講することをお勧めします。

出願に必要な主な書類例

  • 英文高校成績証明書
  • 英文高校または最終学歴卒業証明書

※成績証明書は卒業後5年が経っていると発行が不可となります。その場合は、発行不可証明書の依頼をします。

②-2:現地語学学校に通いながら出願先を決める

英語力が足りない方や渡航前にどの大学に行きたいか決めきれない方は、半年以上の語学コースで一旦渡航をして決めていくことも可能です。学校アドバイザーと英語力の成長みながら出願先を決めるので、より自分に合った学校を現地で選ぶことができます。

③-1:語学学校・カレッジで大学入学条件をクリアにする

英語や不足している科目を履修します。この期間は申込期間内にカリキュラムを修了することで発行される「条件付入学」とななっています。在学期間しっかり勉強をして単位を取らないと期間が延長されてしまうこともあるので注意しましょう。場合によってはカレッジ・大学の入校許可をが白紙となることもあります。

③-2:出願をする

現地で進学先を決める方出願準備をします。
学校には進学サポートスタッフがいますので、出願に必要な書類や手続き順の指示をもらって準備を進めていきましょう。

出願に必要な主な書類例

  • 英文高校成績証明書
  • 英文高校または最終学歴卒業証明書

※成績証明書は卒業後5年が経っていると発行が不可となります。その場合は、発行不可証明書の依頼をします。

④大学へ入校
晴れて現地大学生としての生活がスタートします。
学生とのコミュニティーを広げたり、将来の目標に向かって自主性をもって学校生活を送りましょう!

カナダのカレッジ一覧

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まとめ

今回はカナダ留学でカレッジに通うという選択肢を詳しく紹介しました。英語力がないからと諦めず、カレッジに入学する方法はいくつもあります。自分が学びたい分野の知識が身につくだけでなく、語学学校よりも実践的な英語力が身につけられると人気です。

 

ぜひ、カナダ留学でカレッジに通うことも選択肢として視野を広げてみましょう。

Yuri Kondo

幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

カウンセラーに質問

ビジネス英語を学べる語学学校一覧


「外資系企業で働きたいけれど英語に自信がない」「独学でビジネス英語を勉強しているけれど、実際のビジネスシーンになると頭が真っ白になってしまう」といった悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

 

ビジネス英語はフォーマルな言い回しが求められたり、ビジネス用語の理解が必要だったりとなかなか難しいですよね。

 

カナダのビジネス英語留学では、ビジネスに英語の基本となる知識や実践的なスキルを短期間から習得することができます。今回は、カナダのビジネス英語留学の特徴やおすすめの学校などを詳しく紹介していきます。

ビジネス英語留学とは?

特徴

最近では、日本の社会全体で国際化が進んで、多くの人が英語力の必要性を感じています。特にビジネスシーンでは、海外の部署や顧客とのやり取りや英語でのビジネスメールの作成など、よりレベルの高い英語力が求められます。

 

日常会話レベルの英語はできるけれど、ビジネスシーンの真面目なプレゼンテーションや交渉などを行えるほどの英語力はない。そういった社会人や、外資系企業への就職を目指す学生におすすめなのがビジネス英語留学です。

ビジネス英語留学をするメリット

ビジネス英語留学をする最大のメリットは、本場の生きた英語を学べることです。カナダのビジネス英語留学では、教える講師はカナダやアメリカといった北米のビジネスシーンで働いてきた経験豊富な人が多く、教科書ベースではない、実績と経験に基づいた生きたビジネス英語を学ぶことができます。

 

また、インターンシップや実習といった学んだ知識を活かせる機会もあるので、より実践的にビジネス英語を身に付けることができます。

カナダがビジネス英語留学におすすめの3つの理由

①多民族国家でさまざまな価値観や文化、仕事に対する考え方を知れる

カナダは1971年から『多文化主義』を採用しており、移民の受け入れに積極的です。人口約3,000万人に占める移民の割合は約2割の700万人で、その数は年々増加しています。

 

そういった背景から、カナダではさまざまな文化や価値観、宗教観を持つ人と出会うことができ、日本の常識にとらわれない新たな視点を手に入れることができます。

 

国際化するビジネスシーンで求められるのは、英語力だけではなく、グローバルな視点で物事を見ることのできる視野の広さと、固定観念に縛られない自由な発想です。

 

日本では経験できない、さまざまな価値観や考え方に出会えるのがカナダのビジネス英語留学のメリットです。

カナダ留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

②専門性の高いビジネス英語を学べるコースが充実している

カナダは隣国にアメリカがあり、トロントやモントリオールなどはヨーロッパにも近いといった理由で、様々なビジネスや国際貿易の要となっています。そのため、国際貿易やマーケティングといった専門分野を学べる学校やコースが充実しています。

 

コースによっては国際資格の取得が目指せたり、ビジネスシーンで役立つ実践的なスキルを学べたりなどバラエティ豊富な選択肢の中から目的に合った学校を選べるのもメリットです。

③インターンシップやCo-opプログラムを提供している学校が多い

カナダのビジネス英語コースでは、授業内で学んだ知識を現場で実際に活かせるインターンシップやCo-opプログラムなどを提供しているところが多くあります。

働けて学べるカナダ留学!Co-opプログラムを徹底解剖

インターンシップでは、ビジネスシーンに必要な“英語力”と“専門性”を磨くことができます。興味のある分野の仕事を一定期間体験し、自分の適性を見極めることを目的としています。

 

インターンシップ先には有給のものもあり、経験を積みながら収入も得られるというまさに一石二鳥なものもあります。インターンシップ先の職場の人と良好な関係を築くことができて、運良くそのまま現地就職するというパターンも少なくありません。

カナダでのインターンシップでより充実した留学を実現!

ビジネス英語留学で取得できる資格やスキル


カナダのビジネス英語コースでは、国際的なビジネスシーンで役立つ資格やスキルを手にすることができます。その中でも特に注目されている資格を紹介します。

FITT(Forum for International Trade Training):国際貿易

FITTはカナダ政府とカナダ貿易協会によって1992年に設立された国際貿易機関です。FITTの資格は北米のみならず、日本の外資系企業はもちろん、国際ビジネスに関わる世界中の企業から高く評価されています。

 

FITTのディプロマ取得のためには、国際マーケティングや貿易実務といった8科目に合格しなければならず、難易度は非常に高いです。しかし、国際的に認知度、レベル共に高い資格なので、資格を活かして幅広い選択肢から仕事を選べます。

Business Management Diploma:ビジネスマネジメントディプロマ

ビジネスマネジメントディプロマは、ビジネスに関する幅広い知識とスキルを取得できる人気のディプロマです。マーケティングやビジネスコミュニケーション、人事や財務といったビジネスシーンに必要なスキルを学べるコースになっています。

 

将来的にグローバル化が進む企業で、マネージャーとしてリーダーシップを発揮できるスキルを磨きます。

 

国際資格だけではなく、ビジネス英語コースを受講することで身に付く代表的なスキルもあわせて紹介します。

  • 効果的なプレゼンテーションスキル(スピーチ力、説明能力など)
  • 多言語の中で必要なコミュニケーションスキル
  • 欧米のビジネスマナーなど

プログラムの内容と費用

概要

一般的なビジネス英語コースでは、ビジネスシーンでの社会人の基本的な心構えからコミュニケーションスキルや、メールや書類作成といったライティング技術などを学びます。実践的なスキルを身に付けられるように、授業ではプレゼンテーションやロールプレイングを多く取り入れています。

 

学校やプログラムごとに特化している専門分野が異なり、資格取得に力を入れているところ、マーケティングや国際貿易といった専門分野を極めるところなど様々です。

授業内容

ビジネス英語コースでは、まず社会人として必要なマナーやビジネスの基礎から学びます。「もう日本で社会人を経験しているから知っているよ」と思う人もいるかもしれませんが、あくまでそれは日本基準で世界のスタンダードとは違います

 

日常会話とビジネスシーンで使う英語はそれぞれ言い回しや語彙が異なります。フォーマルなビジネスコミュニケーションの基礎を知ることで、実際のビジネスシーンで堂々と立ち振る舞うことができるのではないでしょうか。

 

それにプラスして、専門性の高いマーケティングやマネジメントといったことを学べるコースもあり、一言でビジネス英語といっても様々なジャンルを学べるチャンスがあります。

主な授業内容

  • ビジネスシーンでのコミュニケーションの方法
  • ビジネスライティング方法(メールや文書作成など)
  • 英語での履歴書やカバーレターの書き方
  • プレゼンテーションの効果的なやり方
  • マーケティング
  • ビジネスマネジメント
  • ファイナンス
  • 経営や管理情報システム
  • アカウンタント
  • 国際貿易や国際法について など

受講に必要な英語力

ビジネス英語コースを受講するためには、ある程度高い英語力が必要です。学校や選択するコースによって異なりますが、中上級以上の英語力が求められるところが多いです。TOEFL iBT80以上、IELTS6.0程度というところが多いです。

 

学校によっては提携している語学学校などで英語力を高めて、規定のレベルに達すればテストのスコアが免除されるところもあります。

コース期間

ビジネス英語のコース期間の長さは、個々の希望に対応できるように短期から長期まで幅広くあります。その中でも休みが取りにくい社会人でも受講できる1週間から1ケ月以内の短期コースが人気です。

 

時間に余裕がある人やじっくり学びたい人向けのインターンシップやCo-opプログラム付きのコースもあります。

費用

期間費用目安
4週間$ 2,000
1年間$ 10,000~20,000

ビジネス英語コースの費用は、学校や受講する期間とコースによって大きく異なります。4週間の一般的なビジネス英語コースの場合、約2,000カナダドル前後で受講することができます。

 

Co-opプログラム付きのコースになると、受講期間も長くなるので費用は高くなり、1年間で約10,000~20,000カナダドル前後というところが多いです。

カナダ留学費用を1ヶ月、半年間、1年間の期間ごとに徹底解説!

必要なビザ

カナダは6か月以内の渡航の場合、ビザの取得が免除されています。そのため、6か月以内のコースであれば学生ビザの申請の必要はありません。ただし、この場合eTAという電子渡航認証を取得する必要があります。

 

また、ワーキングホリデービザでも6か月以内の就学が認められているので、6か月以内のコースを受講した後、学んだ知識を応用して働くことができます。6か月以上の長期コースの場合は学生ビザを申請しなければなりません。

カナダ留学にはどのビザが最適?ビザの違いと取得方法【比較表付】

おすすめの学校9選

Greystone College(グレイストーンカレッジ)

Greystone College(グレイストーンカレッジ)のビジネス英語コースはCIM(Canadian Institute of Management)の認定を受けたカリキュラムなので、CIMのサティフィケートを取得できます。

 

ビジネスコミュニケーションやファイナンシャルマネジメントなど、ビジネスに関連するさまざまなプログラムがあります。Co-op付きのコースもあり、目的や受講期間に合わせて選ぶことが可能です。

 

その中でも国際ビジネスマネジメントプログラムは、国際ビジネスにおける基本的知識を学ぶことができるため、留学生から高い人気を集めています。特に国際貿易やマーケティング、国際法といった国際的なビジネスについて知識を深めることができます。

Greystone College(バンクーバー)

Ashton College(アシュトンカレッジ)

Ashton College(アシュトンカレッジ)はビジネスコースに力を入れたキャリア系の専門学校です。国際貿易、経理、マネジメントといった専門性の高いビジネス英語を学ぶことができます。

 

国際貿易業務マネジメントプログラム(International Trade Management)はFITT取得に向けた試験対策に力を入れており、合格率の高さから特にアジア圏の留学生に人気のプログラムになっています。

 

国際ビジネスディプロマ取得コース(International Business Diploma)には、実務経験を積みたい人に嬉しい400時間のCo-op付きのプログラムもあります。授業やレポートと合わせると合計で約1年間のプログラムなので、長期留学を考えている人におすすめです。

アシュトンカレッジ

KAPLAN International Language(カプランインターナショナルランゲージ)

KAPLAN International Language(カプランインターナショナルランゲージ)はイギリスやニュージーランドなど世界10カ国にキャンパスを展開する大規模語学学校です。この学校のビジネス英語クラスは効果的にビジネス英語を学べるカリキュラムとなっています。

 

“集中ビジネス英語”と“ビジネス英語”コースがあり、目的に合わせて選ぶことが可能で、最短で1週間から受講できます。そのため、忙しい社会人でも集中して学ぶことができます。

 

オンラインでの自己学習ができるシステムも整っているので、カナダ滞在中の貴重な時間を思い切り楽しみながら、自分のペースに合わせて効率的に学習を進められます。

カプランインターナショナルカレッジ(トロント校)

TSoM

TSoMはGlobal University Systemsが運営するトロントにある私立のビジネスカレッジです。

 

ビジネスプログラムには、最短31週~のcoop付カリキュラムがあり、大学休学留学をされる方に大変人気です。取得可能な資格レベルは、certificateとDiplomaから選択ができ、マネージメントコースではcoopなしを選ぶことも可能です。

 

ご自身の希望に合ったプランを申込むことができる、柔軟性の高いカレッジです。

TSoM(トロント・スクール・オブ・マネジメント)

VanWest

VanWestはバンクーバーとケロウナにキャンパスのある私立のカレッジです。語学学校も併設されており、英語力に自信ない方でも英語コースから入校することができます。

 

バンクーバーでは珍しい「Linguaskill Business」(旧BULATS)というケンブリッジビジネス資格の対策コースが開講されています。世界で通用するビジネス英語スキルなので、海外転職・就職を希望されている方にお勧めのカリキュラムです。

 

coopプログラムで取得できる資格レベルは他行と比較して幅広く、Certificate~AdvanceDiplomaとなります。就職先も100%保証なので、座学終了後インターン先に困ることはありません。

Vanwest College Vancouver(バンウェストカレッジ・バンクーバー)

Canadian College

Canadian Collegeはバンクーバーのおしゃれなブティックが立ち並ぶストリートにキャンパスがあります。

 

コース期間は4つあり、3ヶ月・6ヶ月・9ヶ月・1年・1年半と選択することができます。希望される期間内でしっかり学べるカリキュラムとなっています。学べる内容は主にマーケティングや管理業務、社内外でつかえるビジネスコミュニケーションのスキルを学び、世界の舞台で活躍できる人材の育成をしています。

 

学生寮が徒歩約10分圏内にあり、寮としては珍しく朝食付プランを選ぶことができます。生徒へのサポートも手厚く、授業に集中できる環境を提供してくれていることも魅力的です。

カナディアン・カレッジ(バンクーバー)

CICCC

CICCCはバンクーバーにある私立のカレッジです。ビジネス系のプログラムでは国際ビジネスマネージメント、デジタルマーケティングがあります。40年以上の歴史ある学校なので企業からの信頼も厚く、インターン先が見つけやすいと好評です。

 

また生徒の中には移民を目指している方も多く、「CICCCで勉強をして永住を目指したい」と意欲溢れる生徒の中に、自分の身を置くこともできる魅力あふれる学校です。

CICCC(コーナーストーンカレッジ)

Tamwood

Tamwoodはバンクーバー・トロントにある私立のカレッジです。プログラムは1年で完結できるシンプルなプランとなっており、語学も併設されています。実際に現地でビジネスマンとして勤務する現役の講師が授業を展開してくれるので、リアリティー溢れるカリキュラムとなっています。

 

また「Global Startup」という現地起業を目指せるコースと合わせて申込むことも可能なのでビジネスのノウハウを学んだ後、起業に向けて新たにスタートさせることも可能な学校です。

Tamwood Language Centres(バンクーバー校)

VIC

語学学校SSLCの姉妹校で、バンクーバーキャンパスがあります。「Global business Expertise」というコースがあり、ビジネス全般はもちろん国際ビジネスで通用するビジネス知識や理論、マーケットについて学びます

 

このコースでは無給もしくは有給インターンシップを選択することができます。coop専任コーディネーターが在籍をしているので、安心してCo-opを行うことができます。

 

英語力に自信のない方は、SSLCの「キャリパスプラン」でお得に申込めることも魅力です。

VIC(バンクーバー インターナショナル カレッジ)

卒業後のキャリア


卒業後のキャリアとしては、日本のキャリアにつなげるパターンと、そのままカナダでチャレンジするパターンの2つに大きく分かれます。どちらにしても、ビジネス英語留学で得た資格やスキルは、文字通り世界中どこででも通用する力になります。

主な就職先

  • 貿易事務
  • 国際マーケティングコンサルタント
  • 税関士
  • ツアーガイド
  • 留学カウンセラー
  • 外資系金融/マーケティング
  • 証券会社
  • 大規模/小規模個人事業など

よくある質問

ビジネス英語で学んだことはどこに活かせるの?

カナダのビジネス英語留学で培った力は外資系企業にとどまらず、日本の企業で海外と取引をしていたり、海外に支店を持っていたりするところで活用することができます。グローバル化が進む日本で、日常会話レベルの英語ができることはもはや当たり前になりつつあります。

 

そんな中で、カナダでビジネス英語を学び、ディプロマやFITTなど資格やスキルを持っている人材は貴重です。具体的には、海外とのメールのやり取りがある事務職や、海外の支店とのコミュニケーションが必要な営業職、海外の動向や経済状況などを調査できるマーケティングといった環境で学んだスキルを活かすことができます。

受講している人の年齢層は?

ビジネス英語コースには、就活を控えた学生からキャリアアップを目指す20代後半や30代の人など、様々な年齢層の人が集まっています。

 

世界中から集まった多様な社会経験を持つ留学生と共に学ぶ中で、新しい価値観や働き方に出会えるのでどの年代にとっても貴重な経験になります。

こんな人におすすめ

  • ビジネスシーンに役立つ専門性の高い英語やビジネスコミュニケーションスキルを磨きたい人
  • 転職やキャリアチェンジのためにスキルアップしたい人
  • 就職を控えている学生で、外資系企業を希望している人
  • 北米で貿易業務のインターンシップを経験したい人
  • 効果的かつ実践的にビジネス英語を学びたい人
  • 英語プラスアルファの能力や資格を取得したい人
  • カナダの企業に就職したい人

まとめ

ビジネスシーンで英語力を求められるシーンは今後ますます増えていきます。カナダのビジネス英語留学の経験は、周りと大きく差をつけるものになるでしょう。世界を相手にしてもひるまず、堂々とやり取りができるような社会人になることができます。

 

そういった人材の需要は今後さらに高まり、活躍の幅を広げることが可能です。働き方が見直され、個人のスキルや経験がより求められるようになるこれからの社会。ぜひ、カナダのビジネス英語留学で『これからの社会に活かせるビジネス英語』を学んでみませんか?

ビジネス英語が学べる語学・専門学校一覧

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永井将馬

ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

カウンセラーに質問

カナダで休学留学!人気の学校およびプログラムをご紹介!


大学生の方は休学をして留学をするか、長期休みを利用して留学するか悩まれてる方も多いのではないでしょうか?

 

留学に行きたい気持ちはあっても準備するタイミングやどんな手順があるのか悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

 

カナダはきれいな英語を費用を抑えながら学ぶには適しており、休学留学でも人気が高まっている国です。

 

今回は休学留学について詳しくまとめましたので、留学に迷われている留学生の方は参考にしてみてください。

①休学留学とは?

休学留学とは、大学在学中に休学届を提出し大学に籍を置いたまま6ヵ月や1年間などの期間、海外へ留学する事を言います。

 

単位認定留学や交換留学とは違い、留学先の国や学校、留学プラン等は個々の希望に合わせて検討する事ができる為、とても自由度の高い留学になります。

 

語学学校だけでなく、専門学校や大学の講義参加、インターンシップ等、自分の興味のある分野で学ぶことも可能です。

 

休学期間は在籍期間に含まれない為、大学の卒業が遅れてしまうという事は理解しておきましょう。

 

また、大学により費用は異なりますが私立大学の場合は休学費用がかかりますので事前に在籍中の大学に確認を取っておくと良いでしょう。

②休学留学と認定留学との違いは?

認定留学は在籍している大学が認める海外の大学や語学学校に留学し、そこでの単位を日本の大学に移行する制度になります。

 

休学留学とは異なり、日本の大学に滞在している扱いになります。留学期間中の単位が認められれば、日本の大学は卒業が遅れる事なく4年で卒業ができます。

 

単位認定の条件は大学毎に異なる為、単位認定留学をご希望の場合は大学の規定などを事前に確認しておきましょう。

 

デメリットとしては留学先が大学が認める教育機関に限られること、認定留学の許可を得るのに一定のハードルがあることが挙げられます。

カナダで『単位認定留学』するメリットとは?費用と学校の探し方も!

③休学留学と交換留学との違いは?

交換留学については単位認定留学と同様に留学先は限定されますが、交換留学の場合は現地の大学からも日本の大学に留学生がきます。そのため、留学先の選択肢は更に狭くなります。

 

交換留学生として選ばれるの決しては簡単な事ではありません、学費が免除されたり優遇される部分も多く、応募者の中からごくわずかな生徒しか留学ができないという特徴があります。

④カナダで休学留学する際の注意点

在学中の大学を休学して留学をする為、休学期間をしっかり確認しておく必要がございます。留学のプログラムに次第では入学日と卒業日が決まっているものもありタイミング次第ではコース入学ができない可能性もあります。

 

また、大学によっては休学期間中に費用が発生するため、大学への休学届を提出する期限なども確認して確実に休学留学ができる様に前もって準備を進めましょう。

⑤カナダで休学留学する6つのメリット

1. Co-opプログラムを利用して現地企業で有給インターンシップができる

講義参加プログラムは非常に高い英語力が求められますが、Co-opプログラムであれば講義参加よりはハードルが下がります

 

ワーキングホリデーでのアルバイトととは違い、オフィスワークなども研修先として用意されておりますので日本での就職活動の際にもアピールできるポイントになります。

『Co-op』プログラムを徹底解剖!働けて学べるカナダ留学!

2. 自由に留学プランを立てることができる

交換留学や、単位認定留学の場合は指定された学校、専攻でなければ認められないケースが一般的です。休学留学の場合は在籍している大学が関与しない為、学校やコースなど自分の希望で留学プランを立てる事ができます。

 

語学学校だけでなく、インターンシップやワーキングホリデー、ボランティア活動など様々な事に挑戦が可能です。

カナダでのインターンシップでより充実した留学を実現!

3. 長期滞在で高い語学力を身につけることができる

休学留学となると、半年~1年の長期留学が可能となります。夏休みや冬休みの短期留学とは異なり英語に触れる機会も多くなりますので必然的に英語力は伸びていきます。

 

就職活動などで英語力を証明したい方などは語学学校の試験対策コースがおすすめです。

TOEFL試験対策を学べる語学学校一覧

4. 社会人留学に比べてリスクが低くなる

社会人留学の場合は退職や休職をして留学をしますが、仕事の引継ぎや自分のキャリアの事を考えて留学を諦めてしまう方も多くいらっしゃいます。

 

しかし、在学中であれば仕事や帰国後の再就職の心配をせずに長期留学ができる為、精神的にも余裕をもって留学ができます。

5. 新卒採用の枠を無駄にしない

日本で就職を検討されている方にとって、新卒採用の枠は大きなメリットがあります。新卒採用のみの企業もありますので今後の就職活動の際に有利になってきます。

 

休職留学をする事によって英語力や、海外での経験をアピールするができたり、留学したこと自体が評価されることもあります。

6. 大学によっては単位を認定してもらえる可能性がある

休学留学の場合は基本的に単位の移行は認められません。しかし、大学によっては留学先で取得した単位の移行を認めてもらえるケースもありますので事前に確認しておくと良いでしょう。

➆カナダで休学留学する4つのデメリット

1. カナダ現地から日本の就職活動は大変

最近はカナダ現地から就職活動を始める学生も増えてきていますが、カナダやアメリカんは時差の関係で日本とのオンライン面接の調整などが難しくなってしまいます。

 

人によってはカナダの深夜時間に対応している人もいる為、留学先から日本の企業と面接を検討している人は予め時差などの確認をしておきましょう。

カナダには6つの時間帯がある!主要12都市の日本との時差一覧。

2. 大学の卒業が遅れる

休学をした分だけ、大学の卒業も遅れてしまいます。周りが卒業していく中で自分だけ卒業が遅れる為、人によっては不安や焦りを感じてしまいます。

 

しっかり留学プランを立ててから休学ができれば自信を持って帰国ができますので、計画を練って休学留学をしましょう。

3. 金銭面の負担が大きい

休学留学の場合は在籍している大学に在籍費などを請求される学校が多くあります。学校によって金額は異なりますが留学費用とは別に費用が発生してしまいます。

 

留学費用も交換留学とは異なり全て自己負担になりますので、金銭面での負担は大きくなります。

 

Co-opプログラムやワーキングホリデーを利用して現地での収入を作る事もできますので、費用を抑えたプランをご希望の場合は検討してみるのも良いでしょう。

カナダ留学費用を1ヶ月、半年間、1年間の期間ごとに徹底解説!

4. 大学側で留学手続きを行ってくれない

休学留学の場合は全て自己手配になります。交換留学や単位認定は大学側が手配してくれる事も多いですが、休学留学の場合はご自身で行わなければなりません。

 

学校や滞在先の手配、ビザ申請など留学には数多くの手続きも必要になります。海外経験があまりない人や、英語力に自信がない人は手続きだけ多くの時間を取られてしまう可能性もあります。

 

不安を抱えずに留学する為にも留学エージェントなどのプロに相談しながら準備を進めていくと良いでしょう。

⑧カナダでの休学留学で人気のプログラム4選

休学では主に4つのプログラムに分けられます。渡航時の英語力や留学期間によっておすすめのプランは異なりますので、自分にあったプランはどれなのか検討していきましょう。

1. 語学留学

英語力を伸ばしたという人は語学学校で英語を学ぶのが良いでしょう。語学学校は初心者から入学ができる為、海外経験がない方でも安心して通う事ができます。

【全139校】カナダの『語学学校』一覧。選び方の8つのポイントを解説!

語学学校には試験対策やビジネス英語のコースもあり就職活動に向けて必要な英語力を身につける事ができます。また、大学付属の語学学校などに通う事で大学の施設を利用して就学も可能です。

【全38校】カナダのカレッジ・大学『付属語学学校』一覧

2. 講義参加プログラム

現地の学生と一緒に講義に参加する事ができます。講義参加には英語力も必要になりますので、英語力が足りない方は語学学校と組み合わせて長期留学のプログラムを作る事も可能です。

 

語学学校とのパッケージプログラムが用意されている大学やCollegeもありお得に留学もできますのでうまく活用していきましょう。

3. 専門留学

英語力がある方は最初からCollegeや大学に入り学びたい分野について専門的に勉強をするのも良いでしょう。半年から1年のコースも用意されているので休学期間中に単位を取得して帰国も可能です。

 

大学とは別の専攻を学ぶ事で視野が広がりますので挑戦してみるのもおすすめです。

カナダの大学制度と入学要件。ランキング上位10校もご紹介!

4. インターンシップ留学

語学学校や大学などの学校での就学だけでなく、外に出て現地企業でのインターンシップやアルバイト、ボランティアをするというプランもございます。

 

カナダではCo-opプログラムという「就学+インターンシップ」可能なプログラムがあり、大学生から非常に高い人気を誇っています。

⑨カナダでの休学留学で意識することとは?

休学留学に限らずですが、「明確な目的を持つ」事が大切になります。大学を休学して多くの時間とお金を掛ける留学で時間を無駄にはできません。

 

自分が何のために留学をするのか、留学後にどうなっていたいのか、自分の中で明確してから留学生活を始めていきましょう。

 

目標がはっきりしていれば留学プランを立てる所から学校選びや留学プランの検討もスムーズになり、留学中の行動も大きく変わってきます。

⑩帰国後の就職活動で評価されるためには?


休学留学をすると同級生よりも就職活動や卒業の時期が遅れてしまいます。就学活動の際には企業面接の際に、企業側から指摘される可能性もございます。

 

「なぜ留学をしたのか?」「留学をして得たものは何か?」詳しく聞かれる事も多くでてきます。

 

日本では留学=娯楽というイメージを持つ人もいる為、留学で得たものを強みとしてアピール出来る様に準備しておく良いでしょう。

 

資格などで表す事ができなければ、自分の中での変化を伝えてみてはいかがでしょうか。留学期間中で成長したと思う内面的な部分を言葉で伝える事によって評価もらえます。

 

また、Co-opプログラムではインターンシップの修了証が出ますのでこちらは大きなアピールになります。

⑪カナダで休学留学する際の費用について

1年間の留学というとかなり金額がかかってしまうイメージがあるかと思います。実際には学校やプラン次第では留学費用を抑える事ができたり、Co-opプログラムやワーキングホリデーを利用して現地での収入を発生させる事も可能です。

 

初期費用を抑えるプランもございますので費用面でお困りの方はご相談いただければと思います。

語学学校に1年間通った場合の費用目安

項目費用
語学学校90万円~170万円
滞在費70万円~120万
生活費25万円~60万円
航空券6万円~20万円
海外留学保険20万円~25万円
合計200万円~400万円

Co-opプログラムに1年間通った場合の費用目安

項目費用
語学学校65万円~120万円
滞在費70万円~120万
生活費25万円~60万円
航空券6万円~20万円
海外留学保険20万円~25万円
合計180万円~350万円

⑫語学プログラムでおすすめの学校3選

1. ILSC


語学のコースは選択制のカリキュラムになっており、大学ように授業を組み合わせる事ができます。カナダ3都市に学校がありて長期での留学でも転校が可能となっています。

ILSC バンクーバー校

2. SSLC


長期留学でプランを立てるのが難しい場合は、留学期間中であれな追加料金なしにコース変更が行えるパッケージプログラムがおすすめです。

SSLC ビクトリア校(スプロット・ショー・ランゲージ・カレッジ)

3. Kaplan


80年と長い歴史のある大手の語学学校です。勉強に集中できる環境が整っています。学校外でも利用できるオンライン教材を活用する事で英語力の伸びも早くなり限られた時間を有効活用する事ができます。

カプランインターナショナルカレッジ(トロント校)

⑬講義参加プログラムでおすすめの学校3選

1. ILAC

語学学校での就学後に現地Collegで講義に参加するパッケージプログラムを用意しています。語学学校でしっかり英語力を付けてからCollegeの講義に参加ができます。こちらは休学留学で非常に人気のプログラムになっています。

項目費用
パッケージ費用120万円~140万円

ILAC日本語ウェブサイト

2. Vocover Island University

他の大学にはない、大自然に囲まれた環境で学校生活を送る事ができます。講義参加するには高い英語力が必要になりますが、大学付属の語学学校と組み合わせて1年間のプランが用意されております。実際に現地の大学で学んでみたい方におすすめです。

項目費用
語学コース(13週間)約45万円
学部聴講(1セメスター)約80万円
学部聴講(3セメスター)約160万円

バンクーバーアイランド大学付属語学学校

3. The University Of British Columbia


UBCの略称で親しまれているカナダの名門大学で学部聴講に参加できます。IELTS6.5という高い英語力が必要ですが、大学生の休学留学や認定留学にも人気のプログラムになります。

項目費用
語学コース(8週間)約32万円
語学コース(16週間)約64万円
学部聴講(1セメスター)約105万円
学部聴講(3セメスター)約315万円

ブリティッシュ・コロンビア大学付属語学学校

⑭専門プログラムでおすすめの学校3選

1. Seneca College

総合Collegeとして多様なコースを展開しています。留学生の受け入れも積極的に行われており、留学限定のサポートサービスも用意されております。

項目費用
年間学費約125万円

Seneca College(セネカカレッジ)

2. SSC

1903年に設立された歴史のある専門学校です。英語力が足りない方はグループ内の語学学校より進学も可能となっています。また、SSCには日本人スタッフも在籍しています。

項目費用
年間学費63万円~200万円(コースにより変動)

スプロットショー・カレッジ (SSC)

3. Niagara college


トロントから約1時間半の所にある公立Collegeになります。1年間で修了するプログラムが用意されています。バンクーバーやトロントから少し離れて落ち着いた環境で就学したい方にもおすすめです。

項目費用
年間学費140万円~180万円(コースにより変動)

Niagara College Canada(ナイアガラ・カレッジ)

⑮インターンシッププログラムでおすすめの学校3選

1. Vanwest


インターンシップの受け入れ先は200社以上あり、幅広い業界で経験を積む事ができます。併設されている語学学校とのパッケージプログラムも人気があります。

Vanwest College Vancouver(バンウェストカレッジ・バンクーバー)

2. CICCC


ビジネスやIT関係のコースで人気のある学校です。日本人スタッフの手厚いサポートもありますので、学校での授業や現地での生活に不安がある方にもおすすめです。

CICCC(コーナーストーンカレッジ)

3. TSoM


ビジネスやITの分野でもより細かくコースが分かれており、より専門的に学ぶ事ができる学校になります。トロントでの留学をご検討されている方におすすめです。

TSoM(トロント・スクール・オブ・マネジメント)

まとめ

休学留学は大学在学中の特権でもあります。費用は掛かってしまいますが、今後の人生を大きく変える事ができます。

 

新卒という大きな武器をさらに強くする為にも休学留学を検討している人が増えてきています。「自分が何をしたいのか」「将来何をしたいのか」によって今後の選択を考えていきましょう。

永井将馬

ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

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    カナダで高校留学をしよう!おすすめの理由や手続き・費用を解説


    カナダに高校留学をしたいけれど、手続きや費用のことがわからなくて悩んでいる学生もいるのではないでしょうか。ここではそのような学生のために、カナダでの高校留学がおすすめできる理由や、手続き・費用のことについて詳しくご紹介します。

    カナダの高校留学がおすすめできる5つの理由

    ①州政府が留学生をサポート

    カナダで高校留学をすることは、日本からの留学生にとって数多くのメリットがあります。カナダは世界にある国の中でも、留学をするに最も適した国の一つです。カナダでの高校留学がおすすめできる理由の一つが、留学生が現地で勉強しやすい環境が整えられていることです。

     

    カナダでは各州の政府が留学生をサポートする体制を整えています。そのために、日本から留学する高校生も、こうした州レベルのバックアップを利用して、カナダで学生生活を送ることができます。

    カナダ留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

    ②英語力が低くても高校に入学可能

    カナダへの高校留学がおすすめできる2番目の理由としてあげられるのは、入学する時に学生の語学力が必要ではないことです。コミュニティカレッジや大学に留学する場合には、授業を理解できる程度の一定の英語力が必要になりますが、高校の留学では英語力が問われないため、英語の能力に自信がない学生でもカナダの高校へ留学することが可能です。

     

    一方、やはり英語力が低いと授業に付いていくのも大変ですので、ある程度語学学校で英語力を上げてから高校入学するのがおすすめです。

    【全139校】カナダの『語学学校』一覧。選び方の8つのポイントを解説!

    ③公立高校にも入学可能

    選択できる学校の幅が広いことも、カナダでの高校留学がおすすめできる理由です。アメリカに高校留学をする場合には、私立の全寮制の高校以外に選べる学校がない場合が多いために、留学のための費用が非常に高額になってしまうことがあります。ですが、カナダに高校留学をすれば、私立の高校だけではなく、公立の高校を選ぶことができます。カナダの公立高校が日本からの留学生にとって魅力的なのは、学費が高額でないことです。外国からの留学生を受け入れる体制がしっかりと整っていることも、カナダの公立高校がおすすめできる理由です。

     

    外国で英語を習得するためには、留学先の学校にESLのコースが設置されていた方が有利ですが、カナダの公立高校でもESLはカリキュラムに含まれています。ESLとはEnglish as a Second Languageのことで、第2言語として英語を使用する人に英語を教えるための特別なコースです。英語を母国語として使用している人と、英語を外国語として使用している人では、英語の習得方法にも違いがあるため、こうした違いを踏まえて英語を指導してくれるESLの授業は、英語力を向上させたい高校生にも最適な授業です。

     

    一方、高校のESLの注意点としては、多くの場合日本人で固まってしまい英語力が伸びづらいという点です。私立の語学学校の方が国籍バランスは良く、英語力が伸びやすいとされております。

     

    なお、弊社ではバンクーバー近郊にありカナダで最も治安の良いと言われているバーナビー学区の公式出願窓口となっております。
    Burnaby School District(バーナビー学区)

    ④ホームステイの質が高い

    ホームステイの質が高いことも、カナダでの高校留学がおすすめできる理由です。カナダに日本から高校生が留学する場合、入学する高校に学生のための寮などがない時には、地元の一般家庭にホームステイをすることが一般的だからです。高校生は未成年であるために、アパートなどで一人暮らしをしながら通学をするのは問題があるため、多くの学生がホームステイを利用しています。ホームステイをするうえで問題となるのは、滞在をする家庭の住人や住宅の環境などですが、ホームステイのクオリティが高いカナダならば、学生が勉強しやすい家庭を見つけられる場合が多いです。

    カナダ留学にはホームステイがおすすめ?メリットやデメリットを解説!

    ⑤世界的に教育水準の高いカナダの大学進学を狙える

    高校を卒業した後の進路が有利であることも、カナダでの高校留学がおすすめできる理由です。卒業後の進路が有利であるのは、カナダ国内には世界的にも有名なクオリティの高い大学が数多くあるからです。将来こうした有名な大学に進学することを計画に入れて、高校時代から勉強することもできます。アメリカと同じような教育システムを採用していることも卒業後の進路が有利な理由で、生徒はさまざまな選択肢を選んで、自分の将来を決めることができます。

    カナダの大学制度と入学要件。ランキング上位10校もご紹介!

    リニア制とセメスター制の違いとは

    リニア制セメスター制
    学期1年半年
    定期試験全教科1年の終わり
    →負担が大きい
    半期ごとに試験
    →負担が少ない

    学期の期間が異なります

    カナダに高校留学を希望している学生は、カナダの教育制度のことも知っておいた方が最適です。カナダの公立高校で採用されているのは、リニア制やセメスター制という制度です。リニア制とセメスター制の大きな違いになっているのは、学校で各科目を履修する方法です。

     

    カナダの高校で勉強する場合、1年間に8つの科目を履修する必要がありますが、リニア制の高校の場合にはそれら全ての科目を1年間並行して学習します。その一方でセメスター制を採用している高校の場合には、8つの科目を各学期ごとに分散して指導しています。例えば、4つの科目を1学期に教えて、残りの4科目を2学期に教えるといったような方法です。

     

    この2つの方法はどちらもメリットがあります。リニア制の場合には、1年間をかけてじっくりと全ての科目を勉強できるのがメリットで、継続して勉強を続けるので、各科目の内容を忘れにくくなるのがメリットです。セメスター制のメリットとしてあげられるのは、特定の科目のみを短期間で集中して勉強できることです。どちらのタイプの学習方法が向いているかは、生徒の好みによっても違いがあります。

    定期試験の時期も異なります

    カナダの公立学校でおこなわれているリニア制とセメスター制の制度は、試験を受けなければいけない時期の面でも違いがあります。リニア制は8つの教科を全て1年かけて勉強するために、全ての教科の試験も年の最後にまとめて受ける必要があります。英語力の不十分な日本からの留学生にとっては、8つの科目の試験を一度に受けることは負担が大きいことも多いので、確実に試験に合格できるようにするためには、普段から期末の試験のために勉強を続けることが重要です。

     

    その一方でセメスター制を採用している高校の場合には、各科目の試験はそれぞれの期末におこなわれます。1学期に教えた科目の試験は1学期の期末に実施され、2学期に教えた科目の試験が実施されるのは2学期の終わりです。こうした方法で実施される試験は、試験勉強をするのが苦手な学生にとっては、負担が軽くなるメリットがあります。各学期末の試験はリニア制の半分なので、それぞれの科目の試験勉強をするための時間を十分にとることができます。また、セメスター制は授業のスピードが速いという特徴もあるので、留学生が授業についていくためには、しっかりと予習復習をする必要があります。

    カナダの高校のカリキュラム

    カナダの公立高校で採用されているカリキュラムには、必修科目と選択科目の2種類がふくまれています。高校を卒業するためにはこれらの科目を一定数履修して、単位を取得する必要があります。卒業するために必要な単位の合計数は、留学をする高校がある州によって違いがあります。例えば、日本からの留学生にも人気があるブリティッシュコロンビア州の公立高校の場合、卒業するまでに必要となる単位は合計で80単位です。カナダの高校では学年が上がると必修科目が少なくなっていくので、それぞれの学生が自分の将来の進路に合わせて、自由に科目を選びやすくなります。

     

    大学に進学することを希望する学生の場合には、一般教養課程の科目を選んで勉強するのが一般的です。高校卒業後に就職を希望している学生の場合には、職業教育課程の科目を選んで仕事に役立つ勉強をすることができます。選択科目を決める時に学生が相談をするのは、学校のカウンセラーです。カウンセラーはそれぞれの学生と話をしながら、学生にとって最適なクラスをアドバイスしています。授業は1日あたり5時間程度で、9時ごろから15時までおこなわれます。

    高校留学をするための手続き

    カナダに高校留学をするためには、まず入学したい学校を決める必要があります。留学をしたいカナダ国内の地域を選んでから、その地域内にある高校を選ぶ方法もあります。カナダの高校に入学を希望する場合に確認しておかなければいけないのは、各高校で入学ができる時期です。カナダの公立学校では、9月に新入生を受け入れています。セメスター制を採用している公立高校ならば、2月に入学できる場合もあります。私立の高校ならば上記以外の時期に入学できる場合もあり、学期が始まる時期に入学できることもあります。

     

    留学をする高校を選ぶ時に重要なポイントとなるのは、将来の目標です。将来どのような仕事をしたいのかを具体的に考えてから留学をする高校を探した方が、高校を卒業した後の進路も決めやすくなります。留学をしたい高校が決まった場合には、次にしなければいけないのは、出願書類の提出です。出願書類の提出先は留学したい高校によって違いがあり、私立の高校の場合には、直接その学校に願書を提出します。公立の高校の場合には、その学校を管轄している学区の教育委員会へ出願する必要があります。

    手続きのために必要な書類の収集

    カナダの高校に出願書類を出す場合には、各種の書類も一緒に提出する必要があります。どのような書類が必要になるかは、入学を希望する学校により違いがあります。どこの高校でも提出する必要があるのが入学願書で、願書には入学希望者本人の署名だけでなく、保護者の署名も必要です。成績証明書も、出願する時に必ず揃えなければいけない書類です。過去2年から3年分の成績証明書を提出する必要があります。もしくは通知表の原本が必要です。入学願書の提出時には、出願のための費用を支払う必要もあります。パスポートのコピーも出願時に提出が必要です。

     

    出願する学校によっては上記以外の書類が必要になることもあり、証明写真の添付が必要な場合もあります。過去に予防接種を受けた履歴が必要になる高校もあります。学校によっては入学希望者が自分で書いた英文の文章を一緒に添付する必要もあり、文章の内容で志願者の英語力がチェックされることもあるので、日ごろからしっかりと英語の文章を書く練習をしておいた方がおすすめです。カナダの高校に留学したい場合には、教員からの推薦状が必要になる場合もあります。

    出願をした後に必要な手続き

    カナダで勉強をしたい高校に出願書類を提出した後は、出願結果が送付されるまで日本で待つことになります。出願をしてから結果が通知されるまでの時間は高校によって違いがあり、早い場合には書類を提出してから1週間程度で結果がわかることもあります。願書の受付が開始された時期に書類を提出した場合には、審査に時間がかかることもあるため、結果がわかるまで1か月程度かかる場合もありえます。

     

    入学許可を高校から通知された時には、学費などの費用を納入する手続きが必要です。公立高校の場合には教育委員会に学費を納付し、私立の高校の場合にはその学校に直接納付します。カナダの学校には入学許可証を発行してもらう必要があり、この書類を入手した後は、カナダの移民局で修学許可証の申請手続きをする必要があります。移民局で修学許可の申請が通れば、生活の拠点をカナダに移すことができます。

     

    新入生は、入学をする前に高校で実施するオリエンテーションに参加する必要があり、一般的には授業開始の日の1週間前ごろに開催されます。オリエンテーションでは英語のテストなども受ける必要があり、留学生の英語力に合ったクラスがそれぞれ決められます。

    カナダに高校留学をするために必要な費用

    カナダに高校留学をするためには、さまざまな費用が必要になります。入学する高校により必要となる費用には違いがあり、一般的に公立の高校の方が、私立の高校よりも安い費用で留学をすることが可能です。公立の高校の方が私立の高校よりも学費が安くなるのは、授業料や現地での滞在費が安いからです。

     

    カナダの公立高校に1年間通うために必要となる授業料と滞在費の合計は、およそ230万円程す。カナダの私立高校に通う場合、1年間あたり必要となる授業料と滞在費の合計はおよそ300万円です。気をつけなければいけないのは、これらの費用はあくまでも目安であることです。入学をする高校や利用する住居によっては、授業料や滞在費が大きく変わることもあります。

     

    特に私立の学校の場合には、入学する学校によって授業料が大きく異なることがあります。全寮制の私立高校などは、学費が特に高くなることが多いです。これらの費用の他にもカナダに留学するためには各種の費用が必要で、カナダに移動するための交通費も必要です。保険代や、現地で学生を後見してもらうカストディアンに支払う費用も必要になります。

    まとめ

    カナダでの高校留学がおすすめできる理由や、留学のために必要な手続きや費用についてご紹介してきました。カナダは州政府が留学生をバックアップしてくれるので、留学生が勉強しやすい環境があります。選べる高校の種類が多いことも、留学におすすめできる理由です。

    Yuri Kondo

    幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

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    カナダのボーディングスクールに留学するための準備とかかる費用


    大自然に囲まれており、ゆったりとした環境で学べるカナダのボーディングスクールに留学したい方は大勢います。公用語が英語とフランス語の2つであるため、アメリカとは異なる勉強が可能なボーディングスクールへの入学の準備方法や持ち物、入学に至るまでを解説します。

    カナダでボーディングスクール留学するメリット

    ①カナダの各州政府のサポート体制が充実

    カナダで高校留学をすることは、日本からの留学生にとって数多くのメリットがあります。カナダは世界にある国の中でも、留学をするに最も適した国の一つです。カナダでの高校留学がおすすめできる理由の一つが、留学生が現地で勉強しやすい環境が整えられていることです。カナダでは各州の政府が留学生をサポートする体制を整えています。そのために、日本から留学する高校生も、こうした州レベルのバックアップを利用して、カナダで学生生活を送ることができます。

    ②英語力が低くても入学可能

    カナダへの高校留学がおすすめできる2番目の理由としてあげられるのは、入学する時に学生の語学力が必要ではないことです。コミュニティカレッジ大学に留学する場合には、授業を理解できる程度の一定の英語力が必要になりますが、高校の留学では英語力が問われないため、英語の能力に自信がない学生でもカナダの高校へ留学することが可能です。

     

    英語力のない人が大学生になってから留学をしようとした場合には、留学先で求められている英語力を身につけるために、日本の語学学校などで勉強しなければいけないことも多いので、高校生のうちに留学をしておいた方がおすすめです。

    ③きれいな英語が学べる

    カナダのボーディングスクールの特徴として挙げられるのが、英語の聞き取りやすさです。アメリカ英語に近いのがカナダの英語であり、日本人には特にリスニングが容易とされています。その理由は日本国内で耳にする英語のほとんどが、アメリカ英語であることから耳馴染みが良いという訳です。

     

    加えて、カナダでは英語の発音をはっきりと行う特徴があります。アメリカ英語よりもさらに明瞭である理由に、英文を省略しない点が挙げられます。英文や連続した単語を発音をした際に、アメリカ人であれば省略してしまうのが通常です。極端に言えばカタカナ英語とも言えるぐらいに、ひとつずつの単語を分けて発音するため把握しやすいとされています。

     

    ちなみに他にリスニングが比較的容易であるものとして、イギリス英語もその1つに挙げられます。ただしアメリカとイギリスの英語では、フレーズや単語が異なる場合もあり耳馴染みのない単語に固まってしまうケースも少なくありません。はっきりとした発音である上に、単語も発音も耳馴染みのあるカナダの英語は、日本人にとって世界で最も英語を学びやすい国といっても過言ではないでしょう。

    ④大自然に囲まれた落ち着いた環境

    耳馴染みがあり英語の発音が聞き取りやすいだけでなく、カナダには学習に適した理由がたくさんあります。大自然に囲まれた、落ち着いた環境で学習できる点が挙げられます。英語を学ぶのはもちろん、世界の大きさや自然の雄大さを感じる絶好のチャンスです。日本とは違うスケール感に驚き、学習意欲が高まったり異文化の理解が深まったという意見も少なくありません。オーロラをはじめとする自然現象、珍しい観光地も非常に多いです。学校によってはスキーなどの冬期スポーツ、カヤック・釣りなどのアクティビティが楽しめます。学習や文化、自然などさまざまな点において豊富なエッセンスを備えたカナダに訪れるなら、目一杯楽しんで堪能しましょう。

    カナダのおすすめ『観光スポット』を都市別に紹介!

    またアメリカ合衆国に近いことも、カナダ留学の有意義な点でもあります。さほど距離も離れていないため、連休中に遊びにいくことも可能です。バンクーバーからシアトルに行くのであれば、列車で4時間ほどで到着します。
    英語だけでなく、フランス語が学べるのもカナダ留学の良い点です。公用語が2つある国であり、フランス語をボーディングスクールで専攻することもできます。英語とフランス語の両方を学んで、進路の選択肢を広げるのも良いことです。

    カナダで高校留学をしよう!おすすめの理由や手続き・費用を解説

    ボーディングスクール留学に必要な学費・生活費

    カナダのボーディングスクールへと留学するにあたって、先立つ費用を見ていきます。多くの方が気になるのが、必要となる学費でしょう。入学願書を提出するにあたって、口座の残高証明書も同時に提示する必要がある場合も考えられます。用意しておくべき予算を、あらかじめ準備しておくことが大切です。

    年間学費は180~250万円

    学校ごとに異なるとは言えカナダのボーディングスクールは、お隣の国であるアメリカと比較して費用は抑えめです。ただし大都市およびその近郊は、文化や経済・商業が集中している上に優秀な学校も多いため学費は高めとなる傾向にあります。特にトロントやオタワなど名門大学があるオンタリオ州、バンクーバーを含む西側エリであるブリティッシュコロンビア州、カルガリーをはじめとするアルバータ州に所属する学校の学費は高額です。

     

    有名な都市部は高いものの、同じオンタリオ州であっても都市部を外せば金額が下がることもあるためしっかりとリサーチをすることも大切になります。なおオンタリオ州では平均額が250万円ほどですが、大西洋側のノバスコシア州であれば180万円といった具合に、エリアで異なるため学校選びの参考にしてみてください。

    航空券は往復7~20万円

    学費以外にも、留学にかかる費用について見ていきます。往復の渡航費は外せない費用であり、時期にもよりますがカナダへの往復で10〜15万円が平均です。航空チケットの価格はシーズンによって大きく異なり、7万円前後のタイミングもあれば20万円ほどかかる場合もあります。

     

    アウトドアや観光に最適な夏休み、ウィンタースポーツが楽しめる冬場はチケットの価格が値上がりしやすいため、時期の設定には十分注意しましょう。航空会社が開催するキャンペーンや、乗り継ぎ便をうまく利用して費用を抑えると良いです。広大な面積を誇るカナダにおいて、向かう都市によっても渡航費が増減するため留学先の情報と一緒に費用も調べておきましょう。

    生活費は5~7万円/月、寮費は5~10万円/月

    入学した後に学生生活を送るには、当然ながら毎日の生活費も必要となってきます。カナダの良いところは、アメリカと比較して物価が安いことです。もちろん都心部と郊外によって、物価や家賃は異なります。しかしトロント・バンクーバーなどの大都市であっても、他の国の主要都市と比べれば安価です。

     

    学生寮で食事をとるようにすれば、課外活動を含めても月5〜7万円ほどあれば事足ります。住居の費用、すなわち寮費に関しては1ヶ月あたり5〜10万円が目安です。

    カナダ留学の生活費と物価の実際と節約方法【留学生が語ります】

    留学に必要な入学願書について

    ボーディングスクールへと留学するには、入学願書の提出が必要です。入学願書を入手するには、取り寄せを行う必要があります。近年ではホームページにて問い合わせを行ったり、直接入学願書をダウンロードするといった形式を採用している学校も増えています。学校から直接郵送されてくる場合は、カナダからの送付となるためかなり時間がかかるため注意が必要です。早くても一週間、長ければ10日もしくは二週間以上かかる場合も少なくないため、早めの申し込みが肝心です。

     

    提出期限に関しては、学校ごとに異なりますので学校に問い合わせるのが一番確実となります。オンタリオ州のように提出期限が2月と決まっている場所もありますが、多くは州や学校によって期限が異なります。直接質問をして、確認を取っておきましょう。

     

    入学願書を提出したら終わりという訳ではなく、学校によっては面接が設定されることもあります。カナダのボーディングスクールへと、直接訪れて面接を受けるというパターンが多いです。ただ現在では多様化が進んでおり、日本にいながらにして面接を受けられるケースもあります。こちらも学校の資料を取り寄せたり、問い合わせを行って確認しておくことが大切です。

    現地に到着してから行うべき4つのこと

    現地へと到着して入学までの期間に、いくつかの手続きや作業を行っておくべきです。

    ①在留届の提出

    特に必ずするべき手続きとして挙げられるのが、在留届の提出です。カナダに滞在する期間が3ヶ月以上であれば、必ず在留届を提出しなければなりません。1ヶ月程度の短期留学の場合を除いて、ほとんどの留学生が提出する必要があるため忘れないようにしましょう。学生寮の住所を管轄する日本の大使館および総領事館に提出するのは義務です。ホームページから、電子在留届を提出することもできます。カナダに滞在している間に、自然災害や事故など緊急事態に遭遇した際に留学生を捜索します。その際に在留届の情報を基に探す上に、日本の家族へと連絡する足がかりにもなるため重要です。

    ②居住エリアの散策

    居住するエリアに到着したら、周辺を散策しておくこともおすすめします。キャンパス内に色んな施設が充実していることが通常ですが、近隣に使える施設があることを調べておくのは良いことです。ただ短期間で探す必要はなく、学校に通い始めて友達や先輩・先生に聞いて少しずつ調べていきましょう。学校生活だけでなく、週末の自由時間の過ごし方も有意義になります。

    ③オリエンテーションへ参加

    カナダの学校に着いたら、オリエンテーションに参加しましょう。大抵の学校では、オリエンテーションと題して校内のツアーを行ってくれます。学生寮の中や頻繁に訪れるクラスルーム、スタッフルームなどを早めに把握しておくことが大事です。見知らぬ環境である上に、言語も異なるため迷いやすいです。彷徨っていると、授業や勉強どころではなくなってしまうため地理の理解につとめてください。トラブル・困った時に相談するための、先生やスタッフが出入りする場所を覚えるのも必須です。

    ④銀行口座の開設

    銀行の個人口座の開設も、出来るだけ早く行っておくことをおすすめします。学生寮では一人の部屋であることが少ないため、お金の管理には十分に注意を払う必要があるからです。おすすめの金融機関は、モントリオールとトロントに本社を構えるカナダ銀行です。支店およびATM機はカナダ全土にあり、店舗によっては日本語で対応できるスタッフもいるため安心して利用できます。加えて、日本支店があるため日本で開設できる点もカナダ銀行がおすすめな理由です。在学中に、日本から仕送りを受け取る場合でも手数料が不要である点もメリットです。

    準備・持って行くべきものリスト

    ①医薬品

    留学する際に必ず持って行くべきなのは、日頃服用している医薬品です。普段から服用している薬はもちろん、疾患時に飲む風邪薬や痛み止めも日本から持参します。現地でも調達はできますが、自身の身体に合うかどうかは分からないからです。特に渡航した直後や、入学してしばらくは緊張状態や気候・環境の変化により体調を崩しやすいです。薬だけに頼らず、体調管理を徹底しながら過ごすことを心がけながら準備しましょう。

    ②辞書

    英語の辞書と、フランス語の辞書も必ず持って行きましょう。カナダの公用語は、英語とフランス語の2つであるため両方あると何かと便利です。文法の解説書、参考書なども持って行くと役に立ちます。

    ③海外保険証

    海外保険に加入して、その契約書も持って行くことは重要です。渡航前にあらかじめ海外旅行保険に入っておけば、万が一の際に日本人のオペレーターを介して病院を探してくれるため安心です。入院や通院の際の手続きも任せられるため、入っておくことをおすすめします。現地で学生保険に入るとしても、海外保険に入っておいた方が良いです。現地での保険は、対象となる保障が限定されます。

    ④入学許可証、パスポート

    入学許可用およびパスポートも、必須の持ち物です。

    カナダ留学に必要な持ち物40選と荷物を少なくする方法

    PC以外の電化製品は現地調達がおすすめ

    必須と思いきや、特に持って行かなくても現地で調達できるものも存在します。荷物を大きくしたり、税金を取られてまで持ち込む必要がないもののリストです。

     

    代表的なものとして、パソコン以外の電化製品が挙げられます。学校で取り扱う上に、使い慣れたソフトやハードウェアがあった方が作業効率が良いのでパソコンは持参した方が良いですが、他の電化製品はほとんど必要ありません。現地で安価で購入できる上に、日本との電圧の違いで使用できない機器もあるからです。

     

    日本の電圧は100Vで、カナダは110〜120Vと仕様が少し異なります。パソコンやスマートフォンなどの充電器・電源は、ほとんどの機種がグローバル対応となっているため問題なく使えます。念のためインプット・100〜240Vと書いているかどうか、確認すると良いです。この表記があれば、変圧器を使うことなくそのままコンセントをさして使うことができます。

     

    しかしドライヤーなど消費電力が高い機器に関しては、グローバル対応ではないケースがあります。この場合は、消費電力容量の高い変圧器が必要です。対応機種かどうか調べるよりも、現地で安い家電製品を調達すれば事足りるため、そちらをおすすめします。

    Bodwell High Schoolは政府の認可があり安心

    カナダ西部にある大都市・バンクーバーに位置するBodwell High School North Vancouverは政府認可の私立高校なため、学校や授業のクオリティーが保証されています。課外活動や大学進学サポートも充実しているため、授業だけではなく幅広く様々なことを学び、将来に生かすことができるでしょう。 留学生向けの語学コースがあったり、日本人カウンセラーが在籍していたり、と日本人留学生にとって安心できる環境が整っています。

    Bodwell High School North Vancouver(ボドウェル・ハイスクール・ノース・バンクーバー)

    まとめ

    留学を進める上で必要な書類の準備と提出、費用の用意は早めに行っておくことが大切です。特に願書の取り寄せや英語で記述された卒業証明書は、依頼してから入手できるまで時間がかかるため注意しましょう。学校があるエリアによって学費や滞在費、渡航費が変わる点にも気をつけつつ準備を進めることが大事です。

    Yuri Kondo

    幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

    カウンセラーに質問

    カナダの大学制度と入学要件。ランキング上位10校もご紹介!


    カナダ留学では、語学学校で英語を学ぶだけが選択肢ではありません。現地大学に入学できるほどの英語力があれば、カナダの大学で現地学生と一緒に授業を受けることができます。

     

    しかし多くの留学サイトでは語学学校の情報を取り扱っており、現地大学の情報は少ないです。今回はカナダの大学への留学を視野に入れている人に向け、カナダの大学のランキングや仕組み、入学要件など詳しく紹介します。

     

    今まで語学学校しか考えていなかった人も、現地大学への留学を考えるきっかけになるでしょう。

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    カナダの大学の制度

    カナダの大学の種類

    Point

    ・カレッジ

    ・ユニバーシティカレッジ

    ・ユニバーシティ

    日本で高校卒業後に通う学校は「専門学校」と「短期大学」、「大学」があります。カナダの場合は「カレッジ」、「ユニバーシティカレッジ」、「ユニバーシティ」があります。

    カレッジ

    カレッジには「職業訓練」コースと「ユニバーシティ編入」コースがあります。

     

    職業訓練コースは専門学校のように実践的なプログラムが学べます。ユニバーシティ編入コースでは必要単位を取得することでユニバーシティの2年次や3年次に編入できます。

    ユニバーシティカレッジ

    ユニバーシティカレッジはカレッジとユニバーシティの中間の学校であり、一部で学位取得のコースが設けられています。また、必要な単位を取得することでユニバーシティの2年次または3年次に編入することができます。

     

    通常の大学入学よりも求められる学力や英語力が低いため、留学生にも近年人気となっている機関です。

    ユニバーシティ

    そしてユニバーシティが日本でいう4年制の大学です。学位を授与する大学はACC(カナダ大学協会)に属しています。

    ケベック州とその他の州で異なる

    カナダではフランス語と英語が公用語となっていますが、ケベック州は主にフランス語が話されている州です。カナダでは州によって教育制度も異なっており、ケベック州は義務教育の制度が他の州とは異なります。

     

    義務教育の期間が他の州より1年短いため、中等教育を終えてからセジェップ(大学準備機関)に2年間通う必要があります。

     

    このため、カナダ人にとっても大学に進学する上でどの州の大学に通うのかは大切な選択となります。

    ケベック州以外の大学の制度

    ケベック州以外の大学はアメリカ系の大学制度であることが多く、学部課程は4年間で最初の2年間が一般教養、残りの2年間で専門課程を学びます。

     

    基本的にはケベック州以外の大学に通う場合、日本の大学制度と似ていると考えて構いません。他の専攻に変えることも容易であり、入学したものの興味が他に出てきたり、学んでいる学問が自分に合っていなかったりする場合でも柔軟に対応してもらえます。

     

    また、ケベック州とは異なり英語が主に話されている州が多いため、フランス語ができなくても英語の授業だけを選択して卒業することができます

    ケベック州の大学の制度

    ケベック州では大学入学前に2年間セジェップに通っており、他の州よりも1年多く大学前に学校に通っているため、学部課程は3年間となっています。

     

    つまり、他の州と義務教育の期間が短かったり、セジェップに通う必要があったりしても、ストレートで卒業した場合には他の州の大学卒業と同じ年齢で学部課程を修了する仕組みです。

     

    ケベック州から他の州の大学に編入する場合には、カリキュラムが異なるため個別の調整が必要となります。またケベック州の大学はイギリス系の大学であることが多く、通常は大学に入学してから卒業するまで専攻を変えることは難しいです。

    カナダの大学ランキング


    大学ランキングには様々な機関が独自の視点からポイントをつけて判断していることが多く、出版している機関によってランキングは異なります。しかし視点が異なっても名門の大学はランクインしていることが多いです。

     

    今回はCWURの世界ランキングを参考にしました。これは学術研究や入試難易度によってランキングされているため、進学先のレベルを知るのに適しています。

    1位 トロント大学


    トロント大学はカナダ名門校であり、1827年にキングスカレッジとして創立しました。生徒数はおよそ88,000人とカナダでは最も在籍者数が多い大学です。

     

    経済や政治の中心となっているオンタリオ州に位置しており、交換留学生も多いため多国籍の生徒が集まっています。学部は300以上、大学院も80以上と多種多様なプログラムから自身の専攻を選ぶことができ、より専門的な知識を身につけることができます。

     

    セントジョーズ、ミシサガ、スカボロと3つのキャンパスがあります。その一方で定員が多く設定されているため、入学する際の倍率はそれほど高くありません。しかし授業のレベルは高いため、高い英語力と学力がなければ単位が取れず、卒業は難しいです。

    2位 マギル大学


    世界大学ランキングの常連であり、カナダで歴史のある大学といえばマギル大学です。メインキャンパスはケベック州・モントリオールにあります。

     

    マギル大学はカナダにありながらアメリカ大学協会に属しています。12名のノーベル賞受賞を輩出しており、医学部や法学部は入学基準が非常に厳しいことで知られています。

     

    ケベック州に位置しているため、フランス語の授業は多いですが、留学生の割合はトロント大学よりも多いため、フランス語を学びたい人には最適な環境です。

     

    夏期集中コースもあるため、夏休みの間だけマギル大学に短期留学するという選択肢もあります。

    3位 ブリティッシュコロンビア大学


    ブリティッシュコロンビア大学は、第29代首相のジャスティン・トルドーなど合わせて4人の首相を輩出しています。1908年に創立し、バンクーバーキャンパスには学部生およそ45,000人、オカナガンキャンパスには学部生およそ8,000人が在籍しています。

     

    日本の大学とも多く提携しており300人ほどの交換留学生がブリティッシュコロンビア大学で学んでいます。北米1を誇る国際大学であるため、短期・中期・長期と滞在期間に合わせたプログラムを受講することができます。

     

    バンクーバーにキャンパスがあるため、カナダ滞在中に観光も楽しみたい、旅行に出かけたいという人にはぴったりの立地です。

    ブリティッシュ・コロンビア大学付属語学学校

    4位 アルバータ大学


    アルバータ大学はカナダの中でも特に自然豊かなアルバータ州にあり、それを活かした農学・環境学・地質学に特化しています。カナダ大学ランキングでは5位以内、世界大学ランキングでは100位以内に入っており、環境系の専門知識をつけたい人におすすめの大学です。

     

    学生数は37,000人以上であり、留学生も2,500人います。アルバータ大学では留学生へのサポートが充実しており、オリエンテーションは毎年盛大に開催されています。

     

    ノースキャンパス・サウスキャンパス・オーガスタナキャンパス・セイントジーンキャンパスの4つのキャンパスが主に使われており、合わせて9つもの図書館があります。

     

    アルバータ大学には「ブリッジングプログラム」があり、語学クラスで授業についていける英語力の向上を図りながら、学部授業を体験することができます。語学クラスを修了すると、そのまま学部授業を受けられ、プログラム中に体験したものも全て単位として認められます。

    5位 モントリオール大学


    モントリオール大学は、1878年に設置された国立大学です。ケベック州モントリオールにあり、授業のほとんどがフランス語で行われています。

     

    学生数はおよそ66,000人であり、フランス語の大学としては世界で2番目に大きく、フランス語大学でのランキングは4位にランクインしている大学です。

     

    政府機関とも連携しているた豊富なプロジェクトがあり、特にコンピューター科学や解剖学の分野は世界的にも高い評価を受けています。

     

    留学生向けにフランス語の講座を設けているため、ある程度フランス語を学んだ人であればフランス語力を伸ばすいい機会になるでしょう。

    6位 マックマスター大学


    マックマスター大学はオンタリオ州ハミルトンにある大学です。1887年にトロントで創立しましたが、その後はハミルトンに移転されました。医学と工学に強く、「カナダで最も画期的な大学」と言われるほど最先端のプログラムを導入しています。

    7位 カルガリー大学


    カルガリー大学はアルバータ州にある総合大学で、16学部60以上の学科があります。学生はおよそ3万人、生涯教育プログラムの受講生は約2万人と大規模な大学です。ダウンタウンからわずか2kmの距離にあるキャンパスでは研究に力を入れています。

    カルガリー大学付属語学学校

    8位 ウェスタン大学


    ウェスタン大学は留学生に人気のオンタリオ州に位置しています。カナダ大学ランキングではトップ10の常連であり、ゴシック建築の美しいキャンパスが人気です。専攻の種類も豊富であり、専攻外の教科を選択することもできるため自由に学べます。

    9位 オタワ大学


    オタワ大学はカナダの首都オタワに位置しています。3万人以上の学生が在籍しており、カナダで3番目の規模の大きさです。およそ7割の授業が英語でもフランス語でも受講できるため、どちらの言語も学びたいという人におすすめです。

     

    オタワ大学では1年間の学費が200〜250万円が平均となっています。

    10位 マニトバ大学


    マニトバ大学はマニトバ州ウィニペグにあり、1877年創立のカナダ西部では最も古い大学です。大自然の中に位置していながら、研究の環境は整えられており、市内の交通の便も良いことから留学生の人気が高まってきています。

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    カナダの大学に入学するには?

    高校卒業後にカナダの大学に入学する場合

    カナダの大学に留学するのではなく、高校卒業後、カナダの大学に入学する場合はかなりの英語力が求められます。日本の高校卒業程度の英語力ではカナダの大学では通用しないため、その場合はまず語学学校に通って英語力を伸ばす必要があります。

     

    必要書類は入学を希望する大学によって異なり、入る難易度も異なります。基本的には入学願書・高校の成績証明書・卒業証明書または在学証明書・TOEFLスコアが必要となります。

     

    これに加え、エッセイの提出が必要な大学はありますが、日本のように入学試験はありません

    現地で2年カレッジに通ってから大学に編入する場合

    高校卒業後にカナダのコミュニティカレッジやユニバーシティカレッジに2年間通い、大学に編入することもできます。

     

    必要書類はカナダの大学に入学する場合とほとんど同じですが、カレッジへの入学のほうが合格基準が厳しくありません。そのため、高校の成績や英語力に不安がある人はこの方法がおすすめです。

     

    ユニバーシティカレッジでは大学編入に必要な一般教養を学べ、英語力の向上にも力を入れることができます。ただし、大学編入にはカレッジでの成績が重要となるため、カレッジに入学できたからといって確実に編入できるわけではありません。

     

    州内の大学への編入は規定を満たせばできますが、州外への編入は単位が認められない場合や入学できない場合もあります。

    カナダでコミュニティカレッジ留学!費用や進学方法は?

    日本の大学からカナダの大学に編入する場合

    日本の大学で数年間学んだ後、カナダの大学へ編入する人もいます。カナダの大学ではサークルがないことや日本でしか学べないこともあるため、どちらの大学も経験することができ、メリットは多いです。

     

    高校卒業からカナダへ渡ると生活の変化が大きすぎてストレスになることも多いため、まずは日本の大学へ入学してリズムに慣れることができます。

     

    ただし編入が認められていない大学もあるため、自身の希望する大学のシステムを予め調べておきましょう。

     

    また、日本とカナダではカリキュラムや授業内容が異なり、単位として認められないこともあります。この場合は高校の成績ではなく、日本の大学での成績が基準となるため、高いGPAを取れれば編入は十分可能です。

    必要な英語力

    カナダの大学で勉強する場合、大学の授業についていける程の英語力が必要となります。日常会話程度の英語力だけでは不十分で、プレゼンテーションができるように論理的に話す技術やアカデミックな内容でも聞き取れるリスニング能力や理解能力が求められます。

     

    この英語力があるかの判断基準にはTOEFLやIELTSのスコアが使われます。TOEFL iBT80以上、IELTS6.5以上が基準となりますが、希望する大学によってはそれ以上を求めるところもあります。

     

    また、基準を満たしていない場合でも「条件付き入学」が認められ、入学前に大学で行われる英語研修に参加してスコアを上げると入学できます。

    カナダの大学にかかる費用

    カナダの学費について

    留学生と現地学生の学費は異なります。現地学生の方がはるかに安く、4年間フルタイムで大学に通うのであれば、その差はかなり大きくなります。カナダの市民権や永住権を持っている人は現地学生とおなじ学費で通うことができます。

     

    また、州立の大学が多いですが、州によって学費も異なります。学費が最も高いのは、トロント大学があるオンタリオ州であり、平均授業料は約293万円となっています。

     

    それに対して最も授業料が安いのはニューファンドランド・ラブラドール州であり、年間約100万円です。

     

    高い州と安い州ではおよそ3倍もの開きがあります。学費を節約したい人は希望している大学がある州の学費を参考にするといいでしょう。

    カナダの奨学金制度

    カナダの大学で勉強したくても金銭的に無理だと諦めてしまう人も多いでしょう。特に学費が高いオンタリオ州やブリティッシュコロンビア州の大学に入学する場合、日本の大学に通うよりも高くなることが多いです。

     

    そんな人のために、カナダで勉強する人のための奨学金制度があります。日本のものでは「日本学生支援機構」が有名ですが、他にも条件を満たすことで無利子の奨学金が借りれたり、給付型の奨学金制度を利用できたりします。

     

    また、カナダ独自の奨学金制度があり、クィーンズ大学へ留学する場合は「高円宮記念クィーンズ大学留学奨学金」で年間約190万円の支給を受けられたり、「IELS北米奨学金制度」で3名に約60万円が支給されたりします。

    カナダでの生活費

    カナダの大学で学ぶ場合、必要となるのは学費だけではありません。出費の大半を占めるのは生活費となります。住む地域や州の物価によっても大きく異なりますが、都市部に住む場合は家賃・水道・光熱費で8万円〜10万円/月かかります。

     

    留学生用の学生寮を用意してくれている大学も多いため、その場合はある程度家賃を節約できるでしょう。さらに外食ではなく自炊にすることで節約でき、食費を月3万円以内に収められます。

     

    カナダでは消費税だけでなくチップも必要となるため、予想以上の出費となることが少なくありません。

    交換留学とは

    カナダの正式な学生として入学する以外にも、交換留学という選択肢があります。これはカナダの大学と日本の大学で提携を組んでいる場合、授業料はそのまま自身が所属する大学に払いながら、カナダの大学に半年や1年間通うというものです。

     

    州の学費が高い地域の大学に通っても、授業料は日本の大学に納めるので金銭的負担が大幅に軽減されます。ただし教科書代は別途必要であり、専門科目によってはこれが高額となることもあります。交換留学用の奨学金制度もあるため、利用するのもいいでしょう。

    カナダの大学で学べる科目

    州によって特化している分野が異なる

    日本でも大学によって力を入れている学部やレベルが高い学部は異なります。しかしカナダでは州ごとに得意分野が異なるため、大学で特化している分野も異なります。

     

    ブリティッシュ・コロンビア州ではマルチメディアや環境、バイオの分野が得意であり、アルバータ州では工学や天然資源の分野が得意とされています。

     

    また、ケベック州ではIT系ニューファンドランド島では海洋産業と地域の産業と結びついた専門知識を学ぶことができます。

     

    大学のレベルや名門かどうかで選ぶのもいいですが、自身の学びたい分野がはっきりとしている場合は、特化している分野を参考にどの州の大学に入学するかを決めるのもおすすめです。

    幅広い専門分野

    日本に比べ、カナダでは学部の専門分野が幅広く設定されています。日本では1つにまとめられる学部でも、カナダの大学ではいくつもに分かれているため、自身の興味に合わせてじっくりと専門知識を学ぶことができます。

     

    日本とは違い、転部や州内で別の大学へ移ることも簡単にできるため、入学したけれど他のことを学びたい場合も心配ありません。

     

    大学卒業後も専門知識が身についているので専門職に就きやすいというメリットがあります。カナダの大学を卒業後、日本に帰国して就職する場合も強いアピールポイントとなるでしょう。

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    まとめ

    今回はカナダの大学について、日本との違いやカナダの大学ランキング、及び進学方法を含めて詳しく紹介しました。

     

    留学前でカナダの大学に入学できるほどの英語力がない場合でも、カレッジや語学学校から進学できるパターンは多いので諦める必要はありません。

     

    自分の納得できる留学ができるよう、様々な選択肢を探ってみましょう。

    永井将馬

    ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

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    カナダの看護師制度は?学校選びから資格取得まで徹底解説!

    Canada_nurse

    カナダでの看護師を目指し、永住を検討している人も多いのではないでしょうか?決して簡単な道のりではございませんが、永住権の取得や海外の医療現場働くという大きな挑戦ができます。

     

    今回はカナダの看護師制度からや資格の取得手順まで詳しく解説させて頂きます。

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    カナダの看護師について

    カナダでは看護師の登録を州毎に行っている為、登録基準や実際に看護師として行える内容についても違いがでてきます。日本の資格の場合は全国共通で業務内容については国が定めている為大きな違いはありません。

     

    カナダで看護師を目指す際は各州の看護協会のHPをしっかり確認しておきましょう。

     

    カナダでは職業不足リストに看護師も記載されており、とても需要があります。看護師を目指す事は容易ではありませんが就労ビザの取得、永住権を視野に入れている方は挑戦してみるのも良いでしょう。

    給与について

    カナダの看護師の平均給与は約650万~750万円($65,000~$75,000)/年となっています。

     

    州により違いはありますが、カナダの平均給与である約600万円($55.800)/年に比べると平均よりも高い水準となっております。

     

    日本の看護師は平均約480万円となっておりますのでかなり差があります。

    看護師はカナダで人気職業

    カナダで看護師は人気職業の一つですが、看護師の上位資格であるナースプラクティショナーはカナダ国内で人気ランキングTOPになっています。平均給与が約1100万円ととても高額になります。

    ナースプラクティショナーとは

    1965年にアメリカで始まった制度になります。基本的に看護師は医師の指示に従い医療行為を行いますが、ナースプラクティショナーの方は特定分野の医療行為を医師から独立して行うことができ、診察や薬の処方ができる看護師として医療業界を支えています。

    日本の高齢化社会はかなり深刻な問題ですが、カナダでは2050年頃までに人口の3分の1が60歳を超えるという予測があります。
    将来予測から考えても、医療従事者や看護師の需要は高くなると言えるでしょう。

    看護学のプログラムについて

    カナダのCollege、大学では看護師(RN Registered Nurse)准看護師(RPN Registered Practical Nurse)のコースが提供されています。

     

    基本的に看護の知識に変わりはありませんが4年生大学卒業の学位もしくは短期大学で得ることのできる学位となります。各州の看護協会によって看護師になる為の申請条件が異なる為、進学前にしっかり確認をしておきましょう。

     

    カナダで看護師を目指す場合はCollegeのPractical Nurseのコースを修了し大学Registration Nurseのコースに編入するのが一般的な流れとなります。

     

    しかし、英語力やコースの入学条件によっては直接入学ができない為、語学学校やオンラインのコースにて必要な単位を取得する必要もあり、日本の看護コースに入学するよりもかなりレベルが高くなります。

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    日本で看護師経験のある方におすすめのカレッジ


    オンタリオ州にある公立カレッジであるConestoga Collegeが提供している「Enhanced Practice for Internationally Educated Nurses」は2年間通うことでカナダの看護師になれるプログラムです。

     

    日本で4年制大学を卒業し、看護師経験のある方限定のプログラムです。

     

    カナダのヘルスケアの仕組み、特にシニアの方へのケアを重点的に学びます。最先端の施設やシミュレーション機器を用いながら実務に即したプログラムです。

     

    the College of Nurses of Ontario professional standardsに即したプログラムのため、Registered Nurseになるのに最適です。

    Conestoga College(コネストーガ・カレッジ)

    Practical Nurseコースでおすすめのカレッジ3選

    Seneca College

    カナダで知名度も非常に高い大規模なCollegeになります。留学生の受け入れも非常に多く、就学中から卒業後の進路についても丁寧にサポートしてくれます。

     

    難しい看護のコースであるからこそ充実したサポート体制の学校であれば安心して就学ができるでしょう。

    Seneca College(セネカカレッジ)

    Camosun College

    ブリティッシュコロンビア州ビクトリアに2校のキャンパスを持ち、全校生徒は約2万人、留学生は10%程在籍しています。大学編入プログラムも充実しており有名大学への編入実績もある人気校になります。

    カモーソン・カレッジ

    George Brown College

    政府からも教育の質が認められており、講師やカリキュラム全てにおいて学ぶ為に最適な環境が整えられている学校になります。卒業生は有名大学への編入だけでなく、即戦力としてキャリアを積む学生も数多く輩出しています。

    George Brown College(ジョージブラウン・カレッジ)

    Registration Nurseコースでおすすめの大学3選

    Toronto University

    カナダでトップクラスの大学でもあり、看護学については世界でもトップクラスに位置する名門大学になります。進学は非常に難しくなりますが高い教育レベルを求めるのであれば挑戦してみるのも良いでしょう。

    Toronto University

    The University of British Columbia

    ブリティッシュコロンビア大学の看護学は100年の歴史があります。カナダ国内だけでなく世界中から入学希望する生徒も多く、看護学についても数多くのプログラムを提供しています。

    The University of British Columbia

    University of Calgary

    バンクーバーやトロントから離れた環境で就学ができます。看護学の提供されている大学の中でも注目されており、認定プログラムの制度も充実しています。大学院への進学を検討されている方にもおすすめです。

    University of Calgary

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    カナダの看護師資格取得について

    カナダでの看護師資格は日本で看護資格を保持している場合と保持していない場合、また州によっても資格取得の条件、登録手続きが異なります。

     

    英語力は必須となりますが、カナダの場合、州によっては英語ではなくフランス語の申請で資格取得が可能となっています。

     

    大学で看護学を学ぶ必要もありますが日本での看護師資格を保持している場合はカナダでの就学が必要ない場合もございます。

     

    最終的には国家試験のNCLEX-RNを受験し看護師登録へと進み、無事登録が完了されれば晴れて看護師として働く事ができます。

    NCLEX-RNとは

    看護師資格取得の為に受験が必要な国家試験になります。300問もの試験問題の中から75問を解いた時点で合格ラインに達しているかの判定が行われますが、判定ができない場合は最大で265問まで追加で試験が行われます。

     

    試験はコンピューターのテストになり正答率が上がるにつれて難しい問題が出題されます。最大6時間まで試験時間がある為、集中力も必要になりますのでしっかり準備して試験に挑む様にしましょう。

    カナダで看護学を学んだ学生の約8割は1回目の試験で合格しておりますが、カナダ国外での就学後の学生の合格率は約6割となっている試験になります。

     

    大きな問題としはやはり英語力になりますので語学学校や留学前から英語の勉強もしておく事をおすすめ致します。

     

    また、カナダの文化や歴史も知っておく必要がありますので簡単に合格できる試験ではない事を理解しておきましょう。

     

    日本で正看護師資格をお持ちかどうかで取得プロセスが異なりますので、2つのパターンをご紹介します。

    日本で正看護師資格をお持ちの場合

    ※実際の申請条件は各州により異なりますますのでご注意ください

    ①申請条件に必要な英語力を身に付ける

    既に日本で看護師資格を保持している場合、カナダの大学に1から通いなおす必要がない場合もございます。NNAS、各州の看護協会の要件次第で看護師になる為に何が必要か確認しておきましょう。

     

    カナダの看護師は基本的に4年生大学の看護学部を卒業している必要がございます。

     

    申請前に留学生が一番苦労する看護師になる為の条件として英語力があげられます。州によってはフランス語でも申請が可能ですが、語学力の証明が必須となります。

     

    英語力に関してはかなり高いスコアが求めら、IELTSスコアの場合は7.0が必要となります。

    看護師資格時に必要な英語力

    IELTS:リスニング7.5 スピーキング7.0 ライティング7.0 リーディング6.5

    CELBAN:リスニング10 スピーキング8 リーディング8 ライティング7

    看護師資格時に必要なフランス語力

    TEF:スピーキング5 リスニング5 ライティング5 リーディング4 ボキャブラリー&グラマー4

    カナダで看護師を目指すにはかなり高い英語力が必要になりIELTSスコアの取得が必要となります。一般英語コースや発音矯正のコースではなく、試験対策や医療英語コース、進学準備コースの評価が高い学校を候補として検討していくと良いでしょう。

     

    英語力が既に高い方であれば直接専門的な英語を学ぶ事ができる医療英語コースがおすすめです。

    ②NNASもしくは各州の看護協会による審査

    申請には必要書類と資格証明書の提出が必要になり、語学力の証明、卒業証明書、成績証明書を送付し審査を行ってもらいます。

     

    ビクトリア州ではCBA(Computer-Based Assessment),SLA(Stimulation-Lab Assessment)といった試験(コンピューター試験と実技試験)が行われます。

     

    カナダの正看護師は看護学部の4年制大学卒業をしている事が一般的です。また医学、外科看護における理論、臨床指導等が含まれている必要がある為、3年生以上の看護学を修了している場合でもNNASの審査の結果次第では大学への進学や編入を求められる可能性もありますのでご注意ください。

    NNASとは

    カナダ国外での看護師資格を保持している方がカナダで看護師になる為に審査が必要になります。その審査や評価、また必要なものが他にないか各州の看護協会へ評価を届ける機関になります。いままでは各州への申請でしたが2014年8月よりNNASに申請が可能になり手続きがかなりスムーズになっています。

    NNASの登録手続きについて以下でご説明いたします。

    アカウントの作成

    申請の前にまずアカウントの作成が必要になります。E-mailアドレスやクレジットカードなどの個人情報が必要になります。登録完了後にNNAS IDナンバーが発行されます。IDナンバーに関しては申請の際に必ず必要になりますので忘れない様に注意しましょう。

    身分証明書の提出

    NNASに身分証明書の提出が必要になります。証明書に関しては2種類提出が必要になり顔写真入りで有効期限内の証明書(パスポートや運転免許証)、もう1点は政府発行の物が必要になります。

     

    証明書類に関しては行政書士や弁護士等の公認が必要になりますので時間に余裕をもって準備を進めていきましょう。

    看護教育の証明を提出

    看護学の修了した証明を個人ではなく学校からNNSAに直接送付してもらう必要がございます。個人での手配だと受け取ってもらえないので注意してください。

    看護師資格証明書の提出

    日本で取得されている場合は厚生労働省から発行になります。こちらの書類については厚生労働省からの送付が必要になりますので手配の際には余裕をもって進める必要がございます。

    看護師経験を証明できる書類の提出

    NNASが用意したフォームを印刷して、過去5年間に働いた雇用先に記入を依頼します。雇用主にフォームを記入してもらったら直接NNASに送付してもらいます。

    英語力を証明できる書類を提出

    英語かフランス語が第一言語ではない人に関しては英語力の証明が必要となります。証明書がない場合はテストを受講して6か月以内のスコアを証明できる書類をNNASに送付します。

    ③国家試験(NCLEX-RN)に合格

    NNAS、各州の看護協会の審査を受け、国家試験NCLEX-RNの受験資格があると認められたら受験資格(Authorization te Test)を取得し、NCLEX-RNを受験しましょう。

     

    国家試験に合格したら無看護協会への登録に進むことができます。

    ④申請をした州で看護協会への登録

    看護協会への登録は試験の合格だけでなく健康状態や過去の犯罪歴、業務の適応性等も審査の対象になります。州によっても基準は変わりますので看護師を目指す州の看護協会の事は事前に調べておくと良いでしょう。無事登録が完了されたら登録された州で看護師として働く事ができる様になります。

    日本で正看護師資格をお持ちでない場合

    日本で看護師以外のキャリアを歩んでいる人や、高校卒業後の留学を検討している人についてはカナダの4年制大学の看護学部の進学を目指しましょう。

     

    大学に関してはカレッジからの編入可能となっております。入学条件もあり簡単には入学ができない為、高校の成績もしっっかり確認しておきましょう。

    ①進学ができる英語力を身に付ける

    まずは看護学部での就学の為に英語力を付ける必要があります。入学に関しては高校の成績証明書が必要となります。英語力が足りない方は語学学校の英語コースから進学を目指していきましょう。

    一般的に必要な英語力

    ILETS:7.0~7.5

    TOEFL iBT:平均100

    TOEFL PBT:600

    COPE:86

    ②カレッジ・大学進学をして看護学を学ぶ(看護協会認定の学校)

    カナダで看護師を目指して進学をする場合は看護師になりたい州で進学をしましょう。また進学の際には各州の看護協会が認定している教育機関を選ぶことも重要です。

     

    まずはPre-Healthプログラムを受講し、医療に関することを幅広く学びます。その後、Practical Nurseコースなどへの進学を目指しますが、Pre-Healthプログラムで上位修了者でないとなかなか合格となりません。

     

    また、認定されている学校であっても留学生の受け入れがない学校もある為注意しましょう。看護プログラムの開講がされているかどうかは各州の公式サイトから確認ができますので確認しておきましょう。

     

    語学学校から進学の場合は就学中にアカデミックカウンセラーがいる学校を選んでおけば安心して進学の準備も可能です。

     

    看護学部への進学には数学の成績も必要になりますので現地高校からの進学がおすすめです。しかし、既に高校を卒業されている場合でも足りない単位のみオンライン等のコースで取得が可能(約3か月)となり進学条件を満たす事ができます。

     

    こちらのプログラムについても英語で学ぶ必要がある為まずは高い英語力をしっかり身につけましょう。

    CRNBC(ブリティッシュコロンビア州)

    CNO(オンタリオ州)

    ③国家試験の合格(NCLEX-RN)

    日本では看護師になる為に国家試験を受験し合格しなければなりませんが、カナダも同様に国家試験(NCLEX-RN)の受験が必要です。

     

    また受験には英語力の証明を看護協会にする必要があり、IELTS総合平均7.0以上のスコア証明が必要となります。州によってはフランス語でも登録は可能になりますので受験される州の看護協会の情報を確認しましょう。

    ④州の看護協会への登録

    大学卒業、国家試験合格と条件を満たす事ができたら、最終審査に進みます。健康状態や過去の犯罪歴、看護師としての業務に対する適応性等が審査対象になります。

     

    こちらの審査が問題なく通過できれば看護協会へ看護師として登録されカナダで看護師として働く事ができる様になります。

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    進学におすすめの語学学校3選

    ILAC

    試験対策や進学英語はもちろんですが、アカデミックカウンセラーが在籍しており進学先や編入についても非常に詳しく現地渡航後にもサポートが充実しています。進学先が決まってない生徒様でも現地で方向性を決めていけるので安心して留学をすることができます。

    ILAC日本語ウェブサイト

    ELS

    カナダとアメリカに600校以上の提携校があり過去には4万人以上の学生がELSから進学をしていおり、実績ある語学学校になります。世界的に有名なナショナルジオラグラフィック社との共同開発の英語教材は非常に評価が高く楽しく英語を学べる環境が整えられています。

    ELSランゲージセンターズ(トロント校)

    Kaplan

    世界的に有名な語学学校でもあるKaplanは進学先の提携校も豊富です。オンライン授業や自宅でも使えるオンライン教材が用意されている為、自分次第では数多くの時間を勉強に費やす事もできますので英語力の向上も早くなります。

    Kaplan

    医療英語でおすすめの語学学校3選

    ILSC

    すでに看護士や医療現場での業務経験がある人にとっても勉強になる医療英語を学ぶことができます。単語や会話だけでなく実際の現場を想定したプレゼンテーションやロールプレイングも行うことでより実践に近い感覚で学ぶ事ができます。

    ILSC トロント校

    SSLC

    実践的な医療英語を学びながら、キャリアを築くのに必要な基礎的な部分も学習していきます。週1回は教師と1対1の時間も設けられており難しい勉強の中でも充実したサポートを受けながら就学が可能です。

    SSLCバンクーバー校(スプロット・ショウ・ランゲージ・カレッジ)

    ESC

    トロントにある医療英語コースで人気の学校になります。医療英語コースに加えてビジネス英語コースも開講しており、進学の前にビジネス英語、医療英語と組み合わせる学生様も数多く在籍しています。

    ESCトロント(イングリッシュスクール・オブ・カナダ)

    医療英語については以下で詳しく説明しております。

    カナダの医療英語・ヘルスケア留学で医療現場に必要な英語力を磨こう

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    現地での就職について

    カナダでの看護師資格が登録されただけでは外国の方がカナダで国内で働く事はできません。就労ビザ永住権といった現地で正式に働く事のできるビザの取得が必要となります。

     

    カナダだけでなく海外での就職にはビザの問題もでてきますので簡単に就労ビザや永住権が取得できる訳ではありません。

     

    おすすめとしてはカレッジや大学卒業時に申請が可能なPGWPワーキングホリデーを利用して合法的に仕事を初めていき、後に就労ビザや永住権といった難しいビザの申請をしていく事が良いでしょう。

     

    カナダの看護師になるのは簡単ではありませんが、焦らず一つずつステップを踏んでいくことをおすすめいたします。

    Yuri Kondo

    幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

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    ケロウナ留学におすすめの人気『語学学校』全3校徹底紹介!


    ケロウナはカナダ東部のブリティッシュコロンビア州にある街です。バンクーバーから車で約4時間程度に位置し、カナダの中でも比較的温暖な気候のため果樹園やワイナリーが多くあります。

     

    オカナガンレイクという湖沿いにある街で自然を使ったアクティビティが多くあり、カナダ人に人気のリゾート地となっています。ケロウナは自然に囲まれた街でのんびりと留学したい人におすすめの留学先です。

     

    ケロウナは語学学校の数が少なく、よく日本人が行くのはたったの「3校」です。今回は、こちらの3校を比較紹介していきます。

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    1位 IGK


    IGKはケロウナで2002年に設立された一番古い語学学校です。ダウンタウンの中心にキャンパスがあるため通学に便利で放課後にはカフェやショッピング、ビーチまで徒歩で行くことができます。

     

    各試験対策やワインの知識を学べるコースなど魅力的なプログラムが多く、日本人のカウンセラーが在籍しているため英語初心者の方でも安心して通うことができるおすすめの学校です。

    特徴①選べる時間数でしっかり学べるESLコース

    IGKのESLコースは1週間に25時間のクラスが受けられるフルタイム、1週間に10または15時間のクラスの2種類あるパートタイムクラス、さらにしっかり学びたい生徒には30時間のクラスと1時間のマンツーマンのクラスが受けられるExecutiveの4つある選択肢から希望にあった時間数を選ぶことができます。

     

    6レベルに分けられたクラスは8~15人の少人数で受けられるため講師からのケアが行き届いた環境で学習することができ、短期間でもしっかり上達を実感することができます。

    特徴②楽しみながら英語を学べる豊富なキャンププログラム

    IGKでは英語を学びながらプラスでワインや農業、カナダの文化などが学べるツアーや、ゴルフやカーリング、ホットヨガなど体験できる魅力的なプログラムがあります。

     

    どのプログラムも1週間から長いもので4週間程度なため長期の休暇を使っての短期留学をすることができます。さらに、子供向けのキャンプも多く揃っているため親子留学にもおすすめの学校です。

    特徴③アクティビティが多く開催されていて留学生同士が仲良くなりやすい

    放課後や週末にはケロウナの自然や文化を活かしたアクティビティが多く開催されていて生徒は無料か必要最低限の金額で参加することができます。

     

    シアトルやバンクーバーへの旅行や放課後のビーチバレーやホッケーなどのスポーツ、パーティやワインテイスティングなど先生や多くの生徒が参加するのでシャイな方でも他の留学生と打ち解けやすい学校です。

    IGKの授業料

    一般英語 フルタイム 25時間/週
    期間直接申し込みラララ割引
    1~4週間$ 300/週$ 300/週
    5~12週間$ 290/週$ 290/週
    13~24 週間$ 280/週$ 280/週

    IGKケロウナ(インターナショナル・ゲートウェイ)

    2位 VanWest College


    バンクーバーとケロウナにあるキャンパスを持つVanWest Collegeは学校間を移動することができるため2都市に滞在することができます。

     

    また、各国籍が35%以上にならないように国籍制限をしているためどの時期に始めても国際色豊かな環境で通学することができます。さらに、少人数のクラスで学べて先生と生徒の距離が近く相談や友達作りがしやすいアットホームな学校です。

    特徴①英語の基礎がしっかり学べるESLコース

    VanWest CollegeのESLコースは午前は基礎をしっかり学び、午後のクラスは選択科目となっているためそれぞれの目的に合わせた科目を選ぶことができます。

     

    授業はクラスメイトとペアやグループを組んで行うものも多くスピーキングスキルを磨くことができます。

     

    また、毎週金曜にはその週に行った授業の復習のテストがあるため自分の弱点や理解できなかったところを明確にすることができ、限られた期間でもしっかりと英語のスキルを伸ばすことができます。

    特徴②Co-opプログラムが充実していてインターンシップに強い

    ある程度の英語力があれば受講できるビジネス専門プログラムではマーケティングやホスピタリティ、カスタマーサービスなど専門的な知識を学び現地の会社で働くことができます

     

    人気リゾート地であるケロウナのワイナリーや旅行会社、ホテルで働くことができるためスキルアップでの留学を考えている方におすすめのプログラムです。

    特徴③ボランティアに力を入れている

    English & Volunteer Experienceプログラムでは8週間の間に午前中は一般英語、午後から地元のボランティア団体などでボランティアに参加できます。ボランティアをすることによってカナダの文化を学べたり社会貢献することができるおすすめのプログラムです。

     

    ボランティア中はネイティブとコミュニケーションを取って行っていくため、より実践的な英語を体で覚えていくことができます。ボランティア経験は履歴書にも書けるのでワーホリの方や日本に帰っても就職活動の予定がある方にもおすすめです。

    VanWest Collegeの授業料

    一般英語 25時間
    期間直接申し込みラララ割引
    1~11週間$ 320/週$ 320/週
    12~23週間$ 310/週$ 310/週
    24~35週間$ 300/週$ 300/週
    36~47週間$ 290/週$ 290/週
    48~52 週間$ 290/週$ 290/週

    Vanwest College ケロウナ

    3位 Okanagan College付属語学学校


    公立カレッジであるOkanagan Collegeの付属語学学校では世界中から生徒が集まる規模の大きな語学学校です。ホームステイや本科の学生も滞在する学生寮に滞在することもできるため現地のカナダ人と交流できる機会が多くあります。

     

    また、放課後や週末にはアクティビティやイベントが多く開催されているためより充実した留学生活を送ることができます。

    特徴①バランスよく学べるESLコース

    Okanagan CollegeのESLコースはどのレベルでも英語の4スキルが満遍なくバランスの取れた授業を受講することができます。さらに、レベルが上がるごとにアカデミックな内容が学べるクラスの時間数が多くなるため初級者から上級者までどのレベルでも満足できるようなコースになっています。

     

    また、選択科目で苦手スキルや伸ばしたいスキルのクラスを受けることができます。

    特徴②大学進学に力を入れている

    Okanagan Collegeは進学希望の生徒が多く通っていてESLのコースでも上級レベルのコースを修了すれば本科に英語試験免除で編入することができます。

     

    また2年ある大学編入コースを修了後には多くの提携大学に編入することができるため将来的にBC州で進学を考えている方におすすめのコースです。

    特徴③生徒へのサポート体制がしっかりしている

    多くの留学生が通うOkanagan Collegeでは留学生担当のカウンセラーが常駐していたり、講師に相談できるラーニングセンターの設置など留学生へのケアが行き届いています。

     

    また、日本人カウンセラーがいるため英語では相談しにくいことなども気軽に言える環境で、留学初心者の方や進学などを考えている方でも安心して通える学校です。

    Okanagan College付属語学学校の授業料

    一般英語 フルタイム
    期間直接申し込みラララ割引
    16週間$ 2,200$ 2,200

    オカナガンカレッジ付属語学学校

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    ケロウナ語学学校まとめ

    カナダの広大な自然に囲まれたケロウナにある人気語学学校について紹介してきました。日本人や移民が少なくネイティブの人たちが多く暮らすケロウナでは、学校以外でも英語を話す機会が多くあるため短期の留学でもしっかり英語の上達が実感することができます。

     

    学校からのボランティアやインターンシップではケロウナらしいワイナリーやファーム、観光業などで働ける機会が多いためワーホリで留学を考えている方にもおすすです。

     

    ロッキー山脈とオカナガン湖に囲まれた自然豊かなケロウナは田舎や自然が大好きな方にぴったりの留学先です!

    須栗和花

    「海外で生活してみたい」「旅行学を学んでみたい」と強く思い、高校卒業後から海外進学をしました。留学先では、10週間語学学校で英語を勉強し、その後カレッジでBachelor of Tourism and Hospitality Managementを取得しました。

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