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【全139校】カナダの『語学学校』一覧。選び方の8つのポイントを解説!

カナダに留学する」と決めたはいいものの、どの語学学校に通えばいいのか迷ってしまう人は多いです。英語を学びにくる留学生が多いカナダでは、都市部を中心に多くの語学学校があります。

 

今回はカナダ留学で語学学校選びに迷わないために、選び方や見るべき8つのポイントを解説します!カナダに語学留学することを考えている人はぜひ参考にしてみてください。

 

記事の内容を3分動画にまとめておりますので、お時間がない方はこちらをご覧ください。

カナダの語学学校を選ぶ前にやっておくべき2つのこと

語学留学の目的・目標をはっきりさせる

「これだけの期間カナダに行くと英語がペラペラになる」とは一概に言えません。数ヶ月で格段に英語力が向上する人もいれば、1年以上カナダに滞在しても大して英語が上手くなっていない人もいます。

 

この大きな分かれ道は、留学前にあるのです。留学前に「なぜカナダに留学するのか」「何をゴールとするのか」を何度も自身に問いかけ、カナダ留学の目的や目標をはっきりとさせましょう。

 

目的や目標をはっきりと定めることで、それを達成するにはカナダで何を学ぶ必要があるか、どのような語学学校を選ぶ必要があるかが見えてきます。

 

アメリカに比べると約半額で留学できると言われているカナダですが、決して安い金額ではありません。なんとなくカナダにした、皆留学しているから自分もしたということのないようにしましょう。

カナダ留学費用を1ヶ月、半年間、1年間の期間ごとに徹底解説!

語学学校に譲れない条件をリストアップ

Point

✔予算は?

✔授業時間は?

✔滞在先は?

語学学校はカナダ各地にあります。特にバンクーバーやトロントの大都市では語学学校が乱立しており、選び放題です。選択肢が多いからこそ、どのように選べばいいのか迷ってしまいますよね。

 

1つずつ語学学校を見ていくのでは、ただ時間が過ぎてしまうだけです。まずは語学学校選びで譲れない条件をリストアップしましょう。

 

予算はいくらまでなのか、語学学校に何を求めるのか、どのような滞在方法を望んでいるのか、週にどれくらい勉強したいのかできるだけ具体的に希望条件を明らかにしましょう。

 

こうすることで、効率よく希望に合う語学学校を選ぶことができます。ぴったりの語学学校というのは人によって異なるため、人気の語学学校だからといって、そこがあなたにとってもベストの学校とは限りません。ぜひ、自身にぴったりの語学学校をみつけましょう。

カナダの語学学校を選ぶ8つのポイント

①ロケーション


カナダと一括りにしても、国土が広大であり、カナダのどこで留学するのかは大切です。特にカナダという国の特徴として、公用語が英語とフランス語であることが挙げられます。

 

ケベック州では英語よりもフランス語が浸透しており、語学学校には英語を学びにきている現地のカナダ人もいるほどです。

 

その他にも短期留学だから観光地にアクセスしやすいところに滞在したい、長期留学だから落ち着いた少し田舎に滞在したいという希望もあるでしょう。

 

カナダでもある程度どのような場所がいいのかを絞ると、語学学校を効率よく探すことができます。

カナダ留学のおすすめ都市一覧

カナダ留学で人気なのはバンクーバーとトロントです。駅近で好ロケーションの学校をそれぞれ1校ずつご紹介します。

バンクーバー:SELC

ウォーターフロント駅から観光名所の蒸気時に向かって徒歩3分にところにあります。治安のいい立地に学校があるので安心です。

セルク(バンクーバー校)

トロント:UMC

エグリントン駅から徒歩2分の好立地です。駅から学校までほぼ直進なので、迷う心配はありません。

UMCトロント(アッパー・マディソン・カレッジ)

②語学学校の規模

規模人数メリットデメリット
小規模10人〜50人先生や他の生徒との距離が近いコース数が少ない
中規模50人〜100人専門知識を持った教師がいる他の生徒や先生との距離感は遠い可能性
大規模100人以上進学の提携先が豊富先生との距離は遠くなる

語学学校は、大きく3つの規模に分けることができます。10人〜50人の語学学校は小規模であり、生徒数が少ないからこそ先生や他の生徒との距離は近いです。その一方で選べるコース数が少なかったり、レベル分けがされなかったりします。

 

50人〜100人の語学学校は中規模と言われます。小規模の語学学校よりもクラス分けが多く専門知識を持った教師がいる可能性が高い一方で、他の生徒や先生との距離感は遠くなります。

 

そして100人以上は大規模な語学学校にカテゴリーされます。学校内に多くのクラスやコースがあるので、英会話専門の教師、文法専門の教師など専門的な知識をプロから学べます。また、大学やカレッジの提携先が豊富です。ただし人数が多い分、先生との距離は遠くなることがデメリットです。

 

このように規模によってメリット・デメリットはあります。どの規模が自分に合っているかは人それぞれであるため、どの環境が自分好みかを基準に選びましょう。

 

下記で規模別におすすめ学校をご紹介します。

小規模

IGKケロウナ

家族経営のアットホームな学校。クラス人数は最小で9人と講師と生徒のいい距離感を保てるよう、学習環境に工夫がされています。また費用もリーズナブルなのも魅力の一つです。

IGKケロウナ(インターナショナル・ゲートウェイ)

OHC

世界規模の学校でありながら、各キャンパスが小希望校となっています。ヨーロッパからの留学生も多く、カナダではバンクーバー・トロント・カルガリーに3都市にキャンパスがあります。

オックスフォードハウスカレッジ バンクーバー校(OHC)

中規模

SSLC

姉妹校に専門プログラムを持つ、進学にも強い学校です。中でも「キャリアアッププラン」が人気で、追加費用なしに現地でコース変更が可能です。バンクーバー・トロント・ビクトリアにキャンパスがあります。

SSLC ビクトリア校(スプロット・ショー・ランゲージ・カレッジ)

VanWest

厳しい母国語禁止ルールを持つ学校です。その甲斐あって留学生の方のモチベーションも高く、同じ国籍同士であっても常に英語で話す学生が多いです。バンクーバーのみならずケロウナにもキャンパスがあり、田舎で勉強をしたい人にお勧めです。

バンウェスト・カレッジ・バンクーバー

大規模

ILAC

カナダ最大大手の語学学校。
一般英語コースに加え、進学やcoop等専門プログラムも好評です。カレッジ・大学の提携も多いため、進学を希望の方にお勧めです。

ILAC日本語サイト

Kaplan

世界規模の学校です。Kaplan独自の教材を使用しており、講師・生徒・カリキュラムの質は大変好評です。

カプランインターナショナルカレッジ(トロント校)

③コースの充実度

語学学校によってコースの充実度は異なります。「英語」と一括りにしても、スピーキングを重視する学校もあれば、読み書きを中心に英語のスコアを伸ばすことに特化している学校もあります。

 

また、コースで言えば生活で使う英語を中心に授業を行う「一般英語コース」、カナダをはじめとする海外大学への進学を目指す「大学受験コース」、TOEICやTOEFLなどの対策をする「試験対策コース」、仕事で使う英語を勉強する「ビジネス英語コース」などがあります。

 

大規模な語学学校であれば自由にコースを変えられたり、他のコースの授業を聴講できたりします。その一方で小規模な語学学校では、そもそもコースが設定されていないこともあります。

 

効率よく自身の英語の目標を達成するためには、適切なコースを選択することがカギとなります。

 

下記の学校は多様なコースに定評があります。

ILSC

選択制の時間割を採用している学校です。他校では午前に基礎英語、午後に選択科目となっていることが多いですが、ILSCでは午前の授業から選択をすることができます。科目数は130以上と豊富です。

ILSC バンクーバー校

SGIC

スピーキング特化・ILETS対策・ビジネス英語・TESOL、TECSOL等のコース加え、提携カレッジで受講可能な「ジョイントcoopプログラム」で有給インターンシップが可能です。

SGICトロント校(セント・ジョージ・インターナショナル・カレッジ)

④希望の学習環境


人によって学習の効率が上がる環境は異なります。図書館のように静かな環境で勉強したい人、カフェなどある程度騒がしい場所で勉強したい人、机に向かって勉強することで覚えられる人、人と話しながらの方が覚えられる人など、どの勉強法が正しいというのはありません。

 

そのため、語学学校が提供している学習環境をチェックしてみましょう。語学学校の中に図書館やカフェが併設されているところや、英語を話したい人が集まる部屋を用意しているところもあります。

 

自分に合わない学習環境の中では十分に学習効果が発揮されず、思ったより英語力が伸びない原因にもなるので重要です。

 

下記の学校は商業施設内に学校があるのが特徴的です。

IH Vancouver

商業施設内にキャンパスがあるので、家では集中ができないという方には最適です。ちょっとしたカフェ等もあるので、帰りがけに課題やテスト勉強をして帰るにはちょうどよい環境です。

IHバンクーバー(インターナショナル・ハウス・バンクーバー)

⑤教師資格の有無やトレーニング制度

語学学校のパンフレットやサイトを見てみると、教師について資格がある人だけを雇っていることやトレーニング制度の充実さが記載されていることが多いです。

 

教師資格があるということは教えるプロであることを示します。特にビジネス英語やTOEIC/TOEFL/IELTSなどの英語スコアを伸ばしたいという具体的な目標がある場合、専門知識を持った教師陣であることは安心要素となります。

 

面接や英語テストだけで語学学校の先生になれるところもありますが、専門知識を学びたい場合にはそれ相応の資格や経験があるかを確認しましょう。また、学校によっては教師の質を高めるため、毎月のように教師もテスト受け、合格点を出すことを条件にしている学校もあります。

 

下記の学校は先生の教育に力を入れています。

Kaplan

長期勤務の講師が多いので、各講師色々なアプローチをかけて授業を展開してくれます。学校独自の教材使用方法のトレーニングや講師資格を持っているので、卒業生からの満足度も非常に高いです。

カプランインターナショナルカレッジ(バンクーバー校)

EC

英語教育の専門知識と経験を持った専門スタッフチームが作成している「グローバルカリキュラム」があります。各レベル・各週・毎日の授業で網羅すべき内容が明確にされているので、より質の良い授業を提供しています。

EC バンクーバー校(イングリッシュ・ランゲージ センター)

⑥無料クラスがあるか


語学学校によっては無料クラスを実施しているところもあります。これは参加自由制で、放課後などの空いている時間帯に文法や会話、ボキャブラリーなどの授業を先生が開講してくれるというものです。

 

日本人のカウンセラーがいるところでは、英語だけでは理解が難しい生徒に向けて、日本語で文法のつまずきやすい箇所を教えてくれるところもあります。

 

無料クラスは無くても支障はありませんが、あったほうが英語学習に役立てる可能性が高いです。そして何より無料クラスなので気軽に受けられ、まずは受講してみて「自分には合っていない」、「このレベルなら自分でも勉強できる」、「放課後は他のことをしたい」などと思うのであればいつでも止めることができます。

 

そのため、無料クラスが全くない学校よりは、無料クラスがある学校の方がおすすめです。

 

下記の学校は無料クラスが充実しています。

EC

会話クラブやスキル別クリニック等、各学校オリジナリティーある無料ワークショップを提供しています。仕事探しに活用できるものや、ゲームを通して楽しく英語を学べるものなど、ユニークなものもあります。

ECトロント校(イングリッシュ ランゲージ センター )

Tamwood

無料のワークショップが豊富にあります。生徒が悩みやすいテーマを勉強会として開講していて、ボキャブラリー・ディスカッション・スピーキング・発音等12のカリキュラムの他にも、毎ランチ時間に個別の質問ができるスタディーホールがあります。

Tamwood Language Centres(ウィスラー校)

⑦1週間の授業数


語学学校を選ぶ際、多くの人が費用面だけを見ています。もちろん、決して安くはない留学費なのでなるべくコストを抑えたい、安い学校に通いたいという人が多くいます。

 

しかし金額の安さだけで語学学校を選ぶのは危険です。金額とともに必ず1週間の授業数やスケジュールが記載されているので、注目しましょう。

 

金額が安くても午前中だけしか授業が無い学校や、金曜日はクラスがない学校もあります。それに少し費用を足すだけで2倍の授業が受けられることも少なくありません。

 

金額面での安さだけでなく、1週間の授業数に合わせてコストパフォーマンスが高い学校を選ぶことがポイントになります。

 

しかし、そうは言っても費用も重要な要素です。格安語学学校をご希望の方は以下をご覧ください。

カナダの授業料が安い語学学校!費用を抑えて格安カナダ留学!

授業時間が長い学校としては下記が挙げられます。

ILAC

インテンシブイングリッシュで30レッスン/週、パワーイングリッシュで38レッスン/週と、断トツにレッスン数が多いです。パワーイングリッシュでは通常より30%早く上達する実績も持っています。

ILACバンクーバー校(インターナショナル・ランゲージ・アカデミー・オブ・カナダ)

CCEL

フルタイムで28レッスン/週、フルタムインテンシブで38レッスン/週と、ILACに次ぐレッスン数の多さです。coopプログラムや試験対策等、コースも豊富にあるので大変お勧めです。

CCEL(カナディアン・カレッジ・オブ・イングリッシュ・ランゲージ)

⑧入学時期

私立の語学学校では多くが毎週のように入学できるようになっています。しかし中には2週間ごと、1ヶ月ごとと入学時期が決まっている学校もあります。

 

同じ語学学校でも、大学に附属している語学学校はセメスターの初めにしか入学できず、それを逃すと次のセメスターまで待たなければいけないこともあります。

 

入学時期によって渡航のタイミングも変わってくるため、せっかくカナダに来たのに、最初の何週間かすることがなくて家にこもっていたなどということがないためにも、事前に入学時期は確認しましょう。

 

どうしてもこの日から語学学校をスタートさせたいという希望がある場合には、毎週入学を受け入れている語学学校に狙いを定めるといいです。

カナダの語学学校で重視しなくてもいい3つのポイント

①日本人の生徒比率


多くの学校では、ある国籍の生徒が偏ることのないように国籍の制限を設けています。日本人に人気の語学学校でも、全体に占める日本人の割合がおよそ20%を超えないようにしています。

 

これは語学学校側が多国籍で英語の学習環境が整っていることをアピールすると同時に、同じ国籍同士で固まることを防いでいます。

 

留学に来て日本人と交流し、日本語を話していても英語力は向上しません。また、日本人比率が少ない学校に行っても、下級クラスは日本人が集中するケースが多いです。

 

学校全体では10%未満でもクラス内には80%日本人がいるということもあります。そのため、日本人比率だけを見ていても実態がわかりませんので、詳細は留学エージェントや学校に確認しましょう。

②日本人カウンセラーの有無

大規模な学校であれば、日本人カウンセラーが常駐していることも少なくありません。特に初めての留学の場合、分からないことだらけで、緊急時には日本語を話せるという安心感が得られます。

 

これはもちろんメリットとして考えられますが、せっかく英語を使って自身の困っている状況の説明やアドバイスを求められる機会なのに、母語に頼ってしまうことになります。

 

緊急時ほど自身の英語力が試される場であり、伝えたいのに伝わらないという悔しさは英語を勉強するモチベーションにも繋がります。日本人カウンセラーがいることがマイナスポイントとまでは行きませんが、いなくてもプラスの要素になりうるということを覚えておきましょう。

③母国語禁止(EOP)の厳しさ

カナダの語学学校は、全ての生徒に学校内で母国語を使うことを禁止している学校が多いです。つまり、日本人であれば学校にいる間は日本語が使えません。こうすることで日本人同士でも英語で話す機会を作り、他の国の生徒ともコミュニケーションをとれるようになります。

 

しかし、学校によってその厳しさは異なります。英語以外を話していると注意されるところもあれば、母国語を話していても見てみぬふりをしているところもあります。

 

母国語禁止であることは、英語だけを話すことに慣れるという大きなメリットがあります。しかし、ルールが厳しい学校でも日本人が固まれば小さい声で日本語を話す人はどこにでもいるため、母国語禁止をどれだけ意識するかは自分次第です。

 

また、母国語禁止を厳しくしている学校は概して日本人比率が高い学校が多く、そうせざるを得ないというのも実情です。

まとめ

今回は、カナダでの語学学校の選び方について、そのポイントを紹介しました。英語の勉強は自身の努力次第である部分が多いですが、英語を学習する環境も大切です。

 

そのため、語学学校選びは留学の成功を左右する、重要なポイントと捉えることができます。誰にとってもパーフェクトな語学学校はないからこそ、しっかりと通う前に大金を払う価値があるのか、自分にとって通いやすい学校なのかを吟味する必要があります。

【全139校】カナダの語学学校一覧

LCI Language Schoolモントリオール(LaSalleカレッジ付属語学学校)

LCI Language Schoolモントリオール(LaSalleカレッジ付属語学学校)

$238/週~

専門学校であるLaSalle Collegeの付属語学学校です。モントリオールらしく英語とフランス語の授業が開講されています。日本人学生の割合が低く、また専門学校に通うカナダ人とも近い距離感で留学生活を送ることが出来ます。
LCC / ISSランゲージ&キャリアカレッジ

LCC / ISSランゲージ&キャリアカレッジ

$360/週~

バンクーバーにある政府の移民サポートNGO運営の語学学校。以前は移民のみ対象としていましたが、今では日本人をはじめ、諸外国の語学留学生に向けてもその門戸を開いています。
LLI(ロンドン・ランゲージ・インスティチュート)

LLI(ロンドン・ランゲージ・インスティチュート)

$201/週~

全校生徒数50名程の小規模語学学校です。生徒と教師の距離は近く、アットホームな学校です。大都会よりもアジア人比率は少なく、英語環境に身を置ける環境です。少人数制クラスの為、教師の目が生徒一人一人に行き届きます。
MIILAモントリオール

MIILAモントリオール

$275/週~

MILLAは、ケベック州のモントリオールにある語学学校です。ケベック州の公用語はフランス語なため、MILLAでは英語とフランス語のコースが両方開講されています。2007年設立の校舎は非常に新しく、設備も最新です。
MLS(モントリオール・ランゲージ・スタディーズ)

MLS(モントリオール・ランゲージ・スタディーズ)

$1,440/週~

落ち着いた雰囲気で明確な目標を持った生徒が多く、モチベーションを保って英語の勉強に打ち込めます。生徒全体の平均年齢も高めなので、社会人や留学初心者の大人にもおすすめできる学校です。

Yuri Kondo

幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

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    【Co-op留学体験談】CCTBでITを学び、カナダのIT企業に現地就職

    Point

    お名前:YOSHI

    通学した学校:CCTB

    受講コース:Diploma in Digital Marketing CO-OP

    日本生まれ日本育ちながら祖母がカナダ人なことから海外生活に憧れがありました

    私自身がクオーターでもあると言うのはきっかけとしては大きかったです。母方の祖母がカナダ人であるものの、私自身は日本生まれ日本育ちで英語は高校レベルでした。しかし、カナダにルーツがあると言うだけあり、海外には興味があったし「直接やりとりをしてみたい」「海外で仕事がしてみたい」と言う漠然とした目標はあったものの、日本国内で自分で勉強したり駅前留学に行ったりして勉強するのは限界があると感じました。ただ、それでは満足できず、「話せるようになりたい」と強く思っていました。そして「勉強の時間が終われば日本語の環境が当たり前」と言う環境を変える必要があると気づき、それを模索していった結果、「現地で直接勉強していくのが1番効率が良いな」と思い、留学を決めました。

    カナダには行ったことがなく祖母の故郷に行きたいとカナダ留学を決意

    上述したように、母方の祖母がカナダ人で、私自身がカナダのクオーターであると言うのはきっかけでした。カナダ人の血が入っているにも関わらずカナダに行ったことがなかったので、「大好きな祖母の故郷の空気を吸ってみたい」と言うこと、そして自分自身のルーツを知りたいと言うこともあり、カナダにいくことを決めました。同時に、私は人権問題などに非常に興味があtたのですが、カナダはLGBTQなど同性婚が認められていたりと人権先進国でもあったので、そんな「カナダの人権制度を直接学んでみたい」「日本と何がどう違うのかを知ってみたい」と思ったと言うことも同時に「カナダにいく」と言う決め手になった要素の1つではありました。

    CCTBでは数十か国からの留学生と異文化交流しながらITを学びました

    世界数十ヵ国から留学生が集まって来ていたので「日本の常識は世界の非常識」と言うことを直接肌で感じたほど異文化交流が当たり前のようにあったのが刺激的でした。異文化が行き交う中、自分のレベルにあったクラスで英語を学んでいけました。「コミュニケーションが取れる英語」を身につけつつ、そこに「実際に社会や仕事で役立つ表現力」「独学では身につかないネイティブスピーカー独特の言い回し」などを学んでいけたので「実用性の高い英語」が学べました。アクティビティやプレゼンテーションなど「人と交わる時間」「人前で英語で話す時間」も充実していたし、充実したカリキュラムに基づき、ITやWEB関連の専門知識を学んでいけました。現役のエンジニアに「世界で通用するIT技術」を座学、そして実技で学んでいけたので専門的スキルも身につけていくことができました。

    インターン先はCCTBで相談して探しました

    学校に専門窓口があり、そこで相談に乗ってもらえました。自分が何に興味があって、どう言ったことをしてみたいかと言うこと、そして現実的な英語力と照らし合わせながら仕事の提案をしてもらい、それを元に自分で調べたりして選んでいきました。

    日系IT企業でCo-opインターンをしました

    現地にある日系のIT企業で仕事をしました。現地滞在の日本人スタッフもいたので「日本語でコミュニケーションが取れる」という状況ではありましたが、オフィス内は基本英語が飛び交っていました。英語でのコミュニケーションはそれなりに取れるようになってきていたので、それに併せて学んできたIT技術を生かし、海外を相手にしたマーケティングのサポートをして行きました。どうしてもわからないことなどは日本語で聞けたので「ついていけない」と言う状況にはならずとも、「必死にならないとおいていかれる」と言う状況でもあったので無我夢中で作業に取り組みました。しかし、周りの親切なサポートもあり、気づけば語学力も専門スキルもまた一歩進めていると気がつけました。

    卒業後は一度帰国した後、カナダのIT企業に就職

    学校を卒業した後は現地のIT企業にインターンとして経験値を積みました。様々な視点からの物事の捉え方や目の前にある物事の処理をしていく能力にさらに磨きをかけた後、家族の体調不良もあったため一時的に日本に戻りました。大手IT系の企業に数年間勤務をした後、再びカナダに戻りました。その後WEBマーケティング関連の会社に就職をし、経験値をさらに積み、マーケティングリーダーにまでなることができました。日本人の私が数十ヵ国の国籍の英語ネイティブスピーカーの人からなるチームの先頭に立ち、取り組む日々を過ごしています。友人を介して興味があった「人権」に関して学べてもいるし、感覚的にカナダの方があっていると感じているので今後もカナダを拠点にWEBマーケティングの観点から社会の架け橋になって行きたいと思っています。

    Co-op留学費用を徹底解説!費用を抑えてカナダで働く方法は?


    カナダで勉強をするだけではなく、実際に現地で就労経験ができるとして人気のCo-op留学。ワーキングホリデーとは違い、年齢制限もなく働きながら専門知識を身に着けられることが魅力です。カナダにCo-op留学をしようと考えている方のなかには、「Co-op留学の費用は実際にどのくらいかかるんだろう?」と疑問に思っている方もいるかと思います。留学はある程度まとまったお金が必要になりますし、どうせ行くならできるだけ費用を抑えて留学したいですよね。

     

    そこで今回の記事では、実際にかかるCo-op留学の具体的な費用と現地で得られる収入について、また費用を抑えたい方におすすめの専門学校を3校ご紹介していきます!

    Co-op留学費用の内訳

    まずはCo-op留学の費用についてご説明します。 費用は大きく分けて、以下3つです。

     

    ①通う学校に必要な費用(入学金・授業料・教材費) ②現地で生活するための費用(移住費・生活費) ③カナダへ出発する前に必要な費用(渡航費・パスポート・ビザ・海外留学保険)

     

    これらを留学前にしっかりと確認し、大体の金額を把握して準備することが大切です。 費用を甘く見積もってしまうと、実際に現地へ行ったときに金銭的に苦しくなり留学自体を楽しめなかったり、お金が足りなくなって予定より早く帰国しなければならなくなったりといった事態になりかねません。以下では、1年間Co-op留学するときに実際にかかる費用を例にしています。内訳を参考に、ご自身で必要な予算を立ててみてくださいね。

     

    ※1ドル=100円換算で計算しています。実際の費用は時期や個人の選択肢によっても変動しますので、あくまで目安としてご確認ください。

    項目費用
    入学金3万5000円
    授業料100~150万円
    教材費3~20万円
    移住費24万(ホームステイ/3カ月)+54万(シェアハウス/9カ月)
    生活費約70万円
    渡航費20~25万円
    パスポート6000円(5年)/1万6000円(10年)
    ビザ(学生ビザ申請費用+バイオメトリクス費用)2万3500円
    海外留学保険17~25万円

    費用のなかには、工夫次第では節約できるものがいくつかあります。たとえば、学費は無料の留学エージェントを利用したり、学校のプロモーション割引を利用したりすると費用を抑えられる場合があります。滞在費も学生寮・ホームステイ・シェアハウスと選択肢がありますが、シェアハウスが一番費用を抑えられます。さらに自炊を心掛けることで生活費も節約できます。また、渡航費も直行便ではなく経由便を使ったり、ハイシーズンよりもオフシーズンを選んで予約することで費用をかなり抑えられます。

    その他留学費用

    そのほかにも実際にかかりそうな費用として、以下があります。細かい項目ですが、念のため頭に入れておくと安心です。

    項目費用
    健康診断料3万円~4万円
    通信料5~6万円
    お土産5000円~1万円

    また、これらのほかにも現地で旅行や観光に行く予定の方は、その分の費用も用意しておくと安心ですね!

    現地での収入について

    カナダでCo-op留学がスタートしたら、アルバイトやインターンで働いて収入を得ることができます。では実際にどれくらいの収入が得られるのか、バンクーバーで働く場合を例に計算してみましょう! ※1ドル=100円換算。座学期間を6カ月、インターンシップ期間を6カ月として計算しています。

    座学期間:約75万円

    現在のバンクーバーの最低賃金は$15.65です。カレッジの座学期間では週に20時間働くことが許可されているので、だいたい半年で75万円の収入が得られます。

    インターンシップ期間:約150万円

    インターンシップ期間はフルタイムで働けるため、最大の週40時間働いた場合、だいたい半年で150万円の収入が得られます。

    インターンシップ例

    下記はVanwet Collegeが提供しているCo-opの就職先です。

    業界ポジション時給
    高級ホテルゲストアテンダント26.72ドル
    ドラッグストア商品管理マネージャー20.33ドル
    ホテルフロントオフィス19.75ドル
    カフェバリスタ19.00ドル
    空港乗客サービス19.00ドル

    なお、上記の時給は試用期間(通常3か月)のものなので、試用期間後にはもう少し上がることが多いです。また、チップをもらえる職場も多くございます。

    費用を抑えたい方におすすめの専門学校3選

    では最後に、費用を抑えたい方におすすめの私立カレッジを3校をそれぞれの特徴をあわせてご紹介していきます。どれも期間が選べて費用もリーズナブルな学校なので、実際の学校探しの参考にしてみてくださいね。

    ILAC IC

    ILAC International College(ILAC IC)はバンクーバーとトロントのダウンタウンにキャンパスを持つ私立カレッジです。ビジネスとホスピタリティ、英語教師を育成するTESOLのコースを開講しています。

     

    優良ESLのInternational language Academy of Canada(ILAC)を母体としており、質の高いカリキュラムを生かした授業を提供しています。キャンパスはWi-Fiや、コンピュータールーム、生徒用ラウンジなどの設備も整っており、校舎も立地が良いのでどこへ行くにもアクセスが良く、充実した学校生活を送ることができます。

     

    特徴①リーズナブルな料金設定と留学生でも入りやすい入学条件

    ILAC ICの学費は留学生にもチャレンジしやすく、良心的な料金システムとなっています。たとえば、ビジネス系のCo-op付きディプロマコースであれば約80万円で授業が受けられます。また、入学条件となる英語力も比較的低めに設定されており、英語が第二言語である留学生でも入学しやすく配慮されている点では安心です。   同キャンパス内には語学学校であるILACが併設されているため、カレッジの入学条件に満たない場合でも語学学校にて英語力をしっかりと身に着けたあと、一定のレベルに到達すれば試験をせずにILAC ICのプログラムへ移行することも可能です。

     

    特徴②パスウェイプログラムで進学後の授業料を節約できる

    ILAC ICでは、カナダ国内の多くのカレッジや大学と提携しており、ILAC ICで取得した単位の一部を、ILAC ICが提携している公立カレッジや私立大学へ移行できます。

     

    そのなかでもバンクーバーのDouglas CollegeやVancouver Community College、トロントのYorkville Universityなどは、就労ビザ(ポスグラビザ)の申請ができ、卒業後はそのままカナダでの就労が可能となるため、永住権申請を目指している方にはおすすめです。 ILAC ICでは提携の公立カレッジへ最大6単位分移行ができるので、その分授業料も節約できます。最大で95万円もの費用を節約できるので、できるだけ費用を抑えたい方には嬉しいプログラムです。

     

    特徴③キャリアサポートが充実している

    Co-op付きプログラムの仕事手配を100%保証しているILAC ICでは、キャリアサービスがとても充実しています。マンツーマンでの履歴書作成サポートや面接コーチング、毎週の求人情報共有、LinkedInプロフィール作成サポート、ネットワーキングイベント開催などさまざまなサポートを提供しています。

     

    Co-opの就業先は、履修するプログラムによっても異なりますが、販売員、バリスタ、受付、ホテルスタッフ、営業、マーケティング・アシスタント、秘書、小売コンサルタント、事務員などがあります。

    ILACインターナショナル・カレッジ(トロント)

    CICCC

    Cornerstone International Community College of Canada(CICCC)は、バンクーバーのダウンタウンに2カ所のキャンパスを持つキャリア系の私立カレッジです。ビジネス系のプログラムを提供しているメインキャンパスとIT系のプログラムを提供するテックキャンパスに分かれています。

     

    プログラムはおもにビジネス、ホスピタリティ、IT系のコースを提供しており、多くのコースが毎月入学日を設定しているため、入学まで長い期間を待たずにスタートできます。留学生が多い学校のため、さまざまな言語を話すスタッフが常駐しており、日本人スタッフもいるので安心です。

     

    特徴①組み合わせて選べるプログラム

    CICCCは多岐にわたるプログラムとリーズナブルな授業料に定評があるカレッジです。Co-op期間も最短8カ月のものから2年のものがあり、2つのプログラムを続けて受講することも可能です。

     

    たとえば、1つ目のプログラムの座学を6カ月履修し、2つ目のプログラムの座学を6カ月受講した後にCo-opをまとめて1年受けるということも可能です。学費は8カ月のCo-opプログラムで約65万円で、1年のプログラムだと約90万円と期間が選べてリーズナブルなため、自分の希望する学習期間や予算によって選択できます。

     

    特徴②人気のIT系プログラムが学べる

    CICCCでは、最近人気の専門分野であるIT系のプログラムを提供しています。

     

    インターネット内のマーケティングに特化したスペシャリストを目指せるデジタルマーケティングプログラムや、ウェブやモバイルアプリケーション開発が学べるウェブ&モバイルアプリプログラム、さまざまな分野の産業で需要が高いコンピューターネットワークやシステムについて学び、スペシャリストを目指すネットワーク&システムソリューションズのプログラムなど多くのIT系の専門知識を学べます。

     

    Co-op就業先の職種例としては、デジタルマーケター、ウェブ開発、モバイル開発、フロント・エンド・フルスタックエンジニア・QAテスター、システムエンジニア、ネットワークエンジニア、クラウドアナリストなどがあります。(選択するプログラムにより異なります。)

     

    特徴③就職関連のサポートが手厚い

    CICCCでは生徒に就職についてしっかりと考える機会を与えるため、フィールドトリップや業界で活躍する人によるゲストスピーチ・セミナー、就職フェアの開催などを頻繁に実施しており、将来の仕事について具体的にイメージができるよう工夫がされています。

     

    また、就職面接対策、レジュメ作成、就職カウンセリングなどの支援をしながらCICCCが3社まで面接を手配するため、安心して就職活動ができます。

    CICCC(コーナーストーンカレッジ)

    SELC

    SELC Career Collegeは、バンクーバーのダウンタウンに位置する語学学校SELCが運営している私立カレッジです。ビジネス、ホスピタリティ、デジタルマーケティングのプログラムを提供しています。

     

    ほかのカレッジに比べて一週間あたりの授業日数や拘束時間が少ないため、仕事やプライベートの予定を入れながらフレキシブルに勉強ができます。

     

    特徴①短期間で質の高いプログラムが受けられる

    SELC Career Collegeでは、上記で紹介したCICCCよりもさらに短い6カ月のCo-opプログラムが用意されています。プログラムによって6カ月、1年、2年と期間が選べるものもあるので、短期間でしっかりと勉強して仕事もしたいという人にぴったりの学校です。

     

    また、受講期間が短期間な分授業料も抑えられるので、なるべく費用を抑えて学びたい人にも向いています。

     

    特徴②就職に役立つプログラムを提供

    SELC Career Collegeでは、Co-op留学でも人気の高い分野のプログラムを提供しています。

     

    経営学の基本と理念、マーケティング、ビジネス・コミュニケーションなどを学ぶビジネスファウンデーション、ホテルやレストランなどの接客をはじめマーケティングや運営面についての知識なども学べるホスピタリティマネージメント、デジタルマーケティングについての基礎から専門知識までを学ぶデジタルマーケティング、マーケティングの基礎やデジタルビジネスがホスピタリティ業界に与える影響などビジネスとホスピタリティをかけ合わせたビジネス&ホスピタリティファウンデーションなど今後の就職に役立つスキルや知識を学べます。

     

    特徴③海外でも自力で仕事探しができるようになる

    SELC CollegeではJOB PREP TRAININGというCo-opプログラムでの仕事探しの準備トレーニングが用意されています。

     

    カナダの人材派遣の専門家による仕事探しに必要な履歴書作成の指導や、仕事の探し方についてのアドバイス、面接のアポイントメントの仕方、徹底したロールプレイングによる面接指導などにより、海外での仕事探しの基礎からしっかりとトレーニングを受けられます。

     

    この就職トレーニングでは、学校が面接のアポイントメントを取るのではなく、実際に自分自身で行っていくので少しハードルが高くなりますが、トレーニングを修了した生徒は今後自分自身の力で仕事探しができるようになります。

     

    SELC Career College(SELC キャリア・カレッジ)

    まとめ

    今回はCo-op留学をする際に実際にかかる費用の内訳と、現地で得られる収入、おすすめの学校をご紹介しました。

     

    カナダのカレッジは、日本とは異なり私立よりも公立のほうが学費が比較的高く、期間も長めに設定されていることが多いです。一方私立のカレッジでは、開講月が多く設定されており、期間や授業料も学校によってさまざまなので、公立よりも入学しやすく、費用を抑えたい方におすすめです。

     

    学校選び以外でも、なるべく早く仕事を初めて収入を得ることや、工夫次第で費用を抑えられる方法がたくさんあります。仕事を早く始めることで、海外での就業経験にもなり収入も得られるので、一石二鳥です!

     

    留学はまとまった費用が必要なので、はじめは「高いなぁ」と諦めてしまう方もいるかもしれませんが、今回ご紹介した内容を参考にして、ぜひCo-op留学にチャレンジして充実した留学生活を送ってくださいね!

    呑村紗也佳

    私にとって海外留学は、「それまで持っていた常識や当たり前を180度覆し、価値観がぐんと広がった」そんな経験でした。もともと留学や海外に興味はなかったですが、両親が留学を勧めてくれたのをきっかけにオーストラリア・カナダ・アメリカで計4年ほど海外生活を送りました。

    カウンセラーに質問

    カナダの大学で学部聴講をする方法は?おすすめ大学も紹介!

    最近耳にするようになった学部聴講プログラム。学部聴講では、英語力を高めると同時に専門的な知識が身に着けられます。
    現地の大学に通い、現地の大学生と一緒に学生生活を楽しむことができ、日本の大学での生活とはまったく違った雰囲気が味わえます。

    この記事では、日本からの留学先に人気なカナダでの学部聴講プログラムについて、メリットとデメリットを3つずつ説明し、学部聴講におすすめのカナダの大学を、それぞれの特徴をふまえてご紹介していきます!

    学部聴講とは?

    学部聴講とは、日本の大学に在籍しながら、海外の現地の学生たちと一緒に授業を受けられる制度です。現地の大学で取得した単位は、自分が在籍する日本の大学に単位を移行できる場合があります。単位を認定してもらえるかどうかは、それぞれの大学により異なるため、事前に確認をしておきましょう。

    カナダで『単位認定留学』するメリットとは?費用と学校の探し方も!

    カナダ学部聴講のメリット

    メリット①世界でもトップクラスの教育水準

    カナダの教育水準は、世界的にもトップクラスと言われています。2019年の教育システムランキングでは、イギリス、アメリカに続き第3位にランクインするほどです。また、カナダ国内に100校ほどある4年制大学では、ほとんどが公立(州立)大学のため、教育水準にばらつきがないのが特徴です。学校内の施設も整っており、研究所なども設備されていることが多いため、整った環境のなか、高い水準で専門的な授業を受けたい方にぴったりです。

    カナダの大学制度と入学要件。ランキング上位10校もご紹介!

    メリット②留学生も受け入れられやすく治安が良い環境

    カナダは移民大国と言われているほど、世界中から多くの移民や文化を受け入れています。多民族国家のため、異なる文化や人種を認め合う風土が根付いており、留学生であっても比較的馴染みやすい環境で生活できるでしょう。

     

    また、カナダは2020年の世界で治安の良い国ランキングで6位に選ばれるほど治安が良い国として知られています。アメリカなどに比べて銃規制も厳しく強化され、個人が新規で銃を持つことは禁止されているのでその点でも比較的安心して生活できます。しかし、そうは言ってもカナダでも危険な場所や外出時にそれなりの注意が必要なこともあるので、渡航前には事前に確認をしておきましょう。

    カナダの治安はいいの?主要都市の危険エリア及びトラブル対処法

    メリット③選択肢が豊富にある

    カナダでは、上記でも述べたとおり沢山の大学があり、それぞれの州や地域により大学の特徴や選べる専攻も異なってきます。ビジネス系のプログラムやホスピタリティ系のプログラムから、アート、カメラ、環境科学、音楽、社会人類学などといった専門的なプログラムも充実しているため、自分の興味のある学部が見つけられる可能性が高いでしょう。

    カナダ留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

    カナダ学部聴講のデメリット

    デメリット①日本人が多い

    カナダはなまりも少なく、アメリカオーストラリアに続いて留学生に人気の国として選ばれています。また、ワーキングホリデービザを利用してカナダに来ている人も多いため、日本人に出会う割合が多いです。とくに、人気の都市であるバンクーバーとトロントには多くの日本人が滞在しており、日本人が経営しているレストランや日本語対応の場所もあるため、英語環境になりにくいことがあります。そのため、英語環境を徹底したい方は、日本人が少ない郊外の大学を選ぶのがおすすめです。

    デメリット②求められる入学条件のレベルが高め

    カナダの大学は、入学条件となる英語力のハードルが高い場合が多いです。名門大学で学部聴講プログラムを受ける場合は、さらにハードルが上がります。教育水準が高いからこそですが、その分事前準備も必要になってきます。
    しかし、もし規定のレベルに達していない場合や英語力が心配な場合は、英語強化のプログラムを学部聴講の前に加え、英語力を上げてから学部聴講にのぞむことも可能です。

    デメリット③冬の寒さが厳しい

    カナダは面積も広く、地域によって季節ごとの気温差が異なります。バンクーバーのある西海岸は、冬であっても雨が多く降ることで有名で、冬は比較的暖かいですが、北側や東海岸の冬の寒さは厳しいことで知られています。トロントやモントリオールなどの都市はとくに、冬は氷点下が続き雪も多いため、寒さが苦手な人は都市を選ぶ判断材料にするといいかもしれません。しかし、寒いからこそできるスノーボードなどのウィンタースポーツや、オーロラ観測などの観光も楽しめるため、寒さが厳しい地域でこそカナダならではの自然を楽しむことができます。

    カナダの気候を都市別に比較!カナダ留学に適した都市は?

    カナダ学部聴講の入学条件は?

    学部聴講の入学条件は、希望する大学にもよりますが、だいたいIELTS5.5〜6.5以上を目安に設定している大学が多いです。

     

    最初に語学学校で英語力を高めてから学部聴講をする場合は、語学学校へ入学する時点でIELTS4.5程度があると望ましいですが、英語力が全くなくても語学学校には入学可能です。

    カナダ学部聴講でおすすめの大学3選

    ①Vancouver Island University

    特徴①自然に囲まれた場所でのびのび勉強できる

    Vancouver Island University(VIU)は、バンクーバーから飛行機で20分、フェリーで1時間の場所にあるナナイモというところに位置しています。ナナイモは自然が豊かで静かな街なので、アクティビティをしたり、のんびりと大学生活を楽しめます。

    特徴②日本人が少ない環境

    バンクーバーやトロントなどの留学先で人気な都市では、日本人の留学生も多く、日本人と話す機会も多くなり、なかなか英語環境になりにくいところがあります。しかし、VIUは日本人留学生が少ないのでしっかりと英語環境で学べます。

    特徴③メリハリをつけて学べる

    バンクーバーやシアトルが近く、都市部へのアクセスも良いため、気軽に旅行ができます。平日は日本人の少ない環境でしっかり勉強し、土日はバンクーバーやシアトルへ遊びに行くというように、メリハリをつけて勉強ができます。

    バンクーバーアイランド大学付属語学学校

    ②Capilano University

    特徴①森に囲まれた癒しのキャンパス

    Capilano Universityは、バンクーバーの対岸にあるノースバンクーバーに位置する比較的小さめの規模の学校です。全校生徒数も多くなく、キャンパスは森に囲まれており、自然豊かな落ち着いた環境のなかで勉強ができます。

    特徴②アットホームなクラス

    大学の授業は、一般的に100名規模のものが多いですが、Capilano Universityはクラスが25名程度の小さめの規模になっています。そのため、留学生にとっては授業に集中してついていきやすい環境の中で勉強ができます。

    特徴③留学生向けのサポートがある

    Capilano Universityには、Wong and Trainor Centre for International Experience (CIE)という留学生向けのサポートがあります。こちらでカウンセリングを受けたり、留学生向けの情報を得たり、さまざまなサービスを受けることができるので、海外生活が心配な人も安心です。

    キャピラノ大学付属語学学校

    ③Ottawa University

    特徴①充実した施設

    Ottawa Universityはカナダの首都オタワにある名門大学です。200を超えるプログラムや800以上の研究施設、450万冊もの書籍を保管する図書館などがあります。カナダで3番目の大きさを誇るキャンパスで、のびのび勉強ができます。

    特徴②フランス語が同時に学べる

    Ottawa Universityでは、ほとんどのクラスを英語かフランス語で学べます。カナダではフランス語も公用語ですが、フランス語を日常的に話す場所は限られているので、フランス語を学びたい人にとっておすすめの大学です。

    特徴③生活費が安い

    バンクーバーやトロントといった大都市に比べて、オタワは生活費や滞在費が比較的安いです。また、遊ぶ場所もバンクーバーやトロントと比べると多くないため、留学費用をできるだけ抑えたい留学生にはおすすめの場所です。

     

    学部聴講プログラムについてはオタワ大学付属語学学校の英語プログラムを受講することで可能になりますが、学部聴講可能かどうかは英語力などの審査がございます。

    オタワ大学付属語学学校(University of Ottawa, English Intensive Program)

    カナダで学部聴講する場合のスケジュール例

    現時点でTOEIC700点程度の英語力をお持ちの方で、語学学校とパッケージで行く場合を例にご紹介します。

     

    最初の4カ月は語学学校で英語力を強化し、その期間で学部聴講先の大学入学に必要なレベルの英語力を身につけます。その後の4カ月(1セメスター)は、大学で聴講授業を受けるという流れです。

     

    人によっては聴講授業の期間を延長したり、英語レベルが学部聴講の入学条件に満たない場合は、語学学校の期間を延長したりします。

    まとめ

    海外の大学へ留学するのは、英語力が必要だったり、費用や多くの時間がかかり、なかなかハードルが高いですよね。しかし、学部聴講プログラムを利用することで、自分の可能な範囲で現地での大学生活を送ることができます。

     

    カナダは世界的に見ても教育水準が高く、レベルの高い授業が受けられます。日本の大学を在籍中にカナダの大学生活を体験したい方や、今後大学進学を希望している方はおすすめのプログラムなので、ぜひこの記事を参考にしてみてください!

    呑村紗也佳

    私にとって海外留学は、「それまで持っていた常識や当たり前を180度覆し、価値観がぐんと広がった」そんな経験でした。もともと留学や海外に興味はなかったですが、両親が留学を勧めてくれたのをきっかけにオーストラリア・カナダ・アメリカで計4年ほど海外生活を送りました。

    カウンセラーに質問

    カナダのワーキングホリデーの年齢【31歳の誕生日までに招待状を得て申請完了】

    カナダはオーストラリアやニュージーランドに並んでワーキングホリデー先として人気を集めています。

     

    ワーキングホリデーというものを聞いたことはあるが実際にはあまり知らない、年齢制限があるのは知っているが年齢の詳細は知らないなどという人も少なくないでしょう。

     

    ワーキングホリデーの年齢制限は国によっても変わってきます。カナダのワーキングホリデーは31歳までに申請完了する必要がありますが、抽選システムのため注意が必要です。

     

    ここではカナダでのワーキングホリデーの年齢制限について詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

    ワーキングホリデーとは

    ワーキングホリデービザとは日本と協定を結んだ国に一定期間滞在でき、その間の滞在費を賄うために就業も可能なビザとなっています。簡単に言うとワーキングホリデービザを持っていれば学校に行っても観光をしても、働いてもよいというフレキシブルなビザになります。

     

    ワーキングホリデービザで学校に通える期間は国によって異なりますが、カナダは半年の通学が認められています。

     

    カナダに長期滞在すれば体感しますが、カナダで就業できるビザを取得するのは一言でいうと大変です。規定の学校に就学するか就労ビザをサポートしてくれる人や会社を見つけるなどお金がかかったりとなかなか簡単なものではありません。

     

    ワーキングホリデービザ以外で比較的簡単なものはCo-opプログラムへの就学です。カナダ特有のプログラムになりますので詳細は以下でご確認ください。

    働けて学べるカナダ留学!Co-opプログラムを徹底解剖

    ワーキングホリデービザでは就労が許可されているにも関わらずビザの申請が厳格でないため取得しやすく、気軽に海外での長期滞在を行えるとても便利なビザと言えるでしょう。

    ワーキングホリデービザは生涯で1国当たり1回のみ取得できる

    そんな便利なビザですが、もちろん制限があります。ワーキングホリデービザは生涯で1回最大1年間のみ取得できます。

     

    国が違えば再度取得できますが、1つの国で1回のみです。例外なのはオーストラリアで2回延長すれば最大3年間ワーキングホリデーができます。

     

    また、ワーキングホリデーには取得できる年齢が定められています。制限もあるワーキングホリデーですが、使用できるものを有意義に使用することで人生を変えることができるでしょう。

    カナダのワーキングホリデービザの年齢制限

    ワーキングホリデーを使用できる国は現在29か国あります。その国のほとんどが年齢制限を18~30歳と定めています。基本的に申請をするときの年齢が18歳を迎えてから31歳の誕生日を迎えるまでとなっています。

     

    例外としては、フランスは申請時29歳まで、アイスランドは26歳までなどがあります。

    カナダのワーキングホリデービザ申請時の年齢制限

    申請時の年齢制限と入国しなければいけない年齢は違います。

     

    年齢制限が30歳ということを知っていても、入国も30歳でしなければいけないなどと勘違いをしている人もいることでしょう。ここでは申請時の年齢制限と入国時の年齢制限について詳しく説明していきます。

    申請時の年齢制限

    カナダのワーキングホリデーの申請をするにあたって一番気を付けないといけないのは年齢です。ワーキングホリデーには年齢制限があるので、年齢制限内に当てはまらないとビザが通ることはありません。

     

    カナダのワーキングホリデーの年齢制限は申請時に18歳になっていることと、また30歳以下となっています。そのため31歳の誕生日を迎えるまでに申請を行う必要があります。

    30歳ぎりぎりでビザ申請しても大丈夫?

    30歳ぎりぎりでワーキングホリデーを行う方もよく耳にしますが、30歳で申請を行うには特に注意が必要です。

     

    ワーキングホリデーの申請書類に不備があった場合などは再申請を行う必要が発生する場合があるので、早めの申請と申請内容や書類に不備がないように十分気を付けて申請を行いましょう。

    31歳の誕生日までに抽選当選後に申請を完了する必要あり

    また、カナダには人数制限があり、2023年の日本からのワーキングホリデーの定員は6,500人となっています。2022年12月より申請が開始されており、抽選となります。

     

    抽選をクリアし、招待状を受けてから申請を行う時に30歳以内である必要があります。招待状を受けた際に31歳になっていると申請資格がなくなりますので、注意してください。

     

    また、定員を超えるとビザが打ち切りとなるので、申請したからといって確実にビザが下りるとは限りません。年によって定員数が満たない場合と超える場合があるので、万一の場合に備えて余裕を持った申請をおすすめします。

    カナダのワーキングホリデービザの入国時年齢制限

    カナダのワーキングホリデービザは取得してから1年以内にカナダに入国することが定められています。また、逆に言えば1年間の猶予があるということです。

     

    これは30歳でも同じです。申請時に30歳であればよいので、入国時に31歳となっていても構いません。

     

    ワーキングホリデーのビザが下りてから1年間の有効期間があるので、急がずにカナダ留学への準備を行うことができます。ワーキングホリデービザの有効期間はビザに記載されているので、確認をしてその日までにカナダへ入国できるように調整をしていきましょう。

    30歳を超えてしまいカナダのワーキングホリデーが取得できない場合どうする?

    一部の人より口コミでカナダのワーキングホリデーが35歳まで可能になるという噂が広がっています。申請対象を外れている30歳以上の人より期待が寄せられていますが、真相はどうなのか気になるところでしょう。

     

    しかし、現在のところカナダがワーキングホリデーの対象年齢の上限を引き上げる予定はないです。

     

    ワーキングホリデーで人気のオーストラリアがカナダ人とアイルランド人に限り対象年齢を35歳まで引き上げることを表明しましたが、日本人は変わらず30歳までです。

     

    こうしたことからカナダのワーキングホリデーが35歳までとの噂が広まったものと思われますが、あくまで噂に過ぎません。  

    30歳を超えてしまいカナダのワーキングホリデーが取得できない場合

    残念ながら申請時に30歳を超えてしまいワーキングホリデービザを取得できなくなった場合もあるでしょう。その場合には、ワーキングホリデーとは別のビザを取得することでカナダへ滞在することが可能です。

     

    カナダに滞在することができるビザは学生ビザ、CO-OPビザ、就労ビザなどがあります。     

    カナダ留学にはどのビザが最適?ビザの違いと取得方法【比較表付】

    カナダのワーキングホリデーで人生を楽しもう

    知らないと諦めてしまいやすいワーキングホリデーですが、可能性は誰にでも平等に訪れます。せっかくの機会を逃さないように正確な情報を知り、一度きりの人生に花を咲かせてみてはいかがでしょうか?

    カナダのワーキングホリデー事情とメリット・デメリットを徹底解説!

    ラララ・カナダでは学校申し込みのお客様にビザ取得サポートを提供しております。お気軽にお問い合わせください。

    Yuri Kondo

    幼いころから英語に触れることが好きで、高校生の時にアメリカへ、高校卒業後はカナダへ行きました。休日はネットフリックスで海外の映画やドラマなどを見るのが趣味です。お気に入りは、ストレンジャーシングスというドラマです。両親がカナダへ住んでいたことから、留学先をカナダに決めました。秋の紅葉がとてもきれいで、毎朝30分ほどウォーキングをしていたことが思い出に残っています。

    カウンセラーに質問

    カナダのワーキングホリデー事情とメリット・デメリットを徹底解説!

    カナダは語学留学や旅行だけでなく、ワーキングホリデー先としても人気が高い都市です。ワーキングホリデービザは長期滞在をしたい、カナダで働いてみたいという人が利用できるビザとなっており、他のビザに比べると取得しやすいという点が魅力です。

     

    今回は、カナダのワーキングホリデーについて、仕事事情やワーキングホリデーのメリット・デメリットについて徹底解説します。カナダでワーキングホリデーを考えている、どの国か決められないという人はぜひ参考にしてみてください。

    ワーキングホリデーについて

    ワーキングホリデーとは?

    ワーキングホリデーは、18歳から30歳までの青年が2国間の協定に基づいて行われる制度です。異文化の中で休暇を楽しみながら、滞在期間中(半年~1年)の費用を働くことで賄える特別なビザです。

     

    通常、働くためには就労ビザ、勉強するためには学生ビザと、ビザの種類が多く、目的にあったビザを取得する必要がありますが、ワーキングホリデーではそのどちらも可能となります。

     

    原則として、同じ国で2度ワーキングホリデーすることはできませんが、オーストラリアは3度のワーキングホリデーが認められています。

    オーストラリアのサードワーキングホリデーについて【2019年7月開始!】

    ワーキングホリデーの歴史

    日本でワーキングホリデーの協定が初めて結ばれたのは1980年のことで、相手国はオーストラリアでした。今でもオーストラリアにワーキングホリデーで渡航する人は多く、毎年1万以上の日本人がワーキングホリデービザを利用してオーストラリアに長期滞在しています。

     

    ワーキングホリデー協定を結んでいる国は現在24か国であり、最も新しいものでは2019年8月にスウェーデンへワーキングホリデーで行けるようになりました。現在、オランダ・マルタとワーキングホリデー協定が結べるように協議しています。

    ワーキングホリデーに行ける国

    現在、ワーキングホリデービザを取得して行ける国としては、オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・韓国・フランス・ドイツ・イギリス・アイルランド・デンマーク・台湾・香港・ノルウェー・ポーランド・ポルトガル・スロバキア・オーストリア・ハンガリー・スペイン・アルゼンチン・チェコ・チリ・アイスランド・リトアニア・スウェーデンなど29か国があります。

     

    ただし、フランスについてはヨーロッパ県のみ認められており、ギアナなどのフランス領は認められていません。

    カナダのワーキングホリデーの概要

    カナダのワーキングホリデー

    日本がカナダとワーキングホリデー協定を結んだのは1986年3月のことです。オーストラリアに次いで2番目にワーキングホリデー渡航者が多く、バンクーバーとトロントに分かれます。

     

    カナダは移民大国であるため、移民の受け入れを積極的に行っています。カナダでワーキングホリデーをした後、就労ビザや学生ビザに切り替えて長期滞在し、最終的に永住権を獲得する日本人も増えています。

    カナダ永住が叶う!カナダ永住権の取得方法とメリット・デメリット

    カナダのワーキングホリデーの条件

    カナダのワーキングホリデーに申請するのにはいくつかの条件があります。まずは日本国籍で18歳以上30歳以下であることです。

    カナダのワーキングホリデーの年齢【31歳の誕生日までに招待状を得て申請完了】

    そして2,500カナダドル(訳20万~25万)の資金を有していること、滞在期間をカバーする保険に加入していることなども条件となっています。

     

    資金証明を求められることはありませんが、保険加入は義務となっているので証明書の提示を求められることもあります。

     

    また、扶養家族が同行する場合、ワーキングホリデービザは支給されません。ワーキングホリデービザは休暇を楽しむことを1番の目的としており就労はあくまでもアルバイト程度で生活費を賄うことが前提のためです。

    カナダのワーキングホリデー申請方法

    カナダのワーキングホリデーはオンラインで申請することができます。「MyCIC」でアカウントを作成し、ワーキングホリデービザの抽選にエントリーします。

     

    ここで条件を満たすかのチェックが入り、すべての条件を満たした人のみが抽選に参加できます。そして当選するとITAという招待状が届き、ワーキングホリデービザの申請ができます。

     

    ITAが届いてから20日以内にワークパーミットの申請をしましょう。そして必要書類を全て添付し、ビザ費用の支払いを済ませます。

     

    ビザ費用については、International Experience Canadaの参加費が161ドル、労働許可証が100ドル、バイオメトリックス登録料が85ドルかかります。

     

    ビザの申請については弊社ご利用の方にはサポートさせていただきますのでご安心ください。

    バイオメトリックス認証が必須

    2019年から、カナダではビザ申請時にはバイオメトリックスと呼ばれる生体認証が義務付けられました。一度登録しておけば10年間更新する必要はありません。

     

    ワークパーミットの申請が完了すると、Biometric Instruction Letterが届くのでパスポートを持って指紋登録に行きましょう。

     

    日本で指紋登録ができるのは東京・大阪にあるカナダビザ申請センターのみとなっています。事前に予約する必要があり、平日9時~17時のみとなっているので、遠方の人は期限に余裕をもって予定を立てておきましょう。

    カナダのワーキングホリデー仕事事情

    カナダのワーキングホリデーでは就ける職種に制限はありません。雇い主が契約してくれたら働けるため、職種を絞らなければ仕事は多くあります。

     

    ワーキングホリデーではインターネットで求人を探すことが基本となります。多くの方は語学学校でできた知り合いからの口コミや、学校にある掲示板で仕事を見つけています。

     

    カナダでワーキングホリデーをする場合、日系のレストランや日本人観光客向けの接客が多いです。州によって最低賃金は異なりますが、客層が高い日本料理屋では時給も高く、チップが多くもらえる可能性が高いです。

     

    人と接さない仕事は時給が安く、チップももらえず、英語を使う機会もないのでおすすめしません。

     

    また、ワーキングホリデービザは「カナダで1年間仕事ができる」ビザではなく、「カナダに1年間滞在できる」ビザである点に注意しましょう。早めに仕事を見つけなければ、その分働ける期間は短くなります。

     

    質の良い仕事を見つけるためにも、ワーキングホリデーの前半は語学学校に通い、一定の英語力を身に着けた後に仕事を探すことをオススメしています。

    カナダのワーキングホリデーのメリット

    メリット①多文化に触れられる

    カナダにワーキングホリデーに行く最大のメリットは、多文化に触れられることです。移民大国であるカナダでは、世界中の様々な国から人がやってきます。

     

    そのため、価値観が違う、常識が違うということは日常茶飯事であり、いい意味で「当たり前」がありません。

     

    日本にいる間に無意識に築き上げられた常識や価値観にとらわれることなく、柔軟に物事を考え、違う考え方を受け入れられる力が付けられます

     

    日本にいると多文化に触れる機会は少ないため、それを肌で感じられるのは魅力です。

    メリット②観光地が多い

    カナダには広大な国土と自然を活かした観光地が多いです。カナダ国内だけでも観光地が多く、1年滞在しても行く場所には困りません

     

    平日はアルバイトをしたり学校に通ったりし、週末は他の都市に観光に出かけることもできます。

     

    また、アメリカやメキシコに気軽に行けるため、海外旅行もしやすいというメリットがあります。ワーキングホリデーの目的はあくまで休暇を楽しむことなので、しっかり目的が果たせると言えます。

    メリット③英語の訛りが少ない

    英語には国や地域によって様々な訛りが生まれます。特に英語が第一言語でない国では、母語の影響を強く受け、英語を話しているのに英語に聞こえないということも少なくありません。

     

    特に日本人の話すJapanese Englishはカタカナ発音が多いため、ネイティブには通じないこともあります。

     

    それに比べてカナダ英語は訛りが少ないと言われています。これは移民が多く、様々なアクセントの英語を話すため、お互いにコミュニケーションが取りやすいように訛りが少ない英語が話されるようになりました。

    メリット④チップがもらえる

    カナダにはチップ文化があります。特に接客業に就いた場合には、お客さんから飲食代の10%~15%を相場にチップがもらえます。チップは給料とは別で自分の報酬となります。

     

    接客に満足してくれた、気持ちよく食事ができたという場合には相場以上のチップがもらえることも多く、月に5万円以上チップだけで稼げる人もいます。

     

    もちろん粗末な接客をしていたらチップは少なくなるため、働くうえで良いモチベーションとなるでしょう。

    メリット⑤現地の友人ができる

    カナダに留学して友人ができたものの、現地の友人はいないという話は珍しくありません。カナダの語学学校に通う場合、同じように英語を学びに来ている外国人と友人になるため、現地の人とコミュニケーションを取る機会はあまりありません。

     

    そして同じくらいの英語力の友人は、一緒に勉強するという点ではいいですが、教えてもらうことは少ないです。間違った英語を話しても指摘されません。

     

    それに比べてワーキングホリデーでは現地の人と関わるため、カナダ人の友人ができ、話している内に英語力が伸びていきます。分からないことは聞け、間違いも直してくれるでしょう。

    カナダのワーキングホリデーのデメリット

    デメリット①アルバイト程度しか稼げない

    ワーキングホリデーをお金稼ぎのために利用することはおすすめしません。なぜなら、ワーキングホリデーはあくまでもカナダ滞在中の生活費を稼ぐ程度であり、アルバイトの給料しかもらえないためです。

     

    中には1年間で100万円以上貯金して帰国する人もいますが、ごく稀であり、給料が良い仕事を見つけられたか、かなりの節約生活をしていた場合です。

     

    もし貯金がしたい、しっかり稼ぎたいのであれば就労ビザを取得し、フルタイムで働く方法がおすすめです。生活費以上に稼ぐことができたらラッキー程度に思っておきましょう。

    デメリット②日本人が多い

    カナダはワーキングホリデーでも留学でも人気が高い国です。ということは、カナダ国内には多くの日本人が滞在しています。街中を歩いていて日本人と遭遇する、語学学校の生徒の8割が日本人という状況は珍しくありません。

     

    自分で意識しなければワーキングホリデー期間中、日本人と行動して気づいたら英語よりも日本語を話していたということもあります。

     

    日本人も住みやすい国ではありますが、英語力を伸ばせるかは自身の行動にかかっています。カナダでワーキングホリデーしたからといって全員、英語がペラペラになるわけではありません

     

    語学学校については日本人の少ない学校ももちろんございます。詳しくはぜひお問い合わせください。

    カナダの人気語学学校一覧

    デメリット③遊びだと思われる

    就職の面接でワーキングホリデーを語れると思っている人も多いです。実際、外資系の企業では海外経験を重視してくれるところも少なくありません。

     

    しかし、最近では海外留学が当たり前となっており、就職面接でそれについて語る人は多くなっています。面接官は海外のありきたりな経験談は聞き飽きています。

     

    また、「ワーキングホリデー」はホリデーと付いているためか、遊びで行ったと思われることもあります。

     

    ワーキングホリデー期間中で何をしたのか、どう目標達成したのか、何を学んだのかを堂々と話せなければプラス評価とはならないでしょう。

    デメリット④遊びと仕事のバランスが難しい

    ワーキングホリデーでは長期滞在している間、遊べ、学校で学べ、働いてお金を稼ぐこともできます。目的が1つではないため、どれも中途半端となってしまうことも少なくありません。

     

    渡航の目的や自分の中の遊びと仕事のバランスをしっかり考えていかなければ、何もできないまま1年間が終わってしまいます。

     

    また、働く予定を入れ過ぎ、気づいたら日本にいた時と同じくらい働いてカナダ生活を楽しめなかったという人もいます。どれくらい稼ぎたいのか、カナダ滞在中に何を達成したいのかをはっきりとしておきましょう。

    カナダのワーキングホリデーでおすすめの都市

    バンクーバー

    バンクーバーはブリティッシュコロンビア州最大の都市であり、山や海などの自然に囲まれています。日本から語学留学で訪れる人も多く、語学学校の数がとても多いという特徴があります。

     

    生活するのにはとても便利で観光もしやすいため、初めての海外で怖いという人にもおすすめです。ただしバンクーバーは雨が降る日が多いため、外に出るのが億劫になる日も多いです。

    バンクーバー留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

    トロント

    トロントは、バンクーバーと並んで留学生やワーキングホリデーに人気の都市です。カナダ最大の都市であり、語学学校も多いですが、時期によっては日本人が少なくなるので英語環境を作りやすいです。

     

    人が集中している分、募集している仕事も多いため、職種を選ばなければ半年以上仕事が見つからないということもありません。

     

    注意点としては、トロントの冬の寒さが厳しいことです。10月から4月頃は冬となり、ピーク時には-10度となることもあります。冬が苦手な人には厳しい環境となります。

    トロント留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

    ビクトリア

    バンクーバーと同じブリティッシュコロンビア州内にあり、冬でも比較的温暖なのがビクトリアです。小さな街なので日本人も少なく、地元の人と関わる機会が多いです。

     

    また、治安が良く、滞在地に向いています。しかし、バンクーバーと比べると仕事が少なく、ワーキングホリデー向けに募集している仕事先は少ないことがデメリットです。

     

    仕事を得られるくらいの英語力に自信がある人は挑戦してみましょう。

    ビクトリア留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

    カルガリー

    カルガリーはアルバータ州最大の都市です。ロッキー山脈のふもとに位置しており、週末トリップでロッキー山脈にも登れます。

     

    カルガリーに長期滞在する日本人は少ないため、英語漬けの環境が手に入りやすいというメリットがあります。

     

    夏は20度程度と過ごしやすいですが、冬は-20度の厳しい寒さとなることもあります。ただ、他の都市に比べて物価や税金が安いので、生活費を安く済ませたいという人におすすめです。

    カルガリー留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

    カナダのワーキングホリデーに向いている人

    今回はカナダのワーキングホリデーについて、申請方法やメリット、デメリット、おすすめの都市を中心に詳しく紹介しました。

     

    過ごし方次第で英語力が大幅に伸び、日本では得られない経験をすることができます。最後に、カナダのワーキングホリデーに向いている人をまとめました。

    • 多国籍の環境に身を置きたい人
    • 日本人とつるまない自信がある人
    • 観光もしっかりしたい人
    • 冬の寒さが得意な人

    私のワーキングホリデー体験談!

    カナダでのワーキングホリデーでは、多種多様な仕事があります。仕事環境も多岐に分かれるので、自分でどのような場所で働きたいかを明確にすることも大切です。

     

    私の場合は英語力に自信がないこともありましたが、どうしてもカフェで働いて自分の作ったコーヒーを提供したいと目標を持っていたので、バンクーバー市内になるカフェに片っ端からレジュメを落としたり、メールで応募をしたり、隙あらばスタッフに求人募集をしていないか聞いていました。

     

    ここでは実際に現地で仕事を見つけるまでの方法や、実際の現地での仕事についてご紹介します。

    仕事の探しから就職までの道のり

    ①レジュメをお店に落としていく

    カナダでも基本的にはお店へ直接行って、レジュメ(履歴書)をスタッフに渡して応募をします。私の場合は必ず「今求人募集をしているか」「オーナーは今いるか?」を聞いて、スモールトーク+オーナーに直接渡したいというアピールをして、インタビューに繋げていました。

     

    ローカルといわれるお店は求人の張り紙をしていることが少ないので、気に入ったお店があればスタッフへ聞いてみるといいと思います。また学校の掲示板や現地日本人向けのサイトで募集が掲載されているので、日本のようにメールでレジュメを送付することもありました。

    Point

    遠方の観光地を狙っている人はメールで応募でもよいですが、お住まいのエリア内で応募する際はお店へレジュメを持っていくことをお勧めします。

    ②オーナーとインタビュー

    一次試験のようなものです。インタビューでは以下の内容を聞かれました。

    • 英語力の確認(スモールトーク、出身地やカナダでの生活について等)
    • 希望勤務時間や日数
    • 現行のビザと期限
    • 職歴(日本、海外を含む)
    • 語学学校の就学歴
    • 自分の将来像

    ここで気に入ってもらえればトライアルへと進めます。

    Point

    スモールトークができると尚良しです。掛け持ちをしている人、する予定のある人は細かいスケジュール希望をしっかり伝えましょう。

    ③お店でトライアル

    実際の働きぶりや他スタッフとの相性、自分がこのお店で働いていけるか、双方検討期間を設けてもらえます。私はカフェで勤務をしていたので、ベーカリーのパッキングや、オーダーテイク、機会の操作方法を教えてもらってコーヒーの提供もさせてもらいました。

     

    この後に不採用となることもあるので、トライアルだからといって気を抜かないことがポイントです。

    Point

    トライアルであっても実際にお客さんの前に立つこととなります。わからないことはしっかりスタッフで質問をしたり、自分にできることを積極的に見つけてアピールをしっかりしましょう。

    ④採用後、トレーニング開始

    トライアルで合格をもらい、自分も働きたいと思えば無事に採用です。自分のトレーナーのシフトに合わせて出勤をして、店内の機会の操作方法やレジ打ち、開店準備等を2週間程教えてもらいました。私が勤務をしていたお店では独り立ちをする前に、オーナーテストというものがありドリンクレシピ(口頭で説明)、食べ物類説明、ドリンクの味見、レジ打ちがありました。

    仕事内容(カフェ店員の場合)

    バンクーバーには某有名コーヒーチェーン店からローカルの小さなお店までたくさんのカフェがあります。提供ドリンクやフードは様々なので、覚えることもかなりな量があります。

    主な仕事内容①:オープン作業

    早番の際は必ずオープン作業に携わっていました。下記内容が、私の働いていたオープン作業です。

    • ベーカリーの陳列
    • ドリップコーヒーを落とす
    • 各機械のセット
    • その日の天気、気温、湿度に合わせてエスプレッソの抽出時間を設定する
    • BGM、レジの設定
    • 店内外のテーブル、椅子の設置

    主な仕事内容②:オーダーテイク、レジ打ち

    ドリンクやフード等のオーダーを取ります。温めをするフードであれば、お客さんへ直接伺うこともありました。ドリンクのオーダーはとにかくカスタマイズの嵐です。日本人にはコーヒーのカスタマイズはあまり習慣がないと思いますが、海外の方たちはミルクの種類・シロップ、エスプレッソショットの追加等されます。しっかりリスニング能力を鍛えておく必要がありますが、ほとんどのお店ではレジに打ち込んだ内容がディスプレイに提示されるので、不安に思う必要はありません。

     

    カフェは常連のお客さんが多いので、カスタマイズを覚えてあげたり、来店時間に合わせてコーヒーを用意しておいてあげる等、よりフレンドリーな接客をすることを心がけていました。

    主な仕事内容③:会計業務

    オーダー内容を確認し、お会計をします。日本にはない¢(セント)があるので、お会計金額を伝える際はとても苦労しました。カナダではキャッシュレス払が主流なので、あまり現金を受取る機会が少なかったです。

    主な仕事内容④:商品の発注・受取

    オーナーやスーパバイザー、自分が発注した商品が週に1度お店へ届きます。

     

    ミルク、ベーカリー、コーヒー豆、シロップ類、ソフトドリンク類、事務用品等、多い時で納品・収納作業に1時間かかる程送られてくることもありました。主に私はベーカリーの発注を毎朝していましたが、前日までの売れ残り具合や過去1週間の売れ筋具合をみて、何を発注したらよいか等、営業戦略も考慮して発注をしていました。

    主な仕事内容⑤:備品の補充

    お客さんが使用する、ミルク・砂糖・リッド(蓋)・ストロー等を補充します。忙しい時間に補充されていないということがないよう、こまめに補充を行っていました。またドリンクメニューに必要な材料をスタッフで作ることもありました。(バニラビーンズからバニラシロップを作ったり、コールドブリューコーヒーを仕込んだり等)

    主な仕事内容⑥:クローズ作業

    閉店時間が迫ってくると今度はクローズ作業を進めていきます。エスプレッソマシーンの清掃、フロア磨き、テーブルや椅子の片付け等、力仕事が多かったです。翌日のオープンスタッフに支障がないよう、補充や清掃は完璧にするようにしていました。

    その他:新人スタッフのトレーニング

    カナダではワーキングホリデービザで働くスタッフが多いため、既存スタッフの残りの期間が少なくなるとオーナーが新しくスタッフを雇います。カフェで使用する英語は語学学校では習わないことが多くあるので、コーヒーの種類やレシピ、作り方を中心に教えていきます。あとは一緒に働きながら業務内容や機会の使用方法を説明して、1人で業務がこなせるようトレーニングを重ねていきます。

    カナダで働いていた時の時給

    私がカナダにいたのが2018~2019年でしたので、今よりも時給が安かったです。当時の最低賃金が$12.65(2019年6月から$13.85)でした。

     

    チップ代はカフェということもあり多くをもらうことがなかったのですが、約$400~500(2店舗合わせて)もらうことができました。

    ワーホリをしてよかったこと

    とにかく色んな国の子たちと知り合うことができました。性別も年齢も考え方も異なる子たちばかりだったので、今まで自分が持っていた「こうであるべき」といった固執した考え方がなくなりました。国によって育ってきた環境が違うので衝撃的なこともたくさんありましたが、中でも一番印象的だったものでは欧米人の考え方である「自分にとってのHappyを大事にする」ということでした。

     

    カナダに行くまではそのような視点で物事を考えることもなかったのですが、単に我儘で自分都合で考えるということではなく、自分が幸せでないと周りも幸せにできないという根本の考え方でした。

     

    カナダへワーホリへ行って一番得たことは、多くの考え方や人を思いやる気持ちに触れ、どんな人でもまずは受け入れみようと思えるようになったことです。

    ワーホリで苦労したこと

    英語の成長です。バンクーバーは日本人にとても人気な街なので、必然的にどこにでも日本人がいるのが日常です。銀行開設や携帯契約等、日本人がいて助かることもたくさんありましたし、カナダでしか知り合えなかった日本人の素敵な友人にも出会うことができましたが語学学校卒業後、英語力が格段に上がったわけではありませんでした。

     

    英語の成長に必要な他国の留学生やローカルのコミュニティ作りも、学校を卒業してから見つけることに大変苦労をしました。当時の賃貸は私一人でシェアメイトがいない特有の滞在先だったため、勤務時間内や退勤後にスタッフを捕まえて、とにかく英語をしゃべり倒すという時間を作っていました。

    まとめ

    ワーキングホリデーで成果を出せるか後悔するかは、カナダでどう生活するのかで変わってきます。1年という人生で考えると短い期間ですが、一生を変えるような出会いや英語力の習得ができるチャンスは十分あります。ぜひ自分の納得できるワーキングホリデー生活を送ってください。

     

    カナダでのワーキングホリデーについて疑問点がある方はお気軽にお問い合わせください。

    須栗和花

    「海外で生活してみたい」「旅行学を学んでみたい」と強く思い、高校卒業後から海外進学をしました。留学先では、10週間語学学校で英語を勉強し、その後カレッジでBachelor of Tourism and Hospitality Managementを取得しました。

    カウンセラーに質問

    カナダ永住が叶う!カナダ永住権の取得方法とメリット・デメリット


    カナダは移民大国であり、世界中から人が集まっています。日本からも留学や旅行でカナダに滞在する人が多く、「将来はカナダで働きたい!」、「ずっとカナダで暮らしたい!」という夢を持っている人は多いです。

     

    そこで気になるのが、カナダの永住権についてです。学生ビザやワーキングホリデーは滞在できる期間が決まっており、カナダでできることも限られています。

     

    では、どのような条件を満たせばカナダの永住権は取得できるのでしょうか。また、永住権を取得するメリットやデメリット、市民権との違いも解説します!

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    カナダの永住権とは

    永住権って何?

    そもそも「永住権」とは、国籍は変えないまま、無期限にその国に滞在できる権利を指します。

     

    通常、外国に住む場合は適切なビザを取得し、在留期間が決められています。それに対して永住権は、半永久的にその国に住むことが前提のため、在留期間はありません。

     

    また、細かい点で違いは見られますが、その国の住民とほとんど同じ権利を与えられることも意味します。

    カナダの永住権

    アメリカやヨーロッパ各国が移民の受け入れを制限し、永住権獲得の壁を高くしています。一方で、カナダは変わらず移民を積極的に受け入れています。

     

    毎年難民を含めて20万人を超える移民を受け入れており、2021年までに人口の約1%にあたる35万人を受け入れ目標にしています。

     

    移民の半数以上が「エコノミッククラス」で申請しています。

    カナダが移民を受け入れる理由

    カナダが積極的に移民を受け入れているのは、広大な国土のわりに人口が少ないことが挙げられます。少子高齢化社会となっているため、多くの働き手を移民で補っているという状況です。

     

    そのため、移民となれば仕事は得やすく、カナダの経済に貢献できることを証明できれば永住権獲得は難しくありません

    カナダの永住権を取得する6つの方法

    方法①エクスプレスエントリー

    これまで、カナダでは永住権を申請してから取得まで1年以上かかるケースがほとんどでした。しかし、エクスプレスエントリーの制度ができてからは半年から1年で永住権を獲得できます。

     

    エクスプレスエントリーには「カナディアン・エクスペリエンス・クラス」「フェデラル・スキルド・ワーカー」「フェデラル・スキルド・トレード」の3種類があります。

     

    カナダでの就労経験や専門性の高い資格保持などで申請方法が異なります。まずはプロファイルを作成します。ポイントシステムで最低点数を獲得すれば2週間に1回抽選が行われ、申請の招待状(ITA)が届きます。そして必要書類を添付し、オンラインで永住権申請となります。

    方法②ファミリースポンサーシップ

    ファミリースポンサーシップは、配偶者や親族、養子をカナダ国籍や永住権を持っている人がスポンサーとなって呼び寄せることができるものです。

     

    日本からカナダに移住する場合、このプログラムを用いる人が多いと言われています。カナダでは実際に結婚していなくても、1年以上同棲していれば事実婚とみなされ、永住権を申請することができます。

     

    交際や同棲を書類や写真で証明することができれば、申請から半年以内に受理されることもあります。また、カナダ国内から申請する場合には同時にオープンワークパーミットの申請も可能です。

    方法③プロビンシャルノミニープログラム

    エクスプレスエントリーは国の移民プログラムであり、州での独自プログラムがプロビンシャルノミニープログラムとなります。

     

    州が必要な人材を絞り込めるため、優秀な人材を獲得しやすいという特徴があります。また、移民側も自身の特性や専門知識を活かせると人気です。

     

    州の審査に通過すれば、政府の審査へと進みます。これに通過することで永住権が獲得できます。基本的には採用された州での居住が条件となっていますが、他の州へ移動することは憲法で認められています。

     

    様々な州がある中で、マニトバ州への移住が最も簡単だと言われており、マニトバ州で半年以上の就労経験があれば永住権を申請することができます。

    方法④ケアギバー

    少子高齢化が進むカナダでは、ケアギバーの人数が足りていません。ケアーギバーには、子供のお世話をするベビーシッターやお年寄りの介護を手伝うヘルパーも含まれています

     

    2014年までは住み込みであることが条件にあったり、家族での移住は難しかったりしてハードルが高かったのです。しかし2019年にプログラムが更新され、雇用先を見つけてジョブオファーの手紙をもらえれば、永住権と就労ビザを同時に申請できるようになりました。

     

    就労ビザを取得した後にケアギバーとして2年間働くと永住権の審査が受けられます。フルタイムのケアギバーであることや、雇用主がカナダ人であることなどの条件はありますが、ケアギバーを探している人はかなり多いため、仕事先を見つけるのは難しくありません。

    方法⑤セルフエンプロイド

    セルフエンプロイドは、自営業者向けのプログラムです。しかし一般的な自営業者ではなく、スポーツや芸術、農業に特化したものです。

     

    アスリートやアーティストとして2年以上世界レベルでの実績が認められることや農業経営者として2年以上の経験があることなどが条件となっています。ポイント制で、100ポイント中35ポイント以上で認められるため、英語力や学歴がなくても審査に通過できる可能性があります。

     

    ただしケベック州への移住は認められていません。

    方法⑥博士号学生プログラム

    カナダ政府が公認する大学院で博士号を取得した場合、2年以内の申請であればジョブオファーがなくても永住権を申請できるというものです。

     

    学歴社会のカナダでは、博士号を取得した人は優遇され、仕事も見つけやすいです。しかし実際、カナダ人で学歴がある人はアメリカなど国外に出ていってしまう傾向にあるため、頭脳流出を防ぐ目的でプログラムが作られました。

     

    申請から永住権獲得までが早く、条件も他のプログラムよりも易しいです。

    費用もしくは学歴がない方にも現実的な永住権取得方法


    上記の一般的な永住権は綺麗な取得方法ではありますが、カレッジに通学するために多額の費用・期間が必要だったり、大学院で博士号を取得する必要があったりと、越えなければならないハードルが高い方法でもあります。

     

    実際にはそのような金銭的・時間的余裕がある方は多くなく、最も一般的なカナダでの永住権取得方法は「レストランで勤務し、勤務先がフロアマネージャーとして永住権を申請する」いうものです。

     

    永住権の取得が約束されている手法ではございませんが、実際に多くの方が永住権を取得されております。

     

    ではどうやってレストランでフロアマネージャーになるかという点ですが、一定のスキルおよび長期間働けるという点がレストランから評価されます。

     

    この「一定のスキル」「長期間働ける」を満たすプログラムが「Co-opプログラム」になります。

     

    Co-opとはビジネス・ホスピタリティといったスキルを座学で学び、その後同じ期間の有給インターンシップを行うプログラムのことです。

     

    この有給インターンシップの後にワーキングホリデービザを繋げることで、1年間の就労実績も得ることができ、これが永住権申請のポイントに非常に重要となります。雇用主からしても、Co-opプログラムのインターン期間からワーキングホリデービザまで継続して勤務してもらえると長期間の雇用が見こもれるため有難がられます。

     

    なお、最初にワーキングホリデービザを使用してしまうと、多くの場合で就労期間が1年未満となり永住権申請のポイントを得ることができませんのでご注意ください。

     

    Co-opプログラムもかなりの数がございますので、プログラム選択でお悩みの場合や、詳しい費用が気になるという場合は下記よりお問い合わせください。

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    カナダの永久権(PR)申請の流れ

    永住権の申請方法は、カナダ経験移民・技能移民・技術者移民・州推進移民に分かれていますが、ここでは留学生の方が多く該当する「カナダ経験移民」の流れについてご紹介します。

    申請条件

    ①過去3年間で12ヶ月以上就労経験がある

    ②英語のテストを受けてご自身の英語力を証明する

    IELTS5.0~7.0以上、もしくはCELPIP8~9以上
    ※職種や申請の年により変動があります。

    ③カナダ政府が定めるNOCレベルB以上の職種についている

    NOCとはNational Occupation Codeの略で、カナダの職業を分類するシステムになります。このシステムのO、A、Bに分類されている職種である必要があります。

    O、A、Bに分類される代表職種例:

    料理人、医師、看護師、美容師、保育士、管理職・マネージャー職等

    申請のおおまかな流れ

    ①エクスプレスエントリーにプロフィールを登録

    下記項目を登録します。

    • 職業スキル
    • 職歴
    • 語学力
    • 学歴
    • カナダでの雇用先の有無

    ※雇用先がある場合は、LMIAまたはPNPcertificateが必要です。

    ②カナダ移民局で査定が開始

    エントリー完了後、移民局が申請者の点数を出していきます。点数の高い申請者から、順番に申請招待状(Invitaion to Apply)が発給されます。定期的に移民局側で選考がされ、移民局のシステムで優先順位がつけられます。申請順ではなく、ポイントが高い申請者より発給がされるので、なるべく高い点数で申請をすることが理想です。

    ③招待状がきたら60日以内にオンラインで申請を完了させる

    申請期限が短いので、忘れずに完了をさせましょう。

    ④CoPRのレターを待つ

    移民局の審査が完了すると、申請者へCoPr(Confirmation of Permanent Resident)というレターが届きます。

    ⑤永住権がおりるのを待つ

    あとは申請がおりるのを待つのみです。

    注意点

    • エクスプレスエントリーの登録は、永住権やInvitaion to Applyの確約ではありません。
    • 登録完了後12ヶ月を過ぎると、プロフィールは自動的に削除となります。
    • 永住権の条件や取得方法、スキルワーカーの職種は毎年変更となることが予測されています。必ず申請する際に、確認をしましょう。

    カナダ永住権のメリット

    メリット①労働の制限がない

    カナダで就労ビザやワーキングホリデービザを取得し、海外で働くという夢を叶えたとしても制限があります。外国人が増え、カナダ人の仕事が奪われないように制限しているものですが、これによって自分の希望通りの職に就けないという事が起こります。

     

    しかし、永住権を持っている外国人には労働の制限がなく、転職する場合も職の選択は自由です。また、カナダ人と同様の労働条件で働けるため、外国人だからと給料を安くされることもありません。

    メリット②医療費が無料

    カナダの医療費は基本的に無料です。日本であれば3割負担や1割負担など、ある一定の額を負担する必要があります。それに比べてカナダでは、州政府の保険に加入することで治療や健康診断、手術といった医療費が無料となります。

     

    歯科治療と薬代は保険適用外となり、負担する必要がありますが、それ以外の医療費が無料なのは大きなメリットです。州によっては歯科治療や薬も子供の場合は無料としているところもあります。

    メリット③学費が安くなる

    カナダの教育レベルが高いことは世界的に有名であり、各国から知識を学びに学生がやってきます。

     

    しかし同じ大学で同じプログラムを専攻していても、現地学生と留学生では学費に大きな違いが見られます。5~6倍の学費の差があるところもあり、カナダの学校に通うことはハードルが高いように思われます。

     

    しかし、永住権を取得すると現地学生としてみなされるため、学費の面でかなり得をします。その他、金利無しの学生ローンが組めたり、所得に応じて授業料が免除になったりと、カナダ人と同じ優遇を受けられます。

     

    また、カナダには移民のための語学学校が用意されており、無料で英語やフランス語を学ぶこともできます。

    カナダ留学が人気の理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド

    メリット④空港での待ち時間が無くなる

    カナダに永住するとはいっても、海外旅行や日本への一時帰国などで空港を利用する機会もあるでしょう。特にカナダに入国する際、イミグレーションが長蛇の列となっており、2時間以上待たされるケースもあります。

     

    しかし永住権を持っていれば、カナダ人と同じレーンに並ぶことができます。入国審査を受ける必要が無いため、永住カードを機械に読みだけで入国することができます。

    メリット⑤更新が5年に1回

    海外に住んでいるとビザの更新は毎年のようにあります。カナダで就労ビザや学生ビザを使って滞在する場合も同じです。しかし、永住権を持っている人は5年に1回の更新だけで済みます。

     

    想像以上にビザ更新には時間もお金もかかります。ビザの手続きが面倒で日本に帰ろうと決意する人もいて、去年は問題なかったから今年もビザを延長してもらえるとは限りません。

     

    ビザの更新ができなければ、当然カナダには滞在することができません。それに比べて永住権はよほどのことがなければ更新でき、ビザ費用も$50程度と安くなっています。

    カナダ永住権のデメリット

    デメリット①手続きが面倒

    永住権を取得する過程で、手続きが面倒であることが最大のデメリットです。人によっては永住権獲得までに10年以上かかるケースもあり、時間も労力もお金もかかります。

     

    条件を満たしても審査官によっては、永住の許可を下してもらえないこともあります。書類に不備があれば、たとえ1つだけ署名漏れがあっただけでも全ての書類が送り返され、その時点で申請から半年が経過していたということもあります。

     

    永住権を獲得することで受けられるメリットも多いですが、手続きの面倒さがネックとなることも少なくありません。

    デメリット②生活コストが高い

    カナダの物価は日本とほとんど変わりません。医療費が無料であることから、カナダは住みやすそう、日本以上にお金がかからなそうというイメージを持つ人も多いです。

     

    しかしイメージとは裏腹に、カナダの物価は上がり続けており、車の保険料や税金、住居費などはとても高いです。ダウンタウンなど交通の便が良い所に住もうものなら、平均価格は億単位となります。

     

    東京と同じくらいで暮らせるだろうと考えていると、予想以上に生活が苦しくなってしまいます。

    デメリット③ネイティブが優遇される

    永住権を獲得し、多くの面でカナダ人と同じ待遇を受けられます。しかし、仕事を得られる十分な語学力や学歴があっても、ネイティブが優遇されることは明らかです。

     

    同じ条件や学歴の場合、カナダ人であればカナダ人を雇いたいと思うのも納得してしまう面もありますが、「永住権を持っているのに!」と悔しい思いをすることは少なくありません。

     

    また、どれだけカナダ生活が長くなり、語学に長けていても、結局はネイティブになることはできません。カナダ人との壁を感じてしまい、ストレスとなることもあります。

    デメリット④子育ての大変さ

    永住権を獲得するということは、カナダで一生暮らす可能性が高いということです。もちろん、事情が変わり、別の国に移住したり日本に帰国したりすることもあるでしょう。

     

    しかし、カナダで結婚、育児を考えている人は子育てについて知っておく必要があります。カナダ全土では子供に留守番をさせたり1人で外を歩かせたりすることが禁止されています。

     

    そのため、親が仕事で一緒にいられない場合、デイサービスを受ける・ベビーシッターを呼ぶことになります。これにも多くのお金がかかり、給料以上に保育代が取られることも珍しくありません。

     

    どの国で育児をするのにも難しさはつきものですが、カナダでの子育ては金銭面での負担が大きいことを覚悟しておきましょう。

    デメリット⑤冬が長い

    カナダの冬は長く、寒さも厳しいことは知られています。ウィンタースポーツが趣味という人にとっては天国かもしれませんが、多くの人にとって楽しいだけのものではありません。

     

    カナダ国内で居住する地域によっても事情は異なりますが、冬の間は常に気温はマイナス、それが半年も続くことも珍しくありません。太陽の温かさを感じられるのは稀で、冬の間は家にこもりがちになります。

     

    カナダ人でも冬の間は鬱になる人が少なくなく、冬が苦手な人にとっては辛い生活となる場合もあります。

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    永住権と市民権の違い

    永住権と市民権は違う?

    永住権と市民権を同じものとして考える人も多いですが、この2つは大きく異なります。市民権を持っているということは、カナダ国籍があるということです。

     

    つまり、カナダの市民権を得たい場合、日本では二重国籍が認められていないので日本国籍を放棄するということになります。日本での選挙権や年金を受け取る権利が無くなることを意味します。

     

    また、老後は日本で暮らしたいという人にとっては手続きが複雑になり、断念せざるを得ないケースもあります。ちなみにカナダは二重国籍を認めているため、出身国によってはどちらの市民権も持つことができます。

    国務に就けない

    政治家や警察官といった、国が管理している仕事は永住権保持者でも就くことができません。これは、永住権はあくまでもカナダに居住できる権利であり、国籍は別であると考えられているためです。

     

    カナダでの市民権を獲得した後であれば、カナダ人とみなされるため国務に就くことが可能となります。その意味では、永住権と市民権で職業の制限の差はあります。

    選挙権がない

    永住権保持者には選挙権がありません。選挙で投票できないくらい、デメリットではないと感じる人も多いかもしれません。しかし、選挙権がないということは、どれだけ長い間カナダに居住し、政治に精通していたとしても自分の意見をカナダ政府に届けることはできないことを意味します。

     

    極端な例ですが、移民を追い出す方針の政治家が選挙に当選し多数派となれば、将来、永住権が剥奪される可能性もあるということです。

    永住権取得におすすめの都市と学校

    モントリオール

    ケベック州では、特別な永住権枠があります。他州と比較しPGWPの申請もしやすく、永住に繋げやすことで近年人気な都市となりつつあります。生活費や学費を抑えることができ、英語力に自信のない方は付属の語学部門で学ぶことができます。

    Trebas

    デジタルマーケティングに強く、就学期間も約2年なのでPGWPを経て永住権の申請をすることが可能です。現地学生からの圧倒的な人気を誇るクリエイティブな学校です。

    トレバス・インスティチュート

    トロント

    公立・私立の学校の数が圧倒的に多く、コアなコースからメジャーなコースまで、多種多様の希望に対応をすることができます。ポイント加算される職種を選択することが理想ではありますが、自分の興味のある分野を極めて永住を狙っていくというチャレンジャー精神あふれる方にはお勧めです。

    ILAC IC

    CO-OPが充実している私立学校です。ILAC ICのプログラム修了から公立カレッジ・大学編入が可能なので、永住権に必要な学歴を積むことができます。渡航前は永住権に少し興味がある程度の方で、現地でプラン変更に対応できる学校です。

    ILACインターナショナル・カレッジ(トロント)

    SenecaCollege

    留学生のサポートが充実している、公立カレッジです。ホスピタリティやフライトアテンダント等、接客業を極めて永住権を狙う方には大変お勧めです。英語力に自信のない方は付属の語学コースもあるので、心配はいりません。

    Seneca College(セネカカレッジ)

    バンクーバー

    トロント同様、私立・公立学校が多くある都市となります。私立カレッジであれば比較的入校しやすい英語レベルとなることもあるので、まずは永住に向けて英語力・学歴・職歴を付けていきたいという方には、大変お勧めです。

    SSC

    老舗私立カレッジで、ビジネスから保育・医療関係まで、幅広く専門プログラムを開講しています。特に医療関係はコロナと少子高齢化の影響もあり、永住権に直結するコースとなります。CO-OPプログラムやプラクティカム(実習)等、用途に合わせたカリキュラムを揃ているのも特徴です。

    スプロットショー・カレッジ (SSC)

    GreystoneCollege

    世界展開をしている大規模校。ビジネス・ホスピタリティコースの開講があり、編入制度を使って提携の公立カレッジや大学へ編入することが可能です。費用もそこまで高くはないので、予算を決めている方にもお勧めです。

    Greystone College(バンクーバー)

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    まとめ

    今回は、カナダの永住権について、取得方法やメリット・デメリットについて紹介しました。

     

    学歴や語学力、カナダでの職歴などによって申請できるプログラムは異なり、1つのプログラムに通過できなくても他のプログラムで簡単に取得できることもあります。

     

    自身の特性や経験を元に、どのプログラムが審査に通過する可能性が高いかを見極めることが永住権取得への近道です。

     

    カナダ留学について疑問点がある方はお気軽にお問い合わせください。

    永井将馬

    ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

    カウンセラーに質問

    フラッグポール(ビザ切り替え)について

    フラッグポールとは

    フラッグポールは国境でのビザの変更を意味します。一般的には、観光ビザや学生ビザをワーキングホリデービザに変更する際に使われます。手順としては、カナダを出国し、アメリカ側でフラッグポール(ビザ切り替え)の目的で入国したという書類を受け取った後、再度カナダに入国します。その際に、カナダに再入国するときにワーキングホリデービザが発行されます。

    必要書類

    • パスポート
    • ワーキングホリデービザ許可証を印刷した紙
    • 現在保有しているビザ
    • 現在の滞在先住所
    • 医療保険の保険証書(1年間分)
    • 英文残高証明書(25万円程度の残高)

    バンクーバー近辺の申請場所

    どこの国境事務所でも手続きは同じですが、バンクーバー近辺では下記が便利です。

     

    手続き場所:Canada Border Service Agency-Peace Arch of Entry
    住所:16823 Peace Park Dr, Surrey, BC V3S 9N8

    申請の流れ

    1. 車を停める駐車場の前には茶色い建物(カナダ側の移民局)がありますが、そこには入らずに、建物の右手の道路からPeace Arch Parkへ入ります。

     

    2. Park内を直進して下りると、徒歩約5分で水色の建物(アメリカ側の移民局)が見えてきます。受付でパスポートを見せ、カナダのビザを変更する(フラッグポール)目的で来たと伝えます。

     

    3. 審査官が書類を記入して渡してくれるので、それを持って再びカナダ側の移民局へ戻ります。

     

    4. カナダ側の移民局の受付で、次の資料を提出します。

    • パスポート
    • ワーキングホリデービザ許可証を印刷した紙
    • アメリカ側でもらったフラッグポールの紙

     

    5. 名前が呼ばれたら、再び受付へ向かい、手続きは終了です。ビザの期限などの説明を受け、質問があればその場で確認します。

     

    「①ワーホリビザを添付したパスポート②必要事項が記入された紙」が渡されますので、②を建物の外にいる警備員に渡して終了です。

    申請の注意点

    審査官のすべて正直に答えましょう。

     

    ただし、ワーキングホリデービザは基本的にまだ仕事が決まっていない人向けのビザです。入国後の仕事が決まっていると回答するとビザが却下されるリスクが高まります。

    「Co-op留学」で大人気!ビジネスコース学校ランキング

    カナダのCo-op 留学で大人気のコースにビジネスコースがあります。ビジネスコースはひと言で言っても、マネジメントやマーケティング、国際貿易など学べる分野が多岐にわたっています。そこで今回の記事では、各分野ごとに学ぶ内容や卒業後の進路の例をふまえて、おすすめの学校をそれぞれご紹介していきます!

    Co-op留学でマネジメントを学ぼう

    はじめに、マネジメントについて紹介します。マネジメントコースでは国際的なビジネスに必要なマネジメントスキルやコミュニケーションスキルを高めます。今回はマネジメントプログラムでおすすめの学校を3校ご紹介します!

    マネジメントとは

    Co-opプログラムのマネジメント学科では、ビジネスについての基本的な知識やマネージメントはもちろん、職場でのコミュニケーション、財務、マーケティング、プロジェクト管理などを学びます。Co-opでの就業先は、マーケティング・市場調査の企業、財務・会計企業などがあります。また、卒業後にはマーケットリサーチ業務、製造業、国際マーケティング営業、小売業、コンサルティング業などの職種への就職が期待できます。

    CICCC


    Cornerstone International Community College of Canada(CICCC)は、バンクーバーのダウンタウンに2つのキャンパスを持つ学校です。ひとつはビジネス系のキャンパスで、もうひとつはIT系のキャンパスです。どちらも立地が良く、通学にとても便利な場所に位置しています。

    特徴①コミュニケーション重視のマネジメントクラス

    CICCCでは、国際的なビジネスの現場で活躍できる人材になるために、インターナショナルビジネスマネジメントのクラスを開講しています。このプログラムでは、コミュニケーションを重視しており、現代の職場ではどのような人材が求められているのかや、企業における関係性の構築の重要性などを学びます。

    特徴②日本人スタッフがいるので安心

    CICCCには、現地で約20年以上留学生のサポートをしている日本人スタッフが常駐しています。困ってることがあった際には、いつでもベテランのスタッフに相談できる環境があるのは安心です。また、校内にはキャリアアドバイザーも常駐しているため、就職活動で困った際にはそちらにも相談ができます。

    特徴③就職について考える機会が多い

    CICCCでは、フィールドトリップと呼ばれる視察や見学を行ったり、業界で活躍している人をゲストとして呼びスピーチをしてもらったり、さまざまなセミナーを実施しています。実際の仕事場について具体的に知れる機会を学生に作ることで、将来の就職についてしっかり考える機会を与えています。

    CICCC(コーナーストーンカレッジ)

    Toronto school of management

    Toronto School of Management(TSoM)は、トロントのダウンタウンに位置するビジネスとホスピタリティが人気の学校です。世界各地に校舎があるThe Language Galleryの付属専門学校で、全てのプログラムがCo-op付きとなっており、実際に勉強したことを就業先で生かしながら実践的に学べます。

    特徴①就職活動のための十分な準備期間

    TSoMでは、Co-opの仕事探しできめ細やかなサポートを行ってくれます。レジュメやカバーレターの書き方サポートはもちろん、面接の予約などもサポートしてくれます。また、模擬面接を行い、ワークショップや面接での様子をフィードバックしてくれ、結果をもとに個人に合ったCo-op先を選んでくれます。Co-opの就業までの準備期間は、授業とは別に3~8週間設けられており、長期間でしっかりと就活に向けて準備ができます。

    特徴②長くカナダで暮らしたい人におすすめ

    TSoMはできるだけカナダで長く暮らしたいという人にとてもおすすめの学校です。一般的なCo-opプログラムでは、48週間で完結するプログラムが多く、前半の24週間を学校で勉強し、後半の24週間に就業するという構成になっています。そのため、学校で勉強する期間は約6カ月です。しかしTSoMでは1学期を3週間で設定しているため、24週間を勉強するために8カ月間かかるという仕組みになっています。学費は一般的なプログラムと同様に6カ月分になるので、長く滞在したい人には魅力的です。

    特徴③87カ国の生徒が在籍する多国籍学校

    TSoMには、全世界から87カ国もの生徒が通っています。クラスは大体40名程度の比較的大きなクラスで、ブラジル、メキシコ、ロシア、韓国、インド、トルコなどたくさんの国の生徒と一緒に授業を受けます。各国ごとに文化が違ったり、英語にもなまりがあったりと苦労する場面もありますが、そんなグローバルな環境で生活する機会は多国籍の学校だからこそなので、貴重な体験になるでしょう。

    TSoM(トロント・スクール・オブ・マネジメント)

    Camosun College

    Camosun Collegeは、BC州のビクトリアにある50年以上の歴史を持つ公立カレッジです。スポーツ関連のプログラムが人気で、校内の施設も充実しています。Camosun Collegeで2年間学んだあとにカレッジの編入制度を利用し、ビクトリア大学をはじめとしたカナダ国内の大学に編入する学生が多く、大学編入を目指す生徒のための進学情報やサポート体制も充実しています。

    特徴①さまざまな環境で働くことを想定したプログラム

    Camosun Collegeではビジネスマネジメントの一般知識から管理者までの知識を実践的に学べるプログラムを開講しています。一般企業だけでなく、非営利団体や公共サービス、政府などさまざまな環境で働くための管理能力が学べ、論理的な観点から問題を解決するスキルを身に着けることで、ビジネス環境でも容易に意思決定ができるような人材を目指します。

    特徴②ボランティアプログラムで助け合い

    Camosun CollegeにはPeer Connectionsという、リーダーシップ育成を目的の一環とした留学生とカナダ人学生からなるボランティアプログラムがあります。これは、ほかの学生を援助するというもので、毎週ミーティングを行い、新入生のオリエンテーションをしたり、ファウンドレイジングやカフェを催したりとたくさんのアクティビティーを企画し開催します。このプログラムを修了した生徒は、リーダーシップ貢献の証明書を発行してもらえます。

    特徴③部活動で放課後も充実

    Camosun Collegeでは部活動が活発で、スポーツはとくにバスケットボールやバレーボール、ゴルフなどでチャンピオンシップ大会に参加しており、今までに50以上のメダルを獲得しています。また、ビクトリア大学との合同で日本語会話クラブやスキューバダイビングクラブなどいろいろなクラブがあるので、勉強だけではなくクラブ活動も楽しめます

    カモーソン・カレッジ(CAMOSUN COLLEGE)

    Co-op留学でマーケティングを学ぼう

    次に、マーケティングについて紹介します。グローバルな視野を持ち、現代のビジネスモデルを例にさまざまな分野からマーケティングを学びます。今回はカナダでマーケティングが学べるおすすめの学校3校を紹介していきます。

    マーケティングとは

    マーケティングとは、商品やサービスが売れる仕組みを作ることです。近年ではオンラインを中心にその仕組みが構築されており、DX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいます。カナダでは、IT産業が急成長しており、カナダの主要都市には有名なIT企業も数多く存在します。そんなカナダのマーケティング学科では、Googleアナリティクスの使い方や、YouTube、Instagramなどソーシャルメディアの活用法や分析、WordPress、HTML、Photoshopなどのウェブの基礎を学びます。Co-opでの就職先は主にマーケティング会社や小売業、ファイナンシャル系の企業、非営利団体などです。卒業後の進路はコンテンツクリエイター、デジタルマーケティングスペシャリスト、オンライン広告スペシャリストなどがあります。

    ILAC IC

    ILAC International Collegeは、トロントとバンクーバーのダウンタウンの中心部に位置する私立カレッジです。ビジネスやセールス、マーケティング、カスタマーサービスに特化したプログラムを提供しています。トロントとバンクーバーの両キャンパスには、日本人スタッフが複数名在籍しています。

    特徴①課題でプレゼンスキルの向上

    ILAC ICでは、セールス&マーケティングのプログラムが開講しています。このプログラムでは、セールスに必要なコミュニケーションからカナダの文化、ブランドプロモーション、デジタルマーケティング、ソーシャルマーケティングを学べます。各科目ごとに課題があり、基本的にプレゼンテーション形式で発表をするので、プレゼンテーションスキルも鍛えられます。

    特徴②国籍が均等に割り振られた少人数制クラス

    ILAC ICのクラスは1クラスだいたい14名と少人数です。1クラスは最低でも5カ国の学生で構成され、1カ国の生徒が最大30%までとなるように国籍が固まらない工夫がされています。そのため、入学してみたら日本人ばかりのクラスでなかなか海外の友達が出来なかった!ということや思ったよりも英語を話せなかった!ということがなく安心です。

    特徴③就職手配100%保証

    ILAC ICの提携企業は200社以上もあり、学校はCo-opの就職手配を100%保証しています。履歴書講座やLinkedInのプロフィール作成、ネットワーク作り、毎週更新される求人情報などサポートも徹底されています。Co-op就業中も学校は学生とやり取りを行うため、何かあれば相談もでき、安心して就労できます。

    ILACインターナショナル・カレッジ(トロント)

    Greystone College


    Greystone Collegeは、バンクーバー、トロント、モントリオールにキャンパスを持つ、人気語学学校のILSC Canadaの付属キャリアカレッジです。ビジネスを中心としたプログラムを提供しており、ビジネス系のプログラムはCIM(the Canadian Institute of Management)より認定を受けているため、CIM認定サティフィケートが取得できます。

    特徴①最新のデジタルマーケティングコース

    Greystone Collegeでは、世界的に需要が高まっているデジタルマーケティングが学べます。最新ツールを使用し、デジタルマーケティングのトレンドを学びながらさまざまな業界で通用するスキルを習得します。このプログラムではeコマース、webデザイン、ソーシャルメディアマーケティングや分析など幅広い知識が学べます。

    特徴②Co-op専門部署による就職サポート

    Greystone Collegeでは、Co-op専門の部署を設置しており、就業先の紹介やジョブフェアなどを行っています。Co-opの部署のスタッフが直接企業を訪問し、生徒のために空きポジションを獲得したことで、200以上のジョブポスティングを実現しています。月に2~3回企業による説明会も開催されており、サポート体制の手厚さが分かります。

    特徴③コミュニケーションの場が多い

    Greystone Collegeは少人数制のクラスで、講義を黙って聞くのではなく実践・参加型のカリキュラムとなっており、学生がクラスで発言する機会がたくさん得られるので、コミュニケーション能力も向上できます。また、キャンパス内で定期的に行われるキャリアフェアでは企業の担当者に直接会い、企業が求める人材や採用について話をすることができるので、実際に現地で働く上での、理解度を深めることができます。

    Greystone College(トロント)

    Niagara College

    Niagara Collegeは観光地として有名なナイアガラの滝付近に広大なキャンパスを持つ公立カレッジです。自然豊かな環境の中でキャンパスライフを送ることができ、ナイアガラの環境を生かした学科が多数あります。中でも観光関連の学科やワイン醸造、環境学の学科が有名です。

    特徴①マーケティングを専門的に学べる

    Niagara Collegeのマーケティングプログラムでは、マーケティングの原理や財務、人事管理などの基礎知識から国際マーケティング、クリエイティブ広告、データ分析といった専門的な知識を学べます。

    特徴②施設やサポートが充実している

    Niagara Collegeでは予約をすればカウンセラーや看護師と面談ができ、学校生活の中でのストレスや健康面、栄養など幅広く相談に乗ってもらえます。またキャンパス内には、無料で利用できるジムやフィットネスセンタがあり、ヨガ・フィットネス、サッカー、バスケットボール、クロスカントリー、カーリングなどクラブ活動もさかんに行われています。

    特徴③高い就職率

    Niagara Collegeの卒業生はカナダで最も高い就職率を誇っています。カナダ政府が行った調査では、Niagara Collegeの卒業生に対する企業の満足度は94.3%にもなり、卒業生がカナダ各地の企業で活躍していることがわかります。キャンパス内にも学生が働けるレストランやガーデン、ワイナリー、歯医者、スパなどがあり、On-Campus WorkだけではなくCo-opインターンとしても働けます。

    Niagara College Canada(ナイアガラ・カレッジ)

    Co-op留学で国際貿易を学ぼう

    最後に国際貿易について紹介します。国際貿易のコースで学べる内容や、国際貿易専門のコースが開講されている学校2校の特徴について詳しくご紹介していきます!

    国際貿易とは

    将来国際的な企業で働きたいと考えている人のなかには、貿易関連の仕事に興味を持っている人も多いと思います。貿易は国境を越えた商品やサービスの取引、税関の手続き、マーケティング、法律などさまざまな国際ビジネスの知識が必要です。国際貿易のプログラムでは、国際物流、新規マーケット戦略、国際市場調査や分析、マーケティングなど国際貿易にかかわるさまざまな知識を学びます。主なCo-op就業先は海上・貨物航空会社、食品輸出入会社、流通関連の企業で、在庫管理や品質管理、販売、事務などを担当します。卒業後は貿易系の企業、メーカー・流通業界、国際情勢関連の企業などでの就職が見込めます。

    Canadian College


    Canadian Collegeはバンクーバーのダウンタウンに位置する私立カレッジです。同じ建物内にESL学校のCanadian College of English Language(CCEL)が併設されています。キャンパス内にはカフェやレストランが設けられており、私立カレッジには珍しく学校独自の学生寮を持つなど施設が充実したカレッジです。

    特徴①国際貿易のプロフェッショナルを目指せる

    Canadian Collegeでは国際的に認知された国際貿易トレーニングフォーラム(Forum for International Trade Training)との認定プログラムで構成されており、Co-op修了時にはFITTディプロマが取得でき国際貿易プロフェッショナル(CITP: Certified International Trade Professional)への申請資格が得られます。

    特徴②付属スクールで英語力を磨く

    Canadian Collegeでは、付属のESL学校CCELがあるので、留学前に英語力が心配な人でも安心です。CCELはカレッジと併設しているため、プランも別々に申し込む必要がなく、まずは英語力を磨いてから専門のプログラムにの進むことができます。

    特徴③St.Lawrenceのカリキュラムが受けられる

    プログラムによっては、オンタリオ州にあるカレッジSt.LawrenceのカリキュラムをCanadian Collegeで受講できます。実際に現地の学生が受講するレベルと同じカリキュラムで、修了者にはCanadian CollegeとSt.Lawrenceの双方から修了証が発行されます。

    カナディアン・カレッジ(バンクーバー)

    Arbutus College


    Arbutus Collegeはバンクーバーのダウンタウンに位置する私立カレッジで、留学生を中心としたプログラムが人気の学校です。入学した生徒の8割以上が、卒業後にスキルを生かして国際社会で活躍しており、ビジネスをしっかり勉強したい人におすすめです。

    特徴①FITTからのディプロマが取得可能

    Arbutus Collegeの国際貿易プログラムでは、FITT(Forum for International Trade Training)のカリキュラムを取り入れ、国際貿易のルールや流通ノウハウを習得できます。必修科目において全てのテストに合格するとFITTからディプロマが取得でき、5教科以上のテストに合格するとサーティフィケートが発行されます。

    特徴②質の高い講師陣による人材育成

    Arbutus Collegeの理念は「Making career-ready professionals out of graduates(卒業後に即戦力となる人材の育成)」です。そのため、どのプログラムも経験と知識が豊かな講師が、実践に即した知識とスキル、英語でのコミュニケーションが身につく質の高い授業を行っています。

    特徴③フレキシブルなカリキュラム編成

    Arbutus Collegeは、フレキシブルなカリキュラム編成が魅力の学校です。期間も最短1カ月から一年以上のプログラムがあり、入学日も毎月あるため、好きなタイミングで開始できます。また、ほかのプログラムと合わせたコースも設けているので、個々のニーズに対応しています。

    Arbutus College(アビュータスカレッジ)

    まとめ

    カナダのCo-op留学で人気のビジネスコースについてご紹介しました。
    ビジネスコースと言っても、マネジメント、マーケティング、国際貿易と分野が分かれており、学校によって学べる内容や授業の雰囲気も変わってきます。ですので、自分が学びたい内容が学べる学校を事前にしっかりと調べて、自分の希望にぴったり合ったプログラムを選んでくださいね!

    永井将馬

    ワーキングホリデービザで渡航し、ユニクロでアルバイトを経験。アメリカでの語学留学の経験もありますので、アメリカとの違いもお話できます。

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