Point
名前:小池 絢子様
学校名:Bayswater バンクーバー校
受講コース:一般英語
通学週数:8週間
ビザの種類:ワーキングホリデービザ
留学のきっかけ
高校生の頃からワーキングホリデーには興味があったものの、看護学生だったこともあり、大学を休んで留学するのは難しかったです。結局、まずは日本で働いて経験を積むことを選び、仕事に慣れたタイミングで「やっぱり海外で働いてみたい!」という気持ちが強くなったのが、ワーキングホリデーに踏み出す大きなきっかけでした。
英語力向上のためカナダに留学を決意
留学先を決めるにあたって、まずイギリス英語には苦手意識があったし、一度ロンドンに旅行した際、街全体がどんよりしている印象を受けて、「ここは自分には合わないかも」と感じました。オーストラリアも選択肢にあったものの、人が多すぎるイメージがあったし、仕事を見つけるのも大変そうだと思いました。確かにオーストラリアは稼ぎやすい国だけれど、今回は語学の向上が目的だったので、カナダを選ぶことにしました。
その中でも、トロントは寒さが厳しく、自分が耐えられる自信がありませんでした。バンクーバーなら比較的気候が穏やかだし、知り合いがいる安心感もあったので、最終的にバンクーバーを選びました。
語学学校での発見
ワーキングホリデー中は、仕事探しに専念する人もいる中で、実際に語学学校に通ってみて私は行って良かったと思っています。
もし語学学校に行っていなかったら、他の国から来た留学生と深く関わることはなかったかもしれないです。
Bayswaterという学校に通っていましたが、南米からの留学生が比較的多かったです。
南米の人たちには「おしゃべりで自由奔放」というイメージを持っていたけれど、実際に一緒に過ごしてみると、人付き合いを大切にする人が多く、愛情深い文化なんだなと感じました。こういう発見ができたのは、語学学校に通ったからこそだと思います。
仕事探しに苦労しました
カナダに到着して2週間ほど経った頃から仕事探しを始めましたが、日本とは大きく違っていて思った以上に大変でした。
求人サイトで問い合わせをしてもほとんど返信がなく、住んでいるエリアの周辺を何件か回ったり、いくつかの求人サイトを使い分けたりしたけれど、そもそも「Hiring(採用中)」のところが少なく、なかなか思うように進みませんでした。
「ワーキングホリデーならすぐ仕事が見つかる」と思っていたけれど、実際に動いてみると、そんなに簡単ではないことを実感しました。特に、最初の数週間は不安になることも多かったです。
Bayswaterの授業について
一般英語のクラスは、日本人がいない環境だったこともあり、想像以上にコミュニケーションを取る機会が多かったです。最初は受け身になりがちだったけれど、自然と自分から発言することが増えていったのは大きな成長だったと思います。
ビジネスコースについては、担当の先生が家庭の事情で不在になり代理の先生になりました。授業自体は専門的なディスカッションもあり、語学学校の中ではレベルが高い方だと思います。ただ、4週間だけだと基礎を学ぶ程度の内容で、しっかり学びたい人には少し物足りないかもしれないと思いました。
アクティビティが豊富でした
アクティビティにはたくさん参加しました。バンクーバー市内を散策したり、有名な観光地に行ったり、アイスホッケーの試合を観に行ったりしました。無料のイベントも多くて、学校の友達とさらに仲を深めるいい機会になりました。
Bayswaterのスタッフは、卒業後もアクティビティの案内をしてくれて、たまに顔を出したり手伝ったりしています。卒業してもつながりが持てるのはありがたいし、Bayswaterはバンクーバーでの「居場所」という感じがします。
学校の雰囲気とクラスメイト
Bayswaterは、スタッフも生徒もみんな顔見知りという、とてもアットホームな学校でした。他の語学学校から転校してきた子も、「Bayswaterは話す機会が多くてすごくいい!」と言っていました。自然と会話する場面が多く、英語を話すことに慣れるにはぴったりの環境だったと思います。
クラスのレベル別に生徒の国籍も少し違っていて、初級クラスは日本人と南米の生徒が半々くらい。中級クラスになると日本人が多めで、上級クラスに行くとほとんど日本人がいませんでした。環境が変わることで、色々な国の人たちと関わる機会があったのも良かったです。
リスニング力が向上しました
最初はカナダ人の話すスピードが速すぎて、ほとんど理解できなかったです。でも、今では8割くらいは聞き取れるようになったと実感しています。
銀行口座の開設や病院に行くときも、通訳なしで問題なく対応できるようになり、日常生活に困ることはなくなりました。
今後の進路について
留学が終わった後も、まだまだやりたいことがたくさんあります。2月にはアメリカに旅行する予定だし、夏にはロードトリップもしてみたいです。そして、南米の友達を訪ねるのも検討しています。せっかく海外にいるのだから、日本に帰る前にできることを思いっきり楽しみたいです。帰国するとどうしても身動きが取りづらくなるし、今だからこそできる経験を大切にしたいと思っています。
日本に帰ってからは医療系の別の道を探るのことも考えています。せっかくのキャリアチェンジのタイミング、これを無駄にせず、新しい可能性を模索したいと思います。
留学検討中の方へアドバイス
社会人だとタイミングの問題もあって簡単に留学することは難しいかもしれないけれど、学生なら迷わず行くことをおすすめしたいです。日本の受験英語とはまったく違うし、現地で学ぶことで語学の壁もどんどん乗り越えられるようになります。怖いもの知らずのうちに飛び込んでみるのがいいと思います。
それに、単なる英語力の向上だけじゃなく、キャリアにも人生経験にもプラスになります。価値観が広がるし、人生観も大きく変わると思います。
ラララ・カナダを利用して
ラララを利用してよかったのは、進捗状況が細かくわかることと、何かあったときにすぐ連絡できたことです。特に渡航直後は不安が多かったので、サポートがあると心強かったです。他にもバックアップがあるという安心感があったのは大きいです。
現地で気軽に立ち寄れる環境があると、より良かったのかもしれないです。私は語学学校で友達ができたので問題なかったけれど、寂しさを感じている人たちが集まれる場があると、より充実したサポートになるのではと思いました。