名前:岡田日菜子
学校名:カルガリー大学付属語学学校
受講コース:一般英語
通学週数:1年間
ビザの種類:学生ビザ
自然の豊かさと治安の良さからカルガリーへ留学
私が初めて海外に行ったのは、中学生のときの家族でのアメリカ旅行です。その広大な大地を目の当たりにして、世界は広いと感じました。転勤族として飛行機に何度も乗る機会があったこともあり、自然と海外への興味が湧いてきました。高校時代にはオーストラリアで短期研修を経験し、ホストファミリーとの言葉の壁に直面しました。その悔しさが、留学を決心する大きな動機となりました。
カナダ、特にカルガリーを留学先として選んだのは、その自然の豊かさと治安の良さに魅力を感じたからです。学校の選択も重要でしたが、自然を身近に感じながら学ぶことのできる環境が私にとっては大切でした。
留学中は一人旅行やボランティアを実施
カナダの大学での生活は、様々な国から来た人々との交流に恵まれ、多文化を身近に体験することができました。特に、自立心と行動力を身につけることができ、留学前には考えられなかった一人での海外旅行も、トロントやモントリオール、ケベックへと敢行しました。また、ホストマザーの紹介で障がい者支援のボランティアにも参加し、スキーのインストラクターアシスタントとして活動する中で、人との関わり方や観察力を養うことができました。
ホストマザーと積極的に話すようにして英語力が向上
留学を始めた最初の半年間は、英語力の伸びが感じられずに焦りました。しかし、その焦りをバネに、ホストマザーとのコミュニケーションを重視し、常にリビングで過ごすように心がけたことで、徐々に英語が上達しました。この積極的な姿勢が、言語だけでなく自分自身の成長にもつながりました。
カルガリー大学の授業は日本より遥かにハード
カルガリー大学での授業は、日本の大学と比べて遥かにハードでした。平日は毎日、朝9時から16時まで授業があり、特にスピーキングの授業は毎日2時間と毎日みっちりです。リーディングの授業では、1タームに1冊の英語の本を読み終えるという課題があり、毎週、クラスメートとその本についてディスカッションを行い、理解を深めていました。
アクティビティも豊富で沢山参加しました
授業外の活動も充実しており、スキー、バンフツアー、クルージングなど、カナダならではのアクティビティに積極的に参加しました。これらのアクティビティでは多くの友人を作ることもできました。
英語レベルは3から5に向上
私の英語力は、留学期間中に大きく向上しました。1ターム(約4ヶ月)の間に、レベル3からスタートして、最終的にはレベル5で卒業できました。日々の授業やアクティビティを通じて、実践的な言語使用の機会が多かったからだと思います。
授業は生徒主体のスタイルです
学校の先生の良し悪しはもちろん人によりますが、授業は生徒主体でディスカッションやグループワークが中心で、非常に楽しく、学びが深まるものでした。課題は多かったものの、それによって学びが促進される環境であったことは確かです。
国籍比率は上のクラスだと日本人はほぼいません
クラスの構成は季節によって変わり、夏は日本人学生が多くを占めましたが、冬になると他の国籍の学生が増え、より国際的な環境となりました。ラテン系や他のアジア国籍の学生とも混ざり、さまざまな背景を持つ人々と学び、交流することができました。レベルが上がるにつれてクラスの日本人学生は少なくなり、最上級クラスでは私を含めて日本人は2人だけでした。
カルガリーは予想以上に静かですがダウンタウンには活気あり
東京と比較して、カルガリーの都市全体は人が少なく、予想以上に静かだと感じました。しかし、ダウンタウンには活気があり、放課後にはカフェで過ごすこともありました。
ホームステイには恵まれました
最初の3か月間はホームステイをしましたが、その後は友人の紹介でシェアハウスに移りました。ホームステイ先は比較的自由な家庭で、カナダの文化や生活様式を間近で体験することができ、非常に貴重な経験でした。
留学を活かして外資系企業で働きたい
現在は就職活動をしており、将来的には外資系企業で働くことを目指しています。留学経験を生かし、まずは人と接する機会の多いサービス業で語学力とキャリアをさらに積むことを計画しています。最近は観光客も増えているので、そのサポートができればと考えています。
留学を考える人へのアドバイス
私も留学に行くかどうか迷いました。本来は大学1年か2年のときに行く予定でしたが、コロナ禍の影響で計画を見直しました。しかし、留学は何歳になっても始められるものです。少しでも興味があれば、チャレンジする価値があると実感しています。「何とかなる」という姿勢が、留学を成功させる大きな鍵です。
ラララ・カナダについて
留学準備中には多くのエージェントを比較検討しましたが、ラララ・カナダを選んで本当に良かったです。留学中も定期的に連絡を取り合い、返信も迅速でした。手続きの進行もスムーズで、安心して留学生活を送ることができました。