Global Collegeバンクーバー校は、とにかくスピーキングを強化していることで有名です。

午前中にはそれぞれの英語の能力の基礎を学び、スピーキングではそこで学んだことをアウトプットする練習を行います。一人一人が話せるように少人数制を採用しており、午後にはディベートやディスカッションを中心に、発音矯正などのレッスンを行います。

Global Collegeで特徴的なのが、授業中に生徒の発言を講師が書き出し、授業の最後に間違っていた箇所などをフィードバックしていることです。この紙をCorrection Sheetと言います。

文法的間違いだけでなく、より自然に聞こえるフレーズなども教えてくれます。その場で口頭で訂正されるのではなく、目で文字を見て教えてもらうことにより視覚的な角度からも正確な表現の定着を目指します。

Global CollegeにはCorrection Sheetというオリジナルのトレーニング方法がありますが、これは授業内に生徒の発言を書きとらなければいけないため講師にもトレーニングが必要です。

そのため、全講師が速記の訓練をしていることもこの語学学校の特徴です。1週間、午前と午後にレッスンを受けたら計10枚のCorrection Sheetが集まります。生徒にとって有効であるよう講師も全力で向き合います。

生徒のレベル別で作られている、スピーキングとIELTSのミックスコースをPiELTSと言います。これはGlobal College独自のコースとなっており、こちらもスピーキングに力を入れた内容です。

IELTSは英語がある程度のレベルに達しなければ受講できない学校もありますが、PiELTSは英語初級の方でも受講可能です。特にIELTSのスピーキングスコアをアップさせるのに最適です。

Global Collegeのビジネス英語コースは、海外で働くことを想定したより実践的な授業内容となっています。こちらもスピーキング精神を取り入れているため話す場面が多くなります。

企画会議の模擬レッスンや就職面接、レジュメの作成方法についての知識も身に着き、かつ北米ビジネス文化を教えてくれるので海外で働きたい方向けにもなっています。

英語を母語としない人が英語を教えるためのスキルを身に着けられるコースがTESOL Diplomaコースです。英語そのものの知識だけでなく、板書の補法や間違いの訂正方法、各生徒への対応の仕方などを学べます。

こちらの受講に関しては英会話ができれば受講でき、特別に定められた条件等はありませんが、英語を教える立場になるので少なくとも中級程度はなければ厳しいです。

Global Collegeでは親子留学も受け入れており、子どもは5歳から14歳までのキッズ・プログラムを受講します。

こちらは能力別ではなく年齢別でクラスを分け、算数や理科、社会などを通して読み書き、そして話すことを学んでいきます。授業は北米スタイルであるため、日本教育とは違った教育方針を持っている親御さんが多く応募します。

キッズ・プログラムでは、午前中にカナダの小学校で実際に使われている教材を用いて授業が行われます。ここで知っておくべき表現や単語を学べるので現地の英語が身に着きます。

午後には取り扱うテーマが1週間ごとに変わり、世界史や健康、食物連鎖、詩、動物などを学び、それについて子どもたちがリサーチし、プレゼンテーションを行います。

通常の少人数レッスンに追加して受講ができるのがマンツーマンレッスンです。講師と生徒が1対1で濃厚な内容を話せるようになっており、平日1レッスンを60分にするか90分にするか選べます。

20回分のレッスンを4週間でこなすことになり、スピーキングに加えてリスニングの向上を早めることに効果が期待できるレッスンです。

Global Collegeのアクティビティは少し変わっていて、講師が企画しているものもあります。講師も必ず一緒に参加することになっていて、変わり種のメイクアップクラスやアイスホッケー、カラオケなど楽しい企画を立案してくれます。

1ヶ月に一度は学校全体が参加できるアクティビティがあるので、レベルや年齢の垣根を超えて仲良くなれます。