【Seneca College体験談】トロント最大規模のカレッジで作った友達が一番の財産

Point

お名前:村上紫音

通学した学校:Seneca College

受講コース:Behavioural Science

コミカレ留学のきっかけ


幼いころから海外で生活をすることや、英語を話すことに強いあこがれがありましたが自分でその一歩を踏み出せず、高校卒業後は周りの友達と同じように大学に進学する気でいました。周りと同じように4年で大学を卒業後に就職をするという物足りなさも不安に思っていた時に、両親が「せっかくなら娘がやりたいことを応援したい」と言ってくれて留学を決意しました。

カナダを選んだ理由

カナダに住む人たちは優しい人が多いことや、カナダの英語は訛りがなくて綺麗だ、と聞いたことがカナダを留学先に選んだことに大きく影響しました。なにより、国旗が可愛かったのが1番の理由です。

 

ILACのPathwayで勉強をしていた時に、心理学の分野に詳しい先生に出会ったことがSeneca Collegeに進学をすることに決めたきっかけです。渡航前はスポーツマネジメントを学ぶつもりでしたが、カナダでの出会いによってプログラムを変更しました。

 

自分の将来のためになる学習も大切だとは思いますが、興味のある分野を勉強することも1つの選択肢だと思います。

留学してよかったこと


自分にとって1番の財産だと思うことは、カナダでできた友達です!!

 

カナダは多民族国家ということもあり、今まで出会ったことのない国の人にたくさん出会えます。街を歩いていると、英語より知らない言語を聞くこともよくあります。そんなカナダだからこそ出会えた友達とは今でも連絡を取り合ったり、日本に観光に来てくれた時は案内をしたりすることもあります。日本に住んでいるだけでは出会うことのできない様々な国の友達と出会うことで、たくさんの刺激があります。そして、いい意味で自分の考えや価値観が大きく変わることもありました。

留学中の苦労


多くの留学経験者が体験するホームステイやシェアハウスでは、数多くの苦労がありました。ルームメイトと波長が合わずに仲良く出来なかったり、伝えたいことが自分の意思の通りに伝わっていなかったり・・・辛くて友達に泣きながら電話したこともあります(笑)

 

このような経験も今思えば、笑い話です。留学中には言語の壁や金銭面でのストレス、ホームシックなどたくさんの苦労がありますが、それを乗り越えた今は胸を張って大切な経験だと言えます!

セネカの授業

セネカはカナダのトロントの中でもトップクラスの大規模カレッジです。様々なプログラムが用意されており、キャンパス内を歩いているだけでも楽しかったです。私は、1年目がコロナの影響もあり全てオンラインでの受講となってしまった為、なかなか学生気分を味わうことができませんでした。しかし、2年目には徐々に対面でのクラスも増えたり、インターンシップが始まったりと、クラスメイトに会える機会も増えていきました。

 

特に印象的だったのは犯罪心理学の授業で、事情聴取の注意点など自分の知らない世界の話で毎回とても楽しみにしていました。

 

ただ、カレッジでは英語を理解していることが大前提で授業が進んでいくので、語学学校の雰囲気とは大きく異なります。個人的におすすめしたいのは、各授業で友達を作ることです。グループワークや課題を進めていく上で、わからない部分を聞けたり、頼りにできる友達がいるととても助かります!

最終学期でのインターン

私の通っていたBehavioural Scienceというプログラムでは、卒業条件の1つとして先生が決めてくださった場所でのインターンシップを4カ月することが必須条件でした。心理学を勉強するプログラムだったので、発達障害や自閉症を患う人たちが通うデイケアでのインターンでした。初めての経験で、戸惑うことがたくさんありましたが最終日には今まで感じたことのない達成感があり、自分の成長も感じることができました。

英語力の変化

語学学校で1年勉強をしていた頃より、カレッジに進学してからの方が圧倒的に英語力は伸びました。語学学校のクラスの中には同じ英語力の人が複数人いることや、英語で英語の勉強をするので英語力の伸びは個人のやる気次第、というような感じがしていました。

 

カレッジでは、英語ができて当たり前。というように授業が進んでいくので油断をしているとあっという間においていかれます・・・(笑)授業の予習復習をすることで、英語に触れている時間が語学学校に通っていた時より長くなったことが英語力が上がった要因だと思います!

トロントについて


トロントは世界的にみても治安のいい都市と言われています。多民族国家なので、他国からの移民や留学生へのサポートがとても手厚いイメージです。都心を少し離れるだけで大きな公園があったりと自然も豊かな場所です。

 

冬になると想像以上の雪が降る日もありますが、カナダの人たちは雪には慣れているので大雪の前の日には塩をまいて対策したり、除雪車がそこらじゅうで走っていたりで公共交通機関が止まることは滅多にありません。お家の中や、交通機関の中などどこへ行っても暖房設備が整っているので寒いと感じるのはお家から最寄りの駅までです!(笑)

 

夏は日本の夏に比べて湿度も低く、とても過ごしやすい印象です。30度に到達する日もありますが、外を1時間程歩いても日本のように汗をかくことはありません!

カナダでのアルバイト

ILACに通っていた頃は、アルバイトが禁止されていたため現地の人と話す機会があまりありませんでした。Seneca進学後は、現地のサイトでもバイトを探しましたが、最終的には家の近所にあるカフェにレジュメを自ら渡しに行きお仕事をゲット出来ました。

 

よくお店にコーヒーを買いに来てくれる常連のお客さんと仲良くなったり、週末になるとお寿司を差し入れしてくれる方もいました!(笑)

 

日本でバイトをしていた頃よりも時間の流れがゆっくりに感じられて、英語の練習にもなるとてもいい職場でした。